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6人目、護風の騎竜師 アイリ が参加しました。
護風の騎竜師 アイリは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 数年後の風龍峡 ―
[ユウレン王国の空を、白い翼を持つ竜が舞っている。
その背には、大きな騎乗槍を携えた騎竜師の姿があった]
ほら、見えてきたよ、ココン。
あそこが風龍峡だよ。
[白い羽毛竜へ向けてそう話し掛ける姿は、まだ年若い。
騎竜師養成学校を卒業し、騎竜師を名乗ることを許されて間もなくといったところか。
そんな彼女が風龍峡を目指す理由はひとつだった]
いろんな先輩方が、ここで修業を積んだって言うからね。
[卒業後は旅をしつつ経験を積むことに決めていたが、真っ先に行き先の候補に挙がったのがこの地だった。
ユウレンという国への個人的な興味も後押しして決断した形だ。
そうして初めての国境越えの旅を敢行し、数日を掛けて風龍峡の袂に辿り着いたのだった]
ひとまずは、入り口の村に一旦降りようか。
[呼び掛けに白鳳竜は、きゅる、と応じる。
在学中を含め、いろいろあった土地だとは聞いているけれど、ここしばらくはそんな噂も聞いていない。
――そのはず、だったのだが**]
あれ? 何かいま、景色が――
― 風龍峡 ―
[景色が歪んでいる。
そう見えたのは、偶然にも風龍峡を訪れたその時に、現象に巻き込まれたからだった。
降り立つはずだった村が目の前から忽然と消え、代わりに風龍峡の入り口と思しき場所が見えている]
あれ……!?
おかしいな、村を通り越しちゃった?
[そんなに速さを出していたつもりはない。
ココンに訊いても、戸惑ったようにきゅううと鳴くだけだ]
うん……そうだよね、何かおかしなことが起こった気がする。
でも――
[違和感はあるけれど、目の前にあるのは確かに聞いていた通りの風龍峡の光景だ。
そして現在は平穏そのものに見える]
危なくはなさそうだし、ちょっと進んで様子を見てみようよ。
[まさか時間を飛び越えたとは思わぬまま、新米騎竜師は更に奥へと進んでいく*]
/*
今更だけど、クラールハイト古参な皆様のキャラって、なんというか設定が濃いよね…。
(家、国、血縁でいろいろある感じ)
しかも当時の大人数で皆さんそのレベルの設定持ちと思うと、なんというかうん、揉まれてるよなぁと。
私? 国家の中心クラスなんてとてもとても…。
(そんなんだから今の立ち位置から踏み出せないともいう)
― 風龍峡 ―
[白鳳竜の背に乗って、峡谷を遡るように進んでいる。
この辺りは、河の流れと風の音以外に聞こえないほど、静かだ。
妙なことといえば、時折視界を横切っている白い欠片くらいか]
雪、ってことはないよね……寒くないし。
風龍峡特有の現象……?
[下調べの範囲では未知の現象で、正体に思い至ることはできない。
安全を確認しつつも先へと進み]
― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ―
あ、ここ、翡翠の川だ!
[正確には、翡翠ヶ淵。
風龍峡の中でも美しさで有名な場で、修行と関係なく立ち寄りたかった場所でもある。
しかし今、そこには先客がいた>>29]
え、誰かいる……!?
[ココンを促して川縁に着地させ、自らも背を降りる。
そうして、人影の方へ慎重な足取りで近付いて]
こ……こんにちは!
[見た限り、金髪の青年に見える相手へ挨拶をした*]
― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ―
はい、そうです修行に!
[話し掛けた相手>>35は妙に話が早かった。
ここに来る騎竜師といえば大体そうなのだろう、とは思うが。
瑠璃色の海龍へも一度視線を送るけれど、それよりも続く言葉に気が取られる]
間が悪い? それってどういう……。
[色々と特殊な土地だとは聞いているけれど、"今"がそうだという話は聞いていない。
故に、少々固まった表情で問い返して]
[そこに聞こえてくるのは別の声>>34]
あ、あなたは……。
[見た感じ、騎竜師ではないようだった。
どこ、という問いに答えるべきか考えつつ、今は青年と視線交わす様子を見た*]
― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ―
[そこの二人は知り合い、なのだろうか?
そう言い切るには微妙な空気を感じつつ、こちらへ向けられた言葉>>42に]
そうなんだ……。
でも、そのトラブルって。
何か、解決を手伝えたりしませんか?
[軽い調子に、事態を量りかねる顔をしつつ、口をついたのはそんな問い。
修行どころではないというけれど、トラブルの解決に手を貸すのも、騎竜師の役目の一環だと思っていた*]
― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ―
[青年と話している内、また人影が増える。
聞き覚えがあるような声>>45に振り返って一度瞬き]
あっ……もしかして、メルヒオル教官?
[騎竜師養成学校で見覚えのある顔だった。
学科の違いにより深い関わりはないが、色々とお世話になったアヴァンサル教官の相棒であることは知っている]
どうしてここに……。
[状況への混乱は深まった]
[覚えのある顔から視線を移すのは、銀髪の女性>>50の方]
ユーリエ、さん。
私は騎竜師のアイリ。ココンと共に風龍峡へ来たところだったんです。
[傍らの相棒の名と共に名乗りつつ。
この国でないところにいた、というのに流石に驚く]
トラブルって、そういうことですか?
まさかメルヒオル教官も。
[予想外に大きな事態らしい]
[問いを向けた青年の方も>>51]
そう、ですか。
この白いひらひらが……。
[あからさまに異変であることはわかるが、具体的にと言われて案があるわけでもない。
不思議そうに欠片を見上げるココンが、触れないように注意しつつ、周囲を一度見回した*]
― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ―
はい、お久し振りです!
[推測の上での声掛けとは気付かぬまま、メルヒオル>>67にはきとした声で返す]
ふむ……。
私は普通に風龍峡に来たのですが、まさかこんなことになっているとは。
[他にも人が増えつつ、驚きやら混乱の声が上がっている。
流石に厄介そうだというのは勘付き始めていて]
ある意味これも修行、とは思うのですが。
もしかしたらそうも言っていられないのかも。
[眉間に少ししわを寄せる。
傍らの白鳳竜が、どうしたの?とでも言いたげに鼻でつついてきた*]
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