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えっ?
[満面の笑みから一転、不安げな表情になるオズワルドにぱちぱちと瞬いた。
重ねられる確認に、怪訝な顔になる]
なに言ってるんですか。
好きって言ったのは、私の方ですよ?
[どうも自分は過大評価されているようだ、とくすりと笑って]
忘れちゃったんですか?
縁遠い仲間だって、言ったじゃないですか。
私のことそんな風に言ってくれるの、オズワルドさんだけですよ。
[本当のことを言うと、別の心配はしていた。
アーヴァインとの結婚を回避するためだなんて、気持ちを誤解されてしまうんじゃないかと。
そんな不安を友達に打ち明けたりもしたけれど、蓋を開けてみれば全く予想外の展開だった]
私にしてみれば、どうしてオズワルドさんがそんなに私のことを買いかぶれるのか不思議です。
みっともないところ、いっぱい見せちゃったのに。
[料理は酷いわ、道に迷うわ、挙句の果てに屋根から落ちた。それでこの過大評価である。謎だ]
わかってないのは、オズワルドさんの方ですよ。
[もてそう、という評価は変わっていない。むしろ確信している]
でも、わからないなら、それでいいです。
私も独り占めしますから。
[真似っ子して、えへへ、と笑った]
お見舞いに行かなきゃいけないのは、寂しいですけど。
これなら、百人力です。
わわ。
[何のてらいもなくストレートに伝えられる言葉は、結構な破壊力。
のんびりで鈍感ゆえに、遠まわしな好意を向けられても全く気づかないまま、24年間生きてきたマリエッタは、直球に弱かった]
え、えへへ。
なんだか照れちゃいますね。
[真っ赤になりながら、満面の笑みを浮かべる]
はわわっ。
[そうしたら、今度はなんだか変化球?が来た。まさか練習させられたなんて知るわけもなく]
う、嬉しいですけど。
どきどきしすぎて、心臓、壊れちゃいそうです。
[無性に恥ずかしくなって、両手で顔を隠した]
大丈夫、ですよ?
[オズワルドが心配してくれるのに、そうっと両手を下ろす]
アーなんとかさんは、恋人がいる人は諦めるらしいですし。
私、もう恋人がいますからね。
[えへへ、と自分で言って照れた。
頭をぽふぽふされるとくすぐったそうな顔をして]
それに、そもそも、病院でも迷子になって。
アーなんとかさんの部屋にたどり着けないかもしれません。
[冗談に聞こえなかった]
えへへ、オズワルドさん、顔赤いですよ。
えへへ。
[そう言うマリエッタも真っ赤だ。二人ともそこそこいい歳なのにまるで思春期である。
案内人という言葉には、んー……と思案した]
それも、そうなんですけど。
アーなんとかさんの部屋は、たどり着けない方が都合がいいんですよねえ。
[お見舞いしたくないし。たどり着けなかったなら、合法的にサボれそう?だし]
あ、うっかり屋根に行っちゃわないようには気をつけますから!
……あ、病院なら屋根じゃなくて屋上ですから、大丈夫ですよね。
ああ、そうですね。
病院まで行って、お見舞いは断ればいいんですよね。
[ぽん、と手を打った。
病院行きは免れなさそうだが、結婚対象外となったのだから、そのことを告げれば病室までは強制されないかもしれない。
うんうんと納得していると、オズワルドが紅茶を淹れてくれる]
わあ、ありがとうございます!
[何しろ朝食は酷かった。美味しい紅茶はこの上ない癒しだ。
猫舌なので、ふーふーと冷まして]
いただきます。
……美味しい!
[嬉しげに感想を口にした]
えへへ、お料理上手な素敵な恋人がいて、私は本当に幸せ者ですねえ。
[真っ赤な顔でにこにこ笑う。すっかりでれでれだった**]
ローレル。
私、素敵な恋人ができました。
ローレルが励ましてくれたから、ちゃんと自分の気持ち、伝えられましたよ。
[心の中で、そっと大切な友達に向かって語りかける]
私、今夜のアーなんとかさんのお見舞いに、指名されてしまったんです。
でも、私は大丈夫ですから。
[今はもう、強がりでなくそう言える]
病院に行ってしまったら、多分この声は、もう届きませんよね。
[病院がどこにあるのかは知らないが、この建物外に出てしまってはもう距離的に無理だろうとそう予想して]
寂しくなっちゃいますけど……。
ローレルがお見舞いに指名されても大丈夫なように、向こうで先に待ってますからね?
