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― 昔話 ―
[仮説から生まれる推測。
事実も組み込んだそれ>>74を聞いて、疑問が一つ]
んん…?
破壊出来なかった……のだろうか。
破壊するまで届かなかっただけなのだったら、
まだ試す価値はあると思うのだけれど。
[どうだろうか、と王子を見たら、もっと難易度の高いことを言っていた>>75]
― 昔話 ―
[魔人封印の方法。
それをエルフに問う王子の言葉>>80に、垣間見た封印場所の様子を思い出す]
……かつて封印していた場所は、湖の周囲に触媒で陣を描いて、
その中央に魔人を封じていたよ。
魔人を封じていた巨岩に、聖剣が刺さっていた。
陣は私の一族が作ったんだ。
かつての英雄と共に魔人を封じたと言う話も伝わっている。
ただ、一度継承譜が途切れているから、
どんな陣だったのかが伝えられていない。
同じように封印の陣を組む場合は私が組み直す必要があるね…。
それから、封じるには相手を弱らせる必要はあると思う。
余力があるままでは陣が破られかねない。
[そう言えば封に関して詳しく伝えてはいなかったな、と知り得る限りを応じに伝えた]
[問いに返る言葉には]
あぁ、そうだね。
そして”門”は決して開けてはいけないもの。
そもそも”門”がどこにあるのかも分からないし…。
デーモンロードをどうにかすると言うのは無理な話だよ。
[知っているのに言ったのか、と苦笑しながら言葉を向けた]
― 昔話 ―
承知した。
しかし、封印する場合は場所も考えなければいけないね…。
可能ならば、誰も入ることが出来ないように出来る場所が良い。
[紡がれた方針>>88に男は頷く。
一番は滅することだが、叶わない場合は封ずるしかない。
それならば、と封印場所の希望を挙げるが、該当する場所はあるのかどうか]
(……指揮官として出てくるだろう彼の動きも
警戒しなければいけないかな)
[もし彼が指揮のみならず前線へと出るようなら、何かしら対策を練らなければいけない。
並の兵では一刀の元に切り捨てられて終いだろう]
(牽制くらいは何とか出来るかな。
王子が突破するまで持てば良い)
[一頻り思案した後に、海路移動の案>>89を聞く]
海上輸送は確かに大人数を運べるけれど…。
こちらに船があることは魔人も知ってるだろう。
向こうが海上戦力を持たないとしても、
何も対策していないとは思い難いなぁ…。
[それは聖剣を取りに来るのを見越して召喚陣を用意していたことを知るために働いた思考]
確か、こちらに投降した者も居たよね。
彼らに聴取してみた方が良いかもしれない。
その上で作戦を立ててみるのはどうかな。
[警戒の上で提案を一つ投げておく。
聴取出来れば海蛇のことも知ることが出来よう]
もし海が使えないなら、ポータルも考えないといけないかな…。
[大掛かりなものを敵前に作るわけには行かないため、ある程度王都から離れた位置に設置して行軍することになるだろうけれど**]
/*
おかしいな、今回軍団戦しなくて良いようにこの立ち位置にしたはずだったのn
wwwwwwwww(芝の海省略
兵数は向こうより少ないはずだね。
錬度は高い、はず。
兵種は…歩兵、騎馬、弓、魔術師、くらいか。
歩兵は全体の半数は居るか。騎馬はレト隊が半壊、弓と魔術師は1隊まるっと居て良いかな。
後はエルフ隊か。
げふぅ(頭から煙
― 軍議 ―
現地で儀式による設置となると、
魔軍に悟られて妨害を受ける可能性はあるかな。
魔法具を用意してから行うならロスは緩和出来るよ。
その形で用意しておこう。
魔軍のポータルを乗っ取ることは難しいかな…。
設置者に気付かれたら遮断される可能性があるし、
転移中にそんなことをされたらどこに飛ばされてしまうか分からない。
確実に進むならやらない方が無難だね。
[王子の問い>>100へと返し、結果、カトワールから王都への中間点まではポータルの設置で移動することとなった。
これで長期行軍による疲労は多少緩和出来るはずだ]
― 王都近郊 ―
[半ばからの行軍は平穏な時>>101 >>102もあれば、解放戦闘>>103に入る時もあった。
男も行軍を共にし、王都を望む丘にて敵の布陣>>97 >>98を見る]
外の布陣…門前に兵が集中しているね。
海側に潜ませているのは相応の力を持つもの、と言うことか。
[海側は護る必要が無いというような布陣。
こちらに集中出来る何かが居ると言うのは確かだった]
魔法陣が複数あるね…あれには気をつけた方が良さそうだ。
何が出てくるか分からない。
[そうは言っても、戦闘が始まってしまえば気にする余裕が無くなる者も多いだろう]
[そうして開戦直前>>107。
居並ぶ義勇兵達に王子の言葉が響き渡る。
男もまたそれを並び聞き、鯨波の声に混じった]
指揮はベネディクトが居るから問題無いね。
[そう言って男は蜂矢の陣を敷く義勇軍から一旦離れる。
一点攻撃型のその陣の弱点は軍略に疎い男でも理解出来た。
故にその補助に回ることにする]
祈りの念は護りの力
遍く広がり 清き壁とならん!
