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―昨日のやり取りで―
[使用人に身体を洗わせているのが普通だ、常識だと素で思っていたとは、異性としてこれ以上突っ込む事は出来ずに、分かったとしか言えなくて。]
え、あ、……あぁ、待たせてすまなかった。
[場違いだが、おっとりとしてのんびりしててもごく自然に“おかえりなさい”と言われて、凄くホッとしたのと同時に、動揺してしまった自分が居て。
つい、バティーニュ嬢に謝りの言葉を入れたら、バティーニュ嬢からヴェルナーと話してた事>>*37を正直に告白してきたら。]
あー……そうだったのか。
何か入用があれば、ヴェルナーに話しかけても構わんぞ。
[ヴェルナーは忠実な部下なので、必要な命令を下せば可能な限りは確実に遂行出来ると信頼しているので、もしバティーニュ嬢の手助けになるのであれば彼を使って構わない旨を伝えるだろう。]
[通信機を切った後、暫く時間を置き再びスイッチを入れて様子を伺ってみたら、風呂から上がっている気配がしたので、ホッと胸を撫で下ろした。]
さっきは済まなかった。
夫人の事だが……そうか、分かった。
[バティーニュ嬢からの情報では窓から眺めていただけで、バティーニュ夫人が何処に出かけたのか分からないとのこと>>*39。
軟禁状態の事まで分かれば、冷ややかな気分になるのは否めない。]
……そうだ、取引でバティーニュ嬢の生まれ年のワインを贈ったのだが、あれ気に入っているか?
もし、気に入っているならば、また取り寄せる事も出来るのだが……。
[これ以上バティーニュ夫人の話を持ち出して、彼女を不安にさせるのも忍びないので、成人祝いで用意したワイン>>*13の話をしようと。]
[バティーニュ嬢の返答は如何なものだったか、どちらにしても生まれ年のワインから贈ったワインの薀蓄を話してみる。]
そう、あれはフランス産の貴腐ワイン。甘くて飲みやすいワインだと言われてるな。
普通のワインならば、毎年秋に6万3千〜7万本程度作られるんだが、採れるぶどうは粒単位で丹念に選別するほどのこだわりから、市場に出回る数は圧倒的に少ない。
不作の場合は生産されない年もあるみたいだし、万国博覧会の白ワイン部門で、これをしのぐものは無いと、唯一「特別1級」に指定されたぐらいの逸品だ。
[それだけの物を注文したのだから、父親にとって娘が成人した事は大事な祝い事だったんだな、と呟けば、通信機のスイッチの事を思い出して。]
あぁ、通信機の事を教えなきゃな。
二つスイッチがあるんだが、大きい方のスイッチが通信を繋げたり切ったりするやつだ。
寝る時や風呂に入るときは、そのスイッチ押すと良い。
[バティーニュ嬢が確かめて上手に出来たら褒めるだろう。
彼女が確認出来たら、今日は早く寝る様に勧めはするものの、彼女が眠るまでは話を続けるつもりだ。]
[話を終えて、バティーニュ嬢が眠りに落ちた事を確認すれば、ヴェルナーを呼び出し報告を聞いたり新たな指示を出したりするだろう。]
バティーニュ夫人が、どうやら外部の人間と不穏な接触をしている様だ。
彼女と接触していた人物の洗い出しを頼む。
多分バティーニュ嬢を拉致した時に関わっている可能性があるし、そいつが裏で糸を引いてるかも知れんから、“こちら側”の人間の可能性もあるから、素性も調べておけよ。
[命令に了承した旨を聞けば、あー……と言いながら、少々頼みにくそうな口調でヴェルナーに今までのとは違う別件の話をしようと。]
ちょっと今までのとは違う頼みをしたいのだが……。
[バティーニュ嬢が貴腐ワインを欲しがっていたらそれを、欲しがらなかったら、ふわふわで小さなワインを持たせた白いウサギのぬいぐるみを用意する様に頼むだろう。言葉を濁しながら*]
―翌朝:自室―
[昨晩は露天風呂で聞こえてしまった会話にどぎまぎした後、自室で短い睡眠を取り、その日の夜を過ごした。
職業柄、短い睡眠時間でもそれなりに疲れは取れたようで、ヴェルナーが用意してくれた新しいスーツに袖を通せば、ベットに腰を下ろし、部下の報告を受けて。]