だから、お見舞いに指名されちゃっても、心配しなくて大丈夫です。
[安心させるようにそう言った。
オズワルドは大事な恋人だが、それとは全く別のベクトルで、ローレルのことも大切で]
向こうで会えた時には、そうですねえ。
今度は、ローレルのコイバナも聞けたら、嬉しいです。
[ふふっと笑った**]
―広間―
[ヴェルザンディやクレメンスに気を使ってもらったことなど露知らず。よく考えればここは、集会場内で最も人が集まりやすい場所である]
今日は皆さんなかなか来られませんねえ。
[少し前に来られたら非常にいたたまれないことになっていたことを棚に上げて、のんびりとそんなことを言いつつ紅茶をいただいたり、まったりしていると、そのうちシュテルンがやってきた>>73]
あら、シュテルンさん。
こんにちはー。
[のんびりと挨拶をする。お見舞いを免れたのにどこか沈んだ様子のシュテルンと、今夜お見舞い行きなのにのほほんとしているマリエッタ。
普通は逆じゃないだろうか]
わあ、ご飯用意してくださったんですね。
朝ごはんは酷いものを食べたので、とっても楽しみです。
[酷いものを食べさせられたと言いたげな口調だが、作ったのはマリエッタだ]
わあ、みんな美味しそうですね。
どれにしようかな……。
[そわそわと選んだのは、3(6x1)]
[せっかくだし、ちょっとお酒を数種類取りに行こうかとも思ったけれど。
それを自分がやると、迷子になる未来が見えたので諦めた、のだが]
わ、シュテルンさん、いいですか?
[シュテルンのお酒発言にキランと目が光る。集会場では今まで飲んでいなかったが、なにしろ酒豪なのだ。
それから、ふ、と笑って]
私なら大丈夫ですから、お気になさらずですよ。
一足お先に病院に行って、お待ちしてますから。
明日以降お見舞いに指名されちゃっても、安心して来てくださいね。
/*
私がさっき引いたのは3でしたよね。
3にかやく酒を持ってくるあたり、爆発させようという意志を感じるのは気のせいですかw
[また危険は回避していた。恐るべき強運]
「美少年」なんて、なんだかシュテルンさんのことみたいですねえ。
ふっふっふ……。
[お酒が飲めるとあってご機嫌である。親父くさい台詞が飛び出した。
お猪口に注ぐと、くいっと一杯。
その「くいっ」がマリエッタの飲兵衛振りを物語っていた]
んー!
口当たりは甘いのに、あとから程よい辛味が!
ふふっ、私、そんなに危なっかしいですか?
[お猪口を片手に持ったまま、ふふっと笑う。
そういえばオズワルドも心配していた。まあ彼の場合は、一応曲がりなりにもお付き合いをすることになったのだし、恋人の身を案ずるのは自然な感情だとも思うが]
でも、皆さん心配しすぎだと思います。
一応私、これでも24なんですからね。
一人暮らしだってしてるんです。
[案内人必須、という言葉を思い出してちょっと不本意そうな顔をした。
病院関係者も暇ではないだろうし、四六時中一緒にいてもらって案内してもらうわけにもいかない。そんなの、マリエッタの方だって気を使ってしまう。
でも、とてもじっとしていられそうにない]
病院、暇そうですしねえ……。
あちこちうろうろしてしまいそうなんですよねえ。
変?
……あ。
[最初は気づかなかったが、観察しているうちに、爆発がオズワルドの口の中で起こっているということを理解する]
そ、それ、大丈夫なんですか?
口の中痛くないんですか?
[平然としている(ように見える)オズワルドに、少し慌てて]
私より今のオズワルドさんの方が、よっぽど心配ですよ。
[困った顔をした]
[ぱかっと口を開けて大丈夫アピールをするオズワルドの口の中を覗き込む。
なんとなく、歯医者さんになった気分]
ね、って、口の中赤いですよ!
