
512 勇者と魔王の共同戦線!
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
[そうして、進むはホールの奥。
終端の間へと到る一行。
然程、長い時間を掛けた覚えもないのに、慣れない共闘戦線など張ったためか、遠路の果てに辿り着いたような錯覚すら受けた。]
………、
[王の傍に控えて見やるは、偶像めいた女ひとり。>>185
血の気も無く、活気も無く。
女は生き物と言うよりも、力を生み出す機構に似て見え。
そのまま、獣は彼女を暫し凝視するが―――…、]
(238) 2018/12/13(Thu) 22:31:50
[軽く瞳を伏せて首を振った。]
王の資質は、無い、か。
[世界を平らに変えると聞いた時から期待はしていなかったが、女より受けるのは深く大きな回帰願望だけ。代わりに、英気に溢れる王の声>>207を聞けば、静かに凶爪を持ち上げ、溢れ出ては王を囲む影に構え。]
(239) 2018/12/13(Thu) 22:32:48
[訥々と王の口から語られる過去。>>209
己が世界の澱より生み出される以前のことで在ろう。
遠い昔の話、きっと彼が己にとっての真の王になる前の。]
魔王様になんと不敬な。
[無論、ポツ、と漏らすは独り言。
実際にその言葉が、彼にどれだけ影響を与えたか知れず。
けれど。
王が崩壊を厭う語を告げたなら、深く首肯し。>>211]
(240) 2018/12/13(Thu) 22:34:06
我が身は刃、
裂けぬものはないっ!
[王の力の一端>>212に、
軽快な道化師の奇術>>222が飛び交う。
小手先器用な精霊使いと違って、己の力は暴力である。
―――― が、力を奮わぬ訳にはいかぬ。
襲い掛かってくる戦乙女の武力くらいは止められよう。
天からの強襲に、散、と、五爪の衝撃波を繰り出し。]
(241) 2018/12/13(Thu) 22:35:29
魔獣 タイガは、第一の衝撃波が黄金の翼を削り、
2018/12/13(Thu) 22:36:41
魔獣 タイガは、第二破が、衝槍を狙った。
2018/12/13(Thu) 22:40:15
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/13(Thu) 22:42:56
[黄金の羽が稲穂のように散り、槍をへし折るは暴力の旋風。
狙いが大味である自覚はあるものの、
存在を屠るだけではない手応えが手の内に。
まるで、何か、頑ななものを融解させていく感覚。
雑味が無く、純粋な力の片鱗。]
―――…これが、回帰への力…?
[分析するのは一秒だけ。
思考が不得意な訳ではないが、性には合わない。
身体で覚える方が有意義だ。
翻る身が、咆哮を放つと同時に、低空に飛び込んできた戦乙女を迎えうった。]
(256) 2018/12/13(Thu) 22:53:31
魔獣 タイガは、爪と槍が噛み合い、ギギッと劈く音が響きあい。
2018/12/13(Thu) 22:54:43
(-55) 2018/12/13(Thu) 22:55:52
[女の姿かたちをとっていても、膂力は見目以上。
上空から重力と共に降った圧力は骨が軋むほどに重く。
床で靴裏をすり減らし、グ、と奥歯を噛み。
振り払うように腕を奮えば、戦乙女の胴体はふたつに別れた。
先と同じように手に違和が残るかと思えば、
指の間をするりと抜けて、玉座に回帰する光の粒子。
戦時の納得は平時よりも鋭く。
廻り、巡るは再生と回帰だけは無いらしい。]
(260) 2018/12/13(Thu) 23:03:18
加減はすべきでは無いようだな。
良いだろう、我が武勇を見よ。
[双眸を見開き、眼光を滾らせ、解放するは己の魔力。
人体の稜線を曖昧な闇に変え、黒衣は夜色の毛皮と代わる。
鋭き牙は剣となり、二本脚の長躯は四足の巨躯へと変転。
先ほど、イースより受けた快癒の力が、
己の腹で巡り、魔力を次から次へと精製し。]
(264) 2018/12/13(Thu) 23:08:48
魔獣 タイガは、唸るような咆哮が、戦乙女らを竦ませた。
2018/12/13(Thu) 23:09:13
/*
イース強いなぁ!
割とこれまで出目奮わなかったイメージだから、
一気に来ている気がする!
(-56) 2018/12/13(Thu) 23:25:24
[怯んだ戦乙女の幾らかは、威圧に負けて四散し、粒子と代わる。
その多くが玉座に戻り行くのを見れば、ぐる、と咽喉を震わせ。
そこで光の矢が降った。>>273
己のように力任せに紐解くのではなく、
整列に融解させる巧緻な技量。
獣の耳は過ぎる過小評価を拾ったが、ふ。と鼻を鳴らし。]
イース!
