人狼物語−薔薇の下国


419 【身内RP】素桃村 vol.3

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詐欺師 カナン、メモを貼った。

2016/04/04(Mon) 00:04:13

詐欺師 カナン、メモを貼った。

2016/04/04(Mon) 00:11:19

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール

 ……可愛い?

[信じられないという瞳で、寺脇を見た。
よく頑張ったね、と言われて。胸がきゅうと苦しくなる。
涙が零れそうになるのを必死に抑えて。
なんで自分は、この人を前にすると。
こんなにも幼くなってしまうのだろう]

 苗字はないんだ。ただのオズワルド。
 自分の親も分からない。捨て子なんだ、私は。

[オズ。子供向けの童話に出てくる、魔法使を騙る詐欺師の名前。
名は体を表す。詐欺師というのは、自分にとって天職なのだろうと]

 宝石商だというのも、嘘なんだ。すべて嘘。
 薄汚い詐欺師くずれなんだ、私は。

[言ってから、恐る恐る寺脇を見上げる。
親からも世間からも見捨てられて、自分ひとりで暮らしてきた男は。
誰かを騙して生きていく術しか持たなかった]

 ……トオル。

[ありのままの自分を見せた今、どんな顔をしていいかもわからず。
小さく肩を震わせることしか、できない。
それが恐怖という感情だと気付くのに。しばしの時間がかかった。
自分は、「トオル」に拒絶されることが怖いのだ*]

(_2) 2016/04/04(Mon) 00:24:45

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 ……オズワルド。

[涙の幕がはった瞳。青さと相まって、まるで海のようだと思う]

 綺麗な名だ。
 ……まあ、君の名前だったら。たとえ「じゅげむ」とかでも、私は美しいと思うだろうがね。

[そう言って、笑う。
名前があって、君がいるのではなくて。君がいて、君の名前だから、愛しいのだと。
それを、分かってほしい。

今にも涙の零れそうな目元に、またそっと軽く口付けた。もしも滴が溢れたなら、それはきっと海の味がする]

 自分のことを、薄汚いなんて言わないでほしい。
 君は、そうやって生きてきたんだろう。自分の、この手で。

[ささくれのできた、オズの手。その手があって、今のオズがいる。今まで生きてきた歴史があって、今の君がいる]

 これから、取り戻そう。一緒に。

[その手を取る。外へと歩き出す。温かい手だ。失われた君の名字も、家族も、騙してきた過去も、私と一緒に、取り戻せたら]

(_5) 2016/04/04(Mon) 00:39:36

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 ―館の外―

[カナンの手を引いて、外へ出る。
誰にも、挨拶をせずに出てしまった。それだけ、気が急いていた]

 ……オズ。その

[すこし悩んで、名前を呼んだ。
愛しい人の名前。自分もそうであるように、彼も名前を呼ばれて、嬉しく思って欲しい]

 ……私の部屋に、来ないか。

[そう告げるのに、こんなにもどきどきした相手は、初めてだ。
『二人きりになれる場所』と言って、具体的にどこか、と考えていたわけではない。
こうして外に出て。なにもやましいことがしたい、というばかりではなくて。
一番落ち着いて話せる場所は、…の部屋だと思ったのだ]

(_6) 2016/04/04(Mon) 00:40:02

【独】 詐欺師 カナン

/*
トオル速筆すぎてビビるわ超すごい抱いて

(-14) 2016/04/04(Mon) 00:51:54

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 ―部屋―

[…の部屋は、昔ながらの木造アパートの一階。8畳の和室に板間で3畳ほどのキッチンが付いており、窓と押し入れがあるところ以外の壁には本棚が天井まであり、単行本を中心に本が詰まっている。

家具は、部屋の脇にパソコンの乗った小さな座卓があるくらいで、簡素である。

座布団を部屋の中央に敷き、座るように勧めた]

 何もない部屋ですまないが。

[冷蔵庫から麦茶を取り出し、コップに注ぐ。パソコンが乗っているため座卓は移動できないので、お盆に乗せることにする。
取材に行っていた作家から土産でもらった京都の八つ橋と一緒に、オズの前へ出した]

 酒の方が良かったかな。

[ふふ、と、オズを見て笑う。タキシード姿のオズとこの部屋は、随分不釣り合いだと思った**]

