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―回想:医務室―
[それは医務室から立ち去る以前。
更には、仮眠を取る少し前のこと。
ダーフィトの言葉に頷くカーク>>210は
一体何を考えていることやら。汲み取れはしないが
別の話になってちゃっかりと伝言を託されたら>>211
お前は俺の保護者かと呆れた顔を見せることになっただろう。
この世話焼きの友人は何かと言うと
ダーフィトの足を区画外へ向けさせようとするものだから
引き籠もりたいと思っていても叶わないことが多い。
それもこれも彼のせいでもあり、お陰でもある。
本人には絶対に言わないが、
積極的な人付き合いをしないダーフィトにとって
カークのように社交的な立場の友人が居ることは有難い。
…本人には絶対に言わないが。]
[偶に見た目以上の年月を感じさせる
言動をすることもある友人ではあるが、
年齢不詳の振る舞いが気にならずにいられるのは
ツンデレなどという俗語を投げかけた反応>>212からも
容易に見て取れる、愉快な反応が時折見られるからで。
不思議な奴だよなあとは口に出さず
薄赤いカークの顔を見上げて、からからと笑った。]
デレなー。文句言いながらも茶を汲む時とか?
――…健康健康って、お前は俺の母親か何かか!
自分で自分に無頓着なのは、何分と悪い癖でね。
ま、感謝してるよ。医者としてのお前には。
[そっぽを向いてしまった友人へ尚も目線を注いで
ダーフィトにしては珍しく真面目な顔で呟いただろう。
聞き返されたとしても、二度と同じことは言わなかった。]
[話が終われば、仮眠を取った。
去り際、例の代わりに飲みに誘えば
いい返事>>216が返って来たが、
ザルという言葉に一瞬顔を引き攣らせることになる。
自らをザルと称する人間はザル以上だ。
これは、ダーフィトの経験則である。
カークを誘うときは金の用意を周到に。ダーフィト覚えた。
心のメモに確りと書き付けて、カークへ]
おうよ、ザルを潰す勢いで奢ってやるから覚悟しろ。
約束したこと、忘れんなよー。
[伝言を残して、ダーフィトは廊下へ出た。
不思議とカークと呑みに行ったことはないのだが
純度の高い酒も余裕で飲むとかいう恐ろしい噂を耳にした
そんなことはあったような気がする。
…ダーフィトは友人を誘ったことを早速、少し後悔していた。*]
―医務室の近くで―
ハ、俺はそこまで意地が悪くないんでねえ。
それに、これでも人を見る目はあるつもりだぜ。
[ヤレヤレとばかりに対した男の笑顔>>214へ返事を。
常に極限状態であるということは、大概の食物なら
美味しく食べられるということである。
つまり、自分が美味しく食べられるということは
他人も美味しく食べられるということとは別なのであり。云々。
実際、壮絶な見た目の料理は味も壮絶なのかもしれないが
ダーフィトの飢餓状態はそれを判断するには適していない。
その為、勧めた結果がどうなるところかは相手のみの知るところだ。]
シェフが食えると出してるんだから食えねえものはねえさ。
ま、勧めてはおくぜ。度胸試しにどう?ってな。
[無責任にも勧めるだけは勧めたダーフィトは、]
[出てきた単語>>215に目をぱちくりと瞬いた。]
フォッケンマゴットって…食えるのか。
[その言葉で思い出したのはシルバーメリーへ乗り込む前。
とある惑星へ訪れた時に散々な目に遭った虫の名前だった。
油を直接体面に塗布したようなぬめりを帯びた身体。
もぞもぞと動く白い体表と――…嗚呼。
思い出しただけで気持ちが悪くなってきたので、やめた。]
俺は、アレだけはだめだな。
アレは食い物より燃料になりそうな見た目だ。
[心なしか顔から熱が引いた気がしたが
客観的に見ればダーフィトの顔は常より青ざめていたかもしれない。]
[それから、ベルティルデとは幾らか話したか。
二人組と別れる段になれば]
俺はダーフィト。この船のクルーさ。
食事に精を出すのなら、幾らかオススメ出来る店がある。
もし、アンタが興味があれば。連絡をくれれば、いつでも。
[胸のポケットから取り出したのは旧式の紙媒体。
書かれているのはダーフィトの連絡先の数字の羅列だった。]
それじゃあ、いい旅を?お客様。
[念のため乗員の義務というやつを果たして、背を向けた。*]
―→レストラン―
[二人組と別れてから、廊下を進めば
そう時間も要らずに目的のレストランへ着いただろう。
既に席の幾つかは埋まっていて、
更に新たに先客>>232があったようだ。
シェフに話しかける男が伝言を受けた"ノトカー"とは知らず
慣れた動作でエレオノーレへ手を振って来店を報せ
適当に空いた席へと座り込むことにした。
エレオノーレの手が空いたようならば、一言。]
創作料理で。
[告げるのは何時もどおりの注文だ。
これが常連客の余裕だ。見たか。
そんな風に得意気な顔で見上げた先には
ホログラフの青い鳥が止まっていた。*]
/*
>>249
変顔だwwww
ダーフィトの変顔ねえ。
本編中に使いたいな。誤魔化すときとか。
いや、ドヤ顔のタイミングで使えばよかったじゃねえか!俺!!
