
512 勇者と魔王の共同戦線!
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/*
ライバル縁故を振りたいなぁ〜と思うんだけれど、
巫女ちゃんずとも仲良くしたいなぁ。
(-17) 2018/12/04(Tue) 23:07:11
[例え天の加護が在る勇者と云えども、彼は人の子。
魔性の獣として生を受けた我が身が後れをとる道理はない。
しかし、玉座まで進行を赦したのは紛れもない事実。
数段高い位置にある玉座の傍に控える身は、自然と勇者を見下ろし。あの時冥府へ送っておけば。と、唇だけが動いて惜しむ。>>38
勇者に明確に劣るものがある訳ではない。
だが、いつも今一歩のところで仕留め損なう。
彼らの仲間が庇うこともある、彼自身が機転を利かせることもある。
そうして先送りにし続けた決着は、王の御前まで辿り着いた。]
―――…忌々しいな、勇者よ。
[彼を生かしておいて、王の統治、己の悲願は叶うまい。
そう確信させるほどの光が彼にはあり、背に隠した爪が緩慢に開く。
障害の切除に急かされるように、瞳は煌々と燃えていた。*]
(47) 2018/12/05(Wed) 00:00:21
[勇者を追い詰めた時。
自身は闇に吠えたてる四脚の獣であった。
人より遥かに大きく巌如くの巨躯と、闇を纏う本性を晒していた。
それでも勇者を屠ること叶わなかったが、その禍々しき姿は勇者を癒す巫の目にも映っただろう。>>38
稚い彼女をかどわかし、人の世より切り取って、戦場へ導いたと同じ形をした種>>9であったかは―――、己の知る所ではないが。*]
/*
カヤちゃん折角凝った設定だし、
拾えないかな〜と練り練りしていたら、
ローゼさんが拾って下さってた!スマート!
(-20) 2018/12/05(Wed) 00:04:05
[敵意を孕んだ険しい気配は練られるように高まっていく。
留まっていられるのは、王からの許可が下りない為だ。
忠義は自らの本能を抑圧し、理性を育ててくれる。
それに、己以外に同胞が控えるなら尚のこと。
流れ者である彼に魔族の営みを教えたのは道化であるが、魔に与するものとしての戦い方を教えたのは獣であった。>>40
彼は安寧を、己は悲願を。
求めるものは違えども、描く絵図は良く似て。
何時しか、彼が後衛を担えば、黒衣は一瞥もくれずに踊るように前に出るようになり。―――― 彼には苦労と信が寄せられた。]
(58) 2018/12/05(Wed) 00:26:23
魔王様こそ、あまねく世を統べる御方。
その覇道を阻むものあれば、ことごとくを屠るが我が宿命。
……期待を掛けるぞ、イース。
[静かな声色と確かな意志。
黄金の瞳には、一片の曇りもなかった。**]
(59) 2018/12/05(Wed) 00:27:43
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/05(Wed) 00:31:35
―― 回想・夜色の娘 ――
[人が生を望むように、樹が天を目指すように、魔獣の本懐は玉座に侍ることにあった。粛々と頭を垂れるは、唯、一柱のみなれど。
彼の大望の為に研鑽を詰み、侵攻戦においては陣を布いた。
本能に等しい王への献身により、培う獣の武勇。
信仰を胸に抱いた少女が見たのも名声を築くうちの一幕か。>>80]
(116) 2018/12/05(Wed) 21:53:41
[漆黒の爪は深紅に濡れて、返り血は黒衣が隠す。
されど、願いを伝えるほど傍に寄れば、こびり付いた血臭が彼女を穢す。治癒と活性を司る身に死と怨嗟の纏いは辛かろう。>>81]
貴様は……、夜の娘か。
[魔族に拾われた人の子が居るとは聞いていた。
それは、夜の静寂によく似た毛並みの手弱女であるとも。
闘争に滾った鋭い眼光を醒ますように腕を軽く振り、爪を濡らす鮮紅を払った。]
(117) 2018/12/05(Wed) 21:55:28
先ずは血に中らぬ体幹を作ることだ。
魔王様の選ばれる道は、決して易き道ではない。
それが叶えば―――…、
[乾いた爪で軽く前髪を掻き上げれば、暫し逡巡。
彼女の爪は丸く、細く、硝子のように薄い。]
魔力の編み方を教えてやろう。
他に施すのではない、一点に向け、発するのだ。
[魔法は余り得意ではないが、力の流れを追うくらいは難しくない。
彼女のように一目で知れる才があるなら尚のこと。]
(118) 2018/12/05(Wed) 21:56:24
[黒獣との間に、歪ながら師弟の関係が結ばれたかは彼女の忍耐と根気次第。