(_9) 2016/04/04(Mon) 01:00:31

【独】 詐欺師 カナン

/*
ちょっと寺脇にマジで申し訳ない。
ここまで文章書けないのRP村で初めてだ。
遅筆ってレベルじゃない。スランプかも。

寺脇の文章が素晴らしすぎて。
それに返す文章が書けない……。

人狼にスランプってあるの?ちょっと本気で驚いてる。

(-16) 2016/04/04(Mon) 03:11:25

【独】 詐欺師 カナン

/*
30近くRP村やってきて。
ここまで返しが浮かばないの初めてすぎて。
うーーーーうーーーーーーーー。
寺脇がイケメン過ぎるんだ(まがお)

(-17) 2016/04/04(Mon) 03:13:01

【独】 詐欺師 カナン

/*
こんな時間まで何やってるんだっていう。
さっさとロル書け(オラア!!!!!!!

(-18) 2016/04/04(Mon) 03:13:50

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール


 ……っ。

[オズワルド、と名前を呼ばれた。自分の本当の名前を。
その優しい声に、この身が蕩けそうになる。
そこに先程までの紳士の面影はなく。
ただ恋という未知の感情に翻弄される若者の姿があった]

 トオル。

[愛しい人の名を呼んだ。
涙が零れ落ちそうになった目元に、軽い口付け。
ふにゃり、と相好を崩して。
ああ、たぶん。自分はこの人には敵わない]
 
 ……取り戻す?
 トオルと、一緒に。
 
[瞬間、そんなことは無理だと思った。
寺脇が眩しくて、まともに見つめることが出来ない。
この人は。今まで自分がどんな手を使って生きてきたか知らないのだ。
それでも、寺脇に優しく手を握られれば。
もしかしたら、この人となら。一緒に人生をやり直せるかもしれない。
そんな甘い考えが頭を支配して、彼に促されるままに館の外へと]

(_20) 2016/04/04(Mon) 03:47:10

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール

― 館の外 ―

[オズ、と愛称で呼ばれると。どこかくすぐったい。
普段は恰好をつけることばかり考えている詐欺師は。
こういう時にどういう反応をすればいいか分からない]

 いいのかい、トオル。
 こんな詐欺師なんかを自分の部屋に連れ込んで。
 なにか盗まれるかもしれないぞ。

[詐欺師は自虐をするように肩をすくめてみせる。
彼なりの照れ隠しであった。
それから、寺脇の手を握ると。
今までの上品な微笑みではなくて、粗野な笑みをニィと浮かべて]

 冗談だ。連れていってくれ、トオル。
 トオルがどんなところに住んでいるか。
 どんな暮らしをしているか。
 教えてくれ、に。トオルのすべてを。

[これが素の自分であった。やっと見せることが出来た]

(_21) 2016/04/04(Mon) 03:48:46

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール

― 部屋 ―

 ……ここが、トオルの部屋?
 なんだか、俺が住んでいるアパートと変わらないな。

[昔ながらの木造アパートの一階。
庶民めいた部屋に、くすりと笑みを零す。
座布団の上に陣取ると、はしたなく足を崩した]

 このタキシードも、身分を偽るための一張羅でさ。
 堅苦しくて仕方ない。

[やっとくつろげるとばかりに、シャツの1番上のボタンを外した。
コップを受け取ると、「ありがとう」と微笑んで。麦茶を啜る]

 ……酒、実は弱いんだ。
 見合い会場では、人の目が合ったから。
 恰好をつけて白ワインを頼んだのだけれど。

[ニィ、と。冗談めかして笑ってみせた**]

(_22) 2016/04/04(Mon) 03:50:04

詐欺師 カナン、メモを貼った。

2016/04/04(Mon) 03:52:14

【独】 詐欺師 カナン

/*
まず俺のコアタイムが昼間なのがいけない。
夜はあんまり喋れなくてすまん。

(-22) 2016/04/04(Mon) 15:12:27

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 どうぞどうぞ。オズに盗まれて、それがオズの生活の糧になるのなら大歓迎だ。
 ……尤も。一番大事な「心」が、オズに盗まれてしまっているからね。

