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ただでさえ予定が2時間ずれてしまったのですが。
切り下ろしてる大剣食らったら戦闘不能になりそうで、動きをイメージするのに時間がかかりすぎました。
そして無茶機動だよなぁとか…槍の守動作もっと調べておけば良かった…ごめんなさい。
でも夜また頑張ります!(ぐ。
― 霊王の領域 ―
[>>169大胆な動きについていくのに必死で、驚くのは後回しになっていた。
今ではそこまで大型のものばかりではないというのを差し引いても、竜とそこまで離れても息を合わきせるのは教官クラスでも容易くはないのではなかろうか。
だからこそ、憧れる。
遠い存在への憧憬が、類い稀なる先達への崇敬へと変わってゆく]
チッ。
[浅くとも感じられた手応えに、強引でも予定通りの連擊を押し通したが、やはり甘かった。
弾き上げられた槍を引き戻すのに一拍遅れ、まだ少しチラついている視界に集中が緩んで二拍遅れ。
指示がないと実戦経験の少なさを竜もまた露呈してしまうもの。>>170回り込む動きに合わせきれず、右側を曝して。
槍を構え直そうとした動きと重なり、すり抜けようとする相手に対して右脇が空いてしまった]
あぐっ。
[状況に慌てたグラナートが翼を大きく動かす。
嵐とまでは至らぬ風でも、横薙ぎの勢いを多少は減じられたものか。ザクリと裂かれた右脇腹から流れる赤は存外に少なかった]
っは。
大丈夫だから、もう一度。
[痛みを堪えながらの指示は曖昧だったが、るぅ!と鳴いたグラナートは今度こそ黒翼を大きく広げ、抜けていった白銀竜を巻き込まんと風嵐を生み出した*]
― 霊王の領域 ―
[左手で脇腹を押さえ、右腕で目の上を擦って、状況を確認する。
旋回した所に到達した風嵐は相手方を捉え、翼で庇った白銀竜が落ちてゆくところ]
2……1……行くよ!
[痛みは大したことない、と自己暗示をかけ忘れておく。
多少落下の勢いがつく……翼開いても上昇に転じる間が必要になると考えられる……のを待って風嵐を止め。
急降下の姿勢で白い繭とも見える姿を追いかける。
取り決めた合図を使うことも忘れているのに。了承の意思が伝わってくるのはいつになく早かった*]
己を信じて。
[笑顔で信頼を伝えてくれたゾフィヤの]
冷静さを失わず。
[万全で臨めるよう癒し見守ってくれているグレーテの]
我を失わず。
[認めて委ねてくれたシェンの]
この場に在る意味を思い出して。
[大丈夫だと伝えてくれたハンスの]
更なる高みを目指して。
[自らも望みながら、譲り、託してくれたカレルの]
― 霊王の領域 ―
[白銀の繭が解ける。>>177
その背の上、片膝立ちで構える人の強き意思に心が震えた]
グラナート。
[速度を得るため伏せていた身を起して名を呼ぶ。
集中により声は返らないが、温かいものに包まれるのを感じた]
己を信じて。
[笑顔で信頼を伝えてくれたゾフィヤの]
冷静さを失わず。
[万全で臨めるよう癒し見守ってくれているグレーテの]
我を失わず。
[認めて委ねてくれたシェンの]
この場に在る意味を思い出して。
[大丈夫だと伝えてくれたハンスの]
更なる高みを目指して。
[自らも望みながら、譲り、託してくれたカレルの。
皆の思いを一身に受けて]
天聖の騎竜師シリル・ファティ
聖銀竜ヴァイス
[真直ぐにその人達を目指す]
これが僕達の
[闇竜は左方ギリギリ、翼が触れ合うかと思うほどの距離まで寄せ。右後方に引いた柄を握る手に力を籠めて]
今示せる力、です!
