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その出目をさっき!!!さっき!!!!
なんでやそんなにいろりちゃんの罰ゲーム見たいんか!
美味しいけども!!!!!
(6はやめてください結構しんどそう)
――…何でだよ!!!!!
[変わらない、むしろカード単体の強さで見れば劣化した
手札に、叫びながらベッドにダイブした。
枕を引っ掴んでごろごろ転がり、苛立ち拳を布団に叩き込む。
罰ゲームなんて嫌だ嫌だとごねる背中に、友人達の声が届く。]
『申くんの!』『格好良いとこ』『見てみたい!!』
[タイミングばっちりの合いの手を入れられ、
抵抗虚しく2(6x1)の罰ゲームをやらされる羽目となる。>>#1]
こっちはAがあったから同じ役無でも俺の方が上だし。
運がないってのもまた哀しいモンだねぇ。
[団栗の背比べでしかない主張を振り翳し。
肘で押し返されればむっとしつつ、大人しく引いて。>>648
ちょっとくらい良いだろうがと口の中でぶつくさ文句を言う。
が、文句も負けねぇからなと浮かべた不敵な笑みも、
引き直したカードを見た瞬間に無残に泡沫のものとなり。
ベッドにダイブして親交を深めることになった。]
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男子陣への罰ゲームが酷い気がしてならない。
6以外なら普通にやれそうだったから良いけども。
一発芸、一発芸……。
それと>>651とactを見る限り、締め出されたか。南無。
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一発芸って何すればいいのか分からなくて困惑中。
そして今になって高殿兄の囁きが気になって仕方ない。
何吹き込んだんですか!!夜しか眠れないじゃないか!!
つーか、怖い話じゃ駄目か?
あ、駄目。そうかよ……。
[一発芸が思い浮かばず、妥協案を提示するが却下された。
以前面白がって『理科室の窓で立て付けの悪いやつあるだろ。あれ、昔そこから落ちた生徒の霊が押さえてるらしいぞ』とか
『放課後の体育館でバスケすると足を掴まれるってよ』とか
そんな即興の怪談話をしたことを根に持っているらしい。
彼らに話した数々の怪談が、気付けば学校七不思議になっていたことを知らないのは炉だけだ。
下手くそな土佐弁もどきを口にした大河が、
期待と揶揄を織り込んだ視線を向けてきて。>>657]
今考え中なんだよ!
[下手な物は出来そうにないと頭を抱え、寝返りを打った。]
[生まれてこの方一発芸なんかしたこともない訳で。
インターネットという文明の利器に頼るべく、「一発芸」で検索したサイトをまじまじと見つめる。
あまりにも下らない物から、顰蹙を買いそうな物まで。
良いのが見つからず、頭でも下げて許してもらおうかと思った矢先。
りんごを素手で握り潰す、という文章を見つける。
要は奇抜なことを良いのかと合点が行き、力自慢の対象に
なりそうな物体をきょろきょろと探して──]
んじゃ、一発芸やりまーす。
人間ダンベルー。
[ベッドに腰掛けていた大河の膝裏に手を挿し入れ、
もう片方の手は脇の下から回して反対側の肩を掴む。
いわゆるお姫様抱っこの状態で抱き上げると数回上下に揺らし、
思い出したように顎をしゃくり上げるように変な顔を作った。
突然の出来事に唖然とし、状況を把握出来ない大河を余所に、
最後は一回転ターンをするとベッドの上に放り投げてフィニッシュ。
何だか気に喰わないらしい友人らにも同様のことをしようと手を伸ばせば、それで良いからと遠慮されてしまった。]
[流石に同じ体躯の相手を持ち上げるのは骨が折れる。
すぐにでも放り投げようかと思ったが、振り回すと普段とは違う
表情を見せてくれるのが何だか楽しくて。
腕が悲鳴を上げたことから目を逸らし、口許に弧を描いた。]
ん、他の所行ってくんのか?
おう、いってらー。
[満足したのか、それとも怖がられてしまったのか。
トランプを片付けた友人らは別の部屋に突撃しに行くようだ。
偉い目に遭った、とベッドに座れば、大河から睨まれたか。
あの中で一番軽そうで、かつ巻き込んで辱めを与えてやろうという算段は十二分に効いたらしかった。]
あいつら行っちまったし、その変な喋りやらなくても良くね?
