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―談話室―
[リゼットから何か反応はあっただろうか。
しばらくして上階からやや乱暴なノックの音とヨアヒムの名を呼ぶ声>>4:140が聞こえた。
何かあったのだろうか。
様子を見に行こうか迷っているうちにシモンが談話室に駆け込んできて、ヨアヒムが刺されたことを告げた。>>4:144]
ヨアヒムが?
[状況を把握できていないのを察したのか、シモンが事細かに説明し始めた。
彼の言葉をそのまま信じるなら、今いないエルナが怪しいということになるが――]
とにかく、現場を見てみましょう。
…君はどうする?
[先ほど取引を成立させたばかりの少女を振り返って声をかける。
ついてくると言われても、残っていると言われても
「わかった」とだけ答えて、シモンと共にヨアヒムの部屋に向かっただろう。]
―ヨアヒムの部屋―
…っ…
[おびただしい量の血と入った瞬間鼻を突いたその臭いに、一瞬入るのを躊躇する。
しかし目を背けてはならない。
震えそうになるその足をごまかして、部屋へ一歩踏みこんだ。
シモンがやったのか、ヨアヒムの遺体は床の上に仰向けで手を組まされていた。
現場の保存ということを考えればその行動はどうかと思うが、シモンの人柄を考えれば仕方ないのかもしれないと、そこには触れずにおく。
遺体は動かされてはいたものの傷の様子がゲルトとは明らかに違っており、人狼に襲われたのではなく、人間に刃物で殺されたのだろうことは明らかだった。
それとも人狼でも刃物で襲い掛かることがあるのだろうか。]**
手紙…?
[現場についてきたリゼットがエルナの所在を尋ねるとシモンが説明してくれた。>>9
ニコラスとエルナが懇意にしていたことは知っている。
確かにその内容は気になるが。]
まだエルナさんがやったとは言いきれないよ。
[犯人がエルナだと断定するような言い方のリゼット>>6に釘をさす。
もしかしたら他の誰かがエルナの仕業に見せかけてヨアヒムを殺害したかもしれないのだ。
今の状況はシモンのペースに乗せられているようで少々危険に感じた。
しかし、エルナの部屋を調べるという意見>>10には賛成だったので、黙って頷く。]
なら、そっちは2人に任せます。
僕は下を見てきますよ。
エルナさんが外に出たとすればまだ足跡が残っているかもしれない。
[そう言うと、自分は下階へと向かった。
ヨアヒムの部屋を出る直前、リゼットに『まさか2人きりのときに襲ったりはしないだろうけど、万一のときはすぐに大声を出すように』と耳打ちして。]
―朝・談話室―
[昨夜、シモンとリゼットが見つけたというニコラスの手紙>>3:215>>3:216とエルナの日記>>4:142に書かれていることが本当だとすれば、2人には、対象の生死の違いはあれど、人狼と人間を見分けつ力を持っているということになる。
とすれば、ニコラスが告発したヨアヒムに、エルナが手を下したということか。
しかし、本当にそんなことがあり得るのだろうか。
元々能力者については懐疑的だったことに加え、昨夜シモンが言ったとおり>>9に筋が進んでいる気がして、その内容を素直に信じる気にはなれなかった。
朝食をとりながらそんなことを考えていると、エルナが戻ってきた。>>37
シモンが手紙と日記を勝手に見たことを詫び、ヨアヒム殺害について単刀直入に訊ねる。>>42
エルナも隠す気はないようで自分が刺したことを認めた。>>48
本人が認めたのだから、間違いないだろう。
昨日言った「エルナがやったとは限らない」という言葉は取り下げることにする。
あとはエルナが人間か人狼かということだ。
人狼だとすれば、ヨアヒムを殺して行方をくらました挙句にのこのこ戻ってくるだろうか。
しかし、それだけで人間と断定するわけにもいかない。]
…なら、ニコラスとエルナさんには、人狼を見分ける能力があると?
[探りを入れるように、口を開いた。
その口調から、2人の能力を信じていないことは明白だろう。]
[表情から察したのか、シモンが能力を信じない理由を尋ねてきた。>>55]
…前に騒動に巻き込まれたときも、「占い師」だとか「霊能者」だとか、確かにそういう能力をもつという人が名乗りを上げました。
けれど、目に見えない能力を信じろという方が無理でしょう?
僕にはそんな力ありませんからね。
仮に本当にそんな能力があったとしても、僕たちみたいな普通の人間は、どうやってそれが本物だと確かめるんですか?
ニコラスやエルナさんがヨアヒムを人狼だと言ったところで、こちらにはそれを確かめる術がないんです。
だったらそんな能力はないのと同じ。
ひょっとしたら、人狼が適当な嘘を言っているかもしれませんよ?
農夫 ヤコブは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
[自分の言葉を聞いたエルナは冷たい目をしていた。>>59
あくまで冷静に答える。]
人狼の嘘というのは、一つの可能性として言っているだけ。
エルナさんが人狼ならヨアヒムを殺して行方をくらましたあと、のこのこ戻ってくる意味がわからない。
けど、それだけであなたを信じるわけにもいかないんですよ。
能力があるというなら僕たちにもわかる方法でヨアヒムが人狼だと証明してください。
できないのなら、その能力はないのと同じです。
[「先に死にたいのか」という最後の言葉の意味はよくわからなかったが、殺意がこもっている気がしてポケットに手を入れた。
動きがあれば、すぐにナイフで応戦するつもりだ。]
[リゼットとシモンはエルナが嘘をついているとは思えないという。>>62>>63>>64
その言い分はヤコブももっともだと思う。
ただ、嘘をついていないこと=能力の証明にはならないが。
キリがなさそうなので言おうか言うまいか迷っている間にもエルナは悪意を向けてくる。>>68
そんなとき、不意に、シモンが声をかけてきた。>>69]
…ええ、僕もそれは気になっていました。
[シモンはパメラに疑いを向けているようだ。
ヤコブは口数の少ないパメラにボロを出したくない人狼の可能性を疑っていた。
シモンも理由は違うが、そこが気になっているようだ。
すぐさまリゼットが声を上げた。>>71
パメラと共に暮らしている彼女なら当然庇おうとするだろう。]
…それが甘いというんだ。
[ため息をつきながら、シモンの問い>>73にうまく答えられず>>74、それでもあがこうとするリゼット>>79の腕を引く。
リゼットとは取引をした。
人狼の疑いのある相手に近づけるわけにはいかない。]
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