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[すると、何を思ったのか緩く首を傾げ>>218、一番好きな花を教えてくれるという彼。]
……知りたくないって言ったら、
嘘になっちゃうけれど……。
……急に、どうして?
あれだけ聞いても教えてくれなかったのに……。
……いいの?
[心意を読みあぐねる。
だって、まさか……教えてくれないことをいい口実として会いに行っていたことが……ばれてるなんて、思ってもいない。
本当は、彼が一番好きな花が気になっていたけれど……。
記憶を思い出として覚えてくれているだけで、……十分幸せ。>>219
スノウちゃんを撫でながら、"未来の約束"の喜びに浸り、笑っていたから……彼が浮かべた、泣きそうな顔に気付けなかった。
もしここで、彼の顔を見れていたなら……。
尋ねることができただろうか。
……嘘に気付けただろうか。
(約束を、守ることが出来ないことを知っていながら、告げた嘘に。)
いや、気付けなかっただろう。
……だって、彼は。
嘘をつくときに笑うのだ。>>220
……大きな嘘ほど、とびきり綺麗に。]
金盞花?
ああ、ハーブとしても使ってるし、
皮膚薬にも、食用にもなる花よね。
私も重宝してるわ……。
[勿論、食用に、ではない。
ハーブとして、そして薬としてであったが、そう伝える。
同時に、彼らしいなぁ……とそんなことを思った。
以前、強く逞しい路地の草花が好きだと話した時に、自分も好きだと言った言葉。
ハーブとして、薬として、観賞用として……その用途は多岐に渡る。
そんな優秀な花。
そして、エネルギッシュな鮮やかな黄色を持つ、人を元気にさせる花。
(……本当に、彼みたい。)
(でも確か、この花言葉って……)
(いや、考え過ぎよね。) ]
ー 第2エリア・通路 ソマリと―
[目の前の奴が実は危険種族だった、という可能性もあるのだと言うソマリ>>196 に、コクコクと頷いた。
ちら、とは考えてみたものの、いやぁまさか……と内心で苦笑する。あくまで内心で、だ。
なんの確証もない発言であるし、それを言ったら二度目の雷でも落ちそうな雰囲気だったので。
いつも女性には吃驚するほど紳士であるにもかかわらず、自分には、少し厳しい。>>196
けれど、それはきっと自分を心の底から心配してくれているのだという、彼の優しさ。
それに、距離が近いような気がして、実はちょっぴり嬉しかったりもする。
それが分かっているので、今回は甘んじて受け入れよう……などと思っていたが、……どうやら駄目みたいで。]
それなら、ソマリだってローだって、
……同じことでしょう?
私が危険種族かもしれないわよ?
[とまぁ、こんな幼稚な返答が時間稼ぎにも、気を逸らす言葉にもならないことは分かっている。
避難を手伝っていたと告げても、予想通り。
ありがとう、とそう言って、いつもなら笑みくらい浮かべそうなものなのに、その声色は固く、そして真剣な目でこちらを見る。
……違うだろう?と窘められているような。そんな視線。>>197
……先に観念したのは、自分だった。
けれど、決して聞いて気持ちのいい話ではない。
引き返すならここだよと、忠告したが……彼の決意は変わらなかった。>>198]
いいわ、そこまで言うなら教えてあげる。
……そのかわり、後悔しても、しらないからね。
[そう前置きして、告げる。例の実験の内容を。>>0:243 >>0:224>>0:244 >>0:245 >>0:246
自分の脳内に、"ガルー"がいるということを。]
……私の階級が高いのに気付いてたでしょう?
あれは、私を監視するためなの。>>0:246
……私の脳内に"ガルー"がいるから。
……いや、この表現は正しくないわね。
ガルーに感染した脳が、移植されているから。
間接的な、感染……で、脳内寄生生物の
メリットだけを人間に適用しようとしたって訳よ。
端的に言うなら、"破壊衝動"のない
"治癒力"と"強靭な力"をもつ人間兵器を作ろうとしたの。
成功……と呼べるかは分からないけれど、
……実験の結果、生きているのは私だけだったようよ。
[最後の言葉を言い切る前に、フローレンスの顔>>1:393>>1:394 が蘇り、ズキリと胸を刺す痛みが走る。
それでも、何とか言いきって、ふぅっと大きく一息ついた。
そしてソマリの顔を伺ってみる。
顔色が良くないようであれば、ここで話を切るだろう。
しかし特に遮る様子がないならば、先を続ける。]
[感情を殺し、淡々と告げる。]
私が船を降りられないっていうのは本当。
軍の規則で、下船を禁止されてるわ。
降りる気がないっていう、ソマリの言葉>>134 もアタリよ。
だって……この船にはスノウちゃんがいるもの。
実験が成功なのか、失敗なのかは分からない。
どういうわけか、頭のこの子は大人しいけど……
いつ何時、症状がでるか分からないの。
……現に、別のサンプルを移植された子は、
……狂暴化して、殺されたわ。
[だから、船を降りたくない。
いざとなったら、確実に手段を講じてくれるスノウちゃんの元に、居たいのだと、そう告げた。
そして、こう、口を開く。]
今回、もう犠牲者が出ているわよね?
