
144 クルースニク、襲来!
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― 城内/廊下 ―
[胸の内に嫌な濁りが拡がる。
聖女のように光を手繰るには、>>126
右腕から上る痛みが邪魔をするが、
茨が朽ちたと言うのに胸騒ぎが収まらない。
地下より抜け出て、一階に戻る。
廊下の窓からは半壊気味の前庭が見えた。
前列に置いた三者は各個進攻したはずだが、
その後を追えていない。
三者は勇士であり、当軍の火力である。
ざわりと波打つ風を操り、近くの気配に意識を伸ばした。]
(162) 2014/02/22(Sat) 11:59:59
[ともあれ、腕を治さねばまともに風精が応じない。
暴発紛いの陽動にはなるが、指向性を絞れないなら、
戦力として数えるには難が在る。
風の声を聞き、廊下に脚を進めた。
従者伴うまま、義務を果たさんとする男はいずれ、
心の半分を失った獣にめぐり合うこととなるか。>>42
――いつも運命は過酷にて、人の前に立ちはだかる。
救世主だけは、そうと生まれるのではない。
その頂に辿り着いたものが、救世主の名で呼ばれるのだ。]
(168) 2014/02/22(Sat) 12:34:44
[神の子と、聖女の面影が脳裏を過ぎる。
戦局は正念場を迎えようとしていた。
*黎明は未だ遠くに。*]
(170) 2014/02/22(Sat) 12:37:15
聖将軍 ソマリは、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 12:39:45
聖将軍 ソマリは、変わり者 アレクシスに話の続きを促した。
2014/02/22(Sat) 12:47:40
[男の心は強く在った、或いは強く在ろうと努めた。
何故ならそれこそが、我が身が背負った義務であったからだ。
義務を背負わず、自分で在れるのは限られた世界。
それを罪と覚えぬ相手は極限られ、
彼女はその中の一人だった。
ひらひらと舞う蝶が居たのなら、
祝福を強請った唇が気恥ずかしげな苦笑の形に変わり。]
―――君とは花畑で逢いたかったな。
きっと戦場よりも、よく似合う。
[無知の言葉が、蝶を通じて彼女を苛むとも知らず。
ただ、純然と小説の中のワンシーンめいて呟いた。
蝶に誘われ、再会成すなど、遠い夢物語に過ぎず。
どれだけ抗い、どれだけ夢想しても、運命は勝手にやってくる。
血に濡れた月下で、きっと必ず、後悔と絶望を抱いて回り逢う。]
(@1) 2014/02/22(Sat) 12:48:31
[出逢った事すら罪なのだ。と、
互いに退けぬものを抱える両者は、
聖に、魔に、咎に、
友に、血子に、
―――重い裁きを受ける事となる。*]
(@2) 2014/02/22(Sat) 12:50:17
― 城内/廊下 ―
[結界の要と成るは神子と聖女。
己は制御を司るが、力の根源は二人にある。
たとえ、舵たる己を失おうと船は沈まぬが、
聖者轟沈なれば、舵のみで海原を渡れるはずも無い。]
無事で居て欲しいものだが、世の中上手く出来てないな。
全く、骨を折る話だ。
[つくづくと云った様子で冗句めかした声を漏らした折、
空気を震わせる咆哮を聞いた。>>174
音に大気が揺れたのではない、
強者に空間が屈したのだ。]
(195) 2014/02/22(Sat) 15:46:33
――――ッ!
[強大な魔が迫る。
黒い影は、優麗たる銀の魔物の面影を残さず、
その心は悲しみと怒りに彩られていた。>>176
何度目か知れない舌打ちを漏らし、
我が剣に激を飛ばす。]
来るぞ、クレステッドッ
俺の傍はつくづく飽かないだろう、構えろっ!
[聖気を感じていても、そこに至るまでが遠い。
己も剣を抜くと、クレステッドに前衛を任せて、>>189
魔物を迎え撃つべく、気迫を迸らせた。]
(197) 2014/02/22(Sat) 15:48:55
[クレステッドの背中を見やりながら、間々ならぬ右腕が惜しい。
己は剣を握り、義務を果たさんと立ち向かう立場。
明らかな瘴気は物々しく、湿る重圧を場に漂わせている。
手負いの身では、足手まといになりかねない。
それを理解すると、男の行動は早かった。
口腔で呪を唱え、ふわりと動かす風精の祝福。
強化を掛けるのは慣れた自身の身にではない。
クレステッドの肢体に、風の加護を与えた。
彼の手足に絡める風は、運動性能を底上げする。
怯まぬように、竦まぬように、魔を打つ一刃と使わんが為。]
君を使うぞ、クレステッド。
その献身を示せ。
(200) 2014/02/22(Sat) 16:00:10
聖将軍 ソマリは、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 16:04:21
― 城内/廊下 ―
ッ!
