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7人目、冒険者 シェットラント が参加しました。
冒険者 シェットラントは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
[朝、目が覚めると眠ったときよりも明らかにこちらへと寄っている従者の姿があった。上体を起こし、その姿を見下ろしながら片手で髪をかきあげる。このところどうも不安がっている様子であることを思えば、体を寄せてくるのも珍しいことではない。だが、これほどまでに怯えるとは、一体この先になにがあるのか。]
蛇がでるか鬼が出るか…。さて…?
[冒険者として危険を予知する力も必要だが、時に危ない橋を渡らなければならないときもある…というよりは完全に好奇心だった。
魔族である少女が、これほどまでに怯えるにはどんなわけがあるのか、と。
傍らで休む少女が起きたなら、未だ燻っている火を消して荷物をまとめこの先にあるという村へ向かおうとするだろう。]
シュテラ。そろそろ起きて行くぞ。
今日の昼には村に着きたい。
[荷物はそこまで多くはない。簡単に荷物をまとめながら慌てる様子の少女をながめ]
ああ…。
当然だろう、何のためにこんなところまで来たと思ってる。
…………、いや。歩いていく。
お前の不安が当たっているなら、魔力は温存しておいた方がいいだろう。
朝食は…そうだな。木の実と手持ちの干し肉でもかじるか。
[飛んでいかない本当の理由は別のところにあった。その理由は、目の前にいる相手にはわかってしまっているかもしれないが。本当の理由は告げないまま、荷物からを手に歩き始めた。]
>>22
………………。
途中に村があるなら、体力はそこで回復すれば問題ない。
目的の場所は、村からさらに行ったところだろう。
[歩きながら干し肉を薄く削いだものを取りだし、かじる。しっかりと咀嚼し、飲み込んだあとで答えた。干し肉を食べ終える頃、少女から果物をいくつか手渡される。そして、お返しのように干し肉を差し出していた。]
ん。
温泉?それはいいが…、たしかに宿は心配だな。まぁ、このところそれなりに報酬のいい依頼もこなせているから、多少割高なくらいなら大丈夫だと思うが…
[冒険者の集まるコミュニティに寄せられる依頼を受けることによって生計を立てている男は、少女を従属させたことによってそれなりに懐が潤ってはいた。だが、数年間かなりギリギリな生活をしていたこの男もまた、貧乏性が身に付いてしまっていた。]
最悪、どこかの納屋を借りよう。
[うむ、一人頷き木の実をかじる。朝食を終えれば、あとはひたすら雑談しながら村へと向かい……そして、ようやく村の入り口へと着いたのだった。]
[朝食も食べ終わり、雑談をしながら村の入り口へとたどり着いたのは昼も過ぎた頃だった。疲れは体したことは無いものの、かなりな空腹を感じていた。とりあえずは何か腹ごしらえだろうか。そんな考えと共に村へと入ろうとしていたのだが]
……シュテラ。どうした?
[普段はあまり見せない表情に、男はわずかに首を傾ける。さほど警戒した様子がないのは、殺気などは感じていないからだった。
一歩前に出た少女をやや後ろから見やりながら、向けられた言葉にこちらも表情を引き締める。]
なるほど……、魔のものを呼び寄せる何か、か。下手に近づくと危険かもしれないな。
だが、お前は誘われるような気配は感じていないようだが…?
[むしろここに来るのは気が進まないようだった。それとも、ここに集まるように促す何かの合図のようなものなのか。
従属する少女が促す先にいる人影の向こうから、幼い子供の声が聞こえたが、姿はない。首を傾げながらも向こうが特に反応を示さないのなら、此方からあえて刺激する必要もないだろう。]
…とにかく、まずは昼飯を確保するぞ。
[そう告げては、村の案内板へと近づこうと]
[そして、己が主にそっと囁いた]
シェットラント様、申し訳ありません。
ですが、あの2人のどちらかから……恐らくは、生者では無い、そう感じられました。
魔物、そうでなくても、力のある魔術師や降魔士。
そんな方々が、引き寄せられているかもしれません。
[小さく溜息をつき、それでも普段の表情になんとか戻っていた]
>>43(アレクシス)
[しかし、こっそり凹んでいた]
女か、って。
男に見えたんですかね私…。
確かにチビだし薄いし平ですけど!
で、す、け、ど!
うううー……。
[めそ、としている姿は秘密にしておこう。
シュテラの中には彼、アレクシスのような幼女趣味の知識がないため、男か女かで判断されたと思ったようだ。
ひっそりと涙している]
いや…、たしかに村で突然人外と出会っては警戒もするだろう。
それにしても…力のある魔術師などが知らずに集められてるとしたら、目的はなんだ……?
