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― 探査衛星展示ブース ―
あ、カー……じゃなくて、ケルナー少尉。
この近辺は、特に異常なしですわぁ。
『悪い気配』は今の所感じてません。
[呼びかけて来た相手>>20に居住まい正してこう返す。
イベント時のあれこれは伝え聞ぎでしか知らないが、珍しく真面目ねぇ、とちょっと思ったのは已む無しか]
……ただ、『ガイスト』の方にちょっと引っかかるモンがあるんですよねぇ……ウチの気のせいならいいんですけど。
次の交代ん時、ちょっと『レルヒェ』に繋いでみますわぁ。
[グローランサとしての彼女の能力──『思念感応力』は、文字通り、他者の感情や、精神の波長などを感知する能力。
異変や異常の感知はお手の者であり、それは乗機である『レルヒェ』と繋ぐ──精神リンクする事で、大幅に向上する]
まあ、なーんかある、て思うてた方がいい、っていうのもありますし。
チェックはやっておきますから、少尉は御勤めよろしゅうに。
……みんな、楽しみにしてるんですから。
[にっこり笑って、笑えない事を言う。
色々と曰くある特務部隊隊長の補佐、なんて立場に立っているせいか、妙な所で達観していた。*]
― 探査衛星展示ブース ―
引っかかる言うても、ほんのちょっとなんですよねぇ……。
まあ、そっちはウチの専門ですし、きっちりやっておきますわぁ。
[一応、思念感応力も使い方次第で物理干渉は可能だが、それにはある程度『吹っ切る』必要があるから。
実質、物理干渉は人任せなのが実情……というのはさておいて。
表情一転、向けられた言葉>>40に、そうそう、と頷いた]
あはぁ。それやったらもう間に合ってるんじゃないですかぁ?
まあ、どっち勝っても、打ち上げで特製スイーツは確定してますし。
頑張って盛り上げてくださいねぇ?
[去り際に向けられた言葉には、さらっと返す。
ちなみに、一部ではどっちが勝つか、で賭けが行われているとかいないとか。*]
『Subject:緊急連絡
忙しいとこ悪いけど、ちょっとお知らせ。
『Chronus Drive』に、干渉の名残あり。
なんかあったかも知れないから、そちらでも確認よろしくね』
[用件だけを端的に記したメール。
それでも、多分届くだろう、と思うのは向こうも何かしら探知している可能性が高いから]
― 探査衛星展示ブース ―
……ん?
[案内業務をこなす最中、感じた振動に端末を手に取る]
メレさんから、緊急連絡……?
[差し出し人は、現在半出向状態になっている少尉]
あちらさんも、何か拾ったんかしらねぇ……。
[なんて呟きながらメールを開き。
沈黙数秒。
手早く文字を打ち込み、返信を返した]
『Subject:RE:緊急連絡
はいな、りょーかい。
『ガイスト』の方にもなんか引っかかったっぽいし、確認しときます』
[端的なメールに返すのは、こちらも端的な内容の返信ひとつ]
ん、こんでよし、と。
さぁて、それじゃあ……。
[ちょっと一仕事しようか、と。
思った所に名を呼ばれ>>59て振り返る]
あれぇ、シェットおにーさん、来てたん?
ってー……。
[端末をしまい、笑顔で挨拶した直後。
その手の籠から覗く姿に、紅い瞳が瞬いた]
……ちま?
もしかして、ちまうさ???
[小さな茶兎は、彼女にとっては縁深い存在。
とはいえあちらは滅多に出歩けず、こちらも軍属になってからは会う機会も少なくなっていたから、その姿を見るのは随分と久しぶりで]
え、え?
でも、ちま、外で歩くのって……。
[大丈夫なんだっけ、と。
そんな思いをこめて、籠とシェットラントとを見比べた。*]
あんまり一目に出せないのはその通りなんだけどね。
なかなか会えない人が増えちゃったでしょう?
