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[そして訪れる爆発の瞬間>>+0>>+1、リュカを庇うように引き寄せてその衝撃が背を打った。
その真っ只中にいた二人とは比べ物にならなくても、痛いものはいたい。
もつれあうように数回地面を転がりながら背中を地面につけて]
これは…痛い……相当痛い。
[はぁ、と息を吐いて、無事かなと自分の身の上に乗せるようにしていた弟子を見上げた*]
はぁ、大丈夫さ。といいたいが、ちゃんと痛いものは痛いものさ。
[傷口に薬を塗ってもらても呻く師匠だからね、やせ我慢は苦手さ]
弟子の前で格好つけたかったが、しまらないもんだね。
[いてててと。どいてもらった後、体を起こす、顔を覗き込むリュカ>>*4に笑みかけて、背中をぽんぽんと叩く]
[よっこいせと起き上がり、ヴィンセント>>+9の声をきく]
わかったよー。
[実際、迎え撃つようにおいていただけだ。竜巻はその場で巻きあがっているだけで、投げ出され距離をとれば、風圧こそあれど動き出すものでもない
後は熱を散らして、火を消してしまえば竜巻は自然とおさまっていくものだ。
クレステッドの容体は心配だが、彼に任せておけばいいだろう。自分たちは一旦二次被害がでないようにと、火消しを行っていく]
[そして先に発生した竜巻の中心部はといえば]
お、咲いたな。
[黒のオブジェは枝が絡みつき、塔の部分が幹となり、太陽の部分を中心に花を咲かしていた。
緑の花びら、中心部が紅となった命の儚さを感じさせる小さな木。御衣黄桜のような花。]
はい、がんばったリュカにプレゼント。
[熱を帯びた大地にと新たに生み出したリュカへと、変異したオブジェを渡すのであった]
しかし、この試練、あと何回やるんだかね。
[怪我は痛いから治療もしたいし、クレステッドやヴィンセントは無事だろうか。ともあるし気を休め時間はまだのようだなと、作っていた薬を出したりして治療のお時間であった**]
いやいや、時には格好つけるのは大事なことなのさ。
そういうのに憧れてきたものだからね。
[とリュカ>>*10に反論するが矜持というよりは子供じみた我儘さ披露する。
でも痛い。身を起こしたはいいものの、すぐに動きたくはないものだ。
火傷こそ火ネズミの衣がその大半を防いでくれてるが、その前の怪我と衝撃についてはどうしようもない。
リュカ>>*11に薬を摘むのは任せ、魔法により周囲の被害を広めないようにおさめることだけに集中していって]
そりゃ、大切にしてたよ。便利だったしね。
[それがあると火の術が使いやすくする力以外にも生活において、カイロにもなるしお風呂も水さえあれば作れるのだ。]
これは元々朽ち果てていくはずだったものをおじさんが拾い上げて使っていたんだ。
でも今さっき、リュカの力とおじさんの力によって新しい姿を得た。似通った使いかたはできても同じようには使えないはずさ。
[弟子の疑問に答えるように変質してしまったオブジェ>>*12について答えつつ]
だからもっていくといい。力になるはずさ。
[どれほどの役に立つかというと当人次第ということにはなるが、少なくとも無駄にはならないだろう。]
……隣に並んでみたいんだろう?
[先の戦いになる前の寂しげな言葉に答えるようにして、ならば受け取って使えるようになってみなさい。とそれが戦うものとしてか巫女としてのものになるかはわからぬが、そんな含み笑いを向けて]
[それに]
これも綺麗な花だとは思わないかい?
[なら、乙女に渡したところで、何ら問題はないだろうと口にはせずに笑った*]
[含み笑い交じりの言葉が届いてはっとする。
思い悩み、密かに望んでいたことではあったけれど、師にそれを汲まれるとは思っていなかったから]
それは……でも……。
[否定はし切れぬまま、あたふたと声を出す。
けれど師の言外の期待に気付いたなら、突き返すのも憚られて]
[成長するというのは嬉しさと寂しさも入り混じる。
なにせ少し前の記憶は再会する前こと十年前の記憶ではコニーリオとよんでいた子だ。
兎はあの頃の面影を残しながら大人の女性へと成長して、並び立つ意志を持とうとしたらしいが]
ふふ、大丈夫ですよ。簡単に追いつかせはしませんしね。
[楽し気に笑った]
ええ、火より生まれた花ですので生命力が強いでしょうが使用しないと物というのは寂しがるものですしね。
[納得したように受け取る弟子>>*18へと頷く。
不可思議な力>>16の助力もありおさまりをみせれば、背嚢を拾い上げ、先に拾った打ち身斬り傷の薬をだして、火傷の傷薬と合わせて治療をする]
[そうこうしているうちに、湖からヴィンセントはクレステッドを引き上げて地上にあがる>>+16。
暖かい風>>14が送られていたことは知らなかったが、話かけたのは主従の会話が終わったあたりとなっただろう]
お互い酷い状態ですね。
よい戦いでした。お二人の力や絆は古代の戦士たちの霊魂に届くほどだったでしょう。
試練ゆえに戦いましたが、次は違う形での出会いというのを楽しみにしています。
[穏やかな口調でそうだけ戦った二人へと伝え]
薬はありますが使用しますか?
