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6人目、詐欺師 カナン が参加しました。
詐欺師 カナンは、恋天使 を希望しました(他の人には見えません)。
― 詐欺師の日常 ―
やはりこの宝石に見合うのは、あなたのような美しい女性だ。
[女なんて皆同じだ。歯の浮くような台詞を囁いて。
そっと微笑んでやれば、それで皆コロって騙されてくれるんだ。
まったく、チョロいもんだよなァ。おい]
しかし5万ドル……ですよ。
ふふ、お父様に怒られてしまうのではないのですか?
[世間知らずの金持ちの令嬢を騙すのなんて、造作もないことだ。
愛だの恋だの。そんなもの、馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。
金だ、金。金こそが世の中のすべてだ。
金を手に入れるためだったら、愛なんて全て利用してやる。
目の前の女から、矢印がこちらへ向けられているのが見えた。
カナンは思わずほくそ笑むのだ。ああ、この仕事もきっとうまくいく]
ええ、とても良くお似合いです。マドモアゼル。
[紳士ぶって微笑むと。優雅な仕草で女の手の甲にキスをした。
カナンは天性の詐欺師だった。
自分の恵まれた容貌を、人を騙すことに使うのを躊躇しない。
下賤の生まれではあったが。
こうして身なりを整えれば上流階級の紳士にしか見えないだろう]
……ふふ、思わず見惚れてしまいそうです。
[甘いマスクで殺し文句を囁けば。
タダ同然のフェイクの石ころは、5万ドルの宝石に化ける。
なあ、簡単だろう?**]
― 館前 ―
さあて、今日は結婚詐欺と洒落こもうじゃあないか。
[白のタキシードを身に纏い、ニヤリと人の悪い笑みを浮かべる。
懐にいれた「見合いの招待状」を、取り出してチラリと一瞥した]
恋天使の見合い会場、か。
まったく。おあつらえむきだな。
[同じ恋天使という境遇の者を陥れることが出来たとしたら。
何と痛快なことだろうか。
考えただけでもぞくぞくする]
……よし。
[す、と手で顔を覆えば。そこには紳士然とした上品な笑み。
先程までの人の悪い表情は掻き消えてしまう]
さて、仕事の時間と参りましょうか。
[詐欺師には、自らが恋に落ちるなんて想定は頭にない。
人生とは思わぬ方向に転がっていくものだ**]
キミがアヴェさんかい。
[人好きのする笑顔で、黒いシルクハットの男にも挨拶をする。
その異様な風貌に、一瞬不快感を覚えたのは事実であるが。
それを顔に出さないだけの経験をこの詐欺師は積んでいる]
見合いに謎だなんて。
中々趣向を凝らしたことをするじゃあないか。
さて、私にもなにかくれるのだろう?
[さて、この詐欺師の問いかけに。
アヴェはどのような反応をしただろうか*]
/*
みんな日本人PC作ってくるなら。
私もそうすれば良かったかな?ちょっと後悔。
まあ、どうとでもなるさ。
前村とは勝手が違ってどうしようか悩み中だよ。
ガチガチのRP村と思わない方がいいよな。
RP村慣れしてる人としてない人の差が大きいし。
スタンスがすごく難しい……どういう心構えでいこうか。
……ふむ。
[口元にはあくまで微笑を浮かべながら。
品定めをするように辺りを見回した。
学生のような若い者もいれば、ひと回り以上年上に見える者もいる。
さて、うまく商売をすることはできないかと思案を巡らした]
どうも、オズくん。
[学生らしき青年に声をかけられ>>78、にこりと会釈。
内心では「学生相手では金にならないな」と評価を下していたが。
そんな心情は億尾にも出さず、優雅に笑いかけるだろうか]
皆、謎にご執心のようだね。
謎解きのセンスは―――残念ながら、私にもないかな。
[ははは、と肩を竦めてみせて。
彷徨った視線は、アイリとユリエ>>79。
ふたりの女性陣に向けられることだろう]
……ふむ。
[口元にはあくまで微笑を浮かべながら。
品定めをするように辺りを見回した。
学生のような若い者もいれば、ひと回り以上年上に見える者もいる。
さて、うまく商売をすることはできないかと思案を巡らした]
どうも、オズくん。
[学生らしき青年に声をかけられ>>78、にこりと会釈。
内心では「学生相手では金にならないな」と評価を下していたが。
そんな心情は億尾にも出さず、優雅に笑いかけるだろうか]
皆、謎にご執心のようだね。
謎解きのセンスは―――残念ながら、私にもないかな。
[ははは、とオズに対し肩を竦めてみせて。
彷徨った視線は、アイリとユリエ>>79。
ふたりの女性陣に向けられることだろう]
[トントン、と男は肩を叩く。]
やあ、いらっしゃい。ジャスミン茶はいかがかな。
せっかくの縁だ。皆と謎を解いてみてはいかがだろうか。
[男は紙を差し出した。そこにはこう書かれている]
=================================
君は好意を持った相手には何をする?
