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[少し深く考えすぎていたようだ
気がつけば体は軽くなり、遠くから雷鳴が聞こえる
それは時間の経過を顕著に知らせていた]
うー、そろそろ行こうかあ………
[立ち上がり、部屋のドアを開けて外に出ようとする
直後、聞こえてきたのは
ナニカが迫り来るオトで]
っ!
[エルに腕を引かれ、部屋に引き込まれる
トラックが勢いよく走り抜けるのを見ると、頭の上でエルが舌打ちまじりに言葉を漏らす]
「Mierda.....こんな時に」
[後ろを向くと、3体の人間ディアボロス
どうやら大きなトラックのお仲間のようで]
……大丈夫、エル。戦えるよ
[深呼吸して、立ち上がる
まずは野次馬を片付けようと――]
[稲妻に負けず輝く三日月は、3(3x1)体をジェムへと変える]
[属性変化で調子がいいのか、難なく倒すことができた
残りは未だ外でごうごうと音を立てるトラックで]
あんなデカイのに、よく方向転換できるね
「形でも変えて頭をこっち側に向けたんじゃあねえの?」
[何にせよ、倒さなければならない事には変わりない
クラウチングスタートの体勢をとり、]
[駆ける]
[思いっきり、トラックを蹴り飛ばす
だが、なかなかびくともせず]
こいつ……強くね?
[少し焦りを覚える
雨の音が強くなり、体が軽くなくなったのはそんな時**]
[水の気を感じながら、大きなトラックと対峙する
階段の方を見れば、かなり浸水していることが分かった
下には行けそうにない
ここで、決着をつけるしかない]
[凍てついた一蹴をトラックに食らわせると、一気に蹴った部分から氷が浸食していく
やがて凍ったところが割れ、9(4x3)のジェムが飛び散った]
……え?
[トラックが形を歪め、ぐにゃぐにゃと変形していく
よく見ると、それは大きいスライム状のディアボロス達がトラックの形を成していたいたということがわかった
随分小さなトラックになっている
再び一蹴
トラックだったものは、ぱらぱらと乾いた音を立てて床に落ちた]
[新たに落ちた5つのジェムを拾い上げる
3つのジェムで回復しながら、ふう、と息を吐いた]
「……ま、上級じゃなかっただけマシだろ」
うーん、そうだけど
[ポケットがジェムでじゃらじゃらしている
これは持ち帰れるのだろうか]
「よくいるトラウマ掘り返し型だな」
ほんと、勘弁してほしいよ……
[もうひとつ、ジェムを使う
上級なんて出ないだろう
そう言い聞かせ、階段を上がってみる*]
[西階段を上っていくと、また目の前に黒い影
3(2x2)体のトランプ兵は、ファンタジーなイメージとはかけ離れ、ところどころが赤黒く変色している]
うわぁ……ファンタジーってなんだっけ……
「俺らの存在と変わらねえよ」
こんなのと一緒にされたくない!
[ぶつぶつと文句をたれていると、1体のトランプ兵が持っていた槍をこちらへと突き刺してくる 2(4x1)
1:咄嗟に避けきった
2:避けたが槍が腕を掠めた
3:肩に突き刺さった イターイ!
4:槍は避けたがもう1体の銃弾にやられた イターイ!]
っ……
[血が、流れる
相手は全員中〜遠距離だ
対してこちらは近距離、さらにもう1体も槍を構えていて]
届かないなら、無理矢理届ける!
[ここは階段
暗がりなんて、どこにでもある
足を ダァン と
踏み 鳴らし]
[辺りの暗がりから、一斉に菱形の刃が飛び出してくる
それはちょうど、トランプのダイヤのようで
漆黒のダイヤ達は3体を貫き、1(3x1)体をジェムに変えた]
ちっ……まだか……
[2体はダイヤに貫かれてもなお立っている
その時銃声が響き渡り]
いっ……!
[右足から血が噴き出す
太ももを貫いたそれは再び鳴き声を上げようとしている
その時、後ろから3体の犬が
3個、ジェムを取り出し、せめて魔力と体力を回復しておこうと]
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