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と……言うことは……。
新人生の私は……生徒会の可能性は……0です!
どうですか……タイガ先生?
カンペキか否定理論です!!
>>+51
私はいつも、昼休みをこの中庭で過ごす。
共学化前は他の皆のように……いや、衆道に興味が無い訳では無いのだが、自然と溢れてしまい一人で過ごすことが多く、自然とここに足を伸ばしてしまっていた。
共学化の後も、後輩の女子に話し掛ける勇気のないまま、今に至る。
それはそれとして、ここの薔薇は素晴らしい。
よく手入れがされており、美しいだけではなく生命力に溢れている。私とは対極にいるようで、そんな魅力に惹かれているのだろう。
昔の流行歌に「同じ花を見て、美しいと言ったふたりの……」と言う歌詞があったが、私はこの花園を手掛けたローゼンと言う者に尊敬以上の念を持っていたのだと思う。
それなのに!それなのに、だ!!
生徒会は予算の削減を理由に、この美しい庭園を潰すと言い出したのだ。
しかも理由がそれなのに、その後ここに百合の花を植える計画があると言う噂も流れている。
その話を裏付けるように、ローゼンは免職になった……。
このままでは駄目だ。私が愛したこの花園がなくなってしまう。
生徒会の悪行を暴き、正義の鉄槌を下し、私の愛したこの花園を守るにはどうすれば良い?
私は行動に出た。
生徒会と対立している写真部を守り、新聞部に協力すること……これが私に出来る精一杯……いや私にしか出来ない私の使命だと思ったからだ。
はじめ私は写真部のコンラートを生徒会の魔の手から守ろうと、同じ写真部に仮入部し協力しようとした。
だが、これは間違いだった。この写真部は、元々あった第1写真部……俗称、光画部を潰すために設立された生徒会の傀儡だったのだ。
私はこの事を、第1写真部のサシャが新聞部に持ち込んだスクープとともに知った。
サシャの持ち込んだ写真は、生徒会副会長のシルキーと一部の百合を愛する女生徒との密会現場を撮影したものだった。
女生徒の方は後ろ姿しか写っておらず、特定までは至らなかったが、元学園のアイドルの遅刻魔ローズマリーではないかと思われた。
リリーデボスと改名するべきだと思ったが、まぁ何にせよ薔薇の花園が守られたことに安堵した。
結局のところ私が何もしなくても良かった訳だが、まぁそれはどうでも良い。これでローゼンも復職してくれるだろう。
私は、久しぶりに安心した眠りに落ちた。
が……翌日、本校舎の掲示板を見て愕然とすることになった。
掲示板に張り出されていたには、新聞部顧問のタイガ先生と一緒に寝ているサシャの写真……そしてタイガ先生の懲戒免職処分、並びにサシャの停学処分の通知だった。
やられた……生徒会に先手を打たれたのだ。
写真は恐らくコンラートが作った合成……にしてはよく出来ているな。シーツの下は、真逆はだ……いや、これは合成に決まっている。生徒会め、ここまでするのか……私はゴクリっと唾を飲み込んだ。
まずい……このままでは生徒会以前に白百合会(たった今私が命名した)にあの美しい花園が踏み潰されてしまう。
私はサシャの残した写真を手に、一般生徒は元より生徒会にも呼びかけ、ローズマリー、コンスタンツェの停学を打診した……のだが、皮肉にも生徒会の下した決断は、サシャが一番可能性が低いと言っていたカサンドラ先生の停職処分だった。
が……先生が生徒会顧問の地位を振り翳し、結果生徒会副会長シルキーのもと強引にローズマリーの停学処分が決定した。
やはりサシャの残した写真の後ろ姿は、ローズマリーだったようだ。ただ違っていたの白百合会のメンバーは、コンスタンツェではなく、意外にもカサンドラ先生だった。翌日、ローズマリーのいなくなった学園に、カサンドラ先生の辞表が残されていたらしい。
しかし、あの美しい薔薇の花園を、百合の花にされてしまう事こそ阻止できたが、生徒会からの取り潰し計画はなくなっていない。
なんとしても生徒会の息のかかった第2写真部のコンラートと、生徒会副会長のシルキーを停学処分にしなくては……だが、どうすれば……。こんな時、ぼっちの私には……友だちが居ない……。
が、幸い同じくぼっちだったライナー(帰宅部)が協力を確約してくれた。
