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― 月の舞台 ―
[アデル>>6とがしっと手を握り合わせる。
竜たるものとは意識せねばわからぬものだが、手の感触は他とはそう変わらない。よろしくという意味をこめ、ぐっと握った後、ながながとつなぎ合わせずに離す]
ははっ。その点は同意できるだけでもありがたいな。
[遠慮不要といわれてるので、今更遠慮してそのような扱いに転じる気はないが、アデルの望み>>8笑って冗談を飛ばす]
―――……ふむ。そうか。
[ただ呼ばれて興じる>>10のが楽しみ。相手の立場など知らぬ身としてはどういう価値観でそう至ったのかも知らない、肯定も否定もせずに、そういうものか。というように頷きつつ、ただそれでも似通ったところを知る面としては、強者故の―――であることか。
はぐらかす態度のようなものを危機ながら、ただじっと見つめたり等していたが]
出来てないのか。難しいな・・・んーむ、こうか?
[アデル>>14に指摘されて。その後5(6x1)分ぐらい声漏れがあったりしたとかのようだ]
ディーターだ。よろしくな。
[アデルとの会話も一段落したあたりで、潮の香のする竜の化身の女性
寝ていた青年な竜>>5に結構気楽ながら簡素な挨拶なんかしていったりはしたか。
そうこうしているうちに、儀式>>2 >>3 >>4がはじまったようだ。どうも眼鏡にかなったのか叶わなかったのかわからぬところではあるが――良き絆といわれて、作法なんて気にしない男はただ一つ、思うことがあるのは先ほどのこと。]
アデル。俺はだな。……察するのが苦手だ。
[小さな囁きを受けて、きっぱりという。]
だが自分を示すことならできるだろう。
それをもってわかりあうとまでいけるかは知らないが、自分を示す度胸もないものに相手を知る価値もない。そう思わんか?
[盟約について、詳しくは知らない。ただそれはアデルだって同じならば、やっておくべきことだと思ったのは偶然にも、舞踏会が求めることと同じ行為]
相棒とはいっているが、まだほとんど知らんわけだしな。
[未だ竜の姿のほうも知らぬのだ]
皇玉の座と先ほどいっていたな。相当強いのだろう。だが俺にとって必要なのはそこではないしな。
[理解しあえないそぐわない面があるのかもしれないが、そんなものは生きてきて今更だ。明るくも暑苦しく笑う男は、その点において達観もしていた]
こういうエスコートならば、どうにかな。
それにこれは必要なことだろう。ならばできないなんていった矜持なんて曲げるとこだ。
[先ほど苦手だ。といっていたし、苦手なことはやらない主義だが、主義に捕らわれる気もない。
舞踏会とは関係なく、これから戦っていくとなると必要なことだとは、肌で、感覚で感じ取っている。]
無理?違うな。意地の一つもはれずに願いを通せるなんて思ってないさ。
[にっと笑い返し、アデル>>19の手をとった**]
― 月の舞台 ―
[力強さのある足取りはエスコートというには優雅さもないが、あえていうなら歩幅合せるぐらいの気遣いぐらいだっただろう。]
この辺りでいいか。
[他もやりあうようだ。少しでも邪魔にならぬ場所。邪魔させぬ場所にと誘った。
それは他よりも、周囲をみやる余裕があったともいえたかもしれない。
アデルの手を離し、間合いを取って向き合う。
腕も足も届かぬが、一息で詰めれる距離ともいえる]
―――……よし、やるか。
[拳と拳を胸の前で突き合わせる。
シュ〜と音をたてて蒸気があがる。拳から発した熱量が腕へ肩へと伸び、隆起した筋肉が赤く染まった。]
喚びだした者としてエスコートだ。
……まずは楽しむとしようや!
[一切の魔力の消費すら見せぬ変化をどう捉えたか。手法は問わない。ただ開始の合図だけを合わせれば、あとはやりあうだけという認識だ**]
(ほう、これがか)
[隠されていた素顔が晒される合図のように、空に扇が舞い、ピシリと肌を刺すようにアデル>>*5の存在感が一回り増した。]
俺がすべきことは変わらん。
[空中戦?遠距離戦?武器を使った戦い?そんな器用にできることなどない。]
……勇往邁進!!
[だからこそ得られたものがある]
……直線行進!!
