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―処刑場―
……あ?
[何故か、目を醒ました。…目の前には吊るされたロープと木箱。]
まさか、化けて出るとはなぁ…。
[参ったな、と頭を掻く。恐怖心は抑え込んだつもりだった…リーザの言葉を採用するなら、一人で死んだわけじゃなかったから…。それでも本能的に、そして深層意識のどこかでは死に対する葛藤は拭いきれなかったんだろうなと。]
まったく、最後の最後でしくじっちまったか…?
[昔にモーリッツ爺さんから聞いた話には、生きているものと死んでいるものが人狼であるか見抜ける力を持つ人間がいると聞いた…当時憧れたヒーローには程遠い姿に、殆どを聞き流してしまったが。もし、俺の声が聞こえたヤツが居るとするなら…せめてそいつだけにでも伝わるよう、もっと念じていればよかったのか、と。何が正解かはわからないし、およそそんなものは存在しないのだろう。]
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俺も殴り愛死たかったぜぇ…w
それこそ当初の予定では誰かにキリング回して貰おうと思ってたしね!あんまし乗り気でもないのかなと思って人狼騒動っぽい処刑に切り替えてしまったけど。
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あのままうっかり誰かに殺されてしまった、の方が展開的に面白かったかもしれないとか思いつつ、ヨアヒムの想いはしっかり綴れたはずなので後悔はない…!
―村のどこか―
[宿の中では今日も誰かが命を落とすのだろう…いっそ自分が人狼だったならよかったのだろうか、と答えの出ない考えを展開しながら、静かな村を歩いていた。]
…あ?爺さん……?
[誰もいないはずの視界の先に見えた黒服…どこかで見たことあるはずだと考えること数秒、それがモーリッツであると気付く。だが、その姿は記憶のあるどの爺さんの姿よりも、若かった。面影がなければ気付かなかったかもしれない。]
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