[先ず発動させるのは崩されると拙いと思われる、陣の鏃位置に居る兵達への防御の呪。
長時間の付与は難しいが、ある程度の攻撃の緩和にはなるはずだ]
[戦闘が始まった直後、男は王都内から魔力が迸る>>110のを感じ取る。
何事かと意識を逸らした直後、戦闘により倒れた者の命が天ではなく王都内へと向かう>>111のが視えた]
なに…!?
[それは義勇軍だけではなく、魔物も同様。
不自然な現象に思い当たるのは魔人が儀式をしていると言う可能性だった]
まさか、魂を贄に…?
魔人め、一体何を。
[ぎ、と男はきつく歯を噛みしめる。
男は魂は視えれど、それをどうこうすることは出来ない。
男が掬い上げるのは魂ではなく、その刹那に残る想いだけなのだ]
早々に終わらせるしかない、かな。
[魂の集積を止めるには戦闘を終わらせるしかない。
ただ、可能な限り死者を出さない必要がある。
魔物であれ、魂を贄とされてしまうならば壊滅を狙うのは魔人の思う壺だろう。
だがそれはかなりの困難を極めるもの]
[意識を逸らす間にも戦況は進み、魔法陣に足を踏み入れたものが茨に囚われたり足止めされる様子が見えた]
く、妨害の陣か。
侵蝕せよ 怨みの念
顕現する魔蝕み その力を減ぜ!
[黒紅の結晶を放ちながら呪を紡ぐと、砕けた結晶が同色の靄となり、地を這い発動している魔法陣へとにじり寄る。
最低限、義勇軍が進む先を確保しようと、出現した茨を包み込まんと靄は蠢いた]
[早期決着をつけるには指揮官を狙うのが道理。
そう考えて男は敵陣の奥に居るクレステッド>>144へと眼を向ける。
そこに視える光景に男は軽く瞠った]
…あれは…
[クレステッドまでの位置は遠い。
けれど幽鬼たる男は魂の塊と言って良い。
魂視る眼は遠目ながらもその変化を捉えていた]
少しずつ、削れている…?
それにあの光、まさか。
[身を削っているのか。
男の意識に一つの推測が落ちた]
[その光景に眼を奪われていると、倒れた敵兵がむくりと身を起こすのが見えた。
それによりクレステッドが唱えているであろう呪の効果を知る]
アンデッドか…!
また厄介なものを持って来るね!
[魂を失くして尚動く引くことのない兵。
戦力の回復にも繋がるそれは厄介なことこの上ない]
まともに相手をしては疲弊するだけだね…。
……どうにか近付く術は無いかな。
[次第に姿を薄れさせていくクレステッドに再び視線を向ける。
魂視る眼は未だ彼の姿を捉えることが出来ていた]
[妨害の魔法陣は一時的に沈黙したものの、しばらくすれば再び発動する>>164。
それは継続して呪が唱え続けられているということの表れ]
妨害陣に、アンデッド化…。
それに凶暴化か、いくつ展開出来ると言うんだ…!
