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そりゃ、答える気にならないからに決まっているだろう。
[声を荒げるニコラスとは対照的に、淡々とした口調でザワークラウトを口にする。]
この際だからハッキリ言おうか。俺はな、お前みたいなタイプが一番嫌いなんだ!
少なくともお前が救済を考えているのは本気だろう。だがな、俺は他人が望んでいるか否かに関係なく、手前の考えを押し付ける奴だけは我慢ができない。
それに俺は、あんたから救済を与えられるなんて、真っ平ごめんだ!そんなことで死後に天国へ行けと命令されるくらいなら、喜んで煉獄で永遠の苦しみに身を投じてやる。
そうでなくとも、戦場でたくさんの人の命を奪った俺には、天国の門は閉ざされているだろうが、な。
[手にしたフォークをぎゅっと握り締めて、射抜くほどの勢いでニコラスを睨みつける。]
お前は本当に、他人を救いたいと、いや自分に他人を救えると思っているのか!
へー。神が、ねぇ。
[真っ直ぐに答えるニコラス>>66に全く信用してないとばかりの口調で返答する。]
でも、その死とやらは神ではなくお前から与えられるんだろ?だったら俺にとっては、お前から救済を与えられるも同然だ。第一死んで本当に救済されるかは、実際に死ぬまで分からんだろうが。
さっき、お前は”自分だけが生き残ればいいと思っている。>>53”と俺のことを評価したな。そりゃある意味当たっている。俺はお前の皆殺し計画に参加する気は全くないからな。
[屁理屈とは思ったが、この際遠慮はしていられないと自分の考えをぶちまけた。
だが続いてニコラス>>67の意見を聞くと、今度こそ鼻で笑う。]
下らない。
和を乱したから人狼だ?はっ、お前の考えは意外とお粗末なんだな。
[敢えてきつい言い方をしたあと、子供にでも言い聞かせるように一転して優しい口調で告げる。]
確かに俺はお前を人狼と疑わなかった。何故なら決定的な証拠に乏しく、そも誰が人狼なのか確定するだけの材料がなかったからだ。っていうか、自分に突っかかっただけで人狼になるなら、今日は真っ先に偽装を疑ったヤコブが人狼になるだろうよ、俺にとっては。
それを俺がお前を人間と知っている証拠だと言われても、納得できないんだが。
[それで刺せと言われたフォークを目の前で振ってみせる。]
それだけは聞き捨てならねぇな。俺は手前の皆殺し計画に参加したくないと言っただけで、自分だけが生き残ればいいなんて思ってない。曲解するのは止めろ。
第一お前と俺を一緒にするな。不愉快だ。
[鋭く声を上げて、ニコラスの言葉の一部>>78を訂正する。]
疑いが固まらない内は判断を保留することは当然だ。
俺はできる限り無辜の人間を手にかけたくない。残念なことに出てしまった犠牲と、人狼でなくとも構わないから殺せと思って出る犠牲とでは、全然意味合いが違う。
嗚呼でも。最終的に全員殺そうって思うお前には、俺の考えが甘っちょろく見えるのは当然だろうな。
[意趣返しなのか、昨日の表現をそのまま使ってきたニコラスに薄ら笑いを浮かべてみせた。
だが突然言葉を途切れさせた様子>>80には、不思議そうに首を傾げる。]
[エルナの返答>>96に目を丸くし、素直に考えを口にした。]
フリーデルがこんな危険な状況で外に出ただと?何故宿屋で気絶させて外に運び出したとか思いつかないんだ?……まさか、外に出たことを知ってた?!
あるいはフリーデル以外に外に出た人物に心当たりがあって、フリーデルを襲った人狼と疑っているとか?
[あるいは以降はエルナにだけ聞こえる程度に声を潜めた。
但し現時点ではエルナに疑惑を抱いていない。質問を投げておきながら返答にも興味がなかった。
何故なら三階に宿泊した中では、ヤコブの疑惑に乗って人の目を欺く>>53と言い出したと感じたニコラスが最も怪しい。意見に同意することでヤコブの信頼を得て、味方を増やす人狼の作戦ではないかと思っている。]
[ニコラス>>101へ皮肉な笑いを浮かべる。追求は一旦止めようと思った気持ちは吹っ飛んだ。]
人と話をするときは視線を合わせるもんだって教わらなかったのか?