決してひとを導くことに長けた獣ではなかったが、自ら放り出す無責任な真似はしなかった。牙も無く、爪も無く、儚げな娘であったが―――]
その心意気、ゆくゆくは魔王様の財にも数えられよう。
よく励むのだぞ、娘よ。
[獣にとっては同じ志を持つのならば、種が違えど、躰が違えど、等しく同胞であった。*]
(119) 2018/12/05(Wed) 21:58:09
[――― だが、
その寛容は誤りであった。>>82]
(120) 2018/12/05(Wed) 21:59:12
―― 回想・窮鼠虎を噛む ――
[勇者の腹を深く裂いた爪は、その時もヒタヒタと赤く濡れていた。
黄金の瞳は憤怒に染まり、彼らを見下ろす眼差しは重圧を持ち。>>104]
殺し損ねたか。
貴様はよくよくしぶといな、勇者よ。
[果敢に挑もうとするは勇者の性か。
勇気のみで奮い立とうとする姿を一瞥し、心の蔵を貫くため、腕を振りかぶり。]
……ッ、
[そこへ飛んできたのは、いつか己が教えた力の使い方。
彼女の腕には剣も棒も重いと、勧めた一条。>>83]
(121) 2018/12/05(Wed) 22:06:18
[王の財が欠け、仇成すものへと転じた光景は己の胸に苦いものを溜めた。
あと一歩と踏み込んだのに、精彩を欠いて勇者を仕留め損ねたのも同じ理由。去り際、支え合う二人を見やり、瞳を歪めた訳は。
人に変わった娘の裏切りを憎んだか。
それとも、人を変える勇者の聖光を疎んだか。
看過出来ぬと聖魔剣の強き輝きに、一層の険が帯びた。*]
(122) 2018/12/05(Wed) 22:08:49
/*
大口叩くだけ叩いて捨て台詞と共に敗走するのは強者ムーブの醍醐味ですよね。
あ、捨て台詞忘れた。
(-35) 2018/12/05(Wed) 22:12:13
―― 魔王城最深部 ――
[勇者一行にこれほど深くへの進攻を赦したのは何ゆえか。
今更考えようと意味のないことであるが、彼らには成し得ぬことを成し得る特異な力があった。
互いを助け合い、結び合うことで生まれる力。
人々が託した希望に小さく口腔で舌打ちを漏らすも、退く心算は一切なく。]
(135) 2018/12/05(Wed) 22:40:21
[妄信的な崇拝を抱く獣は、王の統治に何ら疑問を持たず。
寧ろ、施政者としての資質を肯定する。>>57
指先まで力が巡り、変わった気配を肌で察した。>>69]
御心のままに。我が君。
[背に隠していた爪が円弧の軌跡を描いて宙を切る。
大気を裂く小さな音に続ける、脚の発条を軋ませる一瞬。]
(136) 2018/12/05(Wed) 22:42:30
[低く構えて跳躍ひとつで狙うは、忌々しき勇者―――>>108
ではなく、不敬を吐いた神樹の巫女へ。>>95
彼らと幾度も死闘を繰り広げていれば、その役割も知れる。
勇者と剣士を補佐するのは、黒と金の巫女らだ。
その機転にて何度取り逃がしたかは数えられない。>>96
特に、無限に大地の力を借りる御技は難儀に過ぎた。
一点を貫くことに長けた凶爪には、広域に展開する魔法は相性が悪いのだ。
故に先んじて彼女を潰すべく、靴裏が地を踏みしめ。]
(137) 2018/12/05(Wed) 22:45:21
[それになにより。
此度は、背後の支援も期待出来よう。>>66
同胞と金の巫女の間にある縁は知らず。
ただ、彼の二心を疑わず。
大きく振り下ろした爪は大気を裂く力となり。
床を削るように五層の衝撃が派手な音を立て、フランへ向かった。**]
(138) 2018/12/05(Wed) 22:46:08
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/05(Wed) 22:53:49
[戦いの火蓋は切って落とされた。
己が駆け出すと同時に、聖なる光が勇者の下に集う。>>140
聖剣の加護は眩く、小さく鼻を鳴らせば瞳が鋭さを増した。
牽制の初撃は咄嗟に編まれた障壁にぶつかる。>>142
元より、彼女の足止めを意図したものだ。
瓦礫は飛び散り、粉塵が大気の流れに掻き混ぜられ、魔獣の着地は石畳に亀裂を刻んだ。]
――― ふ、
貴様らなど各個撃破すれば取るに足らぬ。
[支え合い、助け合う絆こそ、彼らの根幹。
それを分断することこそ、殲滅への鍵。]
(209) 2018/12/06(Thu) 21:42:36
[黒き爪先からじわ、と力が溢れ、一層爪が鋭利に伸びる。
意識のみで所在を把握する主と同胞も気焔をあげはじめたとなれば>>145>>146己も次は子供騙しではいくまい。]
仕留める……ッ!