[照れ隠しに自虐的な冗談を言われれば。甘ったるいほどクサい台詞が口をつく。
彼の前ではこんなことばかり言ってしまうのは、やはり、初めての恋に浮足立っているからだろうか]

 それが、本当の君?
 ……綺麗だよ。

[すごく。

握られた手の暖かさも。取り繕うことなく上がった口角の、無邪気な笑みも。年相応の一人称も、全て。

綺麗で、愛しい]

(_45) 2016/04/04(Mon) 17:45:40

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 ―部屋―

 独身だしね。わざわざ掃除が大変な広い部屋に住みたいとも思わないな。

[オズは、どんな部屋を想像していたのだろう。
がっかりさせていたら嫌だなと思いつつ、足を崩してくつろぐ彼の様子に、杞憂だったかと思い直した]

 今度、オズの部屋にも行ってみたいな。

[『俺が住んでいるアパートと変わらない』との言葉に、くすりと笑んで。
君がどんな暮らしをしているのか、興味がある]

 よかったら、上着を預かるよ。

[シャツのボタンを緩めるオズに、手を差し伸べて。タキシードをハンガーに吊るして、鴨居にかけておこうか]

(_46) 2016/04/04(Mon) 17:46:14

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 そうか。じゃあ、麦茶はちょうどよかったかな。

[酒は苦手だと知って。
今日初めて会ったのに、色々な面を見せてくれる彼が、嬉しい。
……そして。部屋に呼んだのは。…も隠さず言いたいことがあったから、なはずで。

館を出たころは昼過ぎだったのに、部屋に来て、外は夕暮れがかっていた。
部屋の電気をつけて、カーテンを閉める。

窓の下の座卓に置かれた写真立てを手に取り、しばらく見て、また置いた]

(_47) 2016/04/04(Mon) 17:46:41

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 ……私は。

[ぽつりと、話し始める]

 おふくろが、死んだんだ。一年前に。
 81歳だったから。天寿を全うしたんだとは、思うんだけど。

[ふ、と息を吐く。
カーテンの隙間から漏れる夕日を浴びたオズは、どんな様子だろうか]

 最期まで、笑っていたけどな。
 ……本当は孫が欲しかったこと、分かってるんだ。
 おふくろだけじゃない。親父も。

[写真立てに入っている写真。
幼き日の…と、若い父と、母。おしゃれをして、写真館で撮ってもらった、家族写真]

 ……小さい頃から、私は自分の恋愛対象が同性であることに気付いていた。
 自分が恋天使だと分かって……どうせ恋愛できない、結婚もできないのだから、ちょうどいいとすら思っていたんだよ。

[麦茶を飲む。コップを持ち上げると、盆にはコップの底の形に丸く水の跡ができていた]

(_48) 2016/04/04(Mon) 17:47:17

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 ……私は。死ぬのが怖いんだ。

[オズを見る。
彼は今、どんな表情をしているのだろう]

 おふくろは、私がゲイだと知らずに死んだ。何も知らずに死んだんだ。
 きっと、親父もそうだと思う。

[若い頃は、言えるわけないと。知らずに何事もなく墓に入ってくれればと、そんなことも思っていたけれど。
この歳になって。
我が子のことを何も知らずに死んでいく親を見て。私は]

 私はね。君より先に死ぬんだよ。

[真っ当にいけば、それは確実だ。

そこに、希望を抱いてしまうのは酷だろうか。

オズの髪。瞳。肌の色。それはきらきらと若く、自由の国の勝利の色。
生命の、色だ。

生きる君がそばにいて、私が死んだ先に、君の人生が続いて行くことに光を見出してしまうのは、身勝手だろうか*]

(_49) 2016/04/04(Mon) 17:47:41

詐欺師 カナン、メモを貼った。

2016/04/04(Mon) 22:00:09

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール


 俺の部屋? 本当にこの部屋と大して変わらないよ。
 いつ警察に嗅ぎまわられても逃げられるように。
 必要最低限のものしか、家には置いていないんだ。

[寺脇を自分の部屋に招待することを想像してみる。
ずっとひとりきりで過ごしていくと思っていた、あの部屋で。
愛しい人と過ごすことを想像したら。それはこの上もない幸せで]

 ……おいしい。

[堅苦しいタキシードの上着を寺脇に預かってもらって。
しみじみと麦茶を啜るのだ。
外は既に夕暮れで。寺脇が立ち上がり、しゃらんとカーテンを閉める。
すでにあの見合い会場での出来事が遠い昔のように感じた。
ふたりきりで会場を抜け出して。
我ながら、どうしてしまったんだろうと思う]

(_85) 2016/04/04(Mon) 23:27:41

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール


 ……トオル?