一々大層な口調でご忠告頂かなくとも。寝首をかかれることくらい理解できなければ只の阿呆だ。
そもお前が俺が甘っちょろいと言う理由、”今の状況で誰にも強い疑いをかけない。”なんて分かっているさ。
どうせ皆殺しにするから人狼と疑う根拠なんて適当で構わんと思っているだろうお前には、確証を欲しがる俺の態度がそう見えるんだろって言いたかったんだ。
ま、尤も俺の揚げ足を取りたくて必死なお前には、言い分の薄っぺらい部分だけで判断するつもりのようだが。
[だが俺はお前にどう解釈されようと最早どうでもいいけど?と主張するように、淡々と言葉を紡ぐ。]
[そして更にニコラスを苛立たせるような台詞を投げかける。直前にエルナの手を引いた姿を見たから、返答には期待せずに。]
さっきから甘いだの曲解するなだのと、俺の台詞を流用して返しているな。罵倒は本人の気持ちを端的に映す鏡、自分が言われて一番嫌な表現が無意識に出る。余程気に食わなかったようだな。
はんっ、この程度の言葉使いに反応しているようじゃ、人狼も人間も構わず殺して神の救済を求めるというお前の覚悟とやらも怪しいもんだ。
[だが流石に”誰でも殺せる”とニコラスから言われたことを返して、例えばお前はエルナに今すぐ手をかけられるか?とまでは問わない。自分が超えたくない一線は弁えている。]
[ふと思いついてペーター>>72に近づく。
ヤコブへの言葉>>62を聞いて、何も言わなかったが驚いていた。オットーを庇うのは当然だが、ペーターから見れば自分も人狼の可能性があるのに、と何故そんなことするのだろうかと。]
ありがとう。ニコラスに違う>>52と言ったり、ヤコブの追及に返答したりしてくれて。
[それでもお礼を言いながらペーターの視線に合わせてしゃがむ。昔は自分も小柄だったので、無意識にこの行動は出るのだ。]
でもお前がそんな顔しているの見ると、一体何を考えているのかとても気になる。
[年齢に似合わない表情に不安を感じると同時に、何故か”助けて。”と縋ってきたリゼットを思い出していた。]
お前に望みが、して欲しいことがあるなら、遠慮せず俺に言ってくれて構わない。
家族を亡くしたあと、村人の役に立とうと必死に働いている姿は見てきた。それには凄く感謝しているから、例えわがまま言っても全部受け止めるぞ。
[少年は常に大人しく、周囲の言いつけを守っているように見える。今も聞き分けよく振舞うつもりではないか?と考え、こんな呼びかけをした。つまり達観の表情は、どうせ願っても叶わないからと自分の要求を我慢していると解釈している。
ニコラスが言う救済に自分は乗る気はない。だが死に救済を求める気持ちは理解できるから、もしそれを持ちかけられたら要求を受け入れる気はある。]
すぐに決めろとは言わない。そも俺に頼るかどうかを判断するのもお前だしな。でも俺はいつでも話ができるよう待機している。
[そう告げると、ペーターから一旦離れようとした。昨日ジムゾンにできるかもと言った懺悔>>2:276が結局どうなったのだろうと考えながら。**]
[エルナの悲痛な表情と補足>>114に、了解を含めて一言だけ答える。]
……そうか。
[未だエルナを人間と確信するには至らないが、自分と同じと言われると、フリーデルの外出を知っていただけで積極的に疑う気になれない。
完璧に捕獲するか怪我を負わせる仕掛けを念頭に置いていたので、大きな音>>115の罠について考え込む。因みに実行しない事情には、人狼以外の人に害が及ぶ懸念も含まれていた。]
それは思いつかなかった。何かできないか考えてみる。
[エルナの気持ちを汲んでそう答えたものの。残念なことに談話室で相談しているから、見破られる可能性は高いだろうと思っている。]
[頭に浮かぶのはペーターの手当てをするオットー。
軍に入るとき家族を失ったと思い、もう二度とそんな存在は手に入れられないと諦めている自分には、その光景はとても眩しく見えた。
だが一方で、思いがけず自分が疑われた経験から、わがままをきっかけに人狼と疑われることを懸念しているかもと考えた。誰もが疑心暗鬼になっている中では、何処に疑惑の種が転がっているか分からない。
そこでこんな言葉をかける。]
そんなに心配しなくても、人には情があるんだ。一緒に暮らして、一緒に飯を食べているだけで、相手を大切に思う気持ちが出てくる。例えお前が何者であっても、だ。
[ペーターがペーターでない可能性は全く考えず。人狼と疑われることと、家族に否定されることは別物だとの思いでペーターを説得した。
お礼を言われると、俺は片付けをするわと宣言して、ペーターから離れて食器類をまとめはじめた。]
[突然立ち上がり、談話室を出ようとするリゼット>>123に声をかける。]
急にどうした?何処へ行く?