なんか聞いてて痛々しいし。
[舌先をちろりと見せて上機嫌に鼻で笑いつつ、
ご丁寧にも罰ゲームを続ける大河にそんな提案をして。
そろそろ風呂に行く準備するか、と荷物からパジャマ用のTシャツと替えの下着を取り出し、脇に置いた。]
[そのまま後ろに倒れ込み、天井を見上げる。
どの時間が混まないだろうかと思案して、不意に思い出したのは
大河が自分と同じクラスになった時のことだった。
あれは学校の周りに咲いた桜が、風に花弁を揺らした春だった。]
―回想―
[大河と再会を果たしたのは高校二年生の時。
初日くらいは行きなさいとせっつかれ、仕方なしに登校した。
サボろうかとも思ったが、出席日数の関係もある。
それでも学校に着いたのは一限の半ば過ぎではあった。
自分のクラスを確認しようと、掲示されているクラス名簿の前に
足を運び。とある名前が目に留まった。]
なんて読むんだ、あの苗字。
[申炉の後に続く、皇大河の名前。
関谷の前だから、「す」から始まるとは予想は出来る。
その苗字の物珍しさよりも気に掛かったのは。]
大河って、あの大河……じゃ、ねぇよな。
[小学校の時に転校して行ってしまった、あの大河と同じ名前。
だがあいつの苗字は志水。あんな苗字ではない。
戻ってきた?いやまさか。己の考え過ぎだろう。
ポケットに両手を突っ込み、異様に遅い足取りで教室に向かう。
本当にそうだったらどうしようか。
どうせ名前が同じだけの他人だろう。
短い道のりを歩く間、目まぐるしく思考が巡る。
教室のドアを開けるまでに出た結論は、
どうせこれだけ外見が変わっていれば気付かないだろう、と。]
[やや乱暴にドアを開けると教室がわずかにどよめいた。
集まった視線も睨みを利かせればあっという間に散って行く。
誰の鞄も掛かってない空いた机を見つけ、その後ろには皇大河だろう平凡そうな男子生徒。どよめきにも反応せず本を読んでいた。
財布くらいしか入ってない鞄を乗せ、席に座ろうとした時だった。]
…………あぁ?
[いろり、と。小さな呟きを耳が拾い、後ろを振り向いた。
今の炉をその名で呼ぶ者はこの学校にはいない。
同じ中学から進学して来た者に散々凄み、呼ばせないようにして。
教師も
だからその呼び名を知り、なおかつ呼べる者などいないはずだった。
遥か昔に転校した、志水大河ただ一人だけを除いては。]
[皇という男に大河の面影がないこともない。
聞き間違いかと思った呼び名がもう一度、はっきりと口にされ、
一気に頭へと血が昇る。
胸倉に手を伸ばし、掴んで引き摺る形で無理やり立たせた。
少し高い位置にあった目線も今となっては同じ高さで。
あれから長い年月が経ったのだと思い知らされるようだった。]
(何で、今更戻って来てんだよ……ッ!!)
[思い出すのは置いて行かれ、涙で枕を濡らした日々。
涙は浮かばない代わりに、瞳の奥が寂寥で揺らぐ。
胸倉を掴んでいない手は爪が掌に食い込む程にきつく握り締め、
それでも殴れずに肩を震わせていた。]
『こらー!申、何をやっとるんだ!』
[授業のために来た教師から注意され、ようやく手を離す。
呑気に授業なんて受ける気分ではなくて、大河がどんな顔をしているかすら確認せず鞄を引っ掴んで教室の外へと出て行った。
その日以来、一年生の時よりは授業に顔を出す様になり、
三年生になった時には休むことの方が珍しい程になっていた。**]
[何やら思いを馳せているらしい背中の重しは、退く様子がなかったか。
チッ、と舌打ちをして腕に力を入れれば身体を跳ね起こして力づくで振り落とす。
とはいえ、ベッドの上なので怪我なんてしないだろうが。
驚いている炉を押さえこむように脇腹に上体を圧し掛からせ、首を片腕で挟んで袈裟固めを仕掛ける。
とはいえ体育の柔道で教わった見よう見真似だし、本気で力はいれていない。
けれど体重を掛ければなかなか外すのは難しいだろう。]
よくもやってくれたな。お返しだ。
大人しくギブアップするなら、離してやってもいいが?