君はきっと片目を瞑って相手を落とす事なんて
容易いことなんだろうね。
せっかくなら、試してみてはいかがだろうか。
=================================
……そう真顔で言われると照れてしまうね、ナネッテくん。
[同性に「イケメンだなぁ」と素直に言われてしまえば>>84。
さらにカナンの口元に浮かぶ苦笑が濃くなるだろう。
こういう素直なタイプこそ、本来は「騙しやすいカモ」だ。
ただ目の前にいるこの青年も、年若くまだ学生だろうと思われた。
「金を搾り取ることはできないか」と、冷静に思案を巡らせる]
気を付ける? 私がかい。何のことだろうか。
[本気で心配そうにこちらを見るナネッテに困惑する。
<font color=#A9A9A9> 私「に」気を付けるのなら分かるのだが。
私「が」気を付けなければいけない……?</font>
とりあえず正体を勘ぐられた訳ではなさそうだったので。
困ったように首を傾げるのだった]
……そう真顔で言われると照れてしまうね、ナネッテくん。
[同性に「イケメンだなぁ」と素直に言われてしまえば>>84。
さらにカナンの口元に浮かぶ苦笑が濃くなるだろう。
こういう素直なタイプこそ、本来は「騙しやすいカモ」だ。
ただ目の前にいるこの青年も、年若くまだ学生だろうと思われた。
「金を搾り取ることは難しいな」と、冷静に思案を巡らせる]
気を付ける? 私がかい。何のことだろうか。
[本気で心配そうにこちらを見るナネッテに困惑する。
私「に」気を付けるのなら分かるのだが。
私「が」気を付けなければいけない……?
とりあえず正体を勘ぐられた訳ではなさそうだったので。
困ったように首を傾げるのだった*]
ほう? キミは私にこうしろというのだね。
[アヴェから何かを手渡された詐欺師は、顎にすっと手を遣る。
しばし考え込むそぶりを見せてから、思い立ったように顔を上げた]
……ふ。面白いじゃあないか。
[その表情は、純粋な好奇心であった。
こうも挑戦的な文章を渡されてしまっては、やらざるを得まい。
どうせちゃんとした「ヒント」とやらは。
別の人物に渡されているのであろうから]
なあに、見ていてくれたまえよ。
[伊達にこの技術で飯を食っているわけではないのだ。
詐欺師の本領を見せてやろうと、口元に笑みを浮かべた]
ユリエさん。
あなたにはこのアクアマリンの宝石がお似合いだ。
[気障な笑みを浮かべると。手に持ったスーツケースを開く。
透き通るような蒼い光を放つ宝石が、ネックレスの先で輝いた]
アクアマリンの宝石言葉は、聡明。
教師をしているあなたにぴったりではないかと思ってね。
[もちろん、ホンモノの宝石ではない。タダ同然のフェイクだ。
しかしどうせ見破る目を持っている奴はいないだろうと。
詐欺師は高を括っていた。
この大胆さこそが詐欺師の本領だ]
宜しければ差し上げますよ。
[教師となれば、ある程度の貯蓄はあるだろう。
先行投資としては惜しくはない]
アイリさんには、このサファイアがお似合いだと思う。
[深い藍色を湛えた宝石をあしらったペンダントを。
スーツケースから取り出す]
サファイア宝石言葉は、誠実・賢明。
まさに研究職のアイリさんのためにある宝石だ。
[こちらも、もちろんフェイクの宝石だ。
紳士らしく微笑むと、アイリの掌にそっとペンダントを握らせようとする]
お近づきのしるしに。
[研究職とやらも、稼ぎは良いだろう。金を持っていると踏んだ。
詐欺師はそういう目でしか女性を見ていない]
[―――君は好意を持った相手には何をする?
