565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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【見】 【墓】 スタッフ シルキー
― メイン・サロン ―
[食事を摂りに向かうジルと別れ、
暫く他のスタッフたちと一緒に
ログを漁っていたが芳しい成果は得られず。
モニター画面に目をやれば、
「狼月の村」は二日目に突入した頃合いだった。>>#3
ふと、ゲーム画面をチェックしていたスタッフの一人が
驚いたような声をあげる。>>#7]
……ロム・レム王国…？
[ロム・レム＝ル・ウルタール戦争。
シルキーが生まれる前の出来事だし
身内に関わりがあったわけでもないから
かつてそういう戦争があった、ということしか知らないが―――
ざわざわと騒ぎ出すスタッフの中には
当時を知る者も少なくないようで>>+1
不謹慎だ、誰がやったんだと不穏な空気が満ちる。
結局、名乗り出る者はいなかったけれど。>>+2]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
……っ、なんなんですか、もう…！
こんな騙し討ちみたいな形で……
[シルキーはだんだん腹が立ってきた。
ドッキリやらただの不思議現象ならまだ良い（良くはないが）
社長…そうでなくてもこの一件を仕掛けた誰かに、
何らかの政治的な意図があり、
不穏なことを企んでいるのだとしたら。
この場が、このゲームが、そのために利用された…
現在進行形で利用されようとしているのだとしたら
シルキーは許せないと思う。
今日の為に頑張ってきた開発者たちの、
会社の皆の、いなくなってしまった人々の
苦労や情熱をなんだと思っているのか。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
あっ、うん！
私の方は無事だけど、ゲルト……さんは…
[親し気に話しかけられるとつい釣られてしまい。>>+43
呼び捨てにしかけ、慌てて咳払いをする。]
こちらこそはじめまして。シルキーです。
……って言うのも何だか変な感じですけど。
[ゲームの中の設定では
彼も同じ村で育った一員だったのだ。
当然その記憶も残っているわけで、
初対面とは思えずぽりぽりと頬を掻いた。
今日にいたるまで
何度かテストプレイを繰り返してはいたものの
やっぱり何だか不思議な感じだ。]
え、おかしいんですか？それ？
悔しいじゃなくって？
[理由を聞いてもシルキーにはよく解せなかったが
明るい調子で語るゲルトは
特に調子が悪そうではなかったから、
ひとまずほっと胸をなでおろす。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
はは、そうですね。
私にもまだ村で話した"ゲルト"の記憶がありますし。
戻って来たばかりだとちょっと混乱しちゃいますよね。
設定とか記憶とか、
作られたプログラムだって分かってても
何だか本物みたいに感じちゃって。
まあその臨場感がウリでもあるので、
楽しんで頂けたなら私としても嬉しいんですけど。
[熱く興奮を伝えてくれる彼に、
異常事態であることを一瞬忘れ、
少しばかり表情が緩んでしまったが。
殺される云々の言葉には
あはは、とこちらも苦笑を浮かべて。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
あー、やっぱり刺激強すぎでした？
そのあたりスタッフ間でも賛否両論なんですよね。
開発部に伝えておきます、……って、……
[あくまでジョーク、と受け取ったものの。
頬を伝う涙に驚いてしまい、目を瞠った。]
……ゲルトさん…？
[ゲームの中でのショックが強かったのだろうか。
まだ少し混乱しているのかもしれない。]
……大丈夫ですか？
あの、これ、良かったらどうぞ。
[そっとハンカチを差し出し、様子を窺う。**]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
― メイン・サロン/ゲルト ―
…な、なるほど…？
[分かるような分からないような。>>+55
けれど、村の中での生活が
新鮮な経験だったと言われれば頷き]
そうですね。
このゲームはまあ…人が死んだりとか…
そういうゲームなのでどうしても
殺伐とはしがちなんですけど…
ひと時でも現実の自分と違った自分になれるって言うのは
何だかワクワクする体験ですよね。
そう言うふうに言って貰えると、開発者冥利に尽きます。
[彼は初日に倒れると言う形であったが、
このゲームに何かしら
楽しみを感じ取って貰えてたなら
自分としても嬉しい。
満足そうに目を細めた後、彼の意見を聞いて。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
ふふふ。
確かに、現実に悪影響を及ぼすような
ことになっちゃいけませんからね。
有難く参考にさせて頂きます。
[冗談じみた言い方につい笑ってしまったけれど
ゲルトが泣いていることに気づけば
どうしたものかと心配にもなる。>>+56
謝罪にはいえいえと緩く首を横に振り]
どこか気分が悪かったり、
おかしな影響はあったりしませんか？
ゲームでの刺激が強かったのかもしれません。
もし何か少しでも体調に異変が感じられましたら
私でも、他のスタッフでもすぐにお声掛けくださいね。
[ただゲームの記憶が混じって
混乱しているだけならいいのだけれど、
万が一、ということもある。
暫しじっと彼の様子を窺っていたが、
その場を立ち去るようであれば、
心配そうにはしつつ姿を見送るだろうか。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
それと……あの、ゲルトさん。
村で、予言を受けた、んですよね。
それってどういう感じでした…？
[彼が立ち去る前にふと、思い出して問うた。
予定にはなかった筈の天声イベント。
何者かの介入を受けた彼はどういう心地だったのだろうか、と。**]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
えっ！？！？
[それは、ゲルトと別れて少し後だったか。
俄かに周囲が騒がしくなる。>>+128
思わずそちらに注意を向ければ誰かが倒れたらしく。
慌てて衝立を取りに走るジルや>>+150
ドロイドを呼び、処置に走るレトの姿。+133>>+137
ざわつく周囲の話を聞く限りでは
倒れたのはルージュ――コンシェルジュの女性だ。
シルキーとも仕事上の面識はあったが
あまり深い話をしたことはなく―――>>+124
ル・ウルタールの出身ということも今知った。
彼女がなるべく知られたくないと思っていることも
シルキーには知る由はなかったが。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
あ、その―――お水、持ってきました！
他に何か必要なものありますか？
[ともあれレトの指示に従う形で、
コップに水を入れて持ってきて渡し、
一旦衝立の外に出て遠巻きに様子を窺うことにした。
手助けが必要そうなら動くが、
ルージュもあまり見られたくないだうし
何より医師の診察の邪魔になってはいけない。]
……大丈夫かな、ルージュさん……
[ル・ウルタールの者が件の紋章を見た時に
如何程のショックを受けるものなのか
シルキーにはあまりぴんとは来ていなかったけれど
こういう反応が出てもおかしくない話なのだ。
紋章を仕込んだ犯人は、ここまで意図してやったのだろうか。
ふう、とひとつため息をつく。]
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フィルタ
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犠牲者 (5)
★★処刑者 (5)
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