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……えっ、
それってどういう意味?
[誘拐犯を撃退してくれて、
でもリエヴルも相手の反撃を受けて怪我を負った。
そういう話、のはずだったと思うのだけれど]
……じゃあリエちゃんはなんで、怪我を……、
[魔族に守られてたとかは、
その理由はろくでもないことなので、
気にすることでもないと思う、だから気になるのはそちらのことだ]
――……
[してもらう、に、わりと、目を丸くした。]
フィーの好きな人って?
[それはやけにおそるおそるきくことになる。]
僕の怪我はその魔族の、とばっちりみたいなものだ。
たぶん、本当は、なくなってた。
[その魔の力が確かに、脚を飛ばして行った幻影。
それが幻影でないというのならば…。]
魔族はきっとそのあと、僕の脚に擬態していた、という可能性が強い。
いや、絶対じゃないけれど。
そうならば、この脚が魔界に入れるという理屈も、
わからないでもない。
………、
[改めて問い返されて、言葉に詰まった。
今の言葉でなにをどう確かめる必要があるのか。
頬に赤みが増す。腕をぎゅっと組んだまま、顔をうずめた]
そんなの、決まってるでしょ。
――……リエちゃんだよ。
こんなふうに女の子の身体になったせいで、って。
リエちゃん思うかもしれないけど、でも……
気の迷いでもなんでもいい。すき。
[そのまま顔は上げられなかった]
それは、女の子になる前から、
そう思っていたということか?
[顔を埋めた子にやはり手を伸ばして頭を撫でた。]
きっと、気の迷いだ。
こんなところに来てしまったんだもんな。
僕がちゃんと元の世界に戻すから。
[声は優しいトーンに染まり、
それから、その頭にキスをする。]
でも嬉しいよ。ありがとう。
やっぱり俺、
リエちゃんの疫病神だな……俺のとばっちりなんかで、
リエちゃんがそんな目に遭うなんて。
……ごめんね。
[腕をぎゅっとしてた手はそのまま身体に回された]
とすると、まだリエちゃんの中に、
そいつの一部みたいなの……残ってたり、するのかな?
[普段のただくっつくだけとはちがう、
そうっと繊細さを持って回された腕は、
愛しんで抱きしめるための腕。]
じゃ、あっちに戻ったら、な。
[そんな約束をするのは、
これから先がわからないからだ。
魔界にあって、魔の脚を持つ。
その意味は、]
もちろん、ずっと大好きだよ。
……思い出しちゃった、
1回目のキスのあと、リエちゃんと結婚できないって聞いてわんわん泣いたの。
一緒にいるには友達でいるのがいいって聞いて、だからいちばんのともだちでいたかった。
キスしたら思い出しちゃった。
リエちゃんは、男の俺じゃダメ?
[撫でられる手を留めるように手をやって]
だから気の迷いじゃないけど、
気の迷いでもいいんだ……女の子でいられるうちに。
フィーは可愛いな。
[止められた手、拒絶もせず、
その言葉をきいて]
僕はフィーが好きだよ。
いつも目が離せない。
だから、離そうと必死だった。
僕みたいな没落した友人がいたら、
君の周りによくないんじゃないかとも何度も考えた。
[そこでひと呼吸おいて]
でも、やっぱり、好きだなっていつも思っていた。
……そうか、
高貴な家って大変だね……。
[>>414 言葉に少し安心してしまった。
縁談がないことを安心するなんて全くもって邪まだ。
それと同時に、リエヴルはこんなに素敵なのに、と理不尽な怒りもわくあたり厄介なのだけれど]
リエちゃんのご両親駆け落ちしたの?!
へえ、すごい、ロマンティックだね、かっこいいね!
[もちろんそれだけで済む話ではなかっただろうけれど、
そんなことは言わなくていい気がするので、ただ笑顔になる。
それは断言された言葉>>416 そのせいでもあったけれど*]
フィー、こっち向いてごらん?
[止められた手そのままかいくぐって彼を見る。]
フィーだから、救けにきたんだ。
[そして、顔を近づけると、その唇にに口付ける。
今度はその腕をからめとって、逆に抱きしめかえした。**]
……うん、
俺達だいすきな友達だって、
リエちゃんもそう思ってくれてるって、
ちゃんとそう思ってた。
[眼が離せないとか、よくないんじゃないかとか、
そんな言葉にこくこく、ふせた眼差しのまま頷いて、
だけどそれは友達としての意味だから、
少し、不安と戸惑いでやはり顔を上げられない。
実際今はじめて本当は男同士だし普通じゃない、そんなことを意識してしまって]
ん……、
[こっちを向くように促す言葉に、躊躇うように視線をあげた]
……リエちゃん、
[5回目の口付けの気配に、
ねだるように薄く口を開いてしまった。
子供のキスではない、大人の口付けがしたくて、
小さな舌は柔く先ほどの動きを真似て、誘う。
抱きしめ返される腕は、
心地よくてあっけなく陶酔に浸ってしまう。
本当はもっと深く、触れて欲しいのに*]
[ねだられる前に大人のキスを。
考えれば、彼が、彼女でいられる時間はもうないかもしれないわけで。]
後悔しない?
