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吟遊詩人 ディルドレは、【1】参謀 アレクシス を能力(襲う)の対象に選びました。
─ 高台の教会 ─
[街の人々から笑顔が消えて、それから数日。
海の見える高台でひとり、リュートを奏でる日々が続いた。]
こんにちは、お嬢さん。
私はディルドレ、旅の吟遊詩人のはしくれさ。
ひょっとして、デズモンド卿の縁者かい?
[>>7 小さな会釈に会釈を返すと、墓碑の前まで歩み寄り、問いかけた。]
たいした縁があったわけじゃないんだが。
皺ひとつない軍服を着て、真直ぐな瞳を向けるところがそっくりだ。
[返される答えに、遠い記憶の面影を懐かしむような笑顔を浮かべ。在りし日の御仁の話を請われれば、思い出話を語ってみせた。**]
─ 吟遊詩人と真実と ─
[>>26 凛とした名乗りが耳に心地良い。
誰かの親になることはなかったけれど、子や孫であればさぞ誇らしかろうと御仁を羨む。]
生き方、か。
[>>27 どこか迷いを浮かべるような瞳に、少し考え込んだのち口を開く。]
人はえてして、信じたいものを信じるものさ。
それが真実であれ、虚構であれ。
惑わされたくなければ真実を追い求め、
心地よさに縋りたければ虚構に浸る。
その人にとって必要だからそうするんだろう。
[吟遊詩人は耳に心地よい虚構を紡ぐことを生業とする身。告げた言葉はどこか画家と似たような響きを含んでいたかもしれない。>>1:201]
私は真実を隠して生きている身だけれど
いや、隠したというよりは、捨てた……だね。
家名を捨てたのさ。自由になりたくてね。
尤も、躊躇わずに捨てられるくらいの軽さだったけれど。
[あまり、自分の口から身の上を話すことはないのだけれど。向けられる眼差しに、隠し事はしづらくて。]
それが正しかったかどうかは分からない。
でも、捨てたことを後悔はしていないよ。
自分が選んだ道だからね。
[告げる声音に迷いはない。街の隅で朽ちた屋敷に、埃の被った父母の墓碑に。何も思わないではないけれど。己の歩んできた道を、悔やんだことは一度もないから。]
選ばなかった方の道が正しかったのか、なんて。
誰にもわからないものさ、リーゼロッテ。
選んだ道を正しかったと思えるように、
生きていくしかないんだ。
私はそう思ってる。
[もしも。己がこの国で貴族の娘として生きてきたのなら、今このときに果たして何ができただろうか。答えは浮かばず霧散するばかり。]
……ああ、すまないね。
年をとるとどうも説教じみてきて嫌だよ。
まだ少し時間はあるかい?
お詫びに一曲、歌わせとくれ。
[苦笑を浮かべリュートをかかげ、請われたならば、その歌を。蕾のような若き乙女に浮かぶ翳りが、少しでも晴れれば良いと願いつつ。
吟遊詩人は歌うことしかできぬのだから。**]
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えらいひとたち(ひとまとめ)の内務の描写のディティールにすごいなあ美味しいなあと口をあけてもぐもぐしているわけですが。
中の人は王城に勤めていたか王族だったのかもしれないと思い始めていることをここにおしらせします。
/*
は。もし西方使う予定で落としてたなら申し訳ない…!
こう、物語のごま塩ポジションなのは承知しているのですが塩梅が難しい。
ソマリは北方山岳地帯の亡国だった気がするので、スパイは皆立場が違う感じ…?
─ リーゼロッテを見送って ─
[去って行くピンとした背筋を見送りながら目を細める。]
後悔していないから正しかった、か。
いい娘御だね。
[年月を重ねたせいか、何を見聞きするにしても心が鈍くなっていく気配に覚えがあったけれど。飾り気のない真直ぐな言葉は、胸の奥まで不思議と響く。]
揺り篭は如何に揺らされし。
何処から生まれし影なりや
[>>62 王城に縁のあるであろう娘御が零した言葉が、胸の内に影を落とす。]
ふむ、貴人のことは貴人に聞くべし。
…と、いったところかね。
[教会から貴族街へと歩みを向ける。その道中、祈るような青年の姿をみつければ、通りがかりに会釈を交わして。>>147 ]
― ラバル家屋敷・第二の客間 ―
[幾つかあてはあったのだが、この方に呼び止められたのは運が良いというべきか。タイミングが悪いというべきか。だいぶ鬱憤がたまっていたようで、屋敷になかば引きずり込まれるように招かれて、ひたすらに相手の話を聞く。]
そうですか、ご子息がご婚約を。
おめでとうございます。
ええ、晴れの日を迎える折には是非またこの国へと伺いましょう。
[ラバル夫人はこの国におけるご贔屓の一人。長閑な自然に恵まれる反面、娯楽の少ない西の領主。西の屋敷に度々賓客として迎えいれてくれる程度には縁のある方だった。]
フォールデン家といえば護国の名門。
勇猛果敢な戦乙女の武勇伝は、周辺諸国にも響いております。良いご縁なのでは……?
