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黒焔狼 レト の能力(襲う)の対象が ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に自動決定されました。
黒焔狼 レト は シンシャ王国第一王子 カナン に投票した(ランダム投票)
― 渡り廊下 ―
……ん。
[渡り廊下を駆けていた動きがぴたり、止まる]
……何事、か。
[零れ落ちるのは、低い声。
自身の力が、意に染まぬ形で引き出されるような、そんな感触に、紅の瞳に険が宿る]
異なるモノの干渉……か?
[低く呟き、何とか制してみようと試みるもののそれは思うようにはいかず。
解放された力は何処かへ向かうものの──不意に、掻き消えた]
……事の元凶。
…………あとで、死なねぇ程度に、殺す。
[実際にはまあ、やる前にストップがかかるだろうけれど。
ともあれ、物騒な気配を述べた後、魔精霊はまた、移動を再開した]
黒焔狼 レトは、ランダム を投票先に選びました。
黒焔狼 レトは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
……もしかしなくても、ヴェルザンディ大人気だった?
[吊り・襲撃・占いが集中していた説浮上]
[銀狼とか首無し同士だとふつーに発生するんだよなあ、これ]
― 王宮内・廊下 ―
[物騒な事を呟いた後、気を取り直して駆けて行く。
先ほど自分を介した力が向かった辺りに行けば何かわかるか、と思いつつの疾駆は不意に、止まった]
……なんだ?
[小さく呟き、周囲を見回す。
どこかで猫が鳴いたような、そんな気がして]
……って!
[飛んできたそれに気づけなかったのは、よほど集中が乱れていたからか、それとも飛来物が火の力を帯びていたからか。
理屈はともかく、きゅるる、と音を立てて回転してきた火吹き竹は頭を直撃して、かこーん、といい音を立てた後。
からん、と落ちた]
[火吹き竹が飛んできた方を見やれば、嬉しそうに跳ねる五徳猫]
……てめぇ。
[その様子に零れたのは冷えた声。
それにさすがにやばい、と感じたのか五徳猫はくるっと回れ右して走り出す]
……逃げんじゃねえよっ!
[逃げる背に向け怒鳴りつけ、迷う事無く走り出す。
当初の目的どこ行った、と。
突っ込む者は生憎といなかった。**]
― 王宮内・廊下 ―
[五徳猫を追いかけ、走っていた足がぴたり、と止まる。
理由は一つ、進行方向から感じた気配のため]
……雲外鏡……か。
[呟く声音は、物凄く、物凄く嫌そうな響きを帯びたもの。
その間に、五徳猫はすたこらさっさー、と逃げていくが。
ある意味、天敵とも言える存在の気配にそちらへの怒りは半分くらい冷めていた]
……とりあえず、行くか、仕方ねぇ。
[それでも、ここで立ち止まっていても仕方ないから、と。
五徳猫が向かった方へ向けて歩き出す。*]
― 王宮内・廊下 ―
[行く先で話されている事は知る由なく。
人の気配の集まるその場所、やや離れた所で足を止めて。
最初に紅の瞳を向けるのは、天井下りな雲外鏡]
……相変わらず。
[小さく呟き、逸らした視線は他の二人へ。
どちらも、漆黒の仔犬の姿で幾度か会っているからこちらからすれば見知った者たち]
西の騎竜師と、陸軍の新米、か。
こんなとこで何やってんだー……ってのは、聞くだけアレか。
[恐らくは騒動の関係で集まっているんだろう、という予測はつくから。
口をついたのは、そんな言葉]
― 王宮内・廊下 ―
[五徳猫とのあれこれでの加熱は、一応落ち着いていた。
なので、そんなに気は立ってはいなかった──のだが]
……あ゛?
誰が、いぬだってぇ?
[普段は諸事情あってもふもふ仔犬の形はしているが、本来の姿は漆黒の巨狼。
何気に、犬扱いは地雷の一つである。
そのためつい低い声が出たものの、ぎりぎり、自重はした。
何せ、ここにちょっかいかけると、後で盟約者がうるさいから]
……目の前で、か。
[どうにか気を鎮め、状況の説明>>69を聞く]
空間の綻びに、他所に由来する力が作用して、遠方に繋がる門に変容してたのは感知してたが。
……人が落ち始めた、ってなると、面倒だな……。
[主に後始末的な意味で。
収拾自体は、多分つけられる……とは思うのだが]
繋がった先がどんな場所か、までは、察知してねぇからな。
一応、殺気や邪気、瘴気の類は感じなかったから、命にかかわる大事にはならねーだろうけど。
[それら負の感情は一番の御馳走とも言えるもの。
それが微塵も感じられなかったからこそ、羽目を外す気になったのだが、それは棚に上げといて]
さて、どーすっか、な。
[空間の繋ぎが存在していたというなら、それが全て断たれれば、というのは予測もつくが。
それだけでどうにかなるか、となるとまた、悩ましかった]
……元々の道自体が、不自然に開いたもの、だからな。
力の流れを均し、正す作用の過程で自然と戻される可能性はある。
[この状況自体が不自然であるのだから、元に戻そうとする自浄作用が発揮されれば、とは思うものの]
ま、そのためにゃ、この不可解な状況を起こした力、それ自体をどーにかするしかねぇとは思うが。
干渉で生じたものを抑える、ってのが、一番手っ取り早い、かね。
どうすりゃそれができるか、が問題っていやあ、問題だが。
[幾つか手段として浮かぶものはあるが、如何せん、それができる品とその使い手はそろって表の業務に手を取られている。
そんな状況でどうするか、は、悩ましかった]
……余計な手出しは、無用だぜ?
[物言いたげな雲外鏡に、釘を刺すような言葉を向ける。
何に対しての手出しか、は言葉にはしない。
言わずとも、向こうにはわかっているはずだから]
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