
469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜
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……了解した。
先陣は、あたしが切っていいんだろう?
[接敵すれば真っ先に飛び出すのは常の事、確かめる必要もないのだけれど一応問うだけは問うて。
ゆるりと進む一団の先陣に、赤紅の花弁が翻る。
亜人の中では異質な姿は、けれど。
どこかその位置にしっくりと馴染むようでもあり。
それは娘の出自──半魔である、という事の象徴とも見えようか。*]
(51) 2017/02/01(Wed) 20:39:43
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 20:46:53
― 戦場 ―
[ふわりと翻る赤紅の裾は、銀月の牙が散らす近しき彩に飾られ、その鮮やかさを増す]
……は。
手応えはあるが……あたしを獲るには足らないな!
[そんな挑発めいた言葉と共に大鎌を振るい、道を開く。
先に抱えていたいら立ちは、戦場の齎す高揚により、一時忘れられていた。
そうして戦場を駆け抜けて。
突然の閃光>>56と、対して上がった主の声>>73に、亜麻色はそちらを振り返った]
(87) 2017/02/01(Wed) 22:47:39
[主が弓に矢を番える。
ああ、仕掛けるんだな、とごく自然に理解した娘は一時足を止め、手近な敵を刈り払った。
呪が紡がれ、放たれた矢が閃光を導く。
その輝きに亜麻色を細めたのは一瞬。
進むを促された>>77娘は地を蹴り、銀月を持って再び先駆けを務め]
……いた!
[開いた道の先、覚えのある黒を認め。
躊躇う事無く、そちらへ駆けた。*]
(88) 2017/02/01(Wed) 22:47:44
― 戦場 ―
[敵陣が動く。
しかし、亜麻色には、それらの動きは一切入ってはいない。
よそ見をしていては獲り損ねるというのが一つ。
そして、もう一つの理由は単純で]
…………。
いない、か?
[獲らねばならぬもう一方、それらしき姿はそこにはない。
どちらを先に獲るべきか、そんな思考が廻るのは一瞬の事]
(98) 2017/02/01(Wed) 23:21:41
……黒いの!
[名は聞いているが、口にする事はない。
故に、こう叫びながら距離を詰め、銀月を横へと払った。
狙うのは、騎馬の脚。
動きを止めるを第一とした一閃。*]
(99) 2017/02/01(Wed) 23:21:51
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 23:23:24
[名を呼ばぬのは、この在り方となってからは常の事。
他者の名は呼ばず、己が名も主以外には呼ぶ事を許さない。
とはいえ、そんな事情は黒の将の知る由もないのだが]
……お前に暇があろうがなかろうが、そんな事はあたしには関係ない!
[一閃を避けるべく、空を掻く馬の前脚。
目の前に落ちるそれを寸での所で避けた娘は、次の一手のために身構える。
対する黒は、提げていた剣を振り上げる。
無造作なそれは、それ故に容易くかわせるもので。
それが、疑問を一つ抱かせた]
(110) 2017/02/01(Wed) 23:57:29
……こいつ……!
[以前の対峙とは微妙に違う。
将の意識は、完全にはこちらに向いていない、と感じられた。
それと先の言葉。
娘は距離を測りつつ、もう一度周囲を見回し]
…………ここにはいない、のか。
[やはり、もう一つの獲るべき対象はここにはいないらしい。
ならばどうするか、の判断は早い]
(111) 2017/02/01(Wed) 23:57:36
……マスター!
黒いのは、獲れたら、でいいんだろ!?
本命は、ここにいない。
……あたしは、そっちを先に狩る!
[呪を紡ぐ主へ向けて、一声あげて。
返事を待つより先、娘はだっと走り出した。*]
(112) 2017/02/01(Wed) 23:57:39
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 23:59:09
[走り出した後で始まった事には意識は向かない。
道を阻むものは問答無用と斬り払い、娘は先へと駆けてゆく]
……どこに、いるっ……!
[幾度目か、立ちはだかるものを斬り払い、赤紅を翻し。
ふと、感じたのは、強い風の音と焔の気配。>>122]
……ヒトガタ……か?
[それからもう一つ、感じ取ったそれに。
何故ここに、と思いつつ、そちらへ向けて地を蹴った。*]
(135) 2017/02/02(Thu) 00:38:08
(-40) 2017/02/02(Thu) 00:44:21
[駆ける先に、不意に感じたのは馴染んだ力。
それに向かって駆けた先に見えたのは、主に向けて放たれる矢。>>155]
……っ!
[行動は反射。
呼吸整え、一気に地を蹴り距離を詰める]
やらせないっ!
