人狼物語−薔薇の下国


144 クルースニク、襲来!

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【独】 修道騎士 バルタザール > 【秘】 聖将軍 ソマリ



 ―― ソマリ

[神へ祈る代わりに剣を振るい続けた男が、
神を失くして最後に残ったのはその名だけだった。]

(-92) 2014/02/23(Sun) 21:33:03

聖将軍 ソマリ

[眩みそうになる視界、滲む世界。
右腕から焔のように上がる熱と、途切れる風精の加護。

自重を乗せて貫いた友の心の蔵。

右腕の行く末を見ることなど無い。
己の真の右腕は、回転伴い血飛沫を巻いて失墜する肉片でなく、
―――今も、この目の前に在った。]

(152) 2014/02/23(Sun) 21:35:35

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 修道騎士 バルタザール

 ッ、
 ―――バルタ、ザール…ッ、

[右腕を失う激痛は、熱を伴う右から迫るのではなかった。
――――ただ、彼とよくに似た、不器用な心臓が痛んだ。]

(-94) 2014/02/23(Sun) 21:41:18

【独】 修道騎士 バルタザール > 【秘】 聖将軍 ソマリ

[胸が熱い]

  ソ  ……ッ

[痛むのは心臓(ハート)ではなく(ハート)――]

(-95) 2014/02/23(Sun) 21:46:55

聖将軍 ソマリ

 ―――ッ、

[自ら彼に突き立てた刃に斃れる彼の体躯。
支えようと伸ばした右腕は、もうそこに無い。
平衡感覚すら危うい長躯が、縺れるように倒れこむ。

それでも、剣から手を離さなかった。
唯の一度も、彼から背かぬように。

ドロドロと濁った血が右腕より溢れ、
閃断された細胞は、治癒の力を以ってしても治るまい。]

(158) 2014/02/23(Sun) 21:53:09

聖将軍 ソマリ

[剣を支えにして、見下ろす友の顔。
失われていく血は、己の身体を鉛のように重くする。

その背は、危ういほどに無防備であった。]

(161) 2014/02/23(Sun) 21:56:23

聖将軍 ソマリ

[数多の死を見、数多の命を使ってきた。
それが上に立つものとして、当然だと思っていた。

強き心を持たねば成らぬ。
義務を果たせねば成らぬ。

――――それでも。
バルタザールの胸に伏せた額が乗った。]

(166) 2014/02/23(Sun) 22:08:34

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 修道騎士 バルタザール



 ――――我が、友。


[この胸の痛みは、義務でない。]

(-105) 2014/02/23(Sun) 22:10:10

【独】 聖光の ユーリエ > 【秘】 聖将軍 ソマリ

 ごめんね。
 私、何も出来なかった。

 いちばん、つらいことをソマリにさせてしまった。
 バルタザールはあなたの……。
 ごめんなさい。

(-109) 2014/02/23(Sun) 22:17:37

聖将軍 ソマリ

[近づく白い髪>>165に、霞んだ視界を数度瞬いて瞳を洗うが、
意識を奮い立たせるには身体は傷付きすぎていた。]

 ―――女の子に、そんな顔を、させる、なんて。
 俺も、こいつも、未だ未だだ。

[無理矢理搾り出した声さえ途切れがちに、荒い息が友の胸に落ちて。]

(174) 2014/02/23(Sun) 22:22:28

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 聖光の ユーリエ

 謝らなくて、良い。
 ―――ユーリエ、救世主メシアを。

[全てを救える存在を。
自分では成れない、遥かなる存在に。

掻き集めた希望を以って。]

(-111) 2014/02/23(Sun) 22:27:31

聖将軍 ソマリ

[穿った刃の先から、質量が崩壊していく。
聖別された剣は、彼の身体を壊し、灰に変える。

聞こえる彼の声に、浅い首肯を繰り返した。
脳の奥には熱い痺れを伴い。

顎を持ち上げ、蒼い遥かなる瞳を覗き込んだ。]

(181) 2014/02/23(Sun) 22:28:49

【独】 聖光の ユーリエ > 【秘】 聖将軍 ソマリ

 ……救世主……?

 神子を、アデルを守れというの?
 それともまさか……、
 私に救世主になれ……と?