したとしても、責任とるけど。
[好きの境が、性別とか関係なくなって。
だって、攫われて、考える余裕もなく、救けにいくといったのだから。]
[そして、口づけを首筋にずらしたのは、
だいぶ長く、大人のキス。したあと。**]
[濡れた口唇が首筋に触れる、
声は喉奥に押し込んでも過敏に高く悲鳴じみて、
口付けのせいで、とっくに思考はぼうと霞んでいたから、
力の抜けた膝に考えなしにすがり付いてしまった]
……リエちゃん、
[いつも傍にいてくれて優しくて大好きで、
――こんな所まで来てくれた大事な友達。
こんな風に触れたくて、こんな風に触れて欲しいのは、
きっといけないことだとわかっている、だけど]
後悔しても、いいよ。
なんにも残らないより、ずっとマシ。
[何の損得もなく世間体もなくただ大好きだった、
それがダメだと知った時の幼い頃の切なさだって、
もう忘れたくない、だから]
[人の肌の感触を味わうのは、不慣れどころか、初めてだ。
自分の身体はひどく柔らかくて、感じやすくて、
これが女の子の感覚なのかと不思議に思ったけれど、
蓄積していくような熱と陶酔にすぐにそんな余裕は無くなって、溶かされてしまうのだ*]
置いてかれるなんて思ってないよ。
早く、帰らないとね。
またアイツが来たりしたら困るし。
[契約が一応契約という名前で父が了承している以上、
問答無用で相手をぶっとばす、というのもなんだか悪いような気がして、結局は逃げの一手である。]
……リエちゃん、
[>>535 今だけは傍らにくっついたまま、
扉を前に捧げるものをつぶやくリエヴルを見やる。
自分は大切なものを――傍らの友人以外何も持っていないのだ]
その杖は……、
リエちゃんのママの思い出の品だよね。
脚だって、……捧げたりしたらどうなるか。
[どこか怖気づいたように彼に触れる手の力を強めた、
止めたいけれど、まるでいい案が浮かばない]
……俺も何か無いかな、
リエちゃんのこと以外で大事なもの……、
あとはもう身体の一部くらいしかない気がする。
[それかあるいは、忘れたくない記憶。
それもやっぱり彼に関わることだから、
本当に忘れたら悲しませるだろうか。
――彼自身が忘れろ、と言ったことだとしても]
……たぶんね、
何かを捧げるのってやっぱり自分にとって、
凄く大事なものじゃないと意味がないと思うんだ。
俺もリエちゃんみたいに、
何か代償をって思うんだけど、
リエちゃんのこと以外に大事なものとか、なくて。
だから何を捧げればいいのか、困ってて……、
[>>544 困惑を示すように首を傾げたけれど、
リエヴルの強い言葉には、こくんと一度頷いた]
だから、
……だから、
魔王じゃなくて、
代償を払ってくれるリエちゃんに、
俺を全部捧げることにする。
……ごめんね。
それでも、いいかな?
[それからリエヴルの指先を掴まえてからめとる。
囁いた言葉は、これからを示すものであると伝えるように]
おまえは、やっぱり可愛いな。
[その頭、髪を指で梳いてから]
なら、僕のものになればいい。
お前が男でも、女でも、
そんなこと気にはしないよ。
[その首筋に残る赤い痕。
フレデリクは捧げるというけれど、
きっと捧げたのは、溺れていくのはこっちだ。]
気にしない、か。
……でもやっぱり、
元に戻らないほうがいいよねえ。
だって、女の子ならリエちゃんと結婚できるし!
[撫でられて満面の笑みである、
まだ魔界だということを一瞬忘れそうになる]
[>>552 しんとした静けさをもって、
はかなくもやわらかに月の結晶が輝く。
それは夜を照らす月灯りの色。
彼から離れざるを得なかった母の想い]
……綺麗だね、
ちゃんと覚えておこう。
リエちゃんのママの愛だものね。
[絡めた指先に少し力をこめて、
異界をつなぐ扉をじっと見つめていた]
……大丈夫かな、
ちゃんと開いてくれるかな。
[重く硬く閉ざされた扉が、
押し当てられた柔らかな月灯りに照らされる。
ただ見つめているだけ、だけれど。
捧げるものと、捧げる先は、
もう決めていた、きっとどうにかなる、と。
もう一度絡めた指先に力をこめて――17(20x1)]
――あ、開いたよ!リエちゃん!
[相変わらずの勢いで飛びついて、
それからリエヴルを扉にひっぱろうとする。
もうすぐ帰れる、と思えばそれは浮き足だったけれど]
――……、
[少し心配なこと、ちらと彼の脚を見やる]
……リエちゃん、
だいじょうぶだよね?
ちゃんと一緒に帰ろうね?
[>>572 杖は無くなってしまった、
けれど彼の脚はやはり動かないまま。
もしかして願いが叶う、というのなら、
その脚を治すということも出来たのではないだろうか。]
……うん、行こう。
[だからやっぱり自分が捧げるものは、
きっとこれで正しいのだと思って、
再び指を絡めるようにして手を繋いだ。
これからも彼と一緒に歩いていけるように、願いをこめて]
そんなの当然じゃない。
[>>573 問いかけへの答えは単純明快、
だって頭もよろしくないし、語彙も豊富でない。
自分に足りないところを補ってくれるのは、
いつだって彼なのだから]
……今までだって、そうしてたけどね!
[ほんの少しだけ、訂正を求めて笑った]
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