[黒獣と変わった魔物と対峙していた所へ
右腕に鋭い痛みが走り抜ける。
まるで、護るべき結界の要が脅かされる感覚。>>211
もしも、バルタザールの記憶の隅にでも、
この城を覆う結界の構造>>0:400が残っていれば、
聖女と神子は野茨城に掛かる鎖にも見えたかもしれない。]
この感覚、ユーリエか…ッ
[即座、優先すべきは何かを考える。
一瞬の思考は脳内で組み上げられて、クレステッドに視線を配った。]
(216) 2014/02/22(Sat) 20:59:01
此処は任せる。
力を揮え、勝ち残ったら、
――――次も血の道だ、我が剣。
[斬り捨てて、屠り、それでもまだ男の道は血塗られている。
彼に己が呉れてやれる唯一の褒賞は、いつも、いつだって、戦の熱。
自身の剣として戦乱を駆け抜けよ、と、強き思いを彼に託した。]
(-100) 2014/02/22(Sat) 21:00:04
[途端、右腕に風の力を集め、制御に難のある腕が揺れる。
奥歯を噛み締め、上り来る痛みと熱に眉を顰めた。
掻き集める力は、どうしても千々と零れ、
意識に対し、出力が下がる。
だが、不調に構わず力を一気に解き放った。
それは二度に渡り、城を破壊したものではなく、
己の身体を風の障壁で包んで戦局から離脱するもの。
大きく飛びのくと、一度、黒き獣を睨みつけた後、
聖女の光を目指して駆け出した。
金色の長い尾が、軌跡を描き、靴音が高く響く。
聖将の背を追いかけようとも、己の従者がそれを拒むか。
―――彼が失った絆と似た、
剣と将の絆をありありと見せ付けるように。]
(217) 2014/02/22(Sat) 21:00:29
聖将軍 ソマリは、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 21:02:44
聖将軍 ソマリは、聖光の ユーリエに話の続きを促した。
2014/02/22(Sat) 21:03:07
/*
微妙に自分の動き方が悪い気がする…!
精進しよう、精進しよう。
(-101) 2014/02/22(Sat) 21:07:56
― →聖女の下へ ―
[駆ければ当然のように右腕が痛む。
当然だ、肉の中で砕けた骨が神経に触れるのだ。
痺れは首筋まで回って、感覚が鈍る。
それでも駆け出さずには居られなかった。
首筋に薄く浮いた汗を拭うこともせず、
光を辿り、階段を踏みつけて伸び上がった。
視界の向こうには、聖女の光。>>220]
―――ユーリエッ!
[聖女の下へ近づく光。
彼女の思考に介入するよう、声が響いた。]
(226) 2014/02/22(Sat) 21:22:27
[聖女は悲痛な顔をしていた。>>230
本来なら、彼女は未だ幼子。
その双肩に過酷な宿命を背負っていても、
迷子のように使徒の名を呼ぶ彼女に、逸る気が抑えきれなかった。
駆け寄る彼女の小さな体躯を我が身で受け止め、
彼女の背を労うように撫でた。>>233
剣を握るままの左手で、彼女に触れるのは不遜であったが、
その様子から大事を知るのは容易かった。]
ユーリエ、如何した。
何があった。君を脅かす何が―――、
[切れた息を弾ませ、言葉の中に気の置けぬ騎士の名を聞くと、
己の腹の底に溜まっていた予感が、ズルリと這い回る。]
―――…バルティ、が…?
(236) 2014/02/22(Sat) 21:35:50
飴ありがとう!ありがとう!
返せなくてごめんよ!アレク!
[からっぽの飴袋逆さにしながら]
(-107) 2014/02/22(Sat) 21:52:03
了解した、期待している!
