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え?
俺にねーちゃんなんていないし、
なにいってんのリエちゃん。
[とりあえず、純白の花嫁は、
呪われた古の魔王像を片手に持って、
炎の精霊に物理で殴りかかる所存である。
もちろん霧散するまでひたすら殴る、
という極めて原始的な攻撃方法でしかなかった]
やだなあ!
かーさんの顔、
しってる、で しょ!!
[リエヴルが呆気にとられている間に、
ひたすら物理で殴りかかるを繰り返す。
炎の渦が襲ってきたりもしたが、
呪われた魔王像をその炎に向けてぶんと奮ったら、
炎は蒸発するように掻き消えた]
わあ、この鈍器凄い!
消火も出来たよ、リエちゃん!
[やがて炎が霧散した後、
煤だらけの笑顔で振り返った、
ほめてほめて、の顔]
え?何言ってんのリエちゃん?
[それからやっぱり、
仔犬みたいに飛びついたのだった。
流石に抱きつかれれば慎ましやかな胸部の感触が、
常時とは大分異なることは、リエヴルもいやでも現実として認めざるを得ないだろう。
ついでにいえば、当の本人も思い出した。
冗談みたいな、現在のこの肉体状況。
すなわち、性別的に花嫁化させられてる、ということを]
……て、天使って思ってもいいよ!
[頭痛い、みたいなしぐさをされたので、
とりあえずフォローのつもりの一言であった*]
魔の仕業って、あ……これのこと?
どうせなら、もうちょっと大きくてもよかったのにね。
[慎ましやかな胸をぐいっと押し付けてみる、
魔族と契約した豊かさは胸部までは及ばなかったのか。
戸惑う人を前にすることで、逆に冷静になってくる]
このままでは……、
帰ったら元に戻ってました!
っていう展開はないのかな……?
いや、その前にまず帰る手段あるの?
[>>551>>552 こんな所どうやってきたんだろう、
考えてみればちょっと不思議だ、
どうやら杖も不思議なアイテムみたいだし]
もしかしてリエちゃん人間じゃない……なんてことはないか。
[なでなでされながら、つぶやいて。
それからちょっと赤くなってたリエヴル見上げて、
真顔で告げた。]
うん、もし男に戻れなかったら色々よろしくね。
[それから冗談めかして微笑ってみせた。
もちろん、抱きついたままの片手には禍々しい鈍器が握られたままだったという]
ところで、ここって随分静かだねえ。
さっきの以外、何もいないのかな……?
[魔王の狩りによって魔族が出払ったこと――、
自分をさらったのも含めて、など知る由もなかったのである*]
……リエちゃんどうしたの?
やっぱりちょっと現実を受け入れがたい?
[なんとなく視線の合わないのを、追いかけて。]
そうだよね、
いきなりこんななってたら吃驚するよね……、
ちなみにまだ俺も怖くて下確かめてない。
[余計なことを言ったりしてました*]
い、いや、ちょっとびっくりしただけだ。
気にするな。
[心配げなフレデリクの声に、息をゆっくり吐いてからそう答える。
ただ、下確かめてない、には、あきらかに真っ赤になった。]
ちょ…
って、……フィー
おまえ、自分がどんな状態とか、
ああ、もう……。
[いかんいかん、と思うのに、
みると、可愛いのだった。
というか、どっからどうみても、もう、美少女にしか見えないのだが、しかもウェディングドレスだし。]
下、確かめてほしいのか?
そういうわけじゃないんなら、
こう、焚きつけることをいうな。
[そういいながら、その身をぎゅっと抱きしめ、しばらくはじっとしていたけれど、
やがて、勝手にため息をついて、フレデリクの顔を覗き込む。]
男に戻れなかったら、いろいろ よろしくなら、
男に戻れたら、忘れろよ?
[次の行動が唐突なのは、
きっと状況が悪いからだ。なんて、こう、理由を作って。]
っていうか、2回目だっけ?
[顔を近づけると、その唇に触れるだけのキスをした。]
―魔王城・中庭―
[リエヴルがお付き合いしていた相手については、
もちろん知っている。必殺金の力で相手の素性もちゃんと確認した。
なんとなく気に入らないのは当然だったけど、
それはもう我慢に我慢の末何もせず見守っていた、はずだ]
そういえばそうだったね。
[大きいのが好きじゃない に、
さらっと肯定の相槌をいれつつ、
来た道を戻るという言葉には、きょとんとなった]
いや、そうだよねー。
リエちゃんいきなり人間じゃなかったら、俺びっくりするし。
……って、脚が人間じゃない?
[いわゆる神の手、とかそういうのの一種だろうか。
頭悪い子にはあまりその意味がわからなかったが]
なんかよくわかないんけどリエちゃん凄いね!!
[とりあえず全肯定である。
幼い頃から、頭よくて高貴で優しいお兄さんだったのだ。
ある種刷り込みに似た全幅の信頼の眼差しだった、が]
って、あれ……?
[指し示されたその脚に、ふと眉根を寄せる。
どういうことだろう、だってその脚はあの時の。
>>586 もっとも自分がそんな顔をしたのは一瞬で、
すぐに挙動不審になったリエヴルじぃっと見上げる。
だって、彼のこんな様子を見るのは珍しい]
えー、なんでそんなしり込みするの?
責任とって!とかまではまだ言ってないよー?
[くちびるとがらせたりするその視界に、ぽふっと頭乗っけられた。]
とりあえず、ここから逃げたほうがいい、かな?