[はて、予てより夫人が願っていたはずの武門の子女との縁談は、暗い渦中にめでたい話であるはずなのだが。鬱憤の原因はご子息の縁談が原因のようで、問うてみれば勢いを増す。]
既にアイリ嬢は後ろ盾をなくされていると聞き及んでおります。武に長けた誇り高き御仁とも。
武官として一線に立ち続けることを思えば、
御子の世話には奥方様の力添えがあれば心強いでしょうね。
[ひとしきり、夫人の話に相槌を返し。落ち着いた頃合いでそっと切り出してみるが、さて夫人はどう受け止めただろう。さじ加減を間違えば、さらなる溝を生みかねないが。それはそれ。今は目の前の夫人を宥めることが第一である。]
― 騎士と乙女 ―
白い絹の手に 口づけ落とし
騎士は誓いの剣を 乙女に捧ぐ
広い銀の背に
乙女は加護の祈りを 騎士に捧ぐ
騎士と乙女 二人瞳を交わし
心の鍵預けあい 微笑み浮かべ
騎士は戦へ 乙女は城へ
互いの生きる地で あの日の約束想う
[長話の果てに所望されたのは昔からの夫人のお気に入り。ゆったりとしたメロディに乗せたアルペジオは、第二の客間の壁を越え、屋敷にも響いただろうか。
夫人がこの曲に想いを馳せる理由が、得られなかったものへの憧れか、失ったものへの惜別か、はたまた只の享楽なのかは知れないけれど。望まれるものを歌うのは吝かではない。]
[はてさて。影では元老院の女狐と囁かれる程の御仁。
一方的に話に付き合わされ歌わされ、こちらの聞きたいことはほとんど聞けず終いだが。
国葬の折には末席に招いていただけることと、長逗留の折には便宜を計って頂けるとの約束を得られたのだから上々、といったところか。]
こんな時勢ですから。
奥方様に変わらずお引き立て頂けるのは心強い限りです。
[これは心の底からの言葉。路銀も無限にあるわけではなし、混乱が続けば身入りも減る。パトロンを確保しておくにこしたことはない。]
ご子息といえば懇意にしていたご友人が外務長官になられたそうですね。
ご子息自身もお若くして両王子の信頼に厚いご様子。
ラバルの家のためにも、良いご縁に恵まれますよう。
[別れの際に、ありきたりなおべっかを添えて。形式というものは、特に古い貴族の家柄に置いては重んじられるもの。長年の旅暮らしで身につけた処世術のひとつであった。**]
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は。
おせっかいBBAに勤しんでいたら
本題の歌を忘れていたの巻。
キリングの流れとしてはおそらく
アレクシス→フィオン(反撃)
フェリクス直属→アレクシス、ですかね・・?
メモで紅ショウガ流行ってるのふいた。
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明日以降存命の方で、こちらから触れていないのは
シュナウザー、ソマリ。
フェリクス、ローレルは薄め。
間接的にでよいので絡んでいけたらとは思うものの。
シュナウザー氏は接点が難しそうだ。
昔ご贔屓にしてくれた人たちが口々に恐れてる人、みたいな感じでいける・・・?
/*
唐突にみている第一王子ふいた
レスポンス早いですね皆様方。
それにしても使い勝手の悪い材料を
落としちゃったのは申し訳ないことしたなぁ
いっそノータッチの方がいいのかしら
― 暗き翳り ―
街に囁かれし 暗き翳り
星に集いし者こそが 我らの安寧奪ったと
邪智の
偉大なる星 射落して
己が歴史を紡がんと
我らが空を 闇に染めしは
どちらの星に 集いし者か
ああ
さらなる翳りに 惑う民
長き平和に身を浸し 馴れぬ翳りに惑う民
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