[宣と共に振るう一閃。
当たる当たらない以前に、主へと文字通り弓引く動きは許容できないから。
放たれた矢を叩き切ろうと、銀月が舞った。*]
(156) 2017/02/02(Thu) 01:35:36
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/02(Thu) 01:36:55
……早くない。
[手を叩く主の言葉>>160に、ふる、と首を横に振る]
邪魔が、思っていたよりも多かったとはいえ。
マスターよりも先に着いているべきなのに。
[そう、返した後。
亜麻色は狩るべきものへと向き直り]
(169) 2017/02/02(Thu) 02:00:42
[向けられたのは、迸るような絶叫。>>161
いつか聞いたものと同じそれに、亜麻色が数度瞬く]
……なん、で。
[空白を経て、零れたのは掠れた呟き。
また、どこかが軋むような、不可解な感覚が伸し掛かって来る。
それを振り払うように、ぶん、と首を横に振った]
(170) 2017/02/02(Thu) 02:00:48
……おま、え。
[向かう亜麻色は、睨む態]
なん、なんだ。
なんで、あたしをそう呼ぶんだ。
……その、呼び方、は……。
[誰か一人しかしていなかった。
けれど、その『誰か』は、今はわからない]
もう、誰も使わないはずなのに!
[わからないから、ないものと見なしているのに、とは口にはせず。
大振りの後、提げていた大鎌の柄を両手で持ち直した。*]
(171) 2017/02/02(Thu) 02:00:54
……訳がわからない。
本物とか、何の事だ。
あたしはアイリ・ファタリテート、魔鎌アヴァーンガルデが主。
そして、魔将シメオン様にお仕えする者。
[口に出す事で、今の在り方を確かめる。
そうしないと、揺らぎそうになる意識の乱れは主には覚るも容易い事だろう]
それ以外の、何者でも、ない。
お前に、妹なんて言われるような筋合いは……。
[ない、と。
言い切ろうとした所に示されたカーネリアン。>>173
亜麻色が、微かに揺れるが]
(177) 2017/02/02(Thu) 02:41:01
……っ!
[そこに響く声>>175が、揺らぎから引き戻す。
ふる、と。
首を横に振った]
……あたしは……あたしは、お前の事は、知らない。
[知らない、知らない、と心の内で繰り返す。
魔力の支配と内なる記憶がせめぎ合い]
でも、ひとつ、わかる事は、ある。
[その結果、拾い上げられたのは一つの感情]
(178) 2017/02/02(Thu) 02:41:07
……あたし、は。
お前が、きらいだ!
[解放されたのは、幼い頃に口にしていた強がり。
それが、寂しさを紛らわせるために幾度となく繰り返していた裏返しの言霊であることは。
既に亡い母以外には知らぬ事。**]
(179) 2017/02/02(Thu) 02:41:11
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/02(Thu) 02:43:01
……な、にを?
[言い放った言葉に対し、返されたのは笑み。>>180
かわってない、という言葉、良く知っている、と言わんばかりの響き。
それに感じたのは、二種類のいら立ち。
ひとつは、この声に接する度に感じるもの。
もう一つは]
(193) 2017/02/02(Thu) 10:17:24
― とおい記憶 ―
[幼い頃の閉ざされた世界を開いたのは、外から訪れた者たちだった。
取り分け、探検と称して危険とされる場所に入り込んでいく少年は、幼い少女の好奇心の対象となっていて。
村に近い歳の子供が少なかった事もあり、親以外の誰かと一緒に、という事があまりなかった少女にとって、その後を追いかけて行くのは楽しい事だった。
それを可能としていたのが、魔の血に基づく身体能力──とまでは、知る由もなかったが]
んーん、おにぃの方がすごいよ。
こんなとこまでこれる子、いないもの。
[すごいという言葉も、どこでも行ける、という言葉も向けられる機会はなかったから、純粋に嬉しくて。
それもまた、一緒に行きたい、と言い出した理由のひとつ]
(194) 2017/02/02(Thu) 10:17:32
[そんな感じで、誰よりも懐いて。
けれど、時折、噛みつく事もあった。
一番酷かったのは、探検の途中。
少女が足を滑らせ、高所から落ちた時の事。
支えきれず一緒に落ちて、こちらを庇った少年が怪我をした時]
……おにぃのおばか!
あたしは、ちょっとの事じゃ怪我とかしないのに、なんでそーゆー無茶するの!
おにぃのそーゆーととこ、あたしはきらい!
[護ってもらえるのは嫌じゃない。
けれど、そればかりというのは嫌だから。
大丈夫よりも何よりも、口をついたのはそんな言葉。
涙目でうー、と唸る様子は仔犬さながらに見えたやも──というのはさておき]
(195) 2017/02/02(Thu) 10:17:37
……母様には、ないしょだよ?