[なんにせよ怪我の治療が先だろうと、必要あれば薬を渡すのであった*]
[余裕ぶった師の囁きには歴然とした差を感じたが、同時にどこか安堵した心持ちでもあった]
――やはり、師匠はそうでなくては。
[並び立ちたいという思いと、それは矛盾しているかもしれないけれど]
― 湖畔 ―
[弟子に薬を塗ってもらい、傷口は軽く縛る。]
ふむ、どうにもこうにもせっかちのようだね。
[ひらひらと舞う蝶々と桜の香りを運ぶ風>>17が痛みを和らげ活力を戻していくのは、おそらくそういう意図なのだろう。
重傷を負わせる気はないということなのか]
しかしこうして争いあうことに、何か仕掛けでも施されているのかな?
[明確な答えを求めているわけではない世間話のように傍らの弟子へと口にしつつ]
さて、他の競争者はおそらくあの社を目指すだろう。つまりおじさんたちはその手前で待っていれば探さなくても相手は来ると思うんだけど、どうかな?
[先ほどの主従を巻き込まないように距離をとりつつも、基本は待っていようか。とそんな提案をした*]
生み出した本人の傍にいたらそうそう寂しがることもないが、使われてこそと思いそうだしね。
[巫女の力となるかリュカの力となるかは、受け渡された意志と受け止めたもの>>*21の考えによるだろうけど]
役目を喪い棄てられた術具に新たな使命が宿った。
めでたいことだよ。
[祝福を述べる。この瞬間は、修練者の名の通り。信徒の一人のように厳かな口調で呟いた*]
― 湖畔 ―
まぁね。とはいえね、実は勝者の基準というのがおじさんたちには知らされていないんだよね。
ただ勝つだけならもう少し違う方法もとろうとおもえばとれるだろうけど、それが神魔殿に勝利と認められるかどうかは別問題なのだよね。
[だから奇襲などを使った戦いかたが推奨されるかわからない。少し頭が回ればそのように思うものじゃないかな。なんていう思考もあった]
力そのものか…そうだね。『他より抜きん出し力を示し』…だったものねぇ。
[樹の力をもつ弟子>>27の見解に、ふむ、と頷く。競い合うきっかけとなった言葉を思い返す。対なる花。新たな縁を結び合わせる場。少しだけ思考したが]
予測の域にでない思索は夜に焚火とともにするほうがいいか。
そのほうがロマンチックだ。
[なんて、おじさんはのほほんと笑う]
[弟子の賛同>>28も得ました。
とはいえあわてんぼうな相手だったら困りますし、クレステッドとヴィンセント主従に戦いが起きたときに被害が及ばぬように、距離をおいて、適当に座れそうな石の上によっこいせ。と腰掛けていた。旗布を交換などしていた。
そしてしばらくして]
来ましたか。
[人影が現れる。
対の花という通り、先ほどと同じ二人分>>26 >>29だ。
立ち上がり、やってきた人影に体を向ける]
試練の競争者とみて間違いないかな?
[長柄の棒で肩をとんとんと叩きながら問いかけた*]
― 湖畔 ―
そう、例えば勇気を示すことが最重要だったら、おじさんたちは負けたことになっていたと思うね。
[まあ具体的にどうこうはいっていないが、せめてよくわからない行動をして敗北はしたくないものだ。そんなことを弟子との会話>>33をしながら思うところ
だからひとまず話しかけるということから始める手段をとるのは最初の方針と同じであった]
ふむ、見たところ軍人と…
[さて、もうひとかたは見てわかるほどの装束であったか。なお、おじさんは旅人だね。
軍人な彼>>35はまどろっこしいことは嫌いなようだ、とは思いつつ]
おや、知り合いだったか。
[とはいえ親しみを感じてはいないようだが、とは弟子の声色>>34から察しつつである]
どうやら、君の相棒さんは色男なようだね。
シュラハト国ではよくあることだろうね。
[国については色々と縁を持ちそうな国と、適当に辺りをつけていっただけである。
先の試練といった相手の女性>>37の言葉に軽口を叩くようにいって]
おじさんはローランド。気軽にダンディなおじさんとよんでくれ。
さて、そこの美しいレディ。お名前をお聞かせ願えますか?
[試練の真っ只中というのに対応がナンパである]
どうやら、君の相棒さんは色男なようだね。
シュラハト国ではよくあることだろうね。
[国については色々と縁を持ちそうな国と、適当に辺りをつけていっただけである。
先の試練といった相手の女性>>37の言葉に軽口を叩くようにいって]
おじさんはローランド。気軽にダンディなおじさんとよんでくれ。
さて、そこの美しいお嬢さん。お名前をお聞かせ願えますか?