/*
まあ、あれだよ。
会うだけならさくさく横切るとかでも可能だけど、出来れば会って話をしたいからエンカはそんなに焦らなくていいと思う俺。
結構普段から狭く深くの方向で動いてるんで、村中は全く関わらない人とかも出てきたりするな。
まあ大体回想で拾ったりするんだが。
などとボヤいていたら独り言が尽きかけており。
そして設定が被っていた>>260ことが発覚し俺は。俺は…!
[注文を終えて、一息ついたダーフィトは
視線>>249を感じてひょいとそちらへ振り向いた。
その場には見知らぬ男と、同僚>>251の姿。
よくよく話したことはないが、顔は知っていたので
こんにちはとばかりに手を振ってみた。
反応は如何なものだっただろうか。
尤も、操舵室から滅多に出ないダーフィトのことだ。
相手が顔を覚えていない可能性は十分にあるし
此方も相手のことを深く知っているワケではないから挨拶だけ。
ただ、創作料理を注文する姿>>251を見て少し目を瞠った。
しかし、注文からそう時間をおかずに注文の品が運ばれてくれば
そちらへと目が移ることになるのは仕方がないことだ。
…今日も、見た目が、とても、……なんというか。]
エグ…、トリッキーだ。
[ぽつり、と思わず肉声で漏れるほどには
名状しがたい暗黒物質がなみなみと皿に盛り付けられていた。
暗黒物質…そう、暗黒物質だ。ダークマターと読む。
造形は様々だが、見た目にはまるで食欲を湧かせない。
何とも罪深い料理だと思う。
しかし、何物も空腹には代え難い。
常人ならば躊躇を覚えるかも知れない見た目も
ダーフィトにかかれば関係ないの一言だ。
壊れやすいプディングでも扱うかの如き指捌きで
ナイフとフォークを使用して暗黒物し
…もとい創作料理を口にしたダーフィトは常のごとく]
今日のも悪くない味だな。
頼む奴も増えてるみたいだし、いいコトだ。
[批評をしながら口を動かしていた。]
[食べ終えれば、エレオノーレへ代金と
少しばかりのチップを上乗せして渡す。
何かと食事面で世話になっている礼も兼ねて。]
エレオ、出来たらポリッジを作っといて欲しいんだが。
創作料理のついででもいい。出来たら。な。
[ついでに要望も伝えておく。
ポリッジとは穀物を引き潰して粥状にした流動食だが
不摂生な身には時折突然食べたくなる料理だ。]
…俺も年をとったなあ……。
[昔は嫌いだったのにと呟いた声は届いたかどうか。
ご馳走様とひらり手を振り、ダーフィトはレストランから出て
丁度入ろうとしていたのか、賑やかな娘>>262と行き合った。
同時に、傍に見知った顔>>191が居たならおやという風に
眉を持ち上げてみせただろう。]
…何時かの。
この船を可愛いなんて言ってくれた御仁。だよな?
