情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
蟲鳥 グレートヒェン は 封責 ゾフィヤ に投票した
― 西の森/山小屋付近 ―
……あっそ。
[応援しない、そう言われた言葉>>2:202に素っ気なく答える。
そういう感情になるのも当たり前だろうと思ったから。
しかし、その言葉には続きがあり>>2:203。
瞬いて、ちらとゾフィヤに視線を送る]
理由? そんなの――
[我儘ばかりの厄介者だったから、実験台に使われたのだろうと。
正確な記憶のない蟷螂にとって、その程度の認識で。
しかしそれを口にするより早く、こちらへ半身向けたゾフィヤが口を開く]
え?
[友達?
馬鹿な、と言い掛けたけれど、顔を向けた先には満面の笑みのゾフィヤが>>2:204]
あ、あんた、そんなことを――
[信じていたの、という問いの答えは、既に眼の前にあった。
蟷螂は思い出す、その先に起こった出来事を。
翅を綺麗と言ってくれた彼女>>0:82に、自分がどんな言葉を浴びせたのかを]
ばかっ!
[それでもまだこちらを案じる言葉を口にする彼女へ、口を突いて出たのはそんな言葉。
今の気持ちを表現するのに、適切な言葉を他に思い付けなかったから]
ばかぁ……
[【太陽】と【悪魔】のカードを残し、彼女は消える。
一人取り残された木陰で、絞り出した言葉は誰に向けてのものか。
二枚のカードを胸に当て、暴走でもないのに止まらぬ感情をただ、零し続ける**]
投票を委任します。
蟲鳥 グレートヒェンは、無限の紡ぎ手 シメオン に投票を委任しました。
/*
満足し過ぎてやばいんですが。
これ絶対二人で籠の中に残る方がいいよね?
というか、絶対そう考えそうなので先にあえて突き放した台詞を言わせてるとか。
あんたあたしの顔なんて見たくないでしょ、的な。
― 西の森/山小屋付近 ―
――――はっ。
[目を開きがばっと起き上がる。
どうやら泣き疲れて眠ってしまっていたらしい。
擦過傷と筋肉痛に顔をしかめつつ、慌ててカードを確かめれば、きちんと4枚そのままが残っていた。
幸い寝込みを襲われるようなことはなかったようだ]
と言っても、待ってて勝ちが棚から落ちてくることもないでしょうし、ね。
[まだ寝ていたいと訴える体に鞭打って、どうにか立ち上がると一度山小屋の方角を目指す。
固まりかけの傷口を洗い、掌には布を巻いた。
脚の擦り傷は目立つが、広範囲すぎるのでこのままにしておくよりなさそうだ]
[一通り手当てを終え、ついでに放置されていたコップを使って水分補給をすると、再び小屋の外へ。
特に行く当てもなかったのだが――]
[ふと見上げた上空、籠の内側に散る光>>35。
戦いの始まりに都市を包んだものと、それは同質のものと見えた]
高みの見物、ってわけ?
[多くのカードを持つ見慣れぬ名の人物のことを思い出す。
その内の一枚はオズワルドの手に移動していたようだが]
……どういうつもり、なのかしら。
[面を確かめてやろうかとも思ったが、上空まで一気に飛び上がるのはそれなりに体力を使うもので、一戦した直後の今は出来れば温存しておきたかった。
結果選んだのは、直下に近づくまでは翅を最小限に使いつつ、木の枝や屋根の上を渡り歩くというもの。
目立ちはするが、カードの持ち主がそれなりに減ってきた今ならば、気配が近づいてから警戒しても遅くはなかろうと判断する]
[とはいえ自身の向かう先――都市中心部にいる人物>>36には、先に見付かってしまう公算が高いか*]
― →都市内へ ―
― 都市内 ―
[都市中心部が近づき、足場は枝から屋根へと変化を遂げた。
近付きつつある気配は二つ――上空と足元。
上空の方は隠れもせず不動のままだが、足元の方はと言えば]
……気付かれたか。
[屋根を蹴り跳ぶ際に、こちらを見上げる視線>>55とかち合った。
先に動かなかった辺り、向こうは積極的に手出しする気はないようにも見えるが]
用意だけはしておくか。
[休眠状態の『ホイールオブフォーチュン』『サン』に、それぞれ『ジャスティス』『デビル』を重ね、活性化を施す。
それからカードをポケットに戻すと、宙を渡る方向を少しだけ変え、ローレルの方へと近付いて]
カード集めは順調かしら? カワセミさん。
[屋根上にしゃがみ、見下ろすようにして問い掛けた*]
― 都市内 ―
まあね?
[ローレル>>57の確認に肯定を返す。
手持ちのカードは互いに4枚、状況的には拮抗している]
でも、あんたが奪う側になるとは予想外だったわ。
[先のやりとり>>0:156で、彼女の能力的な急成長の片鱗程度は味わっている。
予想をしていなかったのは、それを身を守るという消極的な理由以外に揮えたこと]
自分の望みのために他人を蹴落とす、なんて。
やるじゃない。
[それは他者を蹴落とすことを生き甲斐としてきた蟷螂の、心からの賛辞。
相手がどう受け取るかはともかくとして*]
蟲鳥 グレートヒェンは、 剛形 パメラ を投票先に選びました。
― 都市内 ―
『届かない』……ね。
相変わらず、お綺麗な言い回しだこと。
[気に入らない、という感情を露わに、ローレル>>66を見下ろし。
す、と膝を伸ばして、屋根上に立ち上がる]
その願いは、護られてなかったら『護れた』かしら?
[歪んだ願いを抱え生きてきた少女は、護り護られて来た少女の純粋さを嫌っていた]
ふーん……残念。
[賛辞に対する反応>>67に目を細める]
遠慮なしにやれば相当の実力者でしょうに、まだそんな事言ってるんだぁ。
[くす、と嘲るような笑みを零し、右手を上に掲げる。
そこに顕現し、すとんと収まるのは鎖鎌]
でも、関係ないわ。
――さっき言ったこと、覚えてるでしょ?
[ブン、と背中の翅が唸りを上げる。
疲れの抜け切れぬ身、互いに休戦を持ち掛けても良かっただろうに、それを選ばなかったのは。
言いよどむ少女への苛立ちが勝ったからか]
その思い、――いつまで持つかしら?
[少女の甘さ>>79に対し、侮れぬ力を持つであろう長弓>>80を見下ろして。
鎌の柄を握る右手に力が籠る]
どんな星だって、墜ちる『運命』には抗えない!
[弦にかかる右手を見据え、先手必勝とばかり急速接近する。
右手を伸ばし鎌を振るう先は、翡翠の弓幹*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新