[グラナートの瞳と同じ石の填められた槍を。
大剣が振るわれるよりも早く届けと、限界まで身を乗り出すようにして全力で突き出した*]
[>>194立ち上がられたことで更に彼我の距離は狭まり。
大剣が迫るのも早まったが、それより一瞬だけ早く。
思いが届いた]
……あ。
[肩で大きく息をしながら、鳴り響く金属音を聞く>>195
槍を何とか引き戻し、崩れた体勢のまま危うくずり落ちかけるところを、グラナートが翼動かし支えてくれた]
あ、りがとう、ございま、す。
[まだ息を弾ませたまま、向けられた笑みに頭を下げる]
流石、でした。
正面から受けていただき、感謝、しています。
[本当に嬉しそうな口調に、やっと笑みが零れて]
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ちょっとどこまで入るか迷って仮発言したらウッカリで削除発言入っちゃうとか。
肝心のシーンでお恥ずかしい…。
最後も焦って狙い指定また忘れた…というか指定できてない攻撃が多すぎて申し訳ないです……!
ちなみに最後のは首からずらしての肩狙い予定だったので、流石すぎると思いました。
安心のくろねこさん戦なので甘えすぎですね。
でも本当に楽しかったのです!!
― 霊王の領域 ―
[カレル>>212の声に少し気を取り戻せかけた、のだが]
……あ……。
[>>206最後まで言い切られなかったので、心配も続くまま。響いた声に扉の方を振り返って、同じく固まった]
も、申し訳ありません。
[怒っているのはシリル達に対してだと分かっても。
そんな状態にしたのは自分なので謝罪の言葉が口をつく。
ティア、という呼び方から連想されるのは、精霊王から宝珠を授かったという方で。
今更ながらに頭の中は真っ白だ。
左手で右脇腹を抑えた身体が揺れて、グラナートが支える。
うぅるぅ、と困った声で鳴いていた**]
― 霊王の領域 ―
あ、はい……ッ……。
[ゾフィヤの声>>236も同じく引き上げようとしてくれていた、のだが。
シリル達に対するまさかの予想が真実で。
それと知れた時>>121には沸き上がる衝動から、何はさておき動くことを選んでいた反動から、緊張しきりで思考停止に突入。
グラナートの声とシリルの指摘>>215で我に返ると同時に今度は自己暗示>>175も解けて、グラナートに凭れかかった]
だ、いじょ、ぶだ……から。
[慌て出すグラナートを宥めようと声を絞り出していると、薔薇色の雨>>216が降りだして。
痛みも痺れも流され消えてゆくのに何度か目を瞬いた]
これが、愛し子の力。
助かりました。
[ホゥ、と息をついて姿勢を正し。
ティアナの名乗り>>217に頭を下げて、承認と祝福を受けた]
ありがとう、ございます。
まだ、いけますから。
[>>218休息の提案に安堵の息を落として。
声音の響きに表情を引き締めて答え。
楽な姿勢を取らせてもらいながら、皆と言葉を交わして、最後の休憩を取ったのだった*]
― 虚無の領域 ―
[そして出発の段。>>219
この先の話に浮かんだ緊張の面持ちは、信じてる、との言葉で柔らかくなり。
シリルとフィアナ、二人のやり取りに笑みすら浮かべて、開いた扉の先へと踏み込んだ]
これは。
[薄墨一色の空間に眉を動かし。
示された巨大な球体をじっと見つめる]
はい。お任せください。
[>>223薔薇色に光る風が届けば、振り返ってティアナに頷き微笑み返し]
行きます!
[確かな自信を胸に、号>>224に応えて、虚無に立ち向かった]
[半ばから切り落とされた触手がうねりながら落ちてゆく。
いやその表現が正しいのかは、この感覚が曖昧になる空間ではよく分からないが]
近づかせない気か。
[一気に本数を増やした触手に、目を細める]
風を。
[グラナートが、るぅ、と鳴きながら翼を広げた]
[今までは、方向と大体の威力をイメージして伝えて。
それに沿ってグラナートが風を起こしていた。
今回は、巻き込みたい範囲を明確に思考して伝えた。
汲み取ったグラナートは翼の動かし方を変えて前より収束させ、威力を高めてみせた。
結果、かなりの数の触手を散らせて]
よし、行ける。
[羽搏き収めた闇竜は、薄墨色の分身体中心に向けて速度を上げる]
[グラナートの加護を一番に宿すのはその角で。
飲み込まんとする虚無を必死に散らそうと羽搏き続けた。
虚無もまた散らされまいと、その前に飲み込もうと広がり]
い、け。
大丈夫。僕らの力も、他にないもの、だ…!
