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[伍長の居所を、捕らえた。そこに時間はかからない。
幼い頃からの力だ。この能力だけは大分使いこなせているという自信がある。
ここは、資料展示室?……いや、違う。
見た感じ、そこからどんどん離れて行ってる。
行き先は……多分、倉庫。
白猫も一緒だし、預けに行ったんだろう。>>102]
あの、恐らく資料展示室か、倉庫だと思います。
けど……多分場所、分からない、ですよね。
俺、案内しますよ。倉庫に用もありますし。
[そう名乗り出る。]
では、俺が案内しますね。
[それじゃあ、と白猫と茶兎入りのクーラーボックス乗せ台車に手をかける。]
フレデリカ少尉、ここ、お願いしてもよろしいでしょうか。
俺、一度倉庫に行かないと。
[そうフレデリカ少尉に声を投げかける。
そう言ったところで、ふと頭に浮かぶことがあった。
能力使ったけど、バレては……いないよな、流石に。
一般人相手に能力を使い、それがバレると色々厄介な事になる可能性がある。
だからこそ、無闇に能力を使うことが出来ないのだ。
ましてや情報部のまだまだ身分が低く、制約が厳しい事もあるのだが。
まあ、隠す物が大きいのは、お互い様のようだ……。]
カークさん、ですね。俺、マハラと申します。
さて、じゃ、いきましょう。
[そう、にこりと声をかける。]
えっ?
真面目ですか?
俺、真面目に見えますっ?
いやいやいやぁ。
そんなそんなそんなぁ。
まいったなぁ。へへへ……
[おだてられて思いっきりニヤニヤしている。声色も大分ゴキゲンだ。単純なることこの上ない。]
……まぁ、俺の仕事に興味持ってくれてるのは嬉しいっす。
ただ、大した仕事やってるわけじゃないですケド……。
[そんな苦笑いを零しながらも。]
俺達統合軍は宇宙軍と地上軍に別れて運営してるんですけど、
俺は地上の方で、まぁ、……簡単に言えば、なんか変な物無いか監視したりしてますね。
[そんな答えが返ってくる。カークの訊きたいことと素でズレてる可能性もあるが。
騒ぎの元……うーん。
[人差し指を顎に当て、考えるポーズ。
確かに、そういう事が出来る"能力"を持った人間も、大多数存在する。今も必死になって原因を探っている途中なのかもしれない。
が……。]
そうっすね。偉い人とかが頑張ってるから、そんなに時間はかからないかなぁ……。
まあ、俺とか末端の人間ですから、あんま役に立てないんですけどね。
[へへへっ、と罰の悪そうに笑う。]
……カークさんは、アレですか?
原因調査に役立ちたい的なアレですか?
[ちょっと気になったので質問を投げ返してみる。こういう人が一般人に見せかけて統制軍以上の働きっぷりを見せたりするんだよな。漫画とかだと。
そんなどうでもいい事を考えながら問いかける。]
まあ上も上で大変ですが、下も下で大変なんですよー。
[そういいつつもへらへら笑っている。割と余裕そうだ。続けて投げられた答えにはふうんと頷く。
まぁ、流石に漫画みたいな感じにはならないか……。]
そうっすね。
早く原因調査して……。俺も、役に立てるようにならないと。
[……そんなこんなで、倉庫に着くが。
いるのは係員だけ。さっきみた映像と食い違っているようだ。]
……あり?ジーベル伍長がいない。
あっと、この中にもふもふがあるのでおねがいしまーす。
[とりあえず係員にこのクーラーボックスを渡しておこう。
そして、もふもふを解放し、空のクーラーボックスを回収している最中。]
えっと、それでジーベル伍長は……えっ?
小型コンテナを持って?分かりましたー。
[とりあえず、伍長の居場所は分かったようだ。
彼女を追いかけよう。]
え。あ。は、はいっ。
[案内を待たずに歩き出すカークに、驚いた表情をするも。
この人、場所が分かってるかのように歩き始めた……?