我が刃を以って、敵を討つ。
力を!
[彼の力量は我が身で以って伝えよう。
言葉と疾走が同時で、詠唱が間に合ったかは知れず。]
(281) 2018/12/13(Thu) 23:32:40
魔獣 タイガは、同胞の加護あれば四散も叶うだろう。
2018/12/13(Thu) 23:34:28
(-57) 2018/12/13(Thu) 23:35:06
[イースの加護は間に合った。
猛々しく敵を狩る牙も、彼の力あれば一時的に慈悲の剣となろう。
永劫に循環し続け終わらぬ輪廻を光に変えて噛み砕き。
戦乙女に再生も破壊もない終が訪れる。
それを救いであると断じるほど己は傲慢ではない。
しかし、回帰を目指すだけの意思にも休息が必要だ。]
そのように生まれたのなら、そのように生きるがさだめ。
理解せぬでもない、出来ぬでもない。
[そも、回帰を目指す女は多くの矛盾を孕んでいる。
摩擦を生みだし、加熱しても、止まれない。
影は多くを切り離したと言っていたが。>>180]
(293) 2018/12/13(Thu) 23:51:04
終わり方も、忘れてしまったのだろうな。
[憐憫を抱くわけではないが、ポツリと漏らす語。
世界の理から外れてしまった力は、誰かが閉じてやらねばなかった。*]
(295) 2018/12/13(Thu) 23:51:47
/*
びびびびびびっくりした!!
イースくん居た!!??
(-58) 2018/12/13(Thu) 23:52:26
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/13(Thu) 23:52:57
/*
全体的にフランちゃんさんの考え方に共感出来るなぁ。
いや、フランちゃんさんが賢者なので、
共感しやすい性格をしているからなのかもしれない…。
(-60) 2018/12/13(Thu) 23:55:42
[パチパチ、と己の周囲を明るい光が弾けていた。>>298
彼の与えた加護は身に留まり、四肢に強化を与え続けてくれる。
彼が魔の血を受けぬ、純粋なエルフであったなら、
もっと以前に嫌悪と言う名の拒絶反応が出ていた筈。
ゆら、と四足の獣は、彼に視線を投じ。]
随分と共鳴するな。
――― 分かるのか、イース。
[対話は不可能だと影は言っていたが、他愛無きことを問うた。
返事は然程期待していないが、すん。と鳴らす鼻は伺うように。*]
(303) 2018/12/14(Fri) 00:10:10
――――……、
[ところで。
視界の端で、玩具箱をひっくり返している道化師がひとり。
緊張感に欠けることは、多めにみよう。
そもそも、彼が真面目になればなるほど碌なことにならない。
彼は奇想天外、奇天烈な道化師。想像の斜め上を征く。]
……センスが。
[魔改造に魔改造を重ねられた狼を見。>>301
言わずにいられぬは、格が違うと言えども、同じ四足の性。*]
(305) 2018/12/14(Fri) 00:16:57
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/14(Fri) 00:19:52
[神々しい女が動き出せば、咽喉が唸り、姿勢を低くする。
いつでも飛びかかれるように取る戦闘態勢。>>304
世を平らに均す為に集められていく力。
鼻を鳴らさずとも明確に嗅ぎ分けられて。]
魔王様、いよいよ敵も本気のようです。
どうか―――…、我らに激励を。
[獣の意志は、正義や想いと別にある。
侵略者に憤慨もするし、理不尽も覚えるが。
獣が全身全霊を掛けるは、王の望みを果たさんとする為。>>211]
(328) 2018/12/14(Fri) 21:29:02
さて。同じとは言い切れぬぞ。
先ほどの戦乙女との戦いを見ていれば分かる。
奴は混沌を忌避するが故、混濁したものに耐性が無ようだ。
虚ろなほど、曖昧なほど、
―――…秩序を掲げる器では受け入れられぬのだろう。
[イースへと返す相槌。>>312
集まる光は膨大で、猶予は殆どないことが見て取れる。
彼ほどの智者が同じ結論に至らぬ筈もなく。>>325
しばし、彼へと黄金の眼を向ければ、
己の背中を示すように鼻先を閃かせた。]
(332) 2018/12/14(Fri) 21:31:14
覚悟を決めたなら、征くぞ。
今一度、この背を貸してやる。
[彼を光の下へ導くため、戦乙女を悉く狩り尽くしても良いが。
目的が定まっているなら、彼を運ぶ方が効率が良い。
突破することだけを考えれば、目前まで迫れよう。
今なら戦乙女らは、重力を支配する道化師に頭を垂れ。>>317
玉座へ続く道には希望と想いの光が溢れている。>>319
なにひとつ、迷うことはない。*]
(333) 2018/12/14(Fri) 21:36:38
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/14(Fri) 21:39:01
[彼が刃のある獲物を持つのは、珍しい。
その見目から悟るは、彼の決意。>>336
王以外に背を貸すなど言語道断だが、今ばかりは騎馬にもなろう。
我が四足は風よりも早く地を掛ける、彼を運ぶなど造作もない。]
ローゼ! 勇者!