[仮眠を取ると聞いて、それ以上は追求せずに分かったと頷いた。
”理由なんて必要ない。”>>122と言ったときのリゼットの表情が頭にこびりついて、嘘の可能性すら考えてもみない。
今更ながら、”みんな、自分以外が死ななきゃ安心できないくせに。”との言葉は、ニコラスの皆殺し発言が、シモンは誰であろうとも殺せるとの意見が引き出したと考えている。
自分への疑いは仕方がないと諦めがついても、そんな思いを少女に抱かせたニコラスは許せない。]
[食器をワゴンに乗せて厨房に運ぼうとしたら、ヤコブが包みをテーブルに広げる>>136。何を始める気だ?と思いながら、花瓶の組み立てをじっと見つめた。]
……。
[不自然な点が多いと言われても黙っていたが、どう弁明する?と問われて>>137、初めて返答した。]
俺が自分が花瓶に言及した>>44ときは見ても無駄>>51と一刀両断した癖に。一体どういう風の吹き回しでこんなもん持ってきたんだ?
というか弁明も何も、俺の言い分は倉庫にいたらペーターの叫び声が聞こえて、慌てて廊下に出たら、怪我をしているペーターとジムゾンを見つけた。
それからジムゾンが自発的に外に出ると言い出して止められなかった。
これを覆す気はない!
[ヤコブの目に宿る意味を理解していながら、明確に抗う姿勢を見せた。]
[気が変わったとのヤコブの言葉>>147に、下手に取り繕うとしない分、本当の意見かもしれないと考えた。特に反論せず、そうかとだけ答える。]
嗚呼、見ていないね。
[ヤコブの言葉に首を縦に振りながら、そういえばその点は詳しく説明してなかったなと思い出した。だがペーターへの疑惑?>>148には一瞬絶句する。]
ペーターがジムゾンを?一体何のために?