明日は判らない……だが今日は繋ぐことが出来る。私は藁をも掴む思いで、その手を取った。
ライナーの手を借り、コンスタンツェを説得することに成功した私たちは、なんとか第2写真部を廃部に追い込むことに成功した。
だが、私の本当の苦難は……この後だったのだ……。
停学に追い込んだコンラートの正体は、陰の生徒会長だったのだ。まぁ、陽の生徒会長は、居ないのだが……まぁ、それはいい。
彼は以前より懸想して居たライナーを自分とともに停学処分にし、二人で寮に引き篭もった……あの部屋で、今……どのような所業が行われているか……考えるのも悍ましい……。これは……忘れよう、うん……そうしよう……そうするべきだ……そうするしかない……。
しかし、隣に居るコンスタンツェは、この世のものとは思えない微笑みに唇を緩めていた……。
こ……これも見なかった、私は何も知らない……。
あの後から、今に至るまでの記憶は曖昧で現実感がない。
ただがむしゃらに走り続けた……今居るこの薔薇の茂みに身を隠すまでの間、ずっと……それだけは確かだったと思う。
コンスタンツェが私たちに手を貸してくれたのは、決して生徒会の撲滅などの為ではなかった。
単に邪魔だったコンラートの排除、それだけであった。
学園の決めた校則など関係はない。ただ単に、純粋にシルキーと二人だけの世界に生きること……それだけが目的の白百合会を超越した……なにか……そうとしか私には表現できない。
もう私に明日はないのだけは確かだ。ただ一つ幸いなのは、私の最後が……この……私が愛した美しい薔薇の花園の中だと言うことだろうか……。
なんか書いてたら、ダラダラになっちゃった。
前回なかった花要素を加えたはずなのに、なんでこうなった?
そもそもローゼンハイムは、どこいったの!?
あ、明日……マレンマ先輩が見る前に、サーバーごと消去しないと……。
ローゼンハイム<遠
・・・・サシャ<健全>タイガ
・ローズマリー<百合>カサンドラ
・・コンラート<薔薇>ライナー
・・・・・・・・・恋>マレンマ
コンスタンツェ<百合>シルキー
こんな感じ?
それにしても、ランダム神が神がかってるのです。
コンスタンツェ「マレンマ先輩とシルキー、最後が二人で良かったよ。うん。躊躇なくマレンマ先輩を停学にして、シルキーを選べるからね♪」
私は健全ですよ?
時に、ローズマリーさんからのリクエストですが……書いてたらマレンマ先輩視点の一般生徒CO(人狼COの逆バージョン)みたいになってしまいまし……た……。
これを見たら、マレンマ先輩が一般生徒に……見えてきません……か、タイガ先生?
昨日コンレート生徒会長仮定、カサンドラ先生を停職させたとすると、ローズマリーさん×カサンドラ先生は無いと考えていたという事になりますよね?
カサンドラ先生×コンスターツェさんと思っていたということになるのかな。
だからどうという事もないのだけど……。
暇なので墓下議題!
◾1. 今日あなたは、マレンマ先輩とシルキーさん、何方を停学処分にしたいですか?
◾2. 今日コンスターツェさんは、マレンマ先輩とシルキーさん、何方を停学処分にすると思いますか?
私が停学してなかったら……コンレート先輩だったかなぁ?
シルキーさんの宣言から考える時間が無限に合って、尚且つローズマリーさんが停学になるのが確定なら、今の状況は、とても面白いのだけど……私の頭では無理だった。
>> +108
自己回答
□1.
私も立場上希望は固定ですが……もしも灰なら▼シルキーさんだったと思う。
基本優等生タイプの占い師を疑ってしまう私です。
襲撃に付いては……たしかにどちらにも最善手ではない襲撃がありますね。
□2.
そういう意味ですけど……結構分からなくなってますねぇ。
でも……一番後悔するのは……シルキーさんが一般生徒で……コンスターツェさん自身判断で停学させてしまった時だと思うんですよね。
なので……もっとも後悔しない選択をするなら……▼マレンマ先輩……かなぁ……と……。
コンスターツェさん……タフですね。
よかった、よかった……私が痴情にいたら……倒れてたと……思う……。
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