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ん……?
[自分はあの時倒れたはずなのになぜ意識があるのだろう。
むくりと起き上がると、そこは一面青の世界。
少し考えて]
なるほど。これがあの世ってやつか。
[と納得している]
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っとシロウもお疲れ様。
長々付き合ってくれてありがとよ。
と顔を出してはみたが、今日は寝る日に当てたいと思う。(今も少し寝てた。)
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ふー。
[温泉にちゃぷちゃぷ浸かりながら、酒ちびりちびり]
昨日かなり寝たから今日はだいぶ体調が楽になってきたぜ。
/*
ダウンしてて見きれてないんだが追悼がいっぱい来てたのは見てた。
嬉しかったぜ。
さてとゆっくりログ見てくるかな。
/*
そういえば遺言、最初はアレクとかルディにもしようかと思ってたんだが、クロード一人のみに意識向けたほうが焦点がぼやけないかなーって思ったんだ。
― ベルサリス学館・回想 ―
[もうすぐ春が訪れるというのにまだまだ寒い季節。
女生徒たちの様子がどことなくいつもと違うように感じられた。
貴族たちが陰謀を巡らすように、水面下で何かが起きている。
それを問い詰めようとしても、彼女たちはするりと逃げて捕まえる事ができない]
(なんだ?この感じ)
[そう思いながらも日々は過ぎ。
そしてある日]
『先生!』
[授業が終わったあと、いつものごとく職員室へ向かっていたところを呼び止められる]
ん?なんだ?
[振り向くと、そこにはキールを含む数名の女学生がいた]
『先生。異国では今日は自分の思いをお菓子に込めて贈る日なんだそうです。
だから私達も先生に感謝の気持ちを贈ろうかなって。
はい。先生。どうぞ』
[そうして渡されたのは、淡い桃色の袋。
促されて綺麗に結わえられた紐を解くと、中にはハート形をしたあずきの羊羹がいくつか入っていた]
これをオレに?
[問い返すと、生徒たちははいと頷く]
そうか!
いやぁ、こんないいもん貰えるなんざ教師冥利に尽きるな!
ありがとよ!
[こんなに可愛らしい贈り物、嬉しくないはずがない。
満面の笑みで彼女たち一人一人に視線を送りながら礼を言う]
キールもありがとうな。
[キール……その正体はこの島の巫女姫であり、本来なら同年代の友人達とこのような他愛のないことをするなど、本来ならないだろう。
その彼女が菓子を贈ってくれることは、彼女にとって友人たちとの得難い貴重な経験だ。
館長からキールの正体を聞いて以来、学館でしか出来ない経験を積んで欲しいと思っていただけに喜びもひとしおだった]
[それになんといっても、キールはとても可愛らしい娘なのだから。
頬が緩みっぱなしになるのは必然であった]
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