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6人目、ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア が参加しました。
ウルケル海軍中尉 ヴィクトリアは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― リオレ島・拠点内 ―
[拠点内が酷く慌しい。
帝国からの宣戦布告と、外洋警備隊撃破の報。
海峡の中央近くに在るこの島に情報が届くのにはどうしても時間がかかる。
指示を待つと言うのがこんなにももどかしいと思うのは久々だった]
何をまごまごしてんだい。
早急にシコンの連中と連携して侵入を抑えるべきなんじゃないのかい?
[上官に対してさえ常の言葉で問いかけ、ヴィクトリアは半ば睨むように相手を見る。
その態度が上官から疎まれているというのは承知の上。
昇級にも興味は無かったため、丁度良いとさえ思っていた]
[忌々しげな表情をしながらも状況を口にする上官を見る目が途端に瞠る]
はぁ? シコンが、投降したぁ?
[齎されたのは先程入ってきたばかりの情報。
信じられぬ、と言う感情を表情ではっきりと表し、一拍の後に開いていた口はきつく結ばれた]
何考えてやがんだ…!
[国を護らず、帝国への帰順を選択した者に言いようの無い怒りが沸く。
拳を握り締めていると、上官から出撃の命が下った。
形式的に上官へと敬礼を行う]
…好き勝手させるもんか。
[帝国側の目的がなんであろうと、武力を以て事を為すと言うならば、相応の手段を取るだけのこと。
この国を。
人々の生活を。
その基盤となる海峡を護るのが、ヴィクトリア達の役目だ**]
/*
ふひぃ、初期位置どうするか悩みに悩んだ挙句、こうなった。
操船得意設定にしちゃったけど大丈夫か自分。
って既になってる龍猫です、どうも。
/*
ところでさぁ。ところでさぁ…。
ウルケルの面子が背後の楽園過ぎるんだけど…!
提督がゲオルグで、副官がタクマで。
挙句に軍医もどきでシロウだと?
[机ダァン!ダァン!]
RK内での好きなおっさんキャラ上位が一堂に介しててどうにもならん(何
/*
動いてるのを見たら背後は悶絶死するんじゃ無かろうか…(
あ、勿論アタシも年上好きですよええ(何
ちなみに。
今回英雄立候補も考えたんだけど、キャラがようやく纏まってきたって時にWiki見たら、ほぼ同じような設定の提督が居て、おまおれになったと言う。
背後の場合はキャラがテオドールの予定だったけども。
ゲオルグ動いてるの見たいってのと、ほぼ同じ設定で立候補してもな、になったので副官希望にシフトしたと言う。
英雄立候補はまたの機会に。
― 追憶/傭兵部隊にて ―
[その日は新たに傭兵部隊に所属した者達との交流を深める、ちょっとした宴が催された。
酒が振舞われ、新参兵は当然の如く質問責めに遭う。
その年から傭兵部隊へと配属されたヴィクトリアも例外では無かった]
なに、アタシの噂?
[その最中で向けられた問いかけに、ヴィクトリアは瞳を瞬かせる。
挙がった噂は士官学校時代にも散々聞かされたものだった]
あぁ、アタシが貴族の出って話か。
[どこから伝わったのか、この話題はどこに行っても付き纏うらしい。
苦笑に似た表情を浮かべながら、ヴィクトリアはグラスの中の酒を一口喉へと流した]
貴族ってーかまぁ、中流階級の出だってのはホントさね。
ストンプのルシエルナガ家…って言やぁ、聞き覚えあるやつも居るんじゃないの?
尤も、アタシは勘当された身だけどね。
[酒の合間にナッツを口へと放り込む。
カリ、と音を立てて砕けるそれを咀嚼しながら、噂の真相を仲間へと明かした]
なんだい、アタシが良いとこのお嬢様だったのがそんなに信じられないかい?
失礼にも程があるな、アンタら。
…ま、アタシは昔からお転婆だったからね。
その反応は許してやろう。
[口々に言われる言葉に最初こそ不機嫌そうに目を細めたが、直ぐに表情を笑みに変え、口に残るナッツの欠片を酒で喉へと流し込む]
…軍に入った経緯かい?
そんなに気になることかね。
まぁ良い、酒のつまみにでもしてくんな。
一言で言やぁ、家から逃げたのさね。
アタシの父は内政官でね、そりゃあ体裁やら何やらを気にする人だった。
そう言う家に良くあるのが、政略結婚。
アタシはそれがとんでもなく嫌でね。
だってそうだろう?
選択の自由も無く、好きになれるかも分からない奴の下へ一生を捧げなきゃならない。
そんなのアタシはごめんだ、自由に生きたい。
その政略結婚から逃げるために、アタシは士官学校に入ったのさ。
当然両親は反対したがね、アタシはそれを無視して、叔父に後見人になってもらって家を出たんだ。
お陰様で親から勘当を言い渡されたってわけ。
[そんな説明の中、ヴィクトリアの脳裏にはその時のことが流れるように思い浮かぶ。
家を出る切欠になったのは、12歳の時に聞いた姉の言葉。
その時姉は14歳で、親に婚約者を決められた直後だった。
「…貴女達だけでも、自由に生きて」
姉は優しく穏やかな人で、責任感も強い人だった。
自分が家に縛られることは長女である故に仕方の無いこと。
けれど、妹達だけは、と。
そんな切なる想いがその言葉を紡がせた。
ヴィクトリアがその言葉を聞いて、自分も姉のように親に縛られる可能性を見出したのは無理からぬこと。
元来縛られるを良しとしない性格だったため、姉の一言はこの先の人生を大きく変えるのに十分なものとなった。
当時6歳だった妹は意図を全く理解出来なかったらしく、ヴィクトリアのことを家を捨てたと思い嫌悪を隠さない。
そのことが少し悲しくもあったが、後悔はしていなかった]
……え、何で軍だったかって?
[僅かばかり物思いに耽っていると、同僚達は更に問いを投げかけてくる]
まぁ、確かに他にも選択肢はあったんだが…。
一番は、船、かな。
[その答えに首を捻る同僚が多々。
確かに軍は船を有しているが、それが理由と言うのは直結すまい]
ストンプがウルケル随一の造船所を有しているのは知ってるだろ?
アタシはそこで船が造られるを目の当たりにして育った。
親の目を盗んでは良く見学に行ったものさ。
尤も、造る方じゃなく、動かす方に興味があったんだがね。
あの巨大な船が人の手で自由に動くんだ。
その姿にアタシは魅入られちまったってわけ。
で、軍…士官学校なら操船学びながら職も得られるよなー、ってのが最初に士官学校を選んだ理由。
結構不純だろ?
アタシもそう思う。
[理由を補足説明して、最後はおどけるようにして笑った]
そんなわけでアタシは今ここに居る、ってわけだ。
これで満足か?
[話せることは話したと、同僚達ににっこりと笑みを向ける]
んじゃ話駄賃として、聞いた奴はそれぞれ1杯、アタシに酒奢れ。
[さら、と言った言葉に軽く非難があがったのは言うまでもない**]
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