怪我したりはしてないようですけど……。
[口の中が爆発して、赤くなる程度で済んだのは幸運なのかもしれないが、口内打ち身状態?に眉を寄せた]
お酒、沁みなかったですか?
……まあ、お酒って消毒になるって言いますけど。
[その横で、シュテルンがかやくご飯の味見をしている。なんでもなさそうだ。
マリエッタは1.味見してみる 2.やめとく 2(2x1)]
あ、見つかりましたか?
[ポケットから手を出したオズワルドに、よかったです、と微笑みかけた。
そうしたら]
え?
[そのまま、手の中の探し物を乗せられて、うろたえた声をあげる。
手の上のペンダントとオズワルドの顔を、ぽかんとしたまま交互に見比べて]
わ、私に?
いいんですか?
わ、シュテルンさん、別に落ち込むことないですよ。
[しゅんとしているシュテルンには、からかってるつもりはなかったが、言いすぎたかと思ってフォローを入れる]
別に可愛いっていうのは、見た目だけの話じゃないんですよ。
なんというか、私たちはこれでも結構年上の大人ですからね。
大人から見たら、10代の人たちって、なんというか、可愛く見えてしまうものなんですよ。
わあ、すごく嬉しいです!
いつも使えるものの方が嬉しいって言ったの、覚えててくださったんですね。
[繊細な細工にしげしげと見入った。やっぱり何度見ても、人間業とは思えない]
綺麗……。
えへへ、ありがとうございます。
すごく嬉しいです。
[満面の笑みでお礼を言って、それから少し、何か迷うような顔をした。
赤い顔で、ちらりとシュテルンの方を見る。
それからまたオズワルドに向き直って、おずおずとペンダントを差し出した]
あの、あの。
……つけて、もらえますか?
[羞恥心とはかりにかけて、どうやらつけてもらいたい方が勝ったらしい]
あっ、シュテルンさん!
[マリエッタとしては、純粋に「シュテルンさんに見られるのはちょっと恥ずかしいけどどうしようかな」と思っただけで、別に追い出すつもりなんかなかったのだが、どうやら気を使わせてしまったらしい。
……そりゃ、いたたまれない思いになってしまうのも、無理もないかもしれない]
あっ、な、なんか、ごめんなさい。
その、おやすみなさい!
[広間を出て行く背中に、慌てて挨拶をしておいた。
それから、ペンダントをつけてもらう。髪をどける指の感触に、少しどきどきしたのは秘密だ]
えへへ、ありがとうございます。
ど、どうでしょう?
[似合いますか?と首を傾げた]
[似合うと言われて照れた]
えへへ、ありがとうございます。
大事にします。
[ぎゅっとペンダントトップを握り締めて、大きく頷く]
そうですね。これで安心です。
離れてても、一緒です。
……迷子?
[思いがけない言葉に首を傾げるも、すぐに合点がいった]
そうですねえ。
このデザインは、スケッチに時間がかかりそうですねえ。
まさか、そこまで考えてたんですか?
[私のことなんて、もうすっかりお見通しですねえ、と赤い顔でくすくす笑う]
[オズワルドが時間を確認するのを見て、マリエッタも腕時計に目を落とす]
……ああ、そろそろ時間ですね。
[やっぱり、少し寂しい。でも心配させたくないから、マリエッタは笑う。
それでも、無理をしているわけじゃない]
はい、大丈夫です。
オズワルドさんが心配しないように、ちゃんとおとなしくスケッチしてますから。
だからあとで、描きあがったの、見てくださいね。
[にっこり笑ってそう言って、伸ばされてはおろされる腕の意味に気づくと少し赤くなる]
はい、待ってます。
ちゃんと、待ってますから。
……ぎゅーってしてくれますか?
[抱き寄せられると、ぎゅうと抱き返した。えへへ、と笑う]
えへへ、オズワルドさん、あったかいです。
[迎えが来るまで、そうやってオズワルドの胸に頬を寄せて。
けれど、やがて時間が来てしまう。
そっと体を離すと、安心させるようににっこり笑った。
ペンダントヘッドを、ぎゅっと握って]
それでは、いってきます!
[もう片方の手を、元気に振って。
マリエッタは、集会場を後にした]
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