トール。何時ぞやはいい演奏を聞かせてもらった。
[ご乗船ありがとう。と、伝えてみせたが、
場末の酒場の客の一人を彼が覚えていたかは定かでない。
かつての彼へ払ったチップ>>207をダーフィトは
払い過ぎたとは思っていなかったからだ。]
トールと…ええと、お嬢さん。
ここのレストランは――、
[ダーフィトは今しがた出てきた扉を一度振り返り、
二人の方へと視線を戻してぱちんとウインクをしてみせて]
創作料理がオススメだぜ。
[先ほど食べたばかりの暗黒…料理を勧めたのだった。]
それじゃ、いい旅を。お二方。
ネオ・カナンまではまだまだ時間がかかる。
[最後に別れの言葉と、大仰な一礼で
レストランへと赴く二人を見送った。後。]
さぁて、腹が満たされて、
眠気もそこそこ飛んできた。…と、なれば。
[ダーフィトは悪戯を思いついた子どものように
にかりと笑みを浮かべて、足を一歩踏み出した。]
食べて直ぐに寝ると牛になるってな。
俺も、牛になるのは御免被りたいからね。
[散歩がてら寄っていこうかと独り言ついでに
足を動かし動かし向かうのは、第二エリアの一隅。*]
―第二エリア:イレックス―
あー…此処か。
予想通りというか、何というか、知らなかったな。
[カークへ教えられた通りの場所にその建物はあった。
第二エリアの一角に居を構える、イレックスという看板。>>41
中を覗き込んで不躾にもじろじろと眺めれば、
今はノトカーという店主の姿はないようである。
ダーフィトが第二エリアへやって来る用事といえば
生活必需品とか、安眠グッズとか、安眠グッズとか
そういった品々を物色しに来るのみであったから
修理の店などに顔を出す用事はまるでなかった。
…否、二等航海士という立場を利用して
ある程度必要なものをドロイドに調達させていた
といった方が正しかったかもしれない。]
[ダーフィトは徐にイレックスの扉を引っ掴んで開けると
中に入り、店番らしきドロイドへ主人は留守かと尋ねた。
一応の確認ではあったが、返って来たのはいませんという返事。]
だーよなあ。 しゃーねえか。伝言預かってきてるんだけどさ。
オタク、店主サンに伝えといてくれないかね。
[予想通りではあったものの、ダーフィトは溜息を吐いた。
取り越し苦労というやつである。
無論、レストランで偶然遭遇していたなどとは思わない。]
船医がライターのメンテを頼みたがってたってね。
店主に会えたらって何時会えるかもわからんこんな船の中じゃ。
[ドロイド相手に愚痴をこぼしながら
俺のも頼んだーと自分のライターを手渡した。
代金はカークにツケといてくれと言い置けば、回れ右。
ダーフィトとしては言伝の駄賃代わりのつもりだった。
…まあ、やや高額の上、後から文句が降るかもしれないが
その時は酒を奢るんだしいいじゃないかと宥めるつもりでいた。*]
[イレックスへの滞在時間は大して長くはない。
髪留めの紐数本と、替えのライターを一つ買い足して
ダーフィトは商業区を後にした。
人にスペアを持てと言う>>93割、自分が持つのは一つきり。
カークほどに大切にはしていないが、
それなりに愛着を持って使い古してきたライター。
ダーフィトなりに調子が悪いことを悲観はしていたが
カークへも言った通りに、使えなくなったなら
感謝の念を表して自室の机にでも仕舞い込むつもりだった。
大切なものであろうが、何であろうが、
必要最低限のものしか持ち歩かないと決めている。
…それは航海士として働く以前からの習慣のようなものだ。]
[そもそもにしてダーフィト・マクワイアという男が
何故このシルバーメリー号という場所に居るのかといえば
単に、前の職場の上司と反りが合わなかった。
ただそれだけの理由が原因だった。
シルバーメリー号は開発を行った地球系の惑星が主導する
半分を軍部が担い、半分を民間から人を募るという形で
運営を行っている巨大な一つのシステムだ。
ダーフィトがそんな場所に
二等航海士という破格の待遇で押し込まれたのは、