だから、せめて会える機会がある時は、と思って。
ラヴのことはあくまでペットの兎、ってことにしておいて。
人前で喋らないようにも言ってあるわ。
外部干渉に関しても、プロテクトを最新の状態にしてあるから、余程のことがない限りは大丈夫なはずよ。
…あ、リボンがプロテクト端末になってるから、外さないでね。
― 探査衛星展示ブース ―
まあ、確かにここんとこ、ウチも色々忙しくなってたからなあ……。
[主に精神生命体の関係で、仕事が増えていたのは事実。
次の休暇はいつとれるか、という状況で、祖父母にも色々と言われているような状況で、とても遊びに行くなど無理だったのは間違いないのだが]
……あー……みんなそれぞれ、忙しいもんねぇ。
ん、そか……わざわざありがとねぇ。
ちまのあれこれはりょーかい。
元々、大っぴらにできん子なのはわかってるから、そこはだいじょーぶよ。
あ、なんもないとは思うけど、なんかあったらウチの方に連絡回して。
大尉は、ちょっと外回りで忙しいみたいだから。
[籠が寄せられ、囁かれた言葉。
それに、小さく息を吐く]
……んー、そか、特別に、かぁ。
[先とは一転、にここにことした表情で耳を揺らす茶兎に手を伸ばす。
止められなければ、そのまま抱え込むルートなのは多分、いつもの事と認識されているだろうが]
ちま、元気そうでよかったわぁ。
ホント、今は滅多会えんもんねぇ。
[兎に手を伸ばす様子は本当に嬉し気で。
そんな姿は、傍目、軍属とは思い難い子供っぽさを湛えていた。*]
えぇ、お願いね。
あら、大尉忙しいのね。
分かったわ。
…何もないに越したことはないわよねぇ。
― 探査衛星展示ブース ―
[小声でしみじみ言われた事には、何も言えなかった。
特務部隊に深くかかわってると、妙な達観ができるんです……というのはさておき]
はぁい、落としたりしないからだいじょーぶだいじょーぶ。
[なされた注意>>66に笑顔で返しながら茶兎をぎゅー、と抱き締める。
全力でご機嫌、と訴えるその様子に、近くを通った士官がぽかん、としていたりもしたが、気にしない]
相変わらず、もふもふねぇ……。
抱っこしてると落ちつくわあ。
[茶兎と初めて知り合った一件では、不安定になると兎を抱える事は多々あり。
ある種の精神安定剤のような存在になっていたりする]
ん、そーね。
もうしばらく……この、探査衛星のプロジェクトが終わるまではほとんど休みなしやけど。
それ一段落したら、有給もらう約束取りつけてるから、そしたら遊びに行くわあ。
[旧知もよく訪れるあの場所は、自分としても居心地がいいから。
いつでも、という言葉に嬉し気に頷いた。*]
― 探査衛星展示ブース ―
[何気に、基地での彼女の認識は、
『特務部隊隊長に突っ込みを飛ばせる強者』
という説がある。
それ以外にも、航宙戦艦シュヴェーアトの基礎設計を行った技術士官の忘れ形見、とか、まあ、色々と有名人扱いされてもいるのだったりするのだが、それはそれとして]
んー、でも、プロジェクト自体は、ウチも楽しんでるとこあるしねぇ。
最後まで、きっちりやりたいー、ってのもあるから。
[ご満悦な茶兎を思う存分もふもふしつつ。
労い>>70に返して語る様子もまた、楽し気なもの]
て、カークさんが?
[もふもふしながら、伝えられた事>>71に小首を傾ぐ]
んー……具体的に何かあった、とは聞いてないけど……。
[こてり、首を傾げて思案した後。
ほんの少し、声音をおとして二言三言と囁き落とす。*]
……いちお、ここだけの話になるけど。
幾つかのセンサが異常っぽいものの感知はしてるん。
ただ、ほんとに一瞬の反応だから、なんとも言えんのよね。
ウチもこれから、そっち調べるつもりでいてるんだけど……ちまの事、気ぃつけて。
ウチのセンサに引っかかる、って事は、思念干渉の類の可能性もあるから。
ちま、影響でない、って断言はできんわ。
あら、そうなの?
