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[名を呼ぶ声に、唇を開く]
……ぅ、ん。
[零れたのは、また曖昧な喉声だけ。
僅か顎を引き、額をきつく押しつける。
ついでに、頬に掠める垂れ耳を引っ張って]
[言葉なく音だけの声で、縋る小さな体。
今度は思考が走る>>-1122]
あんまり、癖にするのは褒められたものでないのだけど。
[同族の血を吸う事は。
理由は簡単で、ごく一部の例外を除いて、共食いでは
生きていけない、共存するだけの糧を確保出来ないからだ。
どちらかと言えばそれは、血を吸う性であるからこその欲求、
つまりは相手を欲する事の直接の表れであって。]
……仕方がないな。今回は良いよ。
[傷に響かないよう、肩を撫でてあやす。]
癖になったら、困るなら。
……癖になったら困るから、いい。
[主語を落とした言葉を連ね、顔を上げ]
忘れてるかも知れないから、念のため言っておくと。
丁度、喉は乾いてる所だけど。…凄く。
[ぐいと瞳を覗き込み、低く囁く。
一度は解放した手をとり、丁寧に指先まで絡めて]
そう?
[肩口にもごもごと苦渋の言葉。>>-1149
呼吸の触れそうな距離を覗き込まれて、焦点を合わせた]
勿論、覚えているよ。
でも、僕を離してくれる訳ではないんでしょう?
どうしようか。
[華奢な手指、触れて柔らかいのは大切さを予感させる。
握り返して頬を緩ませた]
……まだ少し、温かいね。日が浅いからかな。
そうね、どうしましょうか。
――…どうしたらいいか、教えてくれないの?お父様。
[脅迫めいた色を増す一方の言葉を、不釣り合いに甘く笑んで囁く。
深く絡まる指へと逸らした視線も、間を置かず絡め直して]
もっと、日が経てば。
…こういう時も、体温が変わらなくなるの?
[間近の頬に片手を伸ばせば、感じとる熱は少しだけ低い]
僕の場合はそうだけど、人によるかも知れない。
歳を経る程にね……冷たくなっていったんだ。
[掌に頬を寄せた。>>-1166
実際には、歳を経る程に温度を上げるような触れ合いから
遠ざかっていった――そんな理由もあったが。
千を超える時間は己に体温を忘れさせたのだ]
君はこのままで居てくれたら良いのにな。
気持ちいい。
[いっとき手を離してくれれば一番良いのだが。>>-1165
という理性による回答を提示したら怒られる気がしたので黙る]
お父様なんて思っていない癖に。
……もう、答えは差し出したよ。
あとは、アイリスがどうしたいかだ。
[望むものを与えたいと思い――望まれたいと思うのに似る]
そう言われてそうできるものじゃあ、ないと思うけど?
[掌に懐く頬を掠め、するりと躱す。
頑なに捕らえていた指を、一本一本そうっと解いて]
…だったら。今のうちに。
[冷えた頬には、温みを孕む頬を。
一度だけ傷を遺した首筋には、両腕を。
余さず熱を伝わらせるべく隙間を埋める]
じゃあ、私の答え――…と、いうより。
唯の希望ね?エレオノーレ。
[癒え切った傷を探すよう、肩から首許へと
一際時間を掛けて鼻先で辿る]
今だけじゃ、いや。
欲しい時に欲しいだけくれないと、…嫌。
[希望よりはずっと我が侭に近い言葉を差し出して、
浅く牙を宛がい答えを待つ]
[あの時、彼女は最期を望んだのだと思った。
それを己の都合で引き延ばして、
今、ここに居る事を許して、望んでくれている>>-1181]
僕に触ったら冷えてしまいそうだよね、平気かな。
[問いながら、離れるつもりはまるでないのか、
頬を寄せて解かれた指で髪を梳いた。]
――そんなに欲しいんだ……?
[どこか幼さを残すままの声が耳元に掠れて、小さく
ふふ、と笑みを零し]
良いよ。
"君は"良いよ、アイリス
["今は"でなくて。
実際には、字義通り常に好きなだけ、とは行かないが、
彼女が自己を律するに長けているのは良く知った事だ。
そこに不安はなかった>>-1182]
/*
タイミングは良かったんだと思う……事にしよう、うん
>>-1230 土日ならどうにかするから後で希望の日付よろ。
*/
そうね、冷えるとは思うけど。
またあったかくなると思うから、別に平気。
[少し迷って、一度噤んだ口を開き>>-1223]
撫でられるの、…やっぱり、落ち着く。
[幾夜も重ねた仕草だと知ることを、暗に告げ]
[強請った許可を待つ間、爪で引っ掻く軽さで牙を掠めては、
皮膚の下にほのりと浮かぶ赤に目を細める-1224]
……私、は?
