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今気付いたんだけど、自前で水を聖水に変えられるなら、自分の血を聖水の代用品にする必要なくない、このユリ?(震え声
……いや、きっと、聖なるぱぅわーが、自己犠牲の分、
血>水
なんだよ、うん。
ぱぅわーに差があるなら仕方ない。
聖光の ユーリエは、公弟 ヴィンセント を能力(守る)の対象に選びました。
良く考えたら私、狙撃手になるの初めてだわ!
狙撃手村では、なぜか占い師やってたし。
狩人大好き狩人。
というわけで、独断でヴィンス護衛に変更。
だって、せっかくだしいろんな人を守りたいもんね。
……それに絶対襲撃されないし。
ちなみに吊り先が村の場合は、
万が一吊り先襲撃だった場合に備えて、吊り先護衛はしない予定。
処理順から大丈夫だとは思うけど。
……あ、じゃあ、今日はギィ護衛にしてみようかな。
聖光の ユーリエは、野茨公 ギィ を能力(守る)の対象に選びました。
さて。
嫌がらせに地下礼拝堂を聖別しちゃいたいんだけど(ぉ
流れ的には必要なわけじゃないのよね。
オズオズ死ぬところ見てみたいなぁ。
相変わらず地下戦闘には参加する気がないので、迷子になるのがいいかな?
聖光の ユーリエが「時間を進める」を選択しました
─ 地下礼拝堂 ─
[ 吸血鬼が礼拝堂を作るとは思えないから、
もともとここは人間の城だったのではないか?
……などとユーリエは推測した。
救世主像(または聖母像)は、あったのに取り壊されたのだろうか。
だとしたら、悲しい事だと思った。 ]
……。
[ 燭台から蝋燭をひとつ抜く。
蝋燭立ての鋭い針を、火で炙ってから、右手の人差指の先を刺した。 ]
っ。
[ 魔物に噛まれることに比べたら、大したことはない。 ]
[ 赤がにじむ指先で、祭壇の後ろ、
聖像やイコンがあるべき場所に、
小さい体に出来るだけ大きく、聖光教会の聖徴を描いた。
一歩を下がって、それを見てから、服の裾で指先をぬぐう。
これでいい。
蝋燭を燭台に戻すと、それを持って礼拝堂を出た。 ]
[ 燭台をランプ代りに掲げ、ユーリエは廊下を移動する。
目指すのはソマリたちだが、まっすぐ進もうにも、
道が邪魔をする。
仕方なく曲がるのだが、次第次第に入り組んだ先へ入り込んでしまっている気がする。 ]
……?
[ 燭台ごと振り返り、来た道を確認する。
一度戻るべきだろうか? ]
[ 光が届かない先を、先ほどからちょろりと横切るのは、
影の召使というものだろうか? それとも蔦? リス?
血が染みた左袖は、ごわごわと着心地が悪く、
なんだか気になった。 ]
……アデル。
ソマリ。
[ 小声で神子と聖将を呼んでみる。
燭台の火は小さくて心細く、誰かに傍に居てほしかった。
生まれた時から住んでいる教会ならば、真夜中だってこんな気分になったことはないのに。 ]
─ 地下墓地 ─
[ 乾いた匂いがする。
石造りの廊下は足音を反響させる。
別の誰かが後ろからついてきているような錯覚に、
ユーリエは何度も振り返った。 ]
……。
[ 先に何か見えた。
特徴的な形の、大きな入れ物。
黒く塗られて、それは、 ]
棺桶。
[ 「死」を象徴する形に、息を呑む。
光の届かない範囲にもいくつもあるようだ。
震えるユーリエの視界には、それは地の果てへも無数に続くように見えた。 ]
……。
[ 中にいるのは「だれ」だろう?
まさか新品ということはあるまい。
この中に全部吸血鬼が? それとも犠牲者が?
あるいは……吸血鬼がここを支配する前の、無関係な誰か? ]
……っ、
[ カサ、と音がした気がして、ユーリエは燭台を取り落とす。
ふつ、と明りが消えた。 ]
[ 一歩、二歩を下がったら、もう耐えられなかった。 ]
〜〜〜〜っ!
[ ユーリエは、少女の足で出来る全速力でその場を逃げだした。 ]
さて。
ホラーもののお決まりではあるのだけど、
この村は耽美と愛の村だったような。
……私は何をやってるの?
A:ソロールしつつ、ソマリのところに行けなかった理由付けをしつつ、
オズのところに行こうと思ったらこうなった。
─ 地下 ─
[ 耳に何かの息がかかる気がする。
恐れが暗闇に魔物を生んでいるのかもしれない。でも、本当に何かいるのかもしれない。
経験の浅さが、恐慌になって。
ユーリエはやみくもに走り、何かにぶつかっては、再び走った。
しかし、慣れない靴が床に引っ掛かって、
ついに。 ]
きゃあっ!
[ 転んだ。
床に長い銀髪が広がる。 ]
……っ、
[ なんとか身を起こす。
へたりこんだまま、シスター服の裾を直した。
闇の中で、まっしろな姿は、暗闇を見る目にはよく見えるだろう……。 ]
[ ユーリエは、琥珀の目でじっと魔物を見る。>>215
輪郭は見えるようになってきた。表情までは窺えないが。
……今、初めてちゃんと魔物と話していると気付いた。
彼らは、勝手に来て、問答無用でこちらを傷つけて、そして勝手に滅びる。
獣以下の、そういう下等な存在だと思っていた。 ]
人間だった。
[ ……そうだろう。
魔物を、教会に住まわせるほど、司祭たちは節穴ではない。
では、彼は教会から消えた後、どこかで魔物に堕ちたのだろう。 ]
なぜ魔物になったの。
無理やりさせられたの。
[ もしかして、そうだから、このジークムントは他の魔物と少し違うのだろか。 ]
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