……信じてもらえないかもしれないけれど、
あれは、私がやった訳じゃないわ。
……別に、命乞いをする気はないの。
でも、ハッキング、亜空間転移のタイミング……
どうも、作為的で綿密な計画性を感じる……。
だから、気を付けて?
[ソマリに、……もしローが近くにいればローにもそう忠告し、そして腰のナイフの柄を握る。
そのまま、腰から取り外し、持ち替えて、柄の方をソマリに向けるだろう。]
私の武器はこのナイフだけ。
受け取れば、もう、丸腰よ。
……船員として……
貴方は私を殺さなくちゃならないでしょう?
[それだけ言って、にっこりと笑う。
先程までのぎこちない笑みではなく、正真正銘心からの笑みを。
彼はそのナイフを受け取るだろうか?
選択は彼しかしらない。
出来るなら、第二の自分を生まないために、脳はキッチリ破壊して貰いたいものだけど、などと思いつつ。
さて、彼はどんな顔をしていただろうか。**]
/*
あうー……上手く書けないー。
なんかめっちゃ死にたがって内科?
何か襲撃されないなら殺してちょんってかんじになってるけど、そう言うつもりではなくてだな……いや、別に殺されても全然おっけーばっちこいなんだけど、強要するつもりもなくてだな……。
結論:文章を上手く書く能力をクダサイ。
/*
>アリーセメモ
ありがとぉぉ!!
めっちゃ、やっちまった!!って思った。
今回は……名前を間違えないように逝きたい人生だった……
ごめんごめん、寛大なお心に感謝!!!
/*
ううう……どう動けば良いのだ?
と、とりあえず、吊り先いなけりゃ殺されてでいいし、襲撃あるならえっとどこ吊りゃいいのかな……。
分からんちん。・゚・(*ノД`*)・゚・。
/*
ああ、マリエッタさん……お大事に……もふもふ。
PL視点でそこかなって思ったけど、ちょっとそこ投票にPCを持ってくのしんどかったから、スノウちゃんのメモはありがたい……。
― 第2エリア・通路 ―
[観念して、ソマリに説明しようと口を開いたときだっただろうか。>>271
ローがポツリと、他にサロンに集まった人はどうしてるのかな、と呟く。>>242
そのポツポツと、思考を整理するかのような呟きは、徐々にまとまりを帯び、一つの思考となって、彼の口から吐きだされた。
とても心配しているその声に、そうね、と呟いた。]
犠牲になってるなら、連絡が入ると思うし、
……大丈夫だと思うわ、"まだ"、"今は"ね。
[自分に連絡が入るかはさておき、目の前のソマリには確実に連絡が入るだろう。
それが無線機を通しての船員への一斉送信であれば、特別製の無線機にとって、傍受することはたやすい。
そう思いながら、ローに答える。]
一度サロンに集まっててもいいけれど……
そりゃ、一か所に居た方が護衛は楽よ?
……守るべき相手がはっきりしていればね。
ただ、疑心暗鬼に陥りやすい状況で、
……素直に全員が集まってくれるとは限らないし
……それで一人になってしまう方が、怖いわ。
……え?ちょっと待って?
[ローに思ったことを伝えていると、ふと落ちる視線。>>243
釣られるように、そちらを見て、眉をひそめた。
自身のカードキーを数度試し、ロックを掛けようと試みるけれど、ランプは緑に光ったままの開錠状態。]
メリーはこの船のメイン・システムだもの。
……ダウンしたら、当然、ロックは掛からない。
閉じ込められても困るでしょう?
……避難できるようロック機能がオフになるのよ。
ただ、……緊急システムに切り替わったから……
てっきりオンになってるものだと思ってたわ。
……、……まずいわね。
.