……一時でも、詠唱を止めさせることが出来れば……。
[遠く、遠くに居るクレステッドを男は見遣った。
その間にも義勇軍の陣は変化を見せ、それに対し見張り台からも攻撃が降り注ぐ>>165。
単独で居る男にも流れ矢や流れ火球が飛んでくるのを、石抱く身ながらも避け続けた]
先にこっちか…!
突き上げろ 拒絶の念
足下貫き 敵陣崩さん!
[黒紅の結晶を見張り台に投げつけ、呪を紡ぐ。
砕けた結晶は見張り台の足元へと落ち、そこから斜めに突き上げるように岩筍が伸び上がった。
見張り台を崩さんとするそれを男は移動しながら各見張り台へと仕掛けていく]
[王都内へと向かう魂は数を増す。
激戦となればなるほど、それは加速して行き、男は焦りを覚え始めた]
王子はもう辿り着いているはず…。
でもこれでは、時間との勝負だね。
[王子が魔人を倒すか、儀式が完了するか。
少なからず弱らせているようであれば封印も叶うかも知れないが、如何せんここからでは遠すぎる]
[そんな刹那の思考の後、戦場にある変化>>17が起こる]
、 !?
魔術が乱れている…?
クレステッドが揺らいだ…ベネディクトが裏をかいたか。
[義勇軍の陣容はクレステッドを包囲する形。
さしもの彼も集中を途切れさせたと言うことか]
[男の目論見は成り、見張り台が崩れて行く>>178。
見張り台に上っていた者は崩れる瓦礫に巻き込まれもするだろう。
ただそれで倒れるほど容易な相手では無いだろうが]
ち…!
斬り裂け 嫉妬の念
疾く 疾く 翔けて敵を裂け!
[対抗するように紡がれる呪。
払うように右手を突き出すと、複数の風の刃がダークエルフへと奔った。
それを切り裂くと同時、男の身にも矢は到達する]
くっ……!
[ダークエルフも見事なもの。
あちらも矢は複数放っており、心臓を狙っていたか矢は男の左半身を中心に駆け抜けた。
あるものは肩を、あるものは腕を、あるものは足を。
けれどどれも男が右半身になっていたために胸には届かず、それぞれを掠めるに留まる。
肩に至っては石化したままであるため、矢を弾く結果となっていた]
…全く、本当にダークエルフは厄介だね。
[自らが手を下した宿敵を思い出しながら呟く]
(これ以上魂を贄には出来ない。
となれば、少しでも敵を鈍らせれば…)
[懐から取り出すのは親指大もある黒紅の結晶。
王子へと託した結晶の対]
…王よ、この国を護りたまえ。
[右手でそれを持ち、前方へと掲げた]
我抱く 無念たる王の念
其は怒り
其は悲哀
其は怨み
王の怒りは烈火の如く
王の悲哀は滂沱の如く
王の怨みは鎖の如く
国土侵さんたる者を地へと縫い付けん
[男は右手で持った結晶で宙に円を描き、その中に六芒星を描く。
呪の完成と共に結晶は砕け、火が燻るが如き煙となり地を這った。
煙は中央包囲を為した義勇軍の更に周囲に居るであろう魔軍の者達を地に絡め取るべく広がり行く]
これで少しは食い止められると良いのだけれど。
[男は魂の飛んで行く先を視る。
あちらはどうなっているだろうか、そう思えど、今は目の前を切り抜けなければならない。
男は中央包囲をしたベネディクト達へと視線を向ける]
っ、いつの間に…!
[そこにはベネディクトと相対するクレステッドの姿があった。
けれどその姿はもはや密度を薄めており、かなり弱っているのが見て取れる>>195。
そこまでしてここを護りに来たかと、その執念に感嘆した]
…ベネディクトも戦い抜いてきた者だ。
今の彼に遅れは取るまい。
[ただ、何かあった時のために対処出来るよう、男は密かに2人との距離を縮めておく]
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