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エーヴァルトさんは漫画家とのことなので、ペンで絵を描いてそれを具現化するって感じなのかなー。
墨が水要素?
今回のモチーフは人魚(+ポセイドン)です。
例によって中身バレは覚悟の上です( #そもそもプロの時点でバレバレと思われる
武器は最初人魚っぽくハープにしようかと思ったけど、人魚+ハープは本家にいたので没(あと物理武器として使いづらい)、クラリネットならロッド代わりに戦えそうなのでこれにしてたんですが、全体的に刃物が少なかったので槍に切り替えました。
ちっこいのでリーチの長い武器のがいいかなってのもあり。
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願いが人殺しなのもあって、瘴狼さんに誘惑されたいなーとか思ってるんだけど(最初はC狂第一にしてたし)、私より堕ちそうな人いっぱいいるよね……(
セゲヲパパとレトさんは村側っぽいかなぁ、と思うんだけど……あれ、予約と数が合ってない(
― 階段を降りて受付へ ―
[降りる途中、高校生くらいの青年とすれ違った>>177
先みたいに知己とばったり会う気まずさはないものの、男性なのでやはり少し距離を置きながら踊り場を歩く。
そうして階段を降りると、目の前には受付が。
少年はまだ廊下にいるのだろうか。
階段が影になって自分を隠してくれればいいのだけれど。]
「どうしたのお嬢ちゃん、お父さんやお母さんとはぐれた?」
……中学生です、ひ、一人で来ました。
う、うう受付をし忘れてたから、それで……。
[少女を見つけた男性ガイドが近づいてきたので、若干後ずさりながら小さな声で事情を説明。
セーラー服を着ていても、こうやって声をかけられる事はある。何せ制服付きの小学校だって存在するわけだし。]
「え???」
[そして10人が10人、目を丸くして素っ頓狂な声を上げるのだ。
もう、慣れたけれど。]
ほ、ほんとです。
学生証、も、あります。
……名簿に名前を書けば、いいん、ですね。
[相手のリアクションにいちいち付き合っていたら、長話になってしまう。
触れられたり必要以上に近づかれなければ、吃りがちにではあるものの、何とか“普通に振舞う”ことはできる。
だからさっさと必要な事を済ませてしまうのだ。]
[記名を終えると、ぺこりとお辞儀をし、その場から逃げるように食堂へ。]
……はー、はー……
[扉近くの壁に凭れ掛かり、胸元を抑える少女の額には、大量の汗が浮いていた**]
あ、の、わわわたし、です、か?
[声をかけた対象は自分かと問うてから、]
……だ、いじょうぶ、です。
こ、んなの、まままだ軽い、方……
……じゃなく、て、
う、動き回って疲れ、ただけ、だけで。
ちょっとやす、休めば、治まりま、す、から。
[震える声で応えながら、深呼吸して、息を整える。]
[そう、呼吸が乱れるなど易しい方。
男性と接触しようものなら、口を抑えて洗面所へ駆け込む、引き付けを起こす、貧血で倒れるといった症状が現れ、そしていずれの場合も、決まってある程度の時間、言葉を話せなくなっていた。
年月の経過と共に症状は酷くなり、小学校でも始めは周りから心配されていたものの、次第に「面倒臭い子」として扱われるようになった。]
(試練に合格したら、これ、終わるんだよね?)