 ……そんなの無理よ……。
 私は、ちっぽけで、弱くて、子供で……。
 無力だわ。

(-113) 2014/02/23(Sun) 22:35:03

聖将軍 ソマリ

 ―――…、

[宙を掻く、友の指先にそっと頬を寄せた。
君はいつも苛烈だ。と笑った唇を今は結んで。]

(189) 2014/02/23(Sun) 22:36:12

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 聖光の ユーリエ

 諦めるな、ユーリエ。
 どうか、諦めないでくれ。
 
 お願いだ、ユーリエ。
 ―――後生だ。

 全てを救う救世主を。


 ――――何もかも、救える力を。


[熱に浮かされるように、小さな肩に重責を掛ける。
彼女に科せられ続けた期待ではない。

友を失った男が吐いた、希望を預けた。]

(-119) 2014/02/23(Sun) 22:43:01

【独】 修道騎士 バルタザール > 【秘】 聖将軍 ソマリ

[唇の動きだけで伝えようとする]

  “ソマリ”

  “感謝する”

(-122) 2014/02/23(Sun) 22:44:27

聖将軍 ソマリ

 ―――…クレス、テッド、

[動けぬ我が身を叱咤しても、
力が抜けるばかりで自身の身さえ支配下に置けず。
変わりに、限りある戦力である僕の名を呼んだ。]

(195) 2014/02/23(Sun) 22:45:28

【独】 修道騎士 バルタザール > 【秘】 聖将軍 ソマリ

[謝罪を口にするのは、友への冒涜であるような気がした。
だから、精一杯微笑むしかない。

  “私は、生きた”と。]

(-123) 2014/02/23(Sun) 22:46:27

聖将軍 ソマリ

 ――――ッ!

[何事か囁かれたバルタザールの声に、
瞳が揺れて、顔が歪む。

アデルの治癒の力が右腕から上るが、>>191
僅かに傷口の肉を盛り上げただけで、腕が繋がることは無い。

まるで、友と言う右腕を失った事実を知らしめるように。]

(197) 2014/02/23(Sun) 22:47:39

【独】 聖光の ユーリエ > 【秘】 聖将軍 ソマリ

 だって、
 だって私は……、

[ 無理だ、と言いたかった。
 ユーリエは、ただの……、
 「 量産型聖女<クルースニク> 」
 に過ぎないのだから。

 でも。

 ……救いを求めて来るものを、
 分け隔てなく、差別なく救うと決めた。だから。 ]

 分かったわ。
 ……私の命が続く限りは、
 救いの手を差し伸べ続ける。 
 約束するわ。

(-124) 2014/02/23(Sun) 22:49:13

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 修道騎士 バルタザール

[死ぬな、と虚偽を紡げなくて。
すまない、と彼を見縊ることが出来なくて。

胸に溢れる熱いものが、息を苦しめる。]

 ―――…君の、生き様。
 確かに―――確かに、この、ソマリ・サイキカル。

 見届け、た…ッ

[誰かの為に、剣を揮い続けた彼の本当の剣。
真の心、確かに受け取った。

心臓穿たれるような、痛みと共に。]

(-125) 2014/02/23(Sun) 22:53:13

聖将軍 ソマリ

[強大な魔の気配>>198に、
自身が気付くには心身に蓄積された痛苦が重過ぎる。
彼の血子を殺めるは金の聖将。

その背は、人の身に在って、魔を屠る存在。]

(200) 2014/02/23(Sun) 22:56:47

聖将軍 ソマリ

[温もりのような暖かさだけが身体を巡り、>>203
漸く、瞬きの感覚が長くなる。
ユーリエへと、何事か口を開きかけた瞬間―――

紅く燃える炎と怒りを肌で感じた。>>206]

(209) 2014/02/23(Sun) 23:05:55

【独】 修道騎士 バルタザール > 【秘】 聖将軍 ソマリ



  “ ソ マ リ !”

 

(-128) 2014/02/23(Sun) 23:06:46

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 奴隷騎士 クレステッド

[避けられない。
体が動かない。

己の手は、剣を揮えない。]

(-129) 2014/02/23(Sun) 23:07:36

【独】 聖将軍 ソマリ

/*

\ カオス! /

(-130) 2014/02/23(Sun) 23:08:26

【独】 奴隷騎士 クレステッド > 【秘】 聖将軍 ソマリ

[剣は背中で語る。
全てを任せろと闘いは全て自分のものだと。]

(-131) 2014/02/23(Sun) 23:09:44

聖将軍 ソマリ

[視界に赤が散る。

野茨公の怒りの焔ではない、
――――自らの聖剣が、砕ける音。]

 ―――ッ、……クレステッド!!

[息を呑み、熱に焼けた喉から声が迸る。]

(218) 2014/02/23(Sun) 23:15:17

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 奴隷騎士 クレステッド

[僕に伝えねば成らぬことが在った。
己の所有物である彼に、戦火以外を渡せなかったこと。

彼を奴隷商より買い上げたときから、
きっといつか、この時が来るだろうと思っていたこと。



彼は紛うことなく。
聖将軍ソマリ・サイキカルの、聖剣であったこと。]

(-136) 2014/02/23(Sun) 23:24:29

【独】 奴隷騎士 クレステッド > 【秘】 聖将軍 ソマリ

[最早喋る事は適わない。
故に再び背中で語る。

自分の振るうのが貴方でよかった。
只一言それだけを。]

(-139) 2014/02/23(Sun) 23:29:46

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