[一しきり騒いだ後、そんな前置きをして。
軽く擦りむいた手に滲むあかいいろを一滴、掬い取って指先に乗せて]
……いたいの、とんでけ。
[小さな声で紡ぎながら、怪我をした部分に指先を押しあてる。
薄紅色の光がふわりと舞い、それと共に怪我の痛みも引いてく。
怪我の痕自体を、完全に消す事はできないけれど]
(196) 2017/02/02(Thu) 10:17:42
……いたいの、へーき?
[こてり、と首を傾げて問う様子が、先ほどよりも疲労して見える事には気づかれたか。
何をしたのか問われても、ひみつだから、としか答えずに。
追及されたらまた、きらい、の言葉が積み重なる事になるのだが。*]
(197) 2017/02/02(Thu) 10:17:49
……っ。
[ふるり、首を横に振る。
思考の時間はどれほどだったか。
ちらり、周囲を見回せば、先に主が狙った者の姿は離れている。
追うか否か、の選択は早い。
獲るべきはあちらではなく、こちらだと思うから]
……あたしの務めは、小物を獲る事じゃない。
[そう言い聞かせつつ、大鎌を握り締める。
刈り取るべきものは主に向かい、こちらに意識を向けてはいないよう。
主もまた、獲物に意を集中しているようで。
ならば、刈るべき瞬間を見極めるか、と。
銀月を構え、亜麻色を僅かに細めた。**]
(198) 2017/02/02(Thu) 10:17:55
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/02(Thu) 10:21:08
銀月牙 アイリは、メモを貼った。
2017/02/02(Thu) 22:05:23
[銀月を携えた娘の意識は、目の前の対峙にのみ注がれる。
主が自ら剣を取って戦う、という、娘にとっては珍しい事態に引き寄せられていた部分も少なからずあるが。
狩るべき獲物の動き、その舞うが如き技にも意識は寄せられていた。
剣を取り、戦う者としても純粋に強い、と。
それは、戦いが本分たる魔戦士の血による、本能的な察知。
故に、気を抜けない、と思っていた所に向けられたのは、命。>>246]
……わかった。
マスターがそう仰るなら、あたしは邪魔者を警戒する。
[先に取り逃がした者が援軍を連れて来る可能性もある。
ならば、己がなすべきはそちらへ対し、主の邪魔をさせぬ事。
そう、認識した娘は一歩後ろへ飛びずさり、対峙する者たちとの距離を開けた。*]
(250) 2017/02/02(Thu) 22:28:56
……っ!
[そう、遠くない場所で張り上げられた声>>265に、亜麻色が細められる]
この声……黒いの、か。
[ちら、と視線を巡らせる。
主の狩りは、まだ終わってはいない。
ならば、と娘は躊躇う事無く声の方へ身を翻した]
アレも、獲らなきゃならないものだからな。
[低く呟き、身構える。
赤紅が風に煽られ翻った。*]
(270) 2017/02/02(Thu) 23:07:18
[予想通り、駆けてきたのは黒の将。
向けられる言葉>>277に、娘はひとつ、息を吐く]
そうはいかない。
マスターの狩りの邪魔はさせない。
[淡々と返した後、銀月を握る手に力を籠める。
紡がれる言葉>>274などは知る由もなく]
(278) 2017/02/02(Thu) 23:33:38
……何より。
お前を獲る事も、マスターはお望みなのでな!
[宣言と共に地を蹴り、高く跳ぶ。
上空で一度回転した後、繰り出すのは勢いをつけた真っ向からの振り下ろし。
文字通りの一撃必殺を狙った閃は、捉えきれねば己も危うい諸刃の一撃。//]
(279) 2017/02/02(Thu) 23:33:43
[斬り下ろしの閃を迎え討つのは、刺突の一撃。>>286
避けるためには攻撃そのものを逸らさなくてはならない。
ならば、とこちらも避ける事はせずに銀月の牙を振り下ろす]
……っ!
[左の腕を鋭い突きが抉り、狙いが大きくぶれた。
頭を狙った一撃は滑り、黒の左肩へと落ちる。
当初の勢いも削がれた一撃、どれほどの効果を与えたも確りとは確かめられぬまま、娘は地へと落ち、横へと跳ぶ事で距離を開けた]
(294) 2017/02/03(Fri) 00:04:02
……あたしは、僕たるもの。
[ちら、と傷を一瞥した後、亜麻色を黒へと向ける]
マスターにお仕えする、そのためにここに在る。
[淡々と紡ぐ言葉は、意思などいらぬと言わんばかりの響きを帯びる。
仕えるのが当然、と。
それ以外の思考を許されぬ娘の態度に揺らぎはないが]
(295) 2017/02/03(Fri) 00:04:08
…………っ!?
[その声>>289が響いた、ほんの一瞬だけ。
亜麻色が微か、揺れた事。
それは動きを注視していたなら、十分気付けるものだった。//]
(296) 2017/02/03(Fri) 00:04:15
[1]
[2]
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