『そうだね。
詩奈の願いは、合格さえすれば簡単に叶えられるものだし。
願いを叶えれば、それは発作を断つことにも繋がるよ。』
(うん、だから……これは今だけだから……)
……大丈夫。
大丈夫、です。
[呼吸を落ち着かせ、男性に心配をかけないように、自身へ言い聞かせるように、二度口にした**]
(あ、厨房に行くんだ……)
『杖持ってないけど、ここに慣れてる人なのかな。』
(この辺の人ならそうなのかも。
……ところでホットケーキ食べたい。
あっちで作れないかな。)
『厨房がまだ料理に使えるとしても、材料ないよね。
でもボクも食べたくなったよ。なんでだろうね。』
[なぜか定期的にホットケーキが頭を過り、そして服装にも違和感がある気がする。
時間が経てばきっと、発作とは無関係と思われるこの謎の症状も収まるのだろうけれど、欲求が唐突すぎて少女は首を傾げるばかりだった**]
― 二つのボタンが見ていたもの ―
[実によくあることだ。
よくあることでいて、深刻なことだ。
詩奈の母は、夫の前で口にこそ出さなかったけれど、疲労とストレスを溜め込んでいた。
思うようにいかない初めての育児。
格闘家の夫への栄養面のサポート。
実家へ助けを求めようにも、大家族の末っ子である彼女の両親は、既に介護を要する年齢だった。
それでも夫を支えようとしていたところへ投げられた心無い言葉>>213は、彼女を突き動かすに充分だったのだろう。
その翌朝には、彼女は最低限の手荷物と娘と共に、男の元から姿を消した*]
[それを見ても変わることなく。
他の男子が触れようとする時は彼らの手をつかんででも止めただろう。
触れられなくても友として、変わらないようにしていた。
そもそも、自分も変わっていた部分があったかもしれないが。
自分は変わらないようにと笑っていた*]
― 厨房 ―
[古い調理器具、趣のある食器。
これでホットケーキ食べたい……と一瞬考えなくもなかったけれど、さすがにもう空気を読もう(?)と抑え込んだ。]
さっちゃんの言ってた通りだ。
歩くだけで楽しい場所だね。
……普通に観光で来たかったな。
[俯きながら呟いた。
今住んでいる邸もだいぶ大きいが、現代のものだけを使っているそことは、様子が全く違う。
“あの頃のままの自分”で来られたなら、何も恐れることなく目を輝かせながら見て回っていたのだろう。]
[けれど少女は変わってしまった。
無垢で無知だった頃とは違う。
年月を重ね、知識をつけるごとに変わっていく。
きっとこれからも、最悪な方へ。
変わらないものは、――――]
『……試練に合格すれば、昔に戻ることだってできるよ。
この旧ロー・シェン邸だって、楽しく観光できるし……
さっちゃんとだって、またお喋りできるようになるよ!
だからさ、一緒に試練頑張ろう?』
……うん。
ありがと。
[少女の前に現れたその日から、いつだってうさぬいは背中を押してくれる。
こくりと頷き、顔を上げ――]
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……うちのかーちゃんめっちゃ薄情だよな……
まあ人生金がないとろくに生きていけないからしょうがないか!!!(爽
逃げずに何もかも喋っちゃったら楽になれるのかな。
『……やめといた方がいいよ。
楽どころか、余計落ち込むだけだよ。』
……そうかもね。
[うさぬいの言に頷けば、はああぁ、と大きな溜息が零れる。]
『……大丈夫だって!
魔女になればさ、もう逃げる必要なんかなくなるんだから!』
……そうだね。
[もう一度頷くと、気を取り直そうと居間の中を歩いてみることにした。]
[ここは家族の団欒の場所か。
テーブルに視線をやれば、マップ付きのパンフレットが重ねて置いてあったので、一枚拝借した。
恐らくあちこちの部屋にあるのだろう。]
(……なんだかんだで結構回ってるから、ある程度地理は解るようになってきたなぁ。
あぁ、この北が書斎かぁ……昔の本棚とか興味あるけど、地下室が発見されたとかで話題になってるから人が多そうなんだよね。)
『1階と2階の構造はほぼ同じだね。
この前上の部屋には縦に繋がる扉がないから、特に気を付けるのはそこくらいかな?』
[窓の外を見れば、間もなく日没。
今から全てを見て回るのは無理そうだと、マップを広げつつ椅子に腰掛けた**]
― 居間 ―
(なんか隣からすごい筋肉筋肉聞こえるの。
しかもいろんな人の声が混じってるの。)
『ボクにも聞こえる気がするけどきっとそれは幻聴だよ、異人館の書斎で筋肉祭りとかありえないでしょ!』
(幻聴なら幻聴でこわい。)
[そういえばあの大男もすごい筋肉だったなぁ……と思いつつ、怖いもの見たさで、つい書斎への扉を小さく開き――]
(どうしよう、覗いたの見られたかも、この部屋もわたしも筋肉に侵食されちゃう!?)
『いや何言ってるの詩奈!!?
落ち着いて!
いやまあボクにもさっきのおじさんがマッスル的なポーズをしてるのは見えたから気持ちはわかるけど!』
(背は伸びたいけど……筋肉になるのはやだーーー!!!)
[大パニックになりながら、少女はその場から逃げようと再び廊下へ……**]
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