……とりあえず先を任せてみるも。
伍長は必ずこの近くにいるはずだ。
きょろきょろと目を走らせ、伍長の姿を探す。]
伍長ー。
ごーちょーうー。
じーべるごちょーはいまいづこー。
[そんなお間抜けな声が廊下に響き渡る。
この男の脳天気さ、とてもじゃないが情報部の人間とは思えない]
おっ、いたいた。
[小型コンテナを抱えているが、それはまさしくジーベル伍長。
がらがらと台車を転がしながら近づいていく。]
……ふぅ、やっと見つけました。
えっと、お客様です。
ジーベル伍長に会いたいとかなんとか。
[そう告げる。自分と一緒の人物の正体には、まだ気づいていない。]
おっ、いたいた。
[小型コンテナを抱えているが、それはまさしくジーベル伍長。>>181
がらがらと台車を転がしながら近づいていく。]
……ふぅ、やっと見つけました。
えっと、お客様です。
ジーベル伍長に会いたいとかなんとか。
[そう告げる。自分と一緒の人物の正体には、まだ気づいていない。]
[ふぅ、任務完了。
さてと、俺はさっきの場所に戻ろうか……。]
……って。え。
[と、考えていた瞬間。聞こえてきた発言に>>190思わず硬直する。]
え、ちょ、ちょいちょい。
か、カークさん?
どうして尉官クラスの人の名前がぽんぽんと……。
[目をぱちくりさせ、口はあんぐりあけている。
"ただのお客"ならば絶対に、とまではいかないがここまで人の名前が出てくるのはほぼ不可能に近い。ましてやその言い方。明らかに"指揮を取れる人間"の言い方だ。]
なんですとーっ!
[カークさんが、元々ここの軍にいた。>>192
全然気づかなかった。
通りで案内いらずに歩ける訳だ。]
……最初に俺の案内を承諾したのも。
全部分かってて、あえて、ってことですか。
[なんて人だ。ただのお客だと思ってただけに、衝撃は大きい。]
あ。はいっ。えーっと。
[ジーベル伍長になんとなく水を向けられた気がして、慌てた様子を見せる。
さっきの衝撃発言に気を取られていたが、話の内容は理解出来る。>>196]
チームを組むのは俺も異議は無いです。俺個人としても、頼れる人が傍に居れば、相応の働きは出来る……と思いますし。
で、その捕獲ゲーム……でしたっけ。
[こめかみに人差し指を添えて、考えるポーズを取る。]
……有志を募る……か。確かに人手は増えますけど……。
それをやるなら、俺達がちゃんと一般の人を見てる必要がある……ってことですかね?
一般の人に何かあったら大変ですし。
ただ、まー、俺としては一般の人をちゃんと守れるならば俺は良いと思いますよ。
ジーベル伍長がそんな提案するくらいですし、ラヴィもスノウも、増殖するだけで襲いかかったりはしないみたいですし、あいつらの
……何より、面白そうですし!
[結局"面白そう"という結論に行き着くのが彼らしいというか。]
……まぁ、安全第一、ですよね。
俺も怪我しかけましたし。
ラヴィの群れにダイブして、顔面を強打するなんて人、世界広しといえど、俺くらいでしょうけど。
[そんな情けない発言が漏れる。>>94]
え。
[ある意味衝撃的な発言>>202に、またも目をぱちくりさせる。
つまり、この方と一緒に一般の客を守る使命を請け負う、と。]
……むしろ、俺なんかでいいんですか?
与えられた仕事はがんばりますけど、ケッコー使えない奴だと自負してるのですけど。
[先ほどからの数々の失態を忘れたわけではあるまいに。]
まぁ、それでもいいなら請け負えますケド、それこそ俺の一存で決めるわけには……。
[そう言いながら、ジーベル伍長に視線を向ける。
それに、もう一つ問題がある。ジーベル伍長は彼を信頼しているようだが、この人は今は軍人ではない。
そんな人を"上"と認識してよいのだろうか。
……つまり、"能力"行使を、本当に彼に委ねても良いのだろうか。
カレルは、繰り返しだが、"上の指示がなければ能力を使わない"よう教えられている。そして、彼は軍人ではない。
……少しだけ、迷ったような表情が出る。]
……ジーベル伍長。
彼を、本当に信頼してるんですね。
[>>204 ジーベル伍長の言葉に、まっすぐなまなざしを向ける。
……少しだけ迷ったけれども。伍長の言葉と態度から。
きっと、彼は"信頼に足る"人間だと、判断する。]
……わかりました。やります。
ついでに、俺の"能力"について、彼に教えても?