[試練の真っ只中というのに対応がナンパである*]
[弟子と彼との知り合い具合>>42を横できく。
敵対する立場とききながら、静謐な気質をもって試練に向かうという弟子>>43の成長を、目を細めて見守り]
いったろ。単なるおじさんさってやつさ
[軍人のはっきりとしたジト目>>45に飄々と笑って答えた*]
[弟子と彼との知り合い具合>>42を横できく。
敵対する立場とききながら、静謐な気質をもって試練に向かうという弟子>>43の成長を、目を細めて見守り]
いったろ。単なるおじさんってやつさ
[軍人のはっきりとしたジト目>>45に飄々と笑って答えた*]
はは、ダンディさはまだ足りないかな。
[想像通り、のらりくらりとした態度で青年>>56に応じつつ、互いの相手が決まったともいえる。自分は意識を、もう一人に傾ける*]
[彼女の軍服の作りからはからは近隣ではないことだけは察しつつ、名前を名乗ったところで、困ったような返事>>49>>50が届いて]
おや、何やら訳ありのようだね。
ならやめておくよ。乙女の領域に無粋に入りこむのはおじさんの仕事じゃない。
でも呼び名がないと不便だし、必要があったらアウェスと呼ぶことにさせてもらうね。
[鳥を意味する言葉を口にする。とはいえ、そのどこかもどかしくも頑なな様子が、籠の中のが、前につくかもしれないが]
ああ、いいさ。
ダンスの所望か花を愛で合うことになるか。
[弟子も相手を決めたようでしね。
軽い口調は変わらずに相対する彼女を見据える。
アウェスの武器は長柄だな。だが花(術)を重視するのか。な、そんな言葉遊びをしながら長柄の中央に両手を重ね持つ。
先端に任せた布が任せた側をアウェスへと向けるのは槍術のような構え]
アウェスの武術の冴えを、まずは見せてもらえるかい
[そうはいっても、別に合わせるかどうかという点には期待していない。
身を低くして、アウェスに向けて接近、突きを放つように右半身を逸らして、そのまま踏み込んだ左足を軸に反転するようにして放ったのは、アウェスの右側より薙ぐような払いであり、布が鞭のように伸び、狙うのは背中という。二方向からの攻撃であった**]
[薙刀の柄で薙ぎ払いを防ぐアウェスは、鞭のような一撃が背を打つ感触と音が届く]
あまり乙女の肌に傷をつけたくはないのだけど戦のダンスを踊れる人にはそれも失礼だしね。
[受け止めた薙刀への力が抜け一瞬力が逃れ手が軽く泳ぐ。
その間隙に背の半身を向けている側より薙ぎ払う刃>>*31を放つのをみながら、軸足をそのまま相手の側面に回りこむような足運び、自らの棒の動きは力が泳いだ方向そのままに動かして背中に背負うように棒を構え、左手は腰に回すように、背を向けたままその薙ぎ払いを受け止める]
思ったより重い一撃だね。
[背に向けるようにしたため力はしっかり入るわけでもない、手に痺れを覚えながらも、今度は左手で長柄の中央を握り旋回させ、薙刀を地面側にはじくようにしながら、くるりと回転し、途中右手に持ち替えた棒で真上から叩きつけるように降り下ろした*]
確かにアウェスのは痛そうだ。おじさん痛いのは嫌だからがんばらないといけないんだ。
[そんなことを軽口を述べながら体は動く。槍術から棒術へと転じて、半ばあたりから棒を旋回させつつの防御、弾きからの打ち下ろし。
容易く間合いを外れぬようにという動きであったが、それを自らの打撃を受けること覚悟をもった行動には少し驚く]
おや、こんな間近で見つめあったらおじさん照れてしまうね。
[にっと笑いかけて、右手で受け止められた棒>>*40をひくことなく押し込むようにしながら棒を傾けて、体の全面に斜に構えるように整えていく*]
そりゃ美人を間近にしたらそうなるものさ。
そのお堅い表情は和やかに咲く姿のほうが似合いそうだけどね。
[まあ、向けられてるのは、生真面目ともいえる感情を落さないものだけどね。とは内心で呟く]
ところでね、アウェスは改めて縁を結び合わせれたのかな?
[問をむけながら、鍔ぜり合うように交差する長柄と長柄>>*48、一度両腕でぐっと力を込めて押し込むようにして]
おじさん宗教柄そういうのも気になってね。
[なんて笑みかけ、押し込んでそして反動をつけるように引き抜く、アウェスと飛び越えるように宙返りをしてアウェスの背後に降りたって、振り返り際に、背後より下段にむけて薙ぎ払いを放ち、伸びる布はその体に、あるいは足に絡みつけるように伸びていく*]
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