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そりゃ、ごちそうさま。
っとと、こんな話、他の人に聞かれたら怒られそうだな。
[シスターのデコピンが伸びてくれば、慌てて口を噤む。]
男の包容力ったってなぁ。
俺なんか、端から見てりゃ遊び暮らしているようなもんだろ。
どこをどう見たら包容力があるってんだ。
[普段のディーターは、一日の大半を宿で過ごし
時折都会と書類のやりとりをするだけで、あとはのんびりと暮らしている。
部屋を訪れたことがある者は、本が置かれていたり、何か書き物をしている痕跡を見たことがあるかもしれないが、大半の者には遊び暮らしているようにしか見えないであろう。]
も、もちろん冗談だぞ。
リーザにちょっかいかけでもしたら、
お前だけでなく神父様にまで怒られそうだ。
[鋭い視線が向けられれば、数歩後ずさる。
話しやすい相手だけにからかうのも楽しいのだが、
その分見返りが怖くて困ったものである。]
妹にするにゃ、良さそうだけどな。
いい子じゃないか。
[時折、フリーデルの手伝いをしている姿を見かけることを思い出し。
ふと、表情を綻ばせるのだった。]
あ、あぁ。大丈夫だって……。
[フリーデルの言葉>>271に、幼い頃の記憶を呼び起こされ
僅かに怯えの表情が浮かぶ。
最も、こんなやりとりが出来るのも、相手が気心が知れた故である。]
わがままを言わない子供、ねぇ。
子供は子供なりに、気を遣ってんだろ。
俺だって、親戚の家にいた頃は、そりゃあ大人しいもんだったぞ。
[都会での暮らしについては滅多に口にはしないが。
それでも、僅かに言葉が零れる。]
……そのうち、甘えてくれるようになるといいな。
[幼馴染が瞳を伏せるのを見れば、静かに声をかけるのだった。]
―3年前の冬―
[久々に見た幼馴染みの顔は、懐かしい面影があるものだった。>>272
その遠慮のない言葉もまた懐かしく、苦笑いを浮かべて返す。]
なかなか貫禄がついただろ。
そういうお前は相変わらずだが……。
[パパと言っていた少年が幼馴染みの弟と知れば、
そうなのか……と僅かに目を瞬かせた。]
……兄弟ともに変わりないようだな。
[変わらなさすぎだ、という突っ込みは心の中で飲み込んだ。]
いや、もう俺がいない間にいったい何があったのかと……
相当吃驚したんだからな……。
[よもやこれが兄弟間戦争の引き金になったとは思いもよらず。
懐かしい二人の姿に、改めて村に戻ってきたのだと実感するのだった。*]
―現在・教会近くの森―
あの子が悪戯かぁ。
じゃ、一肌脱いで、あれこれ悪さを教えてくればいいんかな。
[にやり、幼い頃の悪戯小僧のような表情を浮かべる。
もっとも、腕白ぶりでは目の前の修道女には勝てない気もする。]
それ、教会まで運ぶんなら、手伝おうか?
……もっとも、俺の手なんざ借りる必要もないかもしれんが。
[通常ならば、女性に力仕事をさせるよりは自分がと申し出るところなのだが。
相手が相手だけに、遠慮がちに声をかけるのだった。]
ほどほどの悪戯ね。了解。
[まさか許可が出るとは思わなかったが、
子供は子供らしく遊ぶのが一番とも考える故に
機会があれば一緒に遊ぶのも楽しそうだ、などと考えながら。
差し出された台車を引きながら、教会へと向かう。
傍らで斧を担ぐ逞しい修道女に、半ば感心しながら。]
うん。見慣れたつもりでいたけど、やっぱ不思議なもんだ。
[修道服より斧の方が似合って見えるのだから、困ったものである。]
あぁ、わかってるって。
でも、たまにゃ昔に戻って遊ぶのも、楽しそうじゃないか。
[フリーデルの言葉にそう言って笑いながらも。
続く問いには、咄嗟に肩を竦めた。]
いや。その格好も、大分板についてきたなと思って。
[昔を思い出さなければ、普通のシスターに見えはする。
どうも、記憶が印象を歪めてしまうのは、否めない。]
おいおい。
言った側からなんて格好してるんだお前は……。
[ぴらりとスカートを捲り上げる姿>>304に、半ば呆れながらも。
自信のなさそうな言葉に、自然と表情が綻ぶ。]
違和感ねぇ。
そんでも、よくやってるんじゃないか。
現に、こうして毎日教会の為に働いているわけだしな。
っと、ここでいいか?