『自警団員の件に関しましては、院長に掛け合った結果、病院内の自警団員をアーヴァイン氏の事故処理に回してくれる様になりましたので、病院内の警備は手薄になりましょう。
故にもし、誰かが暴れられたりしても、取り押さえたりするのは難しいでしょうし、強制お見合いの抵抗されても支障は無いかと。
ただ、外回りの警備の方と旅館の自警団員の方は残念ながら……。』
……そうか、そこまで出来たら上出来だ。
他に関しては、俺が直々に交渉するしかねぇかぁ……まぁ病院に来た時にでも掛け合ってみるわ。
[今日から強制お見舞いが始まるらしいので、自分が呼ばれた時に、院長に交渉すればいいや、と思ってこの件に関しては保留と決めた。]
……バティーニュ嬢の件はどうなった? 早く教えろよ。
[昨日の内に頼んだバティーニュ嬢の家の事――継母であるバティーニュ夫人が変装し人目を忍んで誰かに会っていた情報の詳細をどうしても知りたかったので、ヴェルナーを急かしてしまう。
そんな若い社長の様子に、微笑ましいと言わんばかりに、微笑を浮かべれば、淡々と調査報告をしていくだろう。]
『バティーニュ夫人と接触している人物は、あの近辺に勢力を伸ばしている裏の者でした。
幸い、その者は我々に敵対する組織には属しておらず、手を出しても然程問題は発生しないかと。』
やっぱり、そういう奴と繋がっていたか……。
じゃぁ、バティーニュ嬢が此処に連れて来られたのも、二人が関係してると見て良いな。
[そうなって欲しくない、と思っていたが、いざその現実を突きつけられたら溜息を漏らさずにはいられなかった。
こんな事バティーニュ嬢が知ったら、と思うと頭を抱えたくなり、サイドテーブルに置かれた煙草を取り、紫煙を吹かせた。]
『それが濃厚でしょう。
現在、バティーニュ嬢拉致にまつわる証拠を集めておりますので、少々のお時間を……。』
分かった、引き続き証拠集めをしてくれ。
ついでに裏で絡んでいる奴もとっ捕まえて来い。
[ヴェルナーに指示を出したら、彼が何か報告をしたそうな空気を出しているので、引き続き話を促そうと。]
『我々以外にも、バティーニュ嬢の身辺を調査している者がおりました事を報告させていただきます。
その者は、我々の妨害はしておらず、グローリア家の者の様で、彼らの調査はバティーニュ夫人の手により妨害されている様で……如何いたしましょうか?』
グローリア家? 現議長のグローリア氏だよな。
あー……、確かグローリア氏の一人娘が此処にいた筈……なるほどねぇ。
[昨日通信機から聞こえた会話の中に、バティーニュ嬢とグローリア嬢の会話を思い出したら、彼女らの関係を知り、調査を向かわせている理由が納得出来て。]
じゃぁ、グローリア嬢の調査の妨害を阻止し、奴らが捜査し易い様に援助すると良い。
場合によっては、協力しても構わんし、集めた証拠を渡してやっても問題無かろう。
……ただし、此方の名前は伏せろ。
[御意、と深々と頭を下げ主の命令を遂行しようとしたら、何かを思い出し、慌てながらヴェルナーを引き止めたら、わざとらしい咳払いをした。]
昨日の通信機から聞いただろ?
アレを、バティーニュ嬢の部屋の前のノブにぶら下げておけ。
[此方からの指示は終わりだ、とつっけんどんに言い放てば、そそくさと自室から出て行った*]
[部屋に出る際、通信機のスイッチを入れておく。]
――……。
[まだ寝ているかも知れない、と考慮して、此方からは話しかけないものの、バティーニュ嬢が話しかけても大丈夫なようにスタンバイしておく。]
―中庭―
[朝食前に一風呂でも浴びるか、と思い浴場へ向かう途中、煙草を吸いたくなってきて、中庭の方へ足を運べば、先客が大あくびしながら新聞を広げていた様で>>250。]
よぉ、大分眠そうだが、寝れなかったのか?
[ウェルシュの許可を取らず、勝手に隣に座れば自分も煙をふかすだろう。
ついでに、モーニングコーヒーを貰えるならば、それを貰ってしまおうと。]
ところでさ、お前病院で暴れる気マンマンだったよな?