[どうしようか、また彼に聞いてみようか。
クレメンスを思い浮かべながら、そんなことを考えていると。
ローがメイン・サロンに向かうと言って、一人で歩き出す。>>243
確かに先程、ソマリとの会話で鍛えてるからと言っていた>>221けれど、あまりに危ない。]
ちょっと、ロー……ひとりは危ないよ。
誰かと複数で行動したほうがいいわ。
[当然同行を申し入れようと慌てて追いかけたものの、大丈夫だと突っぱねられる。
幸い、ここからメイン・サロンまではそう遠くない。
何かあったら、絶対、絶対呼んでよね!助けに行く、と伝えたが、本気にしてもらえただろうか。
渋々彼を見送って、ようやく、……ソマリに打ち明け始めたのだった。*]
/*
あ、しまった、会話の後にソマリがカレルと連絡とって、アレクと会うかもってことすっかり失念していた!!
ううう、カレルありがとう……すまないねぇ……
調合師 カサンドラは、業務部 マリエッタ を投票先に選びました。
― 回想:第2エリア通路 セルウィンと ―
ええ、是非。
ご来店待ってるわ。
[先生、が花屋に来るのを想像すると……あれ、意外と似合うわ。
奇しくもセルウィンと同じことを思って>>224、ちょっと可笑しくなる。
普段は情報が漏れでもすると大事なため、第1エリアの船員居住区の一画を借りてお勉強会をしていたから。
花屋を訪問する先生というのも、少し見てみたいところだ。
写真をいっぱい撮って、研究室の皆に見せようと考えていることを知ったなら、積極的に協力する旨なんかを伝えただろう。]
ふふ、軍人って幅広いのよ。
ほら、スポーツでもチームスポーツなんかは
役割分担してるじゃない?
あれと一緒よ。
それに、軍部って堅っ苦しいし、好きじゃないもの。
そう言われた方が、嬉しいわ。
[ケロッとしてそう言う。
当然だ、好意的になれるはずがない。
しかしその場に甘んじているものとして、余りけちょんけちょんに貶すのもどうかと思ったので、それくらいでにこりと笑った。
その理由を知らない彼にとって、何を言っているのか分からなかっただろうけれど、仕事がいやだなーくらいのニュアンスで取っていて欲しいなとおもいながら。]
[彼の視線がナイフに落ちて、どこか聞きたいようなむずむずした顔には気付いたけれど、それは何も言うことなく、さらりと躱しておいた。]
あら、認められてるのね、凄いじゃない。
そんなに頑張ったなら、
無事総会が終わるといいわね。
ええ、今は持ち合わせがないけれど、
店になら……いえ、まずは非難が先ね。
[店に帰ればあるなと、そう思ったけれど、状況を思い出す。
総会があるからこそジャックされた可能性だったり、無事に返れるか保証できかねる状況だったりすることは、飲み込んで。
にこりと笑顔で覆い隠し、そう告げた。]
……もしどうしても必要なら、
店から、持っていってもいいわよ。
ジョニーが売ってくれると思うわ。
……ほら、擦らない。
[目の下の隈は、擦っても取れないわよ、適度な栄養、十分な睡眠。
そう言いながら、擦る手を止めて。
ちょっと放っとけない子だなと思いながら連絡先を渡す。
キラキラとした目を向けられたけれど……出来て案内くらいだからね?
彼の連絡先も受け取って>>225、手当てし始める様子を見ればホッと安堵の息。
そのままメイン・サロンを後にしたのだった。*]
/*
そして、ソマリん、ごめんねぇぇ、書きにくいロル落としちゃって……うっうっ……。
好きにやっちゃってクダサイ!!
―回想:カレルと―
[頑張ってはった虚勢は、カレルの追撃であっけなく崩壊した。>>1:146
カァァッと、耳まで真っ赤になりつつも、カレルもカッコいいよとそう言う。
そのときに、彼がほんの一瞬だけ、う、と何か妙な顔をした>>185 のに気付き、内心で首を傾げる。
(……かわいい系の方を目指してたのかしら?)
……明後日方向に勘違いしつつも、にっこり笑ったその顔に、つられて笑った。]
体が資本のお仕事だから……
それは、困ったわね……。
[そんなことを言いながら、彼の目元を撫でる。
その空色の瞳が、嬉しそうに……しかし何を思い出したのか、切なそうに細められるのを見ながら。>>186
ふと、その色と同じようなの色の瞳を持つ少女に出会ったことを思い出した。]
[それは、何年前のことだっただろう。
いつものように、花屋で花を切っていると、一人の少女が駆け込んできたことがあったっけ。>>187
ワンピースを着た、ふわふわと柔らかそうなロングヘアの金髪の少女。]
いらっしゃ……い?