…………。
子供、と言われなかっただけましだろう。
[どちらがましなのか、よくわからないことをいいながら凹む少女を慰めた。]
[案内板へと近づきながら、同じく案内板を見ようとする人々に混じり板を見上げる。屋台等もいくつかあるようだが、それなりに歩いてきたしとりあえずはどこか落ち着ける場所で食事を、と探していた。]
シュテラ。とりあえず近くの店で食事を……シュテラ?
[案内板に意識を集中していて連れている少女が離れたことに気がつかなかった。ため息をつきながら辺りを見渡す。
……饅頭屋に張り付いていた。少女へと近づく間、こちらへときつい瞳向けてくる男に肩をすくませる。一瞥のみを向け、すぐに意識は従属している少女へと。]
こら。
[そのグリーンの頭にチョップを浴びせた。]
勝手に離れるな。迷子になったらどうする。
………食べたいのか?
目的は…分かりませんし、杞憂かもしれません。
そもそも、申し訳ありませんがシェットラント様はそんなに魔力が高い術者じゃありませんから。
私を従えていられるのも、この首輪のおかげでしょう?
[鎖をちゃり、と持ち上げては肩をすくめて見せた。
それでも、相手が気を遣ってくれてるのはとても有り難い。
有り難い、けれども]
……シェットラント様には私が子供に見えますか。
温泉饅頭食べたいです。
[しょんぼりしつつ、こっそりおねだりしたのだった]
まぁ、そうだな。
[少女の言葉に素直に頷く。攻撃等が不得手であることを差し引いても、お世辞にも強い術者とは言えないだろう。]
まぁ、温泉地だしただ観光に来た他の術者とはち合わせただけという可能性もあるだろう。現に温泉がどうの、という話もしていたようだし。
[先程睨んできた男と、姿の見えない子供の話。聞くともなしに聞こえてきたその会話を考えるに、ただの観光と思えなくもなかった。
子供に見えるのか、という問いには間をおかずに首を縦に振る。]
甘いものをねだるところなど、子供そのものだろう。
[そうは言いつつも店主に代金を渡し、ひとつ購入していた。受け取るよう、視線で促す。]
うっ!
でも、…甘い物が好きなのは癒されたいからって聞きますよ?子供っぽいから、じゃなくて。
それに、………あ、いえ。
[子供ではない、そう主張しようとして自らの心の傷を抉りかけ、やめた。
彼に拾われた時のこと。
彼は経緯は知らない。だが、その結果を全て見てしまっている。
ボロボロになっていた自分と、
血だまりと、
複数の者の体液と、
辺りに飛び散っていたであろう肉塊。
ぶる、と一度震えたものの、温泉饅頭を受け取ればぱくりと一口食べ、無理やりでも笑みを浮かべた]
ありがとう御座います、美味しいです。
[そして昼食を探し、宿も探しにいくのだろう]
そういうものか?…俺にはわからないな。
[甘いものは少々苦手だった。笑みを浮かべる相手に、肩を竦める。
何やら一段と不安げな様子も感じたが、それを言及することはなかった。
なんとか予算内の宿を見つけ、部屋へと行ってみれば清潔感ある様子に息をつきながら荷物を置いた。なにやら色々と不思議な温泉があるようだ。]
……しかし、泥湯は一体何℃なんだ、結局?
[部屋においてあった案内をみても、温度はよくわからない表示をされていてわからなかった。首を捻りながら無難そうなレインボー風呂にいくことにする。]
…とにかく、久々の風呂だ。俺は入ってこようかと思うが、シュテラはどうする?
[恐らく基本男女別だろう。ならば同じ風呂にいく必要もない。相手はどこにいくのか、はたまた部屋でまっているのか?と問いかけた]
そうか。では俺は行ってくる。
[短く相手の言葉に答えると軽く着替え等をまとめ、手にした。
部屋を出ると、部屋のなかでみた案内を脳裏に浮かべながら虹色に輝くという温泉へ向かう。
館内の地図を頭にいれておいたお陰で、件の風呂にはすぐに着いた。脱衣所で衣服を全て脱いでしまえば、湯殿へと続く扉をガラリとあけ。まっすぐに洗い場へと向かうのだった。]
[洗い場にてからだの汚れをしっかりと落とし。そして、湯船に向かえば七色に輝く湯を存分に堪能する。
久方ぶりの湯に、男にしては長風呂となってしまったかもしれない。それでも女性ほどの長居はせず、部屋に戻っていくのだろう。そのあとは少女との話もそこそこにベッドへと潜り込むはずだ。]**
[ふと目を覚まし、知らない天井に昨日は宿に泊まったことを思い出しながら寝返りを打った。ゆったりとベッドて休むのは久しぶりで、かなり長く寝てしまっていたようだった。隣のベッドは空。また部屋の風呂にでも入っているのだろうか、と体を起こした。だが、風呂の方からも誰かが入っているような音は聞こえない。首を傾げながらベッドに手をつき足を下ろすと、くしゃりと紙が歪む音がした。
いつのまにやら枕元に置かれていたらしいメモを手に取る。そして、小さくため息をついた。]
不安だと言う割には単独行動が多いな。
[もちろん村の中であればそれほど危険があるわけでもなく、少女の魔力を考えれば多少のことは自分で解決出来るだろうけれども。そこまで考えて、出会ったときのことを思い出した。少女は無事でも、その周辺は甚大な被害を被ることになりかねない。]
まったく、世話のかかる…
[再び深いため息をつくと、簡単に支度を整え部屋を出た。とりあえず、まずは花湯とやらを目指して。]
[花湯に向かう道すがら、土産物屋の店先で見覚えのあるエメラルドグリーンの髪を見つけた。
目を眇ながらゆっくりと近づき、すでに見慣れたものとなった少女のに声をかける。]
シュテラ。花湯はもう入ったのか?