[るぅぅ、とグラナートも鳴き返す。
諦めろと全身が震えるような怖気を齎す虚無に、声を掛けあいながら抗って。
ギリギリのところで払いのけ、どうにか風穴を開けた]
悪かった。
ここはもっと慎重に行くべきだったな。
[間一髪何とかなったのは、ティアナの援護のお陰。
決定打が見つからない焦りから失策してしまった。
他のものを羨むのはやめようと、グレーテと話して思ったのに。まだどこかで蟠りが捨てきれていなかったよう。
大きな負担をかけてしまったグラナートを撫でながら、深く反省しつつ、周囲の状況にも目を向けた*]
― 虚無の深淵 ―
[シリル>>298の声に顔を向ける]
消耗戦は勘弁ですね。
重い一撃で核を砕く。なら。
[自然と視線がハンスとリュストに向いた。
彼らなら絶対に大丈夫という思いがそこには宿っていた*]
― 幼少期の記憶 ―
そうだ。おみやげ。
むこうでもたべられるように!
[>>131再会の約束をして家に戻った後、名案を思い付いた。
子供舌と旬の果物に困らない地ならではの食卓事情の結果、実は干杏の類はそれまで特に好きではなかった。
けれど生ものは大体もたない。家に来て喜んでもらえるのも嬉しいけれど、彼女の家でも楽しめたら尚良いはずだと。
他にも色々な種類が確保できないかと聞きまわり、それが地元特産品の幅を広げる切欠となったのだが、実際に広まるのはもう少し先のお話]
こんなのもあるんですよ。
どれがおすきですか?
[今は身内と親しい者に出される干果物類。
プルファー家に行く時は、幅広く用意するのが普通になっていたのだった**]
― 養成学校入学当初 ―
[入学前、他生徒と平等に接しろと言われたのはグレートヒェンと>>133同じ。少し違ったのは「馴れ合いすぎるな」とも言われたことだ。
騎竜師の家系とはいえ、誰もが資質を持つわけでなく。以前には護り手の筆頭候補が卒業後出奔してしまったり、などということもあったからの釘刺しだったが。まだ多感で幼さの残っていた自分には、距離感を掴みかねるというマイナス要素が加わってしまった]
やっぱり花は心が休まるね。
養成学校にもこういう場所があって良かった。
[散歩に誘われ、そんな当たり前のことを思い出したり。
仲良くなったというゾフィヤを連れてきて、一緒に話す機会をくれたり。
グラナートも穏やかなユリアの仲介で他竜と馴染むなんてことがあったのだろうと思う。
少しずつ自分からも手を伸ばして距離を探してゆき。
結果、皆の良い面が分かるようになった。
それはより深い信頼と結びついている*]
― 虚無の深淵 ―
間違いないな。
僕達の中で一番剛健なのはハンスとリュストだ。
[カレルの分析>>301にも同意しつつ、声を上げたハンス>>303に確りと頷いた。
誰よりも自分の力を理解して鍛えてきたと思う彼が自ら名乗りを上げるのだから。頼もしさは類を見ない]
勿論。そこは任せてくれ。
そこまで必ず護ってみせる。
[>>303>>304揺らがぬ意思に応えようと、言い切った]
はいっ!
[蠢動する虚無>>306に槍を構え直し、シリルの忠告>>307に頷く。その紫水晶の瞳からも力を得ながら]
グラナート、抑えに回るよ。
風を!
[果敢に触手へと切り込み道を拓いてゆく者達の、右手一歩後ろに位置取って。
怯んで退がる触手があれば風嵐で押しやり、戻れないようにする。
押し切れない触手は、近づいて穂先で払い、連続で突き、時に闇竜の爪が引き裂いて。
鎧竜の通る道を護るために全力を振り絞ってゆく**]
ま、だだっ。
[動きを止めている場合ではない。
左手に腰の小刀を抜いて触手に突き立て、力を籠めて振り解く。
まだ絡みついたままの触手にギリ、と奥歯を噛みしめた時、ゾフィヤの声>>334が届いて。
るぅ!とグラナートが鳴きながら大きく左へ旋回した]
[銀色に輝く氷と蔦の作り出した道。
初めて見る威力に僅か息を飲むが、まだ終わりではない。
最後の一筋をシェン達が刻み込むのを確認して>>334]
いっけぇぇえ!
[>>350全身全霊、一撃必殺の一打が叩き込まれるのに。
いつにも出したことのないような声を上げていた*]
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