でもどうやって元に戻るとか、検討つかないっていうか……、
リエちゃんどうやってきたの?
なんかそれっぽいところあった?
落ちると女になる泉とか……
[のっかられ体勢のまま、もふーと考えるのであったが、
所詮なんとかの考えであったので、休むに似たりというやつである
[乗っけられた、ので、真っ赤になった顔は見えなかった。
けれど、言葉の響きには確かにあせりの様な困惑が見えて、
なんだか少し嬉しいような得意げなような気がするのは]
……もしかして俺美少女してる?
[ふふん、って感じで口にした、のだけど]
下を確かめる……、
いや、えっ、それはちょっとやっぱり、
……恥ずかしい、か も?
[言われて思わず想像してしまった、
つまりはリエヴルに脱がされたり、確かめられたりするということで、
追い討ちをかけたのは、抱きしめられた腕だ、妙な緊張と動揺とに覗かれた顔がちょっと熱い]
……リエちゃん、なんか珍しい、ね?
[いつもは、自分が勝手に纏わりついてぎゅーとかしてるだけだから、
抱きしめられるのは何か違和感というか、少し驚いたというかやっぱり緊張する。
覗き込まれた顔も、近いし。ものすごく近いし、って]
へ?
[何を忘れろ、なのか、と思って、訪れる行動に理解する]
――……あ、
[掠めていった口唇と言葉に、2回目。2回目――?
確かにそうだ、確かあれは従姉妹のドレスを拝借して遊んでた時で、
その頃の自分はそれは恥ずかしげもなく、言ってた気がする]
……リエちゃん、なんか珍しい、ね?
[いつもは、自分が勝手に纏わりついてぎゅーとかしてるだけだから、
抱きしめられるのは何か違和感というか、少し驚いたというかやっぱり緊張する。
覗き込まれた顔も、近いし。ものすごく近いし、って]
へ?
[何を忘れろ、なのか、と思って、訪れる行動に理解する]
――……あ、
[掠めていった口唇と言葉に、2回目。2回目――?
確かにそうだ、確かあれは従姉妹のドレスを拝借して遊んでた時で、
その頃の自分はそれは恥ずかしげもなく、言ってた気がする]
――俺、大きくなったらリエちゃんをお嫁さんにする!
[ドレス着て言う言葉としては、
根本的に間違っていたが、幼いなりに真剣だったのだ。
今の今まですっかり忘れていたけれど]
それ、なんか間違ってないか?
[素直につっこみをいれた。
けれど、まぁ、そのあとは、おかしそうに笑む。]
いや、昔そう言ってたの、思い出しただけだよ。
……リエちゃんは忘れちゃった?
[自分もまあ今の今まで忘れてたわけだけれど]
[>>678 リエヴルが眉を寄せるような気配については、
当然0感知である、感知するようだったら禍々しい魔王像を、
鈍器になどしていないだろう。
落ちたリエヴルの杖を拾い上げる。
そこにいる石もなんか綺麗なの、としか認識できないのは、
ある種の生まれ持った才能ではあるのだが]
俺に頭使わせていいの?
えーっと、戻る方法探す為には……、
中に入ってみた方がいいのかな。
っていうか、俺どうやって着替えたんだろ……。
[ひらっとドレスめくりあげる、謎である。]
そんな面白言葉、忘れるわけがないだろう?
というか、あの時もこう返したんだ。
忘れたか?
[そして、手の力を緩める。
茶化されて返された気もしたからだ。
少し、正気に戻ったともいう。]
……そ、そうだったっけ?
[忘れてた、そう忘れてたのは、
確かその後で厳しい現実を知らされたからだ。
お前達は結婚できない、とそれはさらっと言われて。
リエヴルの手の力は緩んだけれど、
じぃっと見上げたまんまで、
それからふっと、指先で口唇を押さえた]
……ねえ、も一回して?
そしたら、ちゃんと思い出すかも。
ちゃんと思い出す?
何を思い出すんだ?
[幼い頃のたわいない会話がきっとそれまで。
ただ、唇に手を当ててねだるようすには首を傾げて]
したいなら、自分で背伸びしてごらん。
[顔は近づけるけれど、その前で止めて。]
[>>684 さらっと返された、
物理的に脱がされて着せられたのだとしたら、
それは由々しき問題であるような気がする]
えっ、そんなさらっと言わないでよ!
そしたら俺の貞操すでに失われてる可能性……、
[はい、と杖を渡しつつ、捲り上げたスカートは動きやすいように改めて縛りなおす。足は素足のままだが、これはどうしようもない。とりあえず焼け焦げた中庭を見回す、渡り廊下やらバルコニーやら、城内に入るのは簡単そうだが、脱出に悩みそうなのは悩ましいところだ]
戻ったら忘れる、なら、いいでしょ?
ちょっとくらい、思い出しても。
……あの頃の、気持ち。
[仕舞いこまれたものが、確かにある。
今だって彼のことは大好きだけれど、
ドレスを着て無邪気にそんなことを口にしたその時と、
今とはもう取り巻く全ては違うから]
え?
[ねだった唇は寸止めされた、
けれど背伸びすれば届く位置で――、
自分のいってることも、行動も変だとは思ったけど]
リエちゃんの意地悪……、
[爪先立ちで、重ねる口唇。
やはり重ねるだけだけれど、
つま先立ちを保っていられるまでは、そのままで]
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