[強くなるには何が必要であるのかを――]
……右折禁止!!
[三つめは落とせというのは血筋だ!!]
[舞台上を砕くほどの力で蹴られた。
翼を広げ姿を変じたところで臆することはない
動きは直線であり、右腕を軽く逸らし振りかぶった腕は、読みやすく、だが最短を突き進んだ速さだけを求めたもの]
オォォリャっっ!!!
[赤き腕より纏われた熱は、強烈な風を纏い、爆風のような拳をアデルの胴部に向け突き出した*]
[扇がそのまま翻る翼>>*20へと変じる様というのは認識できていなかった。
単に見ていてもそういうものだ。と、見たままは見たままに、典雅な翼を宿し、軌跡のように揺れる尾を、相棒である竜の素顔をただ愚直に見つめるのみ]
そりゃそうだろう。
必要なのはともに戦うという意志があるかを示せるかどうか。だろ?
[元は火傷するような辛さも、もう忘れた。
自分を保護するように、己が術はできていないのだ。
強き宣言は立ち向かう意志の顕れである]
(……でないと寂しいだろう)
[そんな勝手な想いは、未だ不慣れな通信能力により、漏れ出たかどうかは、わからぬこと]
[捉えた感触>>*22はあった。その先を見つめ視線を外さぬようにしていたつもりだが、勢いを利用したのか上空へと飛び立つという軌道に、一瞬反応が遅れる]
ははっ!疾いな!
おう!こい!
[避けれたとして、それが何になるのか。男にはわからない。
真っ向から受け止め気合をこめてように笑い、効果する緑竜の軌跡を見据える]
おおぉぉぉぉぉーーー!!
[―――ガガガガガガッ!!
そんな音が響き渡る。明らかに硬質なもの同士がぶつかり合うような音。防ぐように受け止めたのは、×印に交差するように左の二の腕。小手の部分はなく明らかにその体の一部。
炎を纏うような熱量と鋼の肉体こそが最上の鎧だ。手甲も足甲も少なくとも...にとっては武器を受け止めるためのものではないのであるが、その衝撃の度合いを示すように、火花を散らし、足元が陥没する]
ぐっ…はっ……!……ふんっ!!
[追撃のような雷に苦悶の声があげかけたところで、己に喝を入れる]
―――……Solve
[手甲にSとCと刻まれたルーン文字が光る。ここで初めて手甲が扱われたと知るだろうか。元よりこれは物理的なものから身を守るための防具ではない。
身を走る電が、アデルの意志を離れるように霧散し]
……Coagula
[呪とともに、霧散された雷が足甲に集っていく。
そしてそれはアデルを押し返すための推進力として、破裂した。
左腕を払うようにして、横なぎに体を強引にずらさせるように、推進力をこめ、同時に自身の体の制御も無視したように体を右側から回転させ、アデルの体めがけて蹴りを放った*]
[彼の心中、何を想うかまでは通信にも伝わらない。
だからこそ、竜が告げるのは純粋たる問い]
のぅ、主。
全力で遊んだことはあるか?
[言外に、自身は男が全力を出しても大丈夫だと繋がる声で伝えた]
俺の体は、恥ずべくことなき力であり鎧であり―――
[出会ってすぐ>>0:57に問われた返事の通り。
狂喜の沙汰>>*48ともいえることを、その身と誇りをもって貫けぬと示すというのもあるが]
時に炎を纏い、風で荒らし、大地を裂く。鉄壁の守りであり、破壊する槌。
俺はこれを剛健術と名付けた!
[魔力の消費もせずに、術である。と堂々と言い切った]
[手甲足甲は、元をたどれば錬金術の力。源泉をいえば料理から始まったともいわれる生活の術。という意味では魔力の道に深いものなれば理解できたことだろうか。だがそれ以外はというと、それが自称ともいえる術<力づく>であり]
俺の術が、竜にも通じるというならば、俺の道は間違っていない。
――それを確かめられただけでも感謝するぞ。アデル
[雷が這い、体から黒煙がぷすぷすとあげ、大笑するアデル>>*49へと凄絶な笑みを浮かべた。
回避できたところで、する理由がなかった。相棒を受け止め、自らを示すだけであれば、避けるのはただ臆病風に吹かれた時のみ、例え速さ>>*47が追いつこうが追いつくまいが、命を賭すだけの価値がある]
全力を出すのは、ふざけるためのくだらないことだけか
絶対に譲れない時だけと決めている。
[考え方は違えど、全力という意味ではある。ということを告げ]
アデルにとってこれが遊びなら……まあそれも構わんだろう
[魔力の回路を開いた。
別に...が魔術をつかうわけではない、石を通じて、魔力を現段階で流せるのであれば、好きにもっていくがいい。と相対するものに告げるように]
そういうアデルも器用ではないか!