無粋な問いだ。アヴェを滑稽にすら感じた。
詐欺師は人に好意は抱かない。
世の中の人間は2つ。「金のある人間」と「金のない人間」だ。
得意気な詐欺師はすっかり慢心している。
もしもユリエやアイリが聡明であるならば。
あるいはその様子を見ていた男性陣の勘が鋭ければ。
宝石を手に持つカナンの指が、
上流階級の男とは思えぬほど荒れていること。
不自然なイミテーションの輝きを放つ宝石の違和感に。
何かを感じることが出来たかもしれない。
生まれの下賤さは中々隠せぬものだ。
詐欺師をする前、ひどい生活を送っていた男の指は。
醜く太い、肉体労働者のそれであった**]
おや、アイリさんはこの宝石がお気に召さなかったかな。
[困ったなあとばかりに、肩を竦めてみせたが。
内心では焦りが生まれていた。なぜ、受け取らない?
己の甘いマスクに自信はあった。
イミテーションを見破られたのか、まさか]
そんな表情をさせるつもりはなかったんだけれどね。すまない。
[内面はピンと張りつめた緊張が支配していたが。
表情はあくまでも紳士的な宝石商のまま。
困惑の表情を浮かべるアイリ>>107に視線を合わせて。
さてパチリとウインクのひとつでも飛ばしてみようか]
せっかくの贈り物だ。
私の体面を保つためにも、受け取ってもらえると嬉しいかな。
[それでも宝石を受け取ってもらえないなら、引き下がるつもりで]
……ふむ、困った。
どうやら笑われてしまったようだ。
[立ち上がるとテラサキの視線>>112に気付き、苦笑を浮かべる。
落ち着きはらった年上の男性だ。詐欺師は警戒心を強めた。
謎をスイスイと解いてみせたことからも、テラサキの洞察力は確かだ。
自らの正体を気取られることがあってはならない]
片目を瞑って相手を落とすなんて容易いはずだとか。
メモに書いてあったものだからね。
女の子に優しく接してみたけれど見苦しかったかな。
[ひょいと肩を竦めてみせた。メモには以下のように書かれている]
=================================
君は好意を持った相手には何をする?
君はきっと片目を瞑って相手を落とす事なんて
容易いことなんだろうね。
せっかくなら、試してみてはいかがだろうか。
=================================
受け取ってもらえて嬉しいよ、アイリさん。
[内心ホッとして、胸を撫で下ろす。
アイリの様子>>117に変わったところは見受けられない。
大丈夫、俺は勘付かれていない。
今の私は、上流階級出の宝石商だ。思い込め、演じ切るんだ]
もちろん、身に着けてくれて構わない。
キミへの贈り物なのだから。
[上品な笑みを浮かべる。
高価な宝石だと思い込んでくれればそれでいい。
恩は売るに限る。それが相手に自分を信用させる第一歩だ。
ややアッサリとアイリが宝石を受け取ったことに違和感を覚えたが。
いかにも「遊び慣れ」していなさそうな女性だ。
このような女の子扱いに慣れていないだけだろうと高を括った]
……テラ
[なにか自分はおかしなことを言っただろうか。>>119
まさか名前をうまく発音できていないとは思わず。
詐欺師は小首を傾げた。
waの発音は慣れていないので、自分の間違いには気付かないまま]
はは、テラ
私もまだまだ精進が足りないようだ。
[きっと目の前の寺脇という男から見れば。
自分の取った行動は青臭いものに見えているのだろう。
寺脇の反応>>120からそれが見て取れて、
思わず自分の素である子供染みた言動が少し顔を覗かせた。
いけない、これは上流階級の紳士が発すべき台詞ではない。
頭を冷やさなければ。
す、と顔を手で覆うと。再び上品な笑みを口元に浮かべる]
ゆっくり恋愛を、か。
いやはや、私にはなかなか難しい。
なにせ焦ってこういった見合いに参加するくらいですから。
[ひょいと肩をすくめて。寺脇の微笑みに応えるだろう]
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