俺もそれに乗っかって良いか? まぁ、味方が増えると心強いだろ?
[今朝の報告>>253から病院内の警備が薄くなっている事を知っているので、暴れたがっていたみたいなウェルシュに便乗していいか、と尋ねてみて。]
そうか、じきに目を覚ますだろ。
[気付け薬になる様な酒は手元に無いのも然り、ウェルシュの口調が崩れてきている様を見るのも面白そうだと思い、敢えて何もせずにいるつもり。]
んー、物理的にやりたいなら、俺が色々と用意は出来るが……。
素人が重火器を扱うのもなー……サブマシンガンぐらいならイケる口?
って、嫁候補口説いても、相手が了承しなきゃ意味ねぇだろ。
[物騒な事を言っていても全然気にする事は無く、自分の好みは?と問われ、それはそれはとても良い笑顔で答える。]
えっ、俺はヤツをコンクリ詰めにして、どこかの湖か海に捨てられるなら、どれでも構わんよ。
まぁそこまでやるのは至難の技だろうが。
[嬉しそうに喉を鳴らしながら嗤う。端から会話を聞かなければ、本当に愉しそうに見えるだろう。]
ま、分かる気がするが。
そういう気持ちはあるよな。
[面倒だ、と言う雰囲気を察し、何となくだが言いたい事わ分かる、と。]
解剖の手伝いか……なるほど。
用具とかの準備は医者に頼めば出来るだろ。
[その様に予め根回ししておくか、とぼんやり思っていたら、ウェルシュもこれまた良い笑顔で全部やろうと言い出して、くくくっ、と黒い笑いが止まらない。]
よし、それで行こうか。
俺は忙しかったりするから、ずっとは出来ないが……。
ま、「病院内で暴れても大丈夫だ」と皆が知れば、誰かが来てくれるだろ。
[煙草の火を消したら、吸いたい欲求も収まったので、ベンチから立ち上がり「そういう事で“愉しもう”じゃないか」と言って手を振ったら、中庭を後にし、露天風呂へ向かうだろう**]
[バティーニュ嬢が微笑んでいるのは、今見ることは出来ない。
でも、微笑んでくれている様に思えて仕方がないのだ。
そんな時におねだりの声が聞こえて>>*48。
今夜一緒にワインが飲みたいと、話を聞かせて欲しいと。
そんな事を言われたら、頬が緩んでしまう。
今すぐにでもバティーニュ嬢の部屋へ駆け付けたい衝動に駆られるが――。]
今日は休んだ方が良い。
色々と有りすぎて、思った以上に疲れてるかも知れないからな。
今日はゆっくり休んで、明日の夜二人で色々と話そう。
それまでには、話のネタを沢山仕込んでやるからな?
[バティーニュ嬢の事を考慮し、明日の楽しみとして我慢し、早く休む様に促した。
すると、彼女からも疲れたと正直に言って来た>>*49ので、寝付ける様ゆっくり話していたら、安らかな寝息が耳に入る。]
やれやれ、明日はバッテリー交換か新しいもん持ってこなければならんか……。
――おやすみ、シルキー。
[眠りに落ちたお嬢様を起こさぬ様、通信を切った*]
―中庭→露天風呂―
――……?
[中庭を出る時、背筋がぞわりと嫌な悪寒がして眉間に皺を寄せた。
大抵こういう時、嫌な事が起きたりするから、気分が悪かったりしてる。
が、何故そうなるか分からず、息を漏らし露天風呂へ向かった。
脱衣所で服を脱ぎ、2(6x1)(偶数:全裸 奇数:水着)で露天風呂へ向かえば、どうやら先客が居る様で>>263。
篭の中に服が無かったので、先客は女だろうと思えば、あえて声を大きく出して自分の存在をアピールするだろう。]
いやー、天気が良くて良い風呂日和じゃねぇか。
[姿が見えない相手の反応は如何なものか。]
[約束の印、と聞いて一瞬?マークが浮かんだが、言葉の意味を理解したら、思わずにやにやと。]
さて、何の事か……。
だが沢山の土産を持って来てやるから、それ大事にしろよ。
[表向きはすっとぼけたフリをしても、約束を守る誓いの意味を込めたプレゼントを贈ったのを気付いて貰えたら、先程の不快な気分が裸足で逃げて行った気がして。]
じゃ、お言葉に甘えて。
[フレデリカがタオルを巻いて落ち着いたのを確認出来たら、遠慮無く湯に浸かり、ほっと緊張を解く。
因みに、タオルで巻かれていたとは言え、胸の大きさはさりげなくチェックだけは怠らない。
かと言って、どうするとかじゃなく、男の本能でついつい見てしまうだけ。]
まぁ、驚かせてすまんな。
俺が側に居て気になるなら、出ても良いし。
そろそろ食事が出来てるだろうし。
お前がどうしようと、俺は入ったばかりだから、しばらく此処にいるつもりだぞ?
