情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
レーチェ、正式な専属契約というのはすぐに出来るのか?
契約と
そして私は君を真の巫女として──
…"巫女"はもう相応しくないか
[あの男はなんと言っていたか、と記憶を辿る]
結婚の約束をしようって、君に申し込む
今この場で、儀を執り行おう
うん
[同じように鼻をすすって、くしゃりと笑み]
資格としては、帰ってからでないといけないけど…
契約、できる
……これを
[少し古ぼけ、二人の目の色のように
オリーブ色に変色した指輪を取り出した]
……新しいものでなくて申し訳ないが
わたしが召喚師を目指そうと決めた時に
いつか契約するときのために用意しておいたものなんだ
ずっと持ち歩いていたからこんな色だけどね
[照れくさそうに空に輪をかざして]
これが…
[指輪を凝視して、よく似た色合いの目を細めた]
これをどう──
ああ、いや待って、こっちに
[立ち上がり、手を引いて空間の中央へ。
天窓越しの淡い光に照らされた場所に立つ
足元から滲み出る極彩色の靄があたりへ満ち、
冷えた空気と苛烈な陽光を和らげて
二人は甘い香の霧の中]
ずっと君が大切に、持っていた
その"約束"を私と叶えよう
私たちはきっと互いをずっと待っていたのだから
ん?
[手をひかれ、一拍遅れてついていく
中央にたてば、それは教会でステンドグラス越しに浴びる祝福の光にひどく似ていた
そのことに表情を緩め、あたりを見ればやさしいあたたかな靄の中
夢にみた靄のような
実際に夢見たような 約束の場所]
…‥はい
[頷いて。
繋いでいる手、薬指を辿って指輪を嵌めた]
[去った者達の想いが今も宿るのなら、此処が相応しい
ただ消えるのではなく
未来へ、軌跡を繋ごうとした
見守る彼らの前で]
誓おう
貴方は私のすべて
貴方と共に去るそのときまで、永遠に一緒にいると
[翠の輪が指に滑り入れば
微笑んだ]
[そのまま腰を抱き寄せて、唇を重ねた
誓いのキスにしてはたぶん長すぎる
舌をそのうちへ差し入れて]
……
[目元の笑みを深め]
[誓いの言葉も、よく似た音色を重ね
遺物とは異なっていたとしても そのうちにあるものは変わらない]
わたしも誓おう
召喚師として、そしてそれを越えてわたしとして
永久に貴方と歩むことを
わたしのすべての愛を捧げることを
[息を吸われるように口付ける
そっと瞼を下ろし、その温もりを享受して
そして、]
……んふ、
[そして、
―――長い?と気づいたときには既に遅し]
んうう…
[条件反射で舌を絡ませてしまえば、とろりと暖かなものが腔内に流れ込んだ]
[腔内を荒らし、貪って
それ以上を捧げ]
は…、 レーチェ
私たちの豊かさを彼らへ示そう
[照れ屋だ、ということは理解している彼女の首元へ
唇寄せて少しばかり意地悪げな笑み]
これは普通、つがいになろうとしたり
子を成したりするときにするものなのだって?
まさに
[ヒトの未来に射す光を示すのに相応しい]
[暖かく甘い香りの靄の中
この靄は私自身
包み、抱き寄せ、体温を重ね]
私たちの契り
……痛くないように魔法をかけようか
ぁう…は?
[首筋にかかる風にビクリと反応する
それが悪戯なら大成功であっただろうか、突然の提案に目を白黒させる]
ま、まって、外だぞ…!
[慌てふためく顔は朱に染まっており
こちら視点では意地悪なことを巧みに言うようになった彼の様子に戸惑うのも合わせて
声が多少裏返ったまま、軽い抗議
口だけなのは、拒絶できる気がしなかったから]
うう〜………
[抱き寄せられて肌が触れている部分以外からも包まれている感覚
それがエディ自身である靄のせいであるとまで、頭は回らず
自分がその気になっているのせいではないかと錯覚してしまう結果に]
うぐ………
もう痛くない……
……から、魔法は良い……
[下を向いて観念したように吐く]
外じゃないよ
[抗議の声に振動する喉を唇で食み
宥めるような音を響かせる。
基本的な衣服の構造を理解した指は
するりと上着を剥ぎ始めており]
痛くない?