[そう問いかけながら土産物屋にも視線を向けてみると、温泉地ならではの食べ物や郷土品に加え、宿独自の妙なセンスの 鞄 という土産物もあるようだ。]
………一体誰が買うんだ……。
[思わずそれに目を奪われ、小さく呟いた。]
………あれはチューリップと読むのか。
[この男も読めなかったようだ。というよりも、花の名前など興味がなかったのかもしれない。
問いかけと共に持たされて、かなり渋面となる。]
………いらない。返してこい。
装飾品?この辺は鉱石も取れるのか…?だが、何か付加価値の付いたものならともかく、ただのアクセサリーの類なら必要ないな。
値段が張るのなら尚更だ。
[己の瞳と同じ、と言われ瞬きをひとつ。だが、見に行くこともせずただ首を振っていた。みたところで買えるわけでもない。
だが…そういえば昨日はついてすぐに宿に来たせいで、村の中をまったく見ていない。このあとのことを思えば、いくつか買い足しておいた方がいいものもあるかもしれない。
そう思い立つと、改めて少女へと視線を向け]
ちょうどいい。このまま少し村を回るぞ。渓谷に行く前に買い出しだ。
[そして、相手はついてくるものと思い込んでいる風でそのまま宿の外に向かって歩き始めていた。]
まぁ、綺麗は綺麗だろうけどな…。
…………それは街の怪しい露店商に売り付けられたんだ。
好きで持ってた訳じゃない。
[依頼中、情報を得ようと話しかけたら何か買わないと話さないと言って聞かなかった露店商を思い出し、深くため息をついた。
少女の身に付けているそれが、お世辞にも趣味がいいと言えないものであることは男もわかってはいる。
なけなしの金を払わされて手にいれたそれを棄てることなど、出来ず売ることも出来なかった。売って戻ってくる金は、確実に半分以下であるだろうことは明白だったからだ。
過去のことを考えていても仕方がない。
宿を出て、どこに行くでもなく歩き出すと目についたのは墓地だった。]
貧乏性とは失礼な。倹約家といえ。
[少女にはそう言ったものの、自分が貧乏臭いことはよくわかっていた。
大して長く歩くこともなくたどり着いたのは墓地だった。
己にとって、墓地は死者に祈りを捧げる場所程度の思いしかない。それゆえ、怯えるように足を止めた少女に首を傾げながら振り返っていた。]
特に目的はない。だから戻ってもいいが…
シュテラ。何か特別なものでも感じるか…?
[墓地だから嫌がるのか。それとも、ここの墓地にに何か嫌なものを感じるのか。
それを突き詰めるために問いを向ける。振り返り止めていた足を反対方向に向けて進みだし。]
まぁ、特別何かがあるのでなければ用はない。が……
あの宿が妙に安かったのはこういう理由か…
[なるほど、墓地がここまで近ければ安くでもしなければ客は呼べないのだろう、と。なにやら一人納得していた。]
そうか。なら離れよう。
村の入り口の二人もまぁ、苦手な気配がすれば警戒心も強くもなる。
[魔力と死者の匂い。そんなものを感じれば、一瞬身構えるのも仕方がないといえば仕方がない。
だが、こちらの警戒が元で要らぬ争いを招かねないというのは困る話だ。一応、釘をさしておくことにした。]
今回のようなネクロマンサーが連れてることもある。いらん騒ぎを起こさないためにも、もう少し体裁を繕うことを覚えろ。
[釘を刺すというより、ただの叱責になってしまったかもしれない。
だが、その事を気にする様子もなく、すたすたと来た道を戻りさらに宿を通りすぎていく。
そのまま村の中をぐるぐると回っては、必要な消耗品や保存食等を買い求め。出立へと向け、準備を済ませるのだった]**
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