道を創れ、早々に決着をつけるぞ!
[背にひょいと乗せた軽い肢体。>>337
道化師の楔が戦乙女らを地に沈めている間が好機。
低く身を伏せ四肢に力を込め、床には皹が走り。]
(341) 2018/12/14(Fri) 22:05:48
接近すれば当然、攻撃も激化する。
付き合えるところまでは付き合おう。
[あの神が如き存在に、何処まで迫れるかは分からない。
自身は己の脚に信を置いているが、目算でしかない。
届かない場合は十分にある。
そうなれば―――――……、]
届かなければ、全力で投げてやる。
[突撃は奇襲の基本。
真顔で告げれば、着地についてのエトセトラは度外視で。*]
(342) 2018/12/14(Fri) 22:07:20
[イースを背に乗せ、踏み切る直前。
清涼とした巫女の詠唱が聞こえた。>>339
詠唱は歌となり、歌は力となり、力は大樹と化した。
空を枝葉が覆うと同時に足を踏切り、我が身は風となる。
轟々と耳の傍を過ぎ去っていく旋風。
まるで凱歌のように戦乙女らを打ち落とす炎が灯り。
混沌とした色彩が入り交じって明るく。
その中に、背から溢れる力も混ざり込んでいく。>>344
ゆっくりと見開く眼は、戦いの中に在って、高揚以外の機微を得る。]
(353) 2018/12/14(Fri) 22:39:04
………美しいな。
[秩序の化身は混沌を厭うが、
情緒に優れぬ獣さえ、感嘆の声を漏らした。
聖と魔、正道と覇道、光と闇、
入り交じり、不安定で、曖昧な色彩が、とても。]
(*17) 2018/12/14(Fri) 22:39:53
[距離を詰めれば、当然のように戦乙女が盾如く群がり。
それを越える道は想いが創り上げていく。>>352
大樹の木漏れ日に照らされ、
蒼穹に飛び出せば、玉座の上空を得て。]
イース!
切り拓けッ!!
[鳴り響かせる咆哮は、彼に背を踏み切らせる発破となり。*]
(355) 2018/12/14(Fri) 22:44:29
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/14(Fri) 22:45:44
/*
分かるよ、きっとアレは拾いたいよねって思ってた。
(-79) 2018/12/14(Fri) 22:58:53
[空へと舞った彼を見送る黄金の双眸。
彼の放つ英気は、光輝の中でも負けず。
槍を振りかぶる戦乙女らを空中で蹴り飛ばせば、
イースの剣が膨張したのが見えた。>>358
匂いを嗅ぎ分けるまでもない強大な力と力のぶつかり合い。
風圧に煽りを喰らい、大気に爪を立てるまで高く飛ばされ。]
ッ!
[瞬間的に声が喉に詰まった。
爆風に彼の姿を見失ったが為。>>359
尾をピンと真っすぐ立てて、熱気に突入しかけ―――]
(366) 2018/12/14(Fri) 23:37:13
[だが。
視線が次に捉えたのは、暖かな光。>>360
彼が築いてきた、眼には見えぬ絆の一片。
大いなる加護の気配に、自然と安堵を孕む息が零れ。
見下ろす眼を、同じく上空を旋回していた獣に向けて。>>317]
(367) 2018/12/14(Fri) 23:39:04
杜撰だ、と責める野暮は今は止そう。
……、………助かった。
[彼の掛けた加重の魔法。
広域展開の足止めが無ければ、己も送り届けられてはいまい。
彼の生体には明るく無いながら。>>*14
溜息ひとつは癖のように。]
少しなら、分けてやろう。
[彼が獣臭い、などと厭わなければ。*]
(*18) 2018/12/14(Fri) 23:40:10
[見下ろす視界で覚えるのは終の気配。
神々しい力を成形していた黄金の翼が蒼穹に還る。>>363
光の柱めいた幻想を、視線で辿り。]
終わったか、
[言葉にすれば実感が重くなる。
突然の闖入者も、奇妙な共闘も。
終止符が打たれるのだと思えば、僅かに瞳は細く。
やがて、天空城に崩壊の兆しが走るまで、
決戦の余韻を、四肢の全てで浴びていた。**]
(372) 2018/12/15(Sat) 00:02:54
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/15(Sat) 00:03:56
[1]
[2]
[3]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る