いや、ジムゾンがペーターを襲ったと100%確信していた訳ではないんだが……。
[その途端、疑えばいいと言ったジムゾンの顔が浮かぶ。
ペーターの言葉が正しいと無条件で受け入れた訳ではなかった。だがヤコブに言った疑問がどうしても解決できず、ペーターが嘘を言ったとも考えられない。]
……。
[どう判断したものか悩んだ結果、ヤコブには何も答えずペーターを見つめた。]
[ヤコブを見つめる目に諦めを宿し>>150、涙を零す>>152ペーターを見て胸が痛くなる。
ここでペーターの証言は嘘だったのかと思ったが、何故か責める気にはなれなかった。理由は自分でもよく分からない。ただジムゾンを、友人を信じきれなかったことを後悔した。]
……。
[黙ったまま二人のやりときに耳を傾けていると、ヤコブの問い>>159に自分は亡霊だと>>163ペーターが答えた。
そういえば、レジーナからはペーターは双子の片割れだと聞いていたことを思い出す。入れ替わっていたのか?と懺悔の言葉から想像した。
ナイフを突きつけるヤコブが何をするか分かっていながら、それを制止することなく少年に向かって低い声で呟いた。]
お前の本当の名前が何であれ、マルメロを取ってきてくれたり、ミルクやチーズを運んでくれたりしたことは、間違いなくお前がしてくれたことだ。俺は感謝しているよ。
ありがとう。
負傷兵 シモンは、少年 ペーター を投票先に選びました。
[動かなくなったペーターを仰向けに寝かせると、胸の血が床や絨毯に落ちないようタオルを置く。流石に血を止める効果はない。
膝をつくヤコブ>>185にもタオルを投げ、静かに声をかけた。]
あとのことは俺に任せろ。お前は風呂に入ってこい。
[何故それほど震えているかは敢えて問わない。
慣れないなと自嘲気味な笑い>>187を聞いても、自分が代わりにやった方が良かったか?とも言わなかった。ペーターを疑ったことも、手を下したことも、ヤコブ本人がやると決めたからには、自分が口を出すべきではないと思っている。]
殺人なんて、慣れないくらいでちょうどいい。ためらいがなくなったらお仕舞いだ。
[ただ一言、ぼそりと呟いた。]
― 宿屋談話室・少し前 ―
[一人ではなさそう言うパメラ>>202に、なるほどと耳を傾ける。
この時点ではペーターが嘘を言ったと知らなかったから、招いたとの表現は複数相手に思えることと、慎重に何人もいると気を引き締めた方がいいと答える。]
そりゃ俺も同じだ。俺だって人間の証明ができない以上、疑いの余地はある。
[人狼かもと困った笑いを浮かべるパメラにあっさりと告げたあと、そっと声を潜めた。]
俺が見たところ、リゼットの様子がおかしいように感じる。というか、ニコラスの言葉に大分影響を受けているようだ。
一緒に暮らしているパメラは、リゼットについて俺が知らないことも理解できていると思うから、よろしく頼んだぞ。
[少女のことを依頼する言葉を告げて、会話を終了させた。]
[まず床に落ちた返り血を掃除する。それからワゴンで朝飯に使った食器を運び、厨房で洗って片付けた。まるでそうしろと命令された使用人の如く機械的に作業を進める。
談話室に戻ったあとは、細々した宿屋の仕事を片付けた。何があったか問われたら、ヤコブとペーターの会話を再現しながら説明する。**]
[ヤコブがペーターを疑う根拠として持ち込んだ花瓶は、テーブルの上からは移動させたものの、そのまま談話室に置いてある。最も損傷が激しい底辺部分が分かりやすいように、側面部分とは別にした形で。]
……。
[どうか、安らかにと告げたあと談話室を出るヤコブ>>213の背中を見送る間、作業は一旦中断する。謝罪を受けたときは、気にするなと軽く会釈をしただけだったのに。
ヤコブは何も言わなかったけれど、戦場で体験したことは誰にも言うつもりはなかった。今までも、そしてこれからも。
ただ金の髪を血で染め、ローテス キューケン(赤いひよこ)と呼ばれた頃のことは絶対に忘れない。]
[厨房で皿を洗っていると、自分を探していたらしいエルナ>>219が顔を出した。問われるまま、談話室の出来事を話す。
最後はあまり良く聞いてないような気がしたが、ペーターがジムゾンを陥れたことに驚いたのだろうと解釈した。
続いて今朝見つけた水の跡の詳細も説明する>>220。]
フリーデルがいないことに気付いて、まずは三階の部屋―村が雪に閉ざされた日、ニコラスの具合が悪いと聞いたら、すぐに向かいの部屋がいいと言った>>1:210ことを覚えていたしな―を見に行ったら、勝手口から三階までに、濡れたあとが点々と――。
[エルナのこの態度は、人狼が自分もしくは仲間が残した跡について耳を傾ける振りをしているのか、あるいは言い逃れする術を考えているのか。そうでなければ、人狼を探す人間が手がかりを得ようとしているのか。どちらなのだろうかと見極めるために観察したが、やはり女性の感情を探るのは難しいといういつもの感想に落ち着いた。**]
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