ラヴを連れて来たのはちょっとタイミング悪かったかしら…。
そうね、気をつけるわ。
…とは言え、思念干渉の類なんだとしたら、アタシではカバーし切れない可能性が高いけれど。
朝にバックアップを取ってあるから、データ自体は何とかなると思うのだけれどね。
……今の分も取っておこうかしら。
― 探査衛星展示ブース ―
ん、ありがと。
胸張ってみんなに報告できるよーな成果出せるように、頑張るわぁ。
[頑張って、という言葉>>78に素直にこう返す。
今は無作為に他者の感情を感知する事は少なくなったが、やはり、穏やかな感情を向けられれば落ちつくもので。
茶兎をもふもふしている事とも相まって、イベント準備やら何やらのストレスはだいぶ薄れていた。
写真撮影に関しては拒む理由もなく、はぁい、といいお返事して満面の笑みをレンズに向けて]
まあ、気をつけて避けられるかー、って言うとって話なんだけど。
なんの備えもないよりはマシだと思うし。
元のうさーはともかく、ちまにはウチらからの干渉もできんからねぇ。
おにーさんの事だから、ガードは万全だろうけど……バックアップとかは、やっといてもいいかもねぇ。
……ん、まあ、あんまり気にしすぎて、イベント楽しめないのは本末さんが転んじゃうし。
[小声のやり取りを切り上げ、上げるのは明るい声]
今日は、新型機同士の模擬戦なんて、珍しいものもあるから、そこらも楽しんでってねぇ?
[言いつつ、名残を惜しむように茶兎をもふもふしてから籠へとそっと戻し]
メレさんとカークさん……パイロット同士も、物凄く楽しみにしてたようなモンだから、見逃したら損かもよ?
[冗談めかした口調で言って、にぱ、と笑った。**]
そうね。
こうして教えてもらえなければ今バックアップ取ることも出来なかっただろうし。
折角ゾフィヤと会えた記憶をリセットしたくないものね。
今のうちにやっておくわ。
― 探査衛星展示ブース ―
[撮られた笑顔がご機嫌そのものだったのは、茶兎と触れ合えた事も大きいが、ひそひそ話の内容がちょっと嬉しかったから。
端末にデータが届いた事を伝えるチャイムに、後で見よ、と思いつつ、見上げる茶兎に笑みを返して]
うん、あのひとらすっごく仲いいんよー。
見てて羨ましゅうなるわぁ。
[軽い口調で言いながら、時間を確かめる]
ん、そーね、そろそろ時間だわ。
こっちはいつでも見に来れるし、先にあっち行ってもいいんじゃないかしらぁ。
[ちら、と視線を向けるのは模擬戦会場の方。
ちなみに、自分はあちこち動けないので、ちょっと裏技使ってみる心算でいたりする。**]
― 探査衛星展示ブース ―
はあい、行ってらっしゃい。
また後でねぇ。
[また後で、と手を振るシェットラントと茶兎>>95を見送った後。
手に取るのは、自身の専用端末]
さぁて、それじゃあお仕事がてら観戦といきますかぁ。
[呟く瞳に、僅かにさすのは淡い銀色]
……『Geist System』リンク。
『レルヒェ』機動。
[小さく紡ぐのは、乗機の遠隔起動。
機動兵器ドッグ奥まった位置に立つ細身の機動兵器の内部に光が灯る]
……シンクロスタート。
『ロートケールヒェン』起動。
フルコンタクトセンサー、スタート。
[ぶつぶつと呟くのは、『ロートケールヒェン』と名付けられたシステム──全方位レーダー。
模擬戦の間、これを利用して周辺警戒を、というのは予め与えられていた任務。
そして、これを応用すると]
……ん、感度良好!
[くるん、と動かした手が無空間に質量を生み出す。
現れたのは、起動させたレーダーからの画像情報を映し出すモニターで。
そこには、熱気渦巻くバトルフィールドの様子が映し出されていた。*]
[ちなみにこの方法。
現時点では疲労度を軽減する手段が余りないため、物凄く疲れる。
更に、バトルフィールドにのみ注力もできないので、ほんとに個人用の観戦裏技となっていた]
……あ、と。
カークさんとメレさんに頼まれてるのも、ちゃんと見とかんとねぇ。
[呟きながら、『Geist System』の探知履歴も辿るのは、忘れない]
……ほんと、なーんもなければいいんだけど。
難しかしらねぇ……。
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