[蹴撃は、さきの拳とは違う感触に阻まれるように防がれる。
雷の推進力を受けた勢いで放った蹴りにより、引き戻す動作が遅れる
伸びてくる蔦に、先ほど足に残った感触の正体はこれであったと悟る。
だがやはり回避に意味を見出せないのがこの男。
伸びる蔦の根元をみれば、相手の懐に飛び込むチャンスではないか。
ならばそこに、自分がまだ伝えてない意志を告げるのが一番ではないか。]
俺は、この術を広げ、魔術に関われないもののための学び舎を作ろうと思っている。それを願い。この舞台に参加した。
[野望ととるか?無謀ととるか?は知らぬが、自らを明かせぬものには、相手を知ること価値はないと筋を通し、参加動機を伝える]
[左腕が蔦にからめとられ、その間に右足を戻すと、足に力をこめて軽く身をかがめ突進する。]
来い!
[すべてを出し切る言葉とも、また密やかに囁いた言葉への返事を求めるようにも言う。
蔦のようにどこか身も心を守ってるようにも思える目の前の竜にのばされた右の拳はアデルに届いただろうか16(20x1)*]
[だから。
魔力から伝わった声、想いにも。
竜もまた、茶化しもはぐらかしも捨てて正面から向き合おう]
…これを遊びと言うたは、主にとっては失礼であったな。
我が主、ディーターよ。
謝罪となるかは分からぬが、この舞台において儂は全てを主に注ごう。
主が更なる力を望む時、儂の名を呼べ。
アデルではなく、雷華とな。
[それは、男のこれまでの研鑽と、抱く願いを讃えた証。
竜の力を引き出す鍵でもある真名を明かした*]
当然だ。
[研鑽を積み重ねた力>>*65は、魔族という素養はあったにしても、努力で培ったもの。
それで満足しても困る。というのも理解している。二つの意味>>*66に一つの言葉で返す]
[業炎のような炎術(筋肉の力と空気の摩擦熱)をもち、その蔦も剥ぎとるように燃やし、余熱は彼女の典雅な翼にも痕を残す。]
年の功といっていたわりにはな。
[万能性などは...にとってないのも理解してる。そしてアデルが回避を選ばなかったことも察する。]
この戦いは、俺の舞台に合わせてくれた結果だな。
[愚直>>*68に受け止める気概に、太い笑みを浮かべ、苦悶の声に対するものよりも先に讃える。]
俺には俺の主張や主義があるように、アデルにはアデルの主義があるだろう。
そんな生き様を否定できるほど偉いわけではない。
いったろ?俺には願いがある。だから手を貸せ。とな。本来ならば竜にとってなんら関係のない願いだ。
[あくまでこっちは貸してもらう立場であり、アデルの願いがなにかを聞いたのもそこにある。]
謝罪は受け取ろう。でもな、俺は、俺とともにあるときが、アデルにとって価値があるものと思えてくれるならば嬉しい。
[小難しいことはいっても、感情を隠す理由もない]
おう。頼んだ。俺には――相棒の力が必要だ。
[名は体を表すというならば、雅なその名を聞いて神妙に頷いた*]
改めていうぞ。
……俺と舞台に上がるために、手をかせ。
[意志をぶつけるための拳は開かれ、今度は契約を契るための手としてエスコートさせろと、差し出された*]
[向けた謝罪は、男の主義を重んじた故。
男もまた、竜の主義があると理解しているとも分かっているが]
確かに、儂にとって関わりの無い願いではあるが。
少なくとも、主の願いは手を貸しても良いと思えるものじゃからの。
謝りもせずに主の力にとは、流石に調子が良すぎよう。
[翼を胸元に当てて頭を垂れれば、男の目にも謝罪の意は伝わろう。
此度の主は、竜を従える権利があると認めていると]
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