[抑え込んだ体制のまま、にやりと笑った。**]
[力の差を見せつけて優越感に浸っていたが、どうにも喉奥に何かが引っかかるようで。背後の大河と言葉を交わし、>>681
先客が寝転がっているのも構わずに倒れ込み、体重を掛ける。]
重いってなあ、筋肉って重いから仕方ないだろ。
実際大河は筋肉内からかそんなに重くなかったし……。
っつーか、あんまり大声出すなよ、煩い。
[大河がずり落とそうと上体を起こし、背中の下から上げた抗議の声>>682は華麗に右から左に投擲し。
手の甲で軽く脊柱を叩いて大声を批難する。
他も騒いではいるだろうが、ホテルには一般客もいる。
迷惑になんだろうがと尤もらしい文句を口にした。]
[舌打ちした音に気を良くしていたせいか、抵抗する間もなく上から跳ね退けられてしまい、シーツの上に転がって。
横板も何もないベッドはどこかをぶつける心配がなくて良かった、とどこかズレたことを考えた。
突然の行動に目を丸くしている間にどこで覚えたのか、
手が首に巻きつき、袈裟固めの形を取られて体重を掛けられる。
油断していたとはいえお見事というかなんというか。
体力差はこちらが有利だが体勢差ではこちらが不利。
それでも、全力で暴れれば外すくらいは出来るだろう。
問題は抵抗した際にどちらかが怪我しかねない、という事実。]
はっ、冗談。
こんな甘っちょろい技で俺にギブ言わせようなんざ百年早い。
[逆光の下、にやりと笑みの形へ変わる表情を眺め。
掴まれていない自由な腕を背後から首裏に伸ばし、
掌で後頭部を覆うと無理矢理顔を自分側へと引き寄せた。]
[近付いた顔同士の距離はほんの数センチしか開いていない。
互いの息が顔に掛かり、普通であれば嫌悪が湧く距離感。
だがどうしてか、嫌な気は起こらず、そんな自分に困惑し、
今更ながらに密着した体から伝わる体温がやけに熱く感じた。
引き寄せた腕の力を抜いても顔を離さない大河に。]
なに動揺してんだか。
[視線が外せないまま、揶揄の形をした自嘲を投げかけた。]
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甘くならない上に誤字見つけてしまってしょんもり……。
もうちょっとこう、上手くロルを書けるようになりたい。
もしくは高殿兄みたいなエロさを身に付けたい。
大河に言われて図星だったけど、確かに高殿妹への恐怖感というか苦手意識は最初から弱めの傾向にあった。>>554
個人的に高殿兄高殿妹の語呂の良さがヒット。
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>>738 朝風呂と聞いて変な想像してすみません。
同部屋とかの時点で色々とあれそれがどうこうですけども。
唯一の同部屋組だけど、同部屋じゃなかったら顔を合わせない気しかしなくもあり。こいつら……[ぺしぺし]
[目を丸くする炉に、してやったり、と笑ったのも束の間。
此方も本気で固めてないとはいえ、余裕を見せる口調にムッと眉を吊り上げ。]
甘っちょろくて悪かったな、と、うぉ!?
[抑えていない片腕に後頭部を捕えられ、引き寄せられた力に抗う間もなく、がくんと上体が傾いだ。]
―――……っ、
[近づいた距離に息を呑む。
肌を掠める炉の呼吸。どこか困惑する表情は近すぎるからこそ手に取るようにわかり。苦い思いがこみ上げ顔が歪む。
後頭部を覆う掌から力が抜けたのがわかったが、起き上がることはできないまま。]
動揺、ってしてるのそっちだろ。
[瓜言葉に買い言葉。言い返した拍子に、鼻先が一瞬だけ触れた気がして。
唐突に抑え込んだ身体の下で、早くなる鼓動を。
炉の熱い体温を、意識する。
鼻を掠めたニッキの甘い香りは、昼間の残り香か。
近すぎる距離。けれど、嫌悪が湧くどころか――]
(――――もっと、触れてみたい)
[頭を過ったと思考を自覚し、心臓が大きく跳ね。
顔がぶわりと熱くなる。
口調とは裏腹に、視線が大きく揺らいだ。]
「――大河!」
[間違えようもない。
屈託ない満面の笑みを浮かべる、幼い記憶の中の炉。
それが脆くも崩れ去った瞬間だった。]
[殴りたいのだろう、握られ震える拳。
当然だ、何も言わずに――何も言えずに別れて、十年近い。
怒ったのだろうか。泣いたのだろうか。
また、いろり、と呼んで傍にいることを。
許してくれるだろうか。]
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