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[パンを焼く朝の匂いに、ふと目を覚ました。
もう少し寝ていたかったな、と眠気を噛み殺しながら、彼女は眺める。
残念ながら彼女には何も言うべきことはなかった。声を失った代わりに何か能力を与うる神はいなかったのだ。
ディークという男が霊能者なのが彼女にはわかったが、それは単なる消去法からだった。]
[占い師はコンスタンツェが真だろう、と彼女は感じた。
シロウとマーティンは占い師を引いた感を演出しているように見える。シロウは初動を軽くする努力も見受けられるが、言っていることが別にうまくない、そういう評価になった。
マーティンについてはこれからだ、彼女はそうも考えていた。ただ、コンスタンツェの灰への視線、判断側の思考ベース、そしてアピールのなさは、彼女にとって非常に好みだったのである。
パンの匂いがさらに主張を強くし、彼女の食欲を刺激した。]
[シロウ、コンスタンツェと出てきた占い師を順番に責めているドロシーという女性が、彼女には白く見えていた。
次いでアイリだろうか。彼女には、この手のタイプの狼に煮え湯を飲まされた経験があったが、だからといって白く見えることには変わりがなかった。好みでもある。
対して彼女は、レトとスノウに黒い印象を抱いていた。ただ、どちらももう少し見たい要素だったためか、また言葉数が増えてから判断しよう、彼女はそう思った。]
[ほう、と声にならない息が零れるほどの寒さだった。
彼女が思っていたより議事の進みが遅く、期待した発言も増えていないことにやや不満顔の様子。増えたマーティンの発言も特に響くものはない。
埒も開かないのでスノウのことに思考を巡らせる。彼女にとって、スノウはアイリのフォロワーに感じられていた。途中でユーリエも増えたが、こういった初動で白さを獲得する村人を隠れ蓑に白くなろうとしているように見えている。
また、>>87と言うことが、彼女には信じられない。彼女にとって占い師は重要な情報源で、判定を正しく見るため、また占い師が死なないようにするためにも、初日から判断することは必須であったのだから。
つまりは、アイリほど核心的なことは言わず、ユーリエほど攻撃的なことも言わず、混ぜっ返し白さを狙う…それが彼女にとってのスノウであった。]
[コンスタンツェの>>84もいいな、と彼女はやはり思う。
もっとも彼女自身は自由より統一が望ましかったが。
レトについては他の人も似たことを言っていたので、自分が蛇足する必要もあるまい、と考えた彼女であったが、端的に表現すれば、喉の使い方が村っぽくない、ということなのだろう。
ただ>>76は、彼女にはわざとらしいと強く感じられたかもしれない。]
[喋る猫の言葉に、彼女は悲しそうだった。撫でられる距離であれば、手を伸ばしたかもしれない。
誤解には慣れているとはいえ、不服とされるとやはり嘆かわしいものはある。嘆くことはできないが。
それに彼女は、真には死なないでほしいのだった。]
[彼女は目をぱちくりさせた。明日の吊りにとっておいて疑わしい灰を占わないという文化は、彼女の好みではなかった。疑わしい灰を占って黒が出れば、その占い師を妄信できるし、出なければ再考の機会となる。それを捨てることはできない。
彼女のスノウへの思考がまどろっこしく長かったから、彼女がスノウをかなり黒く見ていると感じた人もいるかもしれないが、彼女にとってはそれなりに、程度であり、つまり彼女は⚫レトを望んでいる。そういうことだ。]
[ローズマリーとラートリーから質問を投げかけられ、彼女は少し嬉しかった。無言の彼女が感じるのもなんだが、あまり認識できていない2人だったので。
>>120 >>123 核心的という単語を正確に使えている自信はなかったが、彼女にとってアイリの言葉は飾り気がない。素村COから始まり、明確な結論、白いという自負。洗練された村人のひとつの形に感じられたのだ。
そう思ってから、褒め過ぎだろうか、と自問自答する彼女であった。
>>143 単発で見て、と言われると、まず彼女が気になったのは、単発でなく見るとどうなのだろうということである。そして単発でなければ評価が変わるならその質問に余り意味はないような気も、彼女はした。
そもそもドロシーは占い師に擦り寄りと逆のことをしているので、そこでユーリエに擦り寄って狼として何の意味があるのかわからない、それが彼女の考えである。]
[マーティンが真という声に疑問というより、コンスタンツェが偽になることが、彼女には解せなかった。マーティン真と言う人は、可能ならコンスタンツェ偽要素を教えてほしい、そう彼女は願う。
>>150 何が引っかかるのか、彼女は首を傾げた。]
[湿った土の匂いがした。
首を傾げたのが自分だけではなかったようなので、仮決定2で良い気もしつつ、仮決定1でも良いような気もしてきた彼女である。
ラヴィについては希望している面々が微妙なので微妙だと、彼女は思った。
今日はこれで見れなくなるので決定については…そこまで思考が巡ったところで、ディークの本決定を耳にする。それでいいと、彼女は思いながら立ち去った。
凍えた土が音を立てるのではと思うほどに、空気が寒い。]
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