[一応そう声をかけるも、
『 た、助けて……っ! おねがい… 』
と、涙に濡れた目>>188で、背後を気にしながら懇願されては……助けないわけにはいかなかった。
勿論、驚きの方が強かったし、拙い案件じゃないの?と思ったけれど。
その空色の目がはらはらと、どしゃぶりの雨のように、涙に濡れるのどうしても憚られたので。]
こっちに来て!
……そう、こっちよ。
[咄嗟に彼女の手を引っ張って、店の奥手に続く、花の栽培施設の方に連れて行き、匿おうとする。
花屋に人がいなくても、ジョニーが相手をするから、不審に思われることはない。
ようやく一息つける段になり、彼女が裸足であることに気付いた。>>188
(どこからか逃げ出してきたのかしら?)
奴隷であったり、実験体であったり、皆何かしらの事情を抱えている。
かくいう自分もそうであったため、問い詰めたりはすることなく。]
泣いてもいいわよ。
……涙はね、どんどん出すの。
そうしたらね、きっといつか……
自然に笑えるようになるわ。
……もう、大丈夫だからね。
[そう言って、にっこり笑う。
大丈夫、ここなら、この"船の中"なら、私が守ってあげられる。
馬鹿みたいに高い階級は、こういうときに、使うものだ。
まさか目の前の少女がル・ウルタールの第一位王位継承者の双子の妹サーラであるなどとは知らなかったから。
傲慢にも、そんなことを思っていて……。
彼女の涙が止まったら、花でも見せてあげようか。
それまでは彼女に寄り添って、嫌がられなければ、その柔らかい髪をなでながら。
滴る涙を、指先でそっと拭った。]
[しかし、その涙がようやく止まりそうになったとき……店の外がざわざわと騒がしくなる。
栽培施設に入ろうとする輩は、ジョニーにお仕置きをお願いしているが……それは少女は知らないことで。
何を思ったのかざぁっと、顔を青ざめさせて
『ごめんなさい…』
とその場を離れようとする。
そして、見てしまった……。
あの鮮やかな澄んだ空のような瞳が、諦めきったように、悲しく曇る様を。]
ちょっと、まって!!
[慌ててそう言って引き留めて、ちょうどポケットに入れていた生花用の切狭で、目当ての花をパチンと切る。
それは鈴蘭。
根や葉に毒性がある可愛らしいが危険な花であるが、今手折った花は、品種改良によってその毒性を取り払った種である。
下を向いた小さな白い花から、ふわりと香る甘い香り。
葉の緑色が鮮やかで、白と緑のコントラスト美しい、上品な花だ。]
これ、あげるわ。
……この子は鈴蘭。
毒とかないから安心して?
長い冬を耐えて、暖かい春が来た頃に
花を咲かせる花なの。
……それにね、
「幸せの再来」って意味もあるのよ。
[心なしか早口でそう言って、その花を、切りっぱなし、むき出しのままでその手に握らせる。
その空色の目が曇るのは嫌だった。
だから伝える、花で、花の持つ言葉で。
生きていくことを、生きていることを、諦めないで欲しいと、そう願って。]
[そして、にこりと笑って、「逃げるなら裏口があるわよ、足を痛めるから、靴も履いて行きなさい?」と告げる。
引き留めはしない、それが逆に、彼女の心の責になるのは嫌だったから。
代わりに一言だけ、言った。]
いつでも来て、いいからね?
[彼女がどういう反応をしたのだったっけ。
去ってゆく背中を見ながら、結局のところ何も出来ない自分が歯がゆくて、困ったように頬を掻いた。
そんな記憶。*]
[そんな記憶を思い出しながら、合わさったのは、困ったような空色の目。
警備に差し支えるから、それでいいという彼>>190は、明らかに嘘をついていて……。
(ごめんね、カレル。わざとなの。)
強目に調合するのは簡単だ。
効き目の強いものを、たくさん使えばそれだけ効果が出る。
……でも当然身体にも負担がかかるし、それに……慣れたら……また眠れなくなってしまうだろう。
だから、何も分からないふりをして、にこりと笑うのだ。]
ええ、期待に添えるように頑張るわね。
[肝は、調合のバランスだ。
睡眠薬ではいけない、けれど気休めでもいけない。
ちょうどギリギリのラインを……調合する、してみせる。
あの少女には何も出来なかったけれど。
今度は、出来るだろうか。
同じような空色の目を持つ彼を、夢など見ずに、もしくは幸せな夢をみせて……眠らせることが。
離れる彼には手を振りながら……そんなことを考えていた。**]
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