[そう、確認する。]
――ありがとうございます。
[向けられた笑顔に、こちらも頬が緩む。
ジーベル伍長の言葉を、"許可"と受け取った。
能力を人に矢鱈と教えるべきではない。それは自分も理解している。
"上からの指示がなければ使えない"という制限は、それを徹底した形である事も。
しかし、このジーベル伍長の態度ならば、教えても大丈夫だ。出会ったばかりだが、事態の性急さを含めて考えても、やはり教えた方が良いだろう。]
……カークさん、ご存じですよね。"グロリアス・チャイルド"。
俺の能力は……、
この艦内ならば、此処に居ながらにして全て見渡すことは出来ますし、捜し物は形が分かるものならば時間をかけずに見つけることが出来ます。
[そう、先程ジーベル伍長を捜し当てた刻のように。]
まぁ、広範囲を見渡すのよりも、局所的に見えない部分を見る方が得意なのですが。
……そして、これが大事なんですが、この能力は、俺の都合で勝手に使うことは、余程のことがない限り禁じられてるんです。
ですが……指示されれば、この仕事は間違えません。
……以上です。もしかしたら使わないかもしれないですが、知って損はないと思います。
[そう告げる。**]
……え?
えっと、それは……。
[予想外の返答だった。つまり、自分の意思で使え、との事か?
しばし考えるポーズを取る。そんな命令、この軍に入ってから初めての事だ。
けど、それじゃあ、"制限"の意味が無い……。]
……嫌、違うか。
カークさんは、俺に自分の意思でこの力を使って欲しい、ってことなんですよね?
……分かりました。その時になったら教えますね。
[多分、それがカークさんの意思であり、"命令"であると解釈した。]
……それにしても、自分でいうのもアレですが、よくあっさりと許可しましたね。
国家機密だのプライベートだの勝手に見たりしちゃうかもしれないのに。
[カレルの能力に制限がかかっているのは、これも理由の一つだ。
見境無く覗く事が出来るならば、他人にとって不味いものも当然見られる訳で。
だから普段は、信頼出来る上司の命令を全うする形にし、それ以外は能力を使わないように教えられてきたのである。]
まぁ、でも。そういう事を言ってくれるってことは。
カークさんも俺を信頼してくれる、って解釈してもいいですよね。
えへへっ。
[位もそんなに高くない俺にこんなに信頼してくれるだなんて。
素直に嬉しい。]
―リラックススペース>>217―
[イベント会場までにも素直についていくが。
そういえば、台車とクーラーボックスもついていたんだった。
まぁ、これは後で返せばよかろう。
白猫付きと台車付き。改めて異様な構図だとは思うが。
……にしても。
本当に、偉い人だったんだなァ。
こうして指示を下すカークさんを見て、しみじみと感慨にふける。
今は特に喋ることも無かったので、カークさんに任せていたが。]
―出店ブース周辺>>220―
[カークが喋っている間も、台車を手にしながら黙って聞いていたカレルだったが。
おぉお、なるほど。上手いことルールを作ってくれる。
確かに、これなら管理も行き届くし、こっちも色々楽そうだ。
……と思っていたら。なんだか恐ろしい事を言われた。>>223]
どぅええっ!?指揮!?俺が!?
[いや、いやいやいやっ!!
俺、上等兵だから!そういうの良くわかんないんですケド!?**]
た、確かにリクツの上じゃそうでしょうけども!
きゅ、急に任される、って言われたら……ほら!
[カークの悪い笑み>>237に慌てた様子を見せる。というか何が"ほら"なんだろう。
だが、続く言葉に、苦々しげな表情を見せる。]
……そ、そうですネ。
確かに、普段の任務とか重要作戦とかと違いますし。
リスクが少ないっつったのも、俺ですし、ね。
[何か楽しげなカークさんを>>239受け。]
わ、わかりマシタ。
や、やってやりますとも……!!
[そんな無茶振りに応えてみせる。勢いだけの人間らしい台詞だ。]
は、はいっ!
[>>266名前を呼ばれ、大きく返事を上げる。
そういえば、スタッフらしいことを初めてやった気がする。
さっきまで裏方専門だったため、慣れない声が上がる。]
あ、えーと、ですね。OKです!
ただ、他の人や機材に引っかけないようにして頂ければ。
あと紛失にはご注意下さいね。
[ルールを正確に把握している訳では無かったが、最終目標が"疑似生命体ユニットの回収"である以上、効率の良い手段は認めた方が良いだろう。]
……ふぅ。
[裏方らしくないお仕事をこなし、一通り喋った後。
ふと、手元を見ると。]
あ。
[手元には、相変わらずの台車が。
……返すの、すっかり忘れてた。
ま、いっか。緊急事態だし。フレデリカ少尉もきっと許してくれるはず。
とりあえず籠は確保してるということで。
ついでに、自分で捕まえた奴も引き続きこれに入れていこうか。]
は、はいっ。ありがとうございますっ。
おたがい、頑張りましょうっ。
[うぅう、キンチョーする……。
内心冷や汗だらだらながらも、上手く学生の応対をこなした。>>282]
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