[教会の近くで足を止め、台車をフリーデルへと返す。]
[空を見上げれば未だ天候は崩れてはいなかったが、]
んじゃ、俺は宿に戻るかね。
あんま遅くまでウロウロするなと言われてるし。
……今となっちゃ、女将さんが俺のおふくろみたいなもんだしな。
[出がけに言われた言葉を思い出し>>224
昔馴染みのシスターへと軽く手を上げた。]
そりゃそうだが、年を考えたら
ちったぁ女らしくとか……。
[相手を考えたら、今更な気もした。
ましてや、神職に就いた身である。]
ま、何か機会がありゃ、働くっつーか
手伝いくらいはするさ。
んじゃ、またな。
神父様とリーザによろしく。
[そう言い残し、ぶらり、宿へと足を向けた。]
―教会前―
ん? お、ニクスじゃないか。
ってことは、カタリナも教会に来ているのか。
[教会前で白い犬>>322を見かければ、表情を綻ばせ
撫でようと手を伸ばすも。
フリーデルに対しての服従のポーズを見れば、
あぁ……と、納得したような表情を浮かべるのだった。]
……流石だな。
[フリーデルの言葉>>328とニクスの様子>>332を
感心しながら眺めつつ。]
……お前、本当に賢い犬だな。
[こてり、傾がった小首をわしゃわしゃと撫でた。]
よーしよしよし。
怖い人はいなくなったから、もう大丈夫だぞ。
[どうしてだろう、目の前の白犬が涙目な気がして
ころころと転がる姿を、もふもふとしてしまう。]
また後で、ゆっくり遊ぼうな。
[尻尾を振って見送る姿に表情を綻ばせながら、
再びのんびりと宿への道を歩いた。]
―教会前→宿―
[フリーデルと別れ、ニクスをもふった後、
のんびり宿への道を歩く。
村のあちこちに幼い頃の面影が残り、
雪の降る時期は、あの時のことを思い起こされる。
ふと空を見上げれば、朝広がっていたような青さはそこにはなく。]
ただいまー。
そろそろ、天気崩れてくるかもしれねぇなぁ。
[そんな声をかけながら、宿の中へと入るのだった。**]
/*
入り直すと、抽出がきかなくなってしまって不便なんだよね。
なので、RP村のプロはあまり出入りしない方がいいかも。
と、こっそりメモ。
―宿・談話室―
薪足りないようなら用意するからな。
[出迎えてくれたレジーナ>>438に、そう声をかけながら。
ケーキを焼いていると聞けば、表情を綻ばせた。]
そりゃいいな。
俺も一緒にもらおう。
パメラも来るなら、賑やかでいいな。
[ヤコブとヨアヒムも後で来ると聞けば、うんうんと頷いた。]
じゃ、皆が来るまでのんびり暖まってるかね。
[そう言って、促されるままに談話室へとお邪魔するのだった。]
お。パメラ、いらっしゃい。
[パメラの姿が見えれば>>455、笑顔で出迎える。
あまり目が良くないらしい彼女には、所在がわかるように頻繁に声をかけるようにしている。]
今レジーナがケーキを焼いてくれているよ。
あと、コンポートがあるとか言ってたかな。
[やがてヤコブも戻ってくれば、慣れた様子で挨拶を。
自分が客であることなど、半ば忘れていそうである。*]
[談話室が賑やかになってくれば、中央をあけるようにして
端の席へと腰をおろす。
同じように隅へと向かう姿を認めれば>>524
軽く片手をあげた。]
シモンも来てたのか。
……そろそろ冷え込みが厳しくなってきたからなぁ。
傷の具合は大丈夫か?
[自らもいくつも傷を持つ身でもある。
苦笑いを浮かべながら、無意識に自らの頬の傷をそっとなぞった。]
[元兵士だったらしいとは聞いているが、
ディーター自身は男のことをよくは知らない。
おそらく、年は近いのだろうと見かければ声をかけたりはしている。
自分のように仕事もせず、村を離れていた者を
優しく受け入れてくれている村だけに、
自らも人に対してあまり詮索はせずにいようと決めていた。]
ま、雪以外は特に何もない村だが、
飯のうまい宿屋とちゃんとした医者がいるからな。
療養するにゃ、いいところだろ。
[シモンの言葉>>562に、そう笑って答えながらも。
大股でやってきたフリーデルの言葉>>563を聞けば、
そのうちの一つが崩されたと、僅かに表情を強張らせるのだった。]
よく会うも何も、俺ここで厄介になってるしな。
[フリーデルの言葉>>567に、苦笑いを浮かべながらも。
多少おざなりにも見えるシモンへの言葉を見れば、
相変わらずだな……と肩を竦めるのだった。]
おいおい……勘弁してくれよ。
お前の料理って……大丈夫なのか……?
[教会にはそれほど熱心に通うこともないため、
フリーデルの手料理といって思い浮かぶのは
幼少期に子供の遊び半分で手でこねたようなものである。
最近は、教会の炊き出しが野性味溢れているという噂も聞く。
大丈夫なのだろうか……と、助けを求めるかのように
レジーナの方へと視線を移した。]
さーて、女将さん自慢のケーキ、いただきますかね。
[カートに乗って運ばれてきたケーキに手を伸ばし、皿を確保。
パウンドケーキの生クリーム&コンポート添え、そして紅茶という黄金の組み合わせに表情を綻ばせ、フォークを手に構えた――ところで、
ガタガタッ!!
……と、窓枠が大きく揺れた。]
な……風、か……?
[立ち上がり、窓を確認する。
半端にかかっていた鍵をきっちりかけると、
窓の外に苦い表情を浮かべながら、カーテンを閉めた。]
……大分、風も出てきたみたいだな。
こりゃ、本格的に気をつけた方がいいかもしれない。
[気を取り直したように椅子に座り直し、再びフォークを構える。]
[パウンドケーキを一口、運び……]
うん、うまい!
[年不相応の上機嫌な笑顔を披露するのだった。
だけに、この充実した食生活を壊して欲しくないという思いもひとしおなのである……。]
ぐふっ……!
[肘打ちを受け、僅かに体を曲げながらも、
パウンドケーキを口に運ぶ。
すっかり賑やかになった談話室を見渡し、穏やかな表情を浮かべるも。
その視線が窓の外へと向けば、どこか遠くを見るような表情が浮かぶのだった。]
ニクスも来たのか。おいで。
[テーブルの下に白い毛並みを見つければ、声をかける。
ニクスに手を伸ばし、もふもふなでなでしながらも。
その毛色が雪のように見えて、自然と窓の外を眺める。]
……寒くなりそうだなぁ。
[呟きながら、喉元をわしゃわしゃと撫でるのだった。]
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