それも、確かめておくけど。
他の子供には、あんまりあげないの?
[ふっと瞼の奥に浮かんだ光景。
浮かんだ問いを、もう一つ]
あなたは――…というか普通は、
同族の血は吸わないのよね?
そう。
[返答には短く頷いて>>-1242]
前よりは少し、落ち着いて眠れるようになったね。
良かった。
執行人が言った通り、『人それぞれ』に含まれるけれど、
僕が血子に自分の血を日常的に与える事がないのは確かだね。
普通は……と言うより、普通の意味では、
同族の血を吸う事は少ない。
[許しを与えて躊躇う娘に、甘い声で継ぐ]
――自覚が、あるのではない?
ん。
眠れなくても大丈夫だって、…解った、から?
[曖昧に語尾を持ち上げ、説明不足の答えを返す>>-1254]
……、ああ。そのあたりも、それぞれなのね。
[執行人から説明を受けた、親子の在り方。
納得した声を洩らしつつ、何かが引っ掛かる]
[耳に触れる声音に混じる甘さ。
ことりと肩に頭を預け、声の主を仰ぎ見る]
人間の血より癖になりやすい…とか?
いい匂いがするものね、あの時も思ったけど。
?
[ひとつめの答えは、はたりと瞬きをするだけだが>>-1259]
良い匂い……は、どうだろう。
年月に籠る魔力がそうさせるのかな。
……ただ、癖になるのは、確かだね。
[見上げる榛に、蒼い双眸がゆったりと細まる]
それは凄く、『そのひとがほしい』のに似ているから。
/*
>>-1262 君は僕を吸い殺す気か。
流石に身ひとつで子供養える程のチートは
身に着けてないからな。
*/
[明らかに理解していない瞬きに、む、と眉を寄せせ>>-1266]
だから。…眠れるまで、居るでしょう?
[誰が何処に、までは補足せず。
匂いの理由への推測には、軽く頷いた]
ああ…、そういうこと?
同種なのにどうして良い匂いに感じるのか、
ずっと不思議だったのだけど。
[深い蒼が柔らかく緩むのを、つぶさに眺め。
また別の解釈には、少しの沈黙を]
………、そういう、事を言われると。
凄く、貰いにくくなるのだけど…?
私は、一度もう貰ったけど。…その。
――…あなた、は?
[そっと差し出す問いは、また説明の足りないもの]
ああ、そういう事……
[得心して、またひとつ笑みを深める。>>-1285
続く逡巡には]
なら、やめる?
[解りきった事を問う。
静かな蜜のように誘う]
今は君の方が大事。
[自分で渇いたと言っておいて、忘れた訳ではないだろう。]
――でもね、
知って尚、君が牙を望むのなら、
[ゆらりと水面に艶を帯びて、梳いた髪を指でよけると
すべらかな首筋に唇だけで触れて]
楽しみにしてる。
/*
あと30分切ったってさ!
初めまして、お久しぶりです、いつもお世話になっとります。
snow03です。
最近、ペア村に人を釣り上げるのが上手くなりました(?)
コアタイム最遅な所為で多方面にお手数を掛けましたが
僕は元気です。
と言うか10時11時まで仕事してるのはいつも通りry
楽しかったですありがとうございます。
>>-1297 解った、来い。
それでは引き続き「吸血鬼の共存試験」をお楽しみください。
*/
止めない、けど。
あなたがそういう理由も、解るけど。
……知ったから、言ったのに。
[詰る声が、首筋に触れる予約めいた感触に掠れ]
――…欲しい時に、くれるんじゃなかったの?
/*
まさかの月から降誕だとこの真祖……
(蛇の元ネタとか色々相俟って無駄に滾る中の人)
*/
善処はします。
[くすくすと、首元で笑う息を零す>>-1320]
いつまでもぐずっていると、今度は寝かしつけるよアイリス。
――良い子だから、おいで?
善処じゃ嫌。
今度も、いや。
良い子はもう止めたから――…こっち、来て?
[どうせ寝かしつけられるなら、直ぐがいい。
首筋に絡めた腕を、加減もなしに引き寄せた*]
ッ、と、傷!
[手加減なしの腕に、反射的に寝台に手を突いた。>>-1345
真上から見下ろす表情に、嗚呼、と自然に湧く、
不慣れな感覚はもしかしたら]
……もう。 どうなっても知らないよ。
[幾久しく覚える、己の熱か*]
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