お上がダーフィトの存在を面倒だと思っていたからに他ならない。
ダーフィトがお上を面倒な存在だと認知していたように
お上の側もまた、ダーフィトの扱いに難儀していたのだ。
何故か。
代々軍人の家系であるマクワイア一族において
半ば強制的に軍部への所属を強制されたダーフィトには
規律を遵守するだとか、定められた道に沿って走るだとか
そう言った面倒なことはめっきり性に合わなかったからである。]
[訓練所時代から、演習をサボっては罰則を受け、
大学へ特別講習という名で講義を受けに行って居眠りをし、
その度に教授や教官に大変よく叱られたものだ。
特に、若作り>>80などと言って更に怒られた記憶は新しい。
それでも除隊処分を受けなかったのは
家柄。それだけの簡単な理由だった。
それはダーフィトにとっては詰まらない理由と
たった一言で済まし得るものだった。
…日々新兵の脱走が相次ぐような場所では尚更だ。
いっそ、除隊処分や脱走を許されたなら楽だったろう。
しかしマクワイアの家から掛かる期待は重く、
家督を継ぐべきダーフィトの不名誉をよしとしなかった。]
[教養と規律、そして軍配に耐えうる体力を身につけた頃。
言い渡されたのは本格的な軍属としての身分だった。
当時のダーフィトはそれを拒むでもなく受け入れたが
結局は冷徹にも冷酷にもなりきれなかった。
ダーフィトが物へ対する態度と人に接する態度はそう変わらない。
古いものは捨て、新しいものと取り替える。
それは己の理念と反するからと上司と対峙して、幾らか。
衝突した回数が両手の指では足りないほどになった頃。
実質的に左遷という扱いで銀色の楕円体へ配属された。
…そして、今に至る。
ダーフィト自身はシルバーメリー号での生活を
そこそこ気に入っているし、満足もしているが
家族や親族の失望は大きかったらしい。
らしい、というのは人伝に耳にしたことだからだ。
失望の話は又聞きでも、ダーフィト・マクワイアが
実父伝手で実家から勘当されたのは事実だった。]
[勘当の話はダーフィトにも少なからずショックを与えた。
それは航行中の睡眠に影響を与える程度のものだったが
その分仕事へ打ち込んでいれば大したことにはならない。
管制室で航行を見守る時間を少しずつ伸ばして
同僚の仕事を変わったりなどしていたら、気付けば
昼夜問わずに管制室で航路を眺めている。
そんな日が幾日も幾日も続いた挙句、
ダーフィトが管制室の主かと紛うような状況を作り出した。
よく眠るためというのも半ば事実であり、詭弁だ。
闇に泳ぐ星々の海を眺めていれば少しは気が紛れるし
自らの今後の境遇について深く考え込まずに済む。
詰まるところ、それだけの理由だった。
船員の中でも特に付き合いの長いカークが
それらの事情まで知っているのかどうかはさておき。
大抵の時間なら医務室を尋ねれば眠れるというのは
ダーフィトからすれば大変助かることであった。]
[直接言う機会は恐らく訪れはしないだろうが
ダーフィトは数少ない友人であるカークに感謝していた。
自室を締め切ったりすることこそありはすれ、
無理に眠らせる方策を取ろうとはしないことに。
だから、もしも約束通りに呑みに行くことがあったなら
羽振りよく奢ってやろうと思っていた。
…ライターの件は、忘れたフリで誤魔化すことにして。]
腹ごなしが出来たらまた眠くなって来やがった…
[ふつふつと思い出した昔のことを脳裏に押しやり
緩く結んだ髪を後ろへと追いやりながら、ダーフィトは言ちた。
ここからならばメイン・サロンが近い。
足取りが眠気で怪しくなり始めたので欠伸をしながら、その場へ。**]
/*
最後の確認。
役職希望指差しオッケー!
希望弾かれても大丈夫!どんとこい!
や、役職が来たら、がんば、る、る。
独り言もこれで使いきりだ。明日からは温存しよう…
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