[道化師の作り出した魔弾に紛れ、靴裏がガリ、と地を掻いた。
――――― その直後である。
意識よりも知覚よりも先に、己の野性をビィィンと引っ張る第六感が働いたのは。>>150]
(211) 2018/12/06(Thu) 21:43:21
く、
[追撃を仕掛ける好機で在るというのに、刹那だけ重力に負けた。
背後に展開されたイースの水帯の方が意思を持たない分、判断に早く。>>159]
クソ……っ!
[奥歯を噛みしめ、防御に徹する。
イースの生み出した障壁の内側から、己の魔力を足せば、謎の金槍の衝撃にも耐えられよう。
攻勢を捨てて護りに全霊を掛けるとは、業腹であったが。*]
(212) 2018/12/06(Thu) 21:45:19
これは……、
[最初の光槍を耐えれば、空は明るく輝いていた。>>163
仰げば幾筋の光が四方へと降り注いで、空は輝きで満ちていた。
―――― 自然の力ではない、意思と意図が伺える。]
……ローゼ! 何が見える。
[振り返るように道化師を探す獣が声を挙げる。
空間同士を切除し、接着する彼は、己以上に“眼”が良い。
その同胞の口から、淀む言葉が漏れれば眉間に皺を刻み。>>169
勇者らを目前にして退くは屈辱なれど、今は頭を切り換えた。
己の目的は主の大望を果たすことであって、勇者らの斬滅ではないと言い聞かせ。
先ずはイースの隣へと長躯を着地させて視線を配る。]
これは……、
[最初の光槍を耐えれば、空は明るく輝いていた。>>163
仰げば幾筋の光が四方へと降り注いで、空は輝きで満ちていた。
―――― 自然の力ではない、意思と意図が伺える。]
……ローゼ! 何が見える。
[振り返るように道化師を探す獣が声を挙げる。
空間同士を切除し、接着する彼は、己以上に“眼”が良い。
その同胞の口から、淀む言葉が漏れれば眉間に皺を刻み。>>169]
(213) 2018/12/06(Thu) 21:59:00
[勇者らを目前にして退くは屈辱なれど、今は頭を切り換えた。
己の目的は主の大望を果たすことであって、勇者らの斬滅ではないと言い聞かせ。
先ずはイースの隣へと長躯を着地させて視線を配り。]
見たことのない力だ。
聖なるものでも、邪なるものでもない……。
[己の主君を視線で追い、気配を手繰る。
先の攻撃で一瞬見失ったが、あの程度で主が創を作るなど考えもせず。]
(214) 2018/12/06(Thu) 22:00:01
まるで星が降るような質量であった。
お前の防壁がなければ、人の姿では居られなかっただろう。
[言葉尻に感謝を込めれば、そこで主の鬨を聞いた。>>207
パッと視線が声に向き、身が王へ従うは本能である。]
御意。
[王の決定に否など在ろう筈がない。
王に侍らぬ我が身はない。
追従し天へ視線を向ければ、彼方に城が見えた。*]
(215) 2018/12/06(Thu) 22:01:34
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/06(Thu) 22:03:38
/*
駆け足過ぎて行間の欠落凄いな!
もう少し文才が欲しいですね!
(-44) 2018/12/06(Thu) 22:04:39
[天を目指すのであれば、宙を駆ける脚が必要になる。
だが、魔力の消費を抑えるための二本脚に空を渡る術はない。]
――――……、
[小さく息整え、緩く瞼を下すと意識を身体の中心に集中させた。
足元に紫紺の光が浮かび上がり、己を核として魔法陣が走る。
人の理性と獣の本能を入れ替えれば、鎖から解き放たれたように人体の輪郭が一度闇に帰して、時を置かず再び再構築される。
―――― 二本脚の姿ではない、
戦車ほども在ろうかと言う、四脚の姿に。]
(216) 2018/12/06(Thu) 22:24:00
[太い脚に、刃如く雄々しい凶爪。
鋭い牙は毛並みと同じ黒に染まり、黄金の瞳だけが輝いている。
王の命令に従い、大気を踏みつけ、空に踊りかけたが―――…。
ふと、傍らのダークエルフたる同胞に視線を向けた。
口ほどに物を言う黄金色が揺れ。
―――― 彼は果たして、飛行出来ただろうか?*]
(217) 2018/12/06(Thu) 22:26:59
(-48) 2018/12/06(Thu) 23:22:51
(-51) 2018/12/06(Thu) 23:43:03
魔獣 タイガは、メモを貼った。
2018/12/06(Thu) 23:46:24
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