[チラリと見ながらフレデリカの様子を伺ってみる。
彼女が出るにしても残るとしても、湯から出ずまったりとしているつもりだ。]
[子供と大人は大差あるだろ、とフレデリカの心が読めてたら、そうツッコミを入れるところだが、生憎読心術とかの類いは出来る筈も無く。]
動揺してる時点で嘘だろ。
[声を上擦らせながら否定している様子から動揺していると思い、嘘ついているなと感じ、思った事を正直に言った。
仕事柄相手の動揺を見たりするのは慣れているので、そういうものは敏感に感じ取る事は出来たりする。]
ってかさ、お前、人の顔色伺ってばかりいね?
そーゆーの、疲れねえか?
[またもや思った事をズケズケと言ってしまう。
そもそも、自分の態度から顔色を伺われる事は多いので、それは仕方がないとは思うのだが。
ともあれ、異性が入って逃げてしまう事は当然の事と思っているので、そこに対しては失礼だとは思ってない様だ。]
何かの機会があれば、俺にも淹れてくれるか? 紅茶。
[通信機から聞こえるバティーニュ嬢が紅茶を上手く淹れれて喜んでいるのが聞こえ、ついつい口を出してしまう。
寛げてる時は勿論、慌ただしくとも気になる事を聞いたのなら、敏感に察知する事がクセになっているみたいだ。]
/*
くそっ、相棒のツッコミどころ満載さの可愛さと、バティーニュ嬢の可愛さと、ウェルシュのこわ可愛さに俺どうすれば良いんだよ!(机ばん)
つまり、3人とも可愛すぎていきつら。
/*
相棒をぱるぱるさせてえし、バティーニュ嬢も愛でたいし、ウェルシュのヤンデレ度上げてあげたいし、俺どうすればry
[赤い顔しながら反論してきたフレデリカ。
敢えて此方から言い返さず、くくっと喉を鳴らして笑うだけだった。]
さぁてな、そこは自分で考えるべきじゃね?
何も知らない子供じゃねぇだろ。
[顔色の話になって、反応を変えたのを見れば、少し考えた後、敢えて答えを出さずに、フレデリカに考えさせる様にしてみようか。
と、唐突にフッと表情が弛み笑みを浮かべたら、立ち上がって湯から出ようと。]
あー、すまん。
ちょっとやりたい事が出来たんで、俺出るわ。
色々な奴に聞いて学ぶのも有りだと思うぜ、うん。
[正確に言えば“やって貰いたい事”なのだが、それは口にしないで、そのまま露天風呂を後にするだろう*]
よし、今から行くわ。
[機会を作れば良い、と言われたら、それは素直に機会を作ろうとする。
何故そうしたくなるのかは、自分の中で薄々と理解しているし、過去の事を考えると、躊躇いは無いとは言え無い。
が、今自分がしたい事をどうしても優先させたい思いを抑える事は出来そうには無かった。]
今、露天風呂出るから、準備していて欲しい。
[そう言えば、脱衣所の扉を開く音がバティーニュ嬢に聞こえるだろうか。]
[元々朝風呂に入ったのは、身体を温めるのでは無く、身体を目覚めさせるのが目的なので、あまり長湯をするつもりは無かったのも多少あるが、今紅茶を飲みたい気持ちが強いのが本音。]
いや、そこまで慌ててるつもりは無いんだが……まぁ良いや。
流石に転ぶ程は……っ。
[くすくすと笑う声がし、反論しようと思ったが、敢えて流そうとしたら、角に小指を打ってしまい声が途切れる。
足の小指をぶつけた痛みは強く、悶えそうになるが、出来るだけバティーニュ嬢に悟らせない様にするのは、年上としてのプライドか。
ともあれ、痛む足を擦りながら服を着て広間へ向かおうと。]
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