[寺脇が真剣な顔をして話し始めたものだから。
崩していた足をぴしっと揃えて、居ずまいを正すことにする。
まっすぐに、寺脇の瞳を見つめた。憂いを帯びた色]


 ……正直、驚いた。トオル、あなたみたいな人でも。
 そうやって後ろ暗いことを考えることが、あるのか。


[正直な感想がポロリと口を突いて出た。

 ―――これから、取り戻そう。一緒に。

そう言って未来を語った、大人びた彼でも。
人並みにこうやって、悩みを抱えていたのか。
なんだ。自分と同じじゃあないか、と。胸を撫で下ろして]

(_86) 2016/04/04(Mon) 23:28:28

【秘】 詐欺師 カナン > 装幀家 テオドール


 俺は、親も家族もいないから。
 トオルの気持ちは良く分からないけれど……。
 今まで、家族に隠し事をして過ごしてきたんだろう?
 それはつらいことだと思う。

[自分が好意を持つ人に対して、嘘を吐くことの苦しさは。
先程自身が体験したばかりだから、と。
なにも告げぬままに、親を見送った寺脇の心中は。
きっと自分には想像できないものだろうけれど]

 ……死ぬ?

[物騒な単語に眉を顰めて]

 そんなことを、言わないでくれ。
 これからを一緒に取り戻そう。そう言ってくれたのはトオルじゃないか。

[トオルの手を、思わずぎゅっと握りしめようとして]

 終わりのことなんて、考えたくない。
 俺は、今を。トオルと生きていきたいんだ。

[じっとトオルを、見つめた*]

(_87) 2016/04/04(Mon) 23:29:03

【独】 詐欺師 カナン

/*
マジで遅筆でごめん!!!!!!
もう駄目だ俺/(^o^)\

(-40) 2016/04/04(Mon) 23:29:50

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

 私を、随分と買ってくれていたんだな。

[『あなたみたいな人でも』、と。さながら聖人君子のような扱いの物言いに。ふ、とあきらめたような笑みが浮かんだ。

家族のいないオズと、家族に縛られる自分。
真逆のようで、ひどく似ている]

 ……そうだね。

[取り戻そうと言った。嘘ではない。まぎれもない真実だ。
だが、生きるものはいつか死ぬことも、真実だ。

眉間にしわを寄せ、じっとこちらを見るオズ]

 生きているものが、大事だ。

[先のことは決まってしまっている。きっと、君につらい思いをさせる。
けれど。今、君が目の前にいて、私を見ているということが、大事]

 ……生きている今が、

(_91) 2016/04/04(Mon) 23:50:54

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

[オズの手が、…の手に重なる。ぎゅっと力を込めて握りしめられたその上に、ぽたりと滴が落ちた。

自分が、泣いているのだと、気付いた]

 ……っ

[オズの肩に、額を擦り付けるようにした。
シャツが濡れてしまうと思ったけれど、我慢ができなかった]

 ……おふくろ。

[一年前、母は、死んだ]

 おふくろ。おふくろ。おふくろ。おふくろ。

[木蓮の木は枯れた。父の背は丸くなった]

 ……母さん……。

(_93) 2016/04/04(Mon) 23:51:54

【秘】 装幀家 テオドール > 詐欺師 カナン

[小さな嗚咽が漏れた。
ずっ、と音を立てて、鼻をすすった]

 ……今度。君の家に行かせてくれ。
 そしたら、

[オズの細い肩に額を付けたまま、ぼそぼそと喋る]

 ……そしたら、一緒に住もう。

[もっと広いところ。
一軒家でもいいかもしれない。
縁側があって、小さな庭があって。
そこには白木蓮を植えよう。
猫も飼おう。布団を並べて寝よう]

 私と……家族になってください。

(_94) 2016/04/04(Mon) 23:52:24

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