[何故痛くなくなったのかなんて真顔で聞かなかったのは
デリカシーがあるからではなく偶々]
ん
[下を向いた顔、その鼻先へくちづけて
ゆるりと体重をかけた]
[黒天を透かす水晶の陽の下
いろめく靄が、裸の体を横たえる褥]
これが初めての、真なる契りの儀
私たちは本当に一つになるんだ
[指輪の嵌る指と指とを絡ませ
鎖骨へ這わせた舌は、慎ましくも官能という豊かさを戴く乳房へ]
[首筋から喉へ、節という感度の高い部位を啄まれ小刻みに震える
気づけば剥ぎ取られ始めていた衣服をたぐろうとする手は
きっと抑えられてしまったことだろう]
………
[きゅっと目を閉じて 躰が反転するのを感じる]
…わかっ……ひゃ
[ぬるりとした感触が柔く表面を辿っていき 小さく声を上げた
それに耐えて絡めあった指を強く握りかえす]
ん んん…
[胸を舐られれば手の届く範囲にはなにもない
かわりに支えていないであろう片方の手を絡めたまま持ち上げ、
相手の指先を咥えて吸った]
[靄の中へ沈み込み支えられる体]
あ…
[指先から走る温かい痺れに声を上げる]
は
[軽く関節を曲げ、爪と指の間で舌先を探った]
[虹色の侵食は徐々に深まり
下肢の衣を剥いだ片手は脚の付け根を辿る]
君は美しい
人間が理想とした絵のどれよりも
[乳暈を舐る舌先が尖りの触を得れば、喉を鳴らし
淡く目を細めた。
濃い靄の一部が炎舌のように蠢いて、それ自体が腕のように彼女の華奢な腰へ絡みつく]
んく……ふゃ
[指先で舌を弄ばれ、無抵抗な声をあげる
それでもなお吸い付こうと舌は無意識に指を追った]
……っ…ふふ、…
…貴方も、綺麗だよ
[見上げれば自身に影を落とす相手が見える
淡い光源しかないこの空間でくっきりと輪郭が見えて
それをなぞるように指を滑らせた]
[不穏な空気を感じたのは気のせいか]
あ、やっ ?
[肌ではない何かが腰を絡め取る、
経験したことのない感覚にほのかな恐怖をにじませた嬌声が溢れる]
君に似たから
当然だね
[肌の上を滑っていく指に、ざわざわと魔力がうねる]
んん、…
元の私を知りたいって
[宥めるような声
靄の舌もまた、彼女の体の輪郭をなぞるように滑り]
それも私なんだ
心を開いて、私を受け入れて
[不埒な欲情は熱と凝る。
再び深いくちづけを求める間に
下肢の間を探る指は核を探り出して、やわく弄る]
[当然などと言われれば目を瞠ってついくすりと笑んでしまう
ふれれば魔力が篭もるようで、自身も耐えながらも面白がってなぞったりつついたりしてしまったか
靄の愛撫の速度に伴って、不安の色は徐々に淫靡さをまして]
ん…ぅ、ん…っ
[靄を掌ですくおうとしてみたけれど、指の間を通り過ぎる
それさえも体の芯の熱を高める手助けをした]
ぜんぶ… さわられてるみたい だ
頭のなかから 足の先まで
[両の腕以外のもので抱かれる感覚は
ひどく新鮮で 抵抗を奪い去ってしまった
重力の在る指で擦られればとぷりと秘部から蜜を溢れさせる
自分の腕を相手の首元に回してきゅっと抱きつく
潤んだ目を薄っすらと開けて、必死ともいえる動きで頬や、首筋や、耳朶を舐る]
あ、あ……っ
[どうにかなりそう、と、耳元で囁いた
無意識に腰を浮かせて、強請るように]
そうだよ
全部に触れてる
[愛らしい仕草に頷いて
耳朶を愛撫が通れば、浅く声をあげて]
レーチェ
[抱え上げた下肢の柔らかさも
貴方の声も]
レーチェ…!
[腰を掴み、熱塊を埋める。
痛みの少ないようにと執拗に重ねた前戯の果て
掴んだ手が滑るほどの勢いと情熱に
華奢な体を揺さぶった。
全身を包み揺れる虹色の靄]
[脳までも痺れて揺さぶられる
押し寄せてくる快感に耐えきれず目尻から雫を零した
魔力も感情も溺れるほどに満ちて注がれ
器に受け止めきれなかった分が繋がった部分から溢れているかのよう]
ふ、 ぁあっ…
[打ち込まれる音はもう聞くこともままならず
掴めない靄をも抱きとめるように四肢をくねらせ
おいていかれないようにだけ、しがみついて高みに昇る]
エディ――――
あ
う、う…
[余韻にびくびくと身体を震わせながら
吐き出す白い息も靄の虹色に融けて混ざり合って
すべて注ぎ込まれ、すべて還元し
わけもわからないままふるふる首を振って、
肌をすり寄せた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新