神の子や聖女に気をとられすぎないようにな。
今の貴方は少しばかりですまない状態の悪さだ。
[任された闘いを引き受けた上で身を案ずる。]
(-112) 2014/02/22(Sat) 22:01:46
[聖女を抱く男の体温は高い。右腕から熱が回っているのだ。
だが、痛苦も予感も踏み躙り、
怯懦を一喝して彼女の声に耳を傾ける。>>238
彼女が聖女であるように、自身もまた聖将の名を背負う。
しかし、告げられた言葉には瞠目を禁じえない。
見下ろすユーリエの瞳には、微かに揺れた灰蒼の双眸が映る。]
―――……、……。
[バルタザールの体内には、一つの呪いが掛けられている。
教会が自衛のために施した試験作用の一つだ。>>51
人はいつだって、魔物よりも度し難い。]
(255) 2014/02/22(Sat) 22:08:30
……そうか、―――…そうだな。
[彼女の一言ずつに返す首肯。>>241
胸に篭る思いは、きっと誰も理解し得まい――彼の友以外は。
一度顎を引き、金の紗に視界を隠して。]
…………本当に、奴は、
[呟くように漏らせば、唇の裏を噛んで、そっと彼女の腕を取った。
相手の掌を己の右手に添わせ、熱を分けるよう、力が繋がる。]
良いかい、ユーリエ。
……君は聖女に成りなさい。
―――…少しだけ、力を分けよう。
[消耗し続ける腕に宿した風精を彼女の掌に移し、僅かながら刃を生み出す力を与えようか。
転写と言うよりは、一度二度、彼女に答える程度の風量。
聖女の手さえ、血に染めさせる男の断。
衛術に近い体温を彼女に分け、そっと、彼女にのみ聞こえる声で囁いた。]
(256) 2014/02/22(Sat) 22:11:26
――――……強く在れ、ユーリエ。
何もかも、救う力は、君の中に在る。
[科すのではなく、願うように、囁いて笑んだ。
そう、自分は救世主足り得ないが、
聖文変えて、世界を変えて―――、
朝を呼べるのは、未だ見ぬ救世主だけなのだ。]
(-114) 2014/02/22(Sat) 22:12:47
聖将軍 ソマリは、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 22:14:29
[そうして、聖女を庇うように一歩前に出れば、
風如く駆け来る友を―――同国の士を迎えようか。>>252
閃かせた剣は真っ直ぐに、バルタザールに向けられた。]
―――君は相変わらずだな。
[軽口を叩くも、彼を一途に見据える双眸が煌きを放つ。]
さぁ、俺の道を君に砕けるか。
バルタザールッ!
(271) 2014/02/22(Sat) 22:23:06
/*
No2に片腕使わず勝てるのだろうか…?
いや、ユーリエも傍に居るし、きっと大丈夫。
(-117) 2014/02/22(Sat) 22:26:22
力。
[ 繰り返して、見上げる。
どういう意味だろう。
聖女最後の自己犠牲、命を賭けて起こす奇跡のことだろうか。
しかしそれならば、「強く在れ」とは少し違う気がする。
「何もかも」が、魔物も含めた何もかも、
と言う意味に聞こえて、どきりとする。
掴みかけて掴めない、自分の進む方向に触れた気がしたから。 ]
(-118) 2014/02/22(Sat) 22:26:29
[先に立つ者とは、礎と成る者である。
救世主とは、自ら選ぶ者である。
切り開く力をユーリエに与えれば、>>270
垂れ下がるだけの右を抱えても尚、怯む事は無かった。]
君の五年後が楽しみだって、話さ。
[肩越しに笑みを投げかければ、軽口で締めくくり。
大きな轟音が、幕開けを知らしめる。>>268
浅く息を吸い込めば、僅かに腰を落としての構え。]
(278) 2014/02/22(Sat) 22:36:18
(-122) 2014/02/22(Sat) 22:48:42
[訪れたバルタザールを見れば分かる。
彼の中の神が砕けていることも、
これほど傍に居ても、使徒の気配を感じぬことも。
灰煙から影を揺らして、対峙する彼に双眸を細めた。>>280]
久しぶりだな、再会を祝うにはお互い難儀そうだが。
……君に俺の記憶があるなら、
剣を退けなんてつれないことは云わないさ。
―――…俺も君も、随分と不器用だ。
[そんな事は百も千も承知だ。
彼のことなら、万も知る。>>283]
(293) 2014/02/22(Sat) 22:55:07
[彼の強さが信仰に基づくものだとは気付いていた。
一本の芯を通して、生き様を見せる。
自身の知るバルタザールと言う男はそう言う男だった。
危なっかしい男だと思っていた。
聖将の名を背負っても、
人を変えるのは神ではなく人なのだと信念を持つ身。
言辞を弄して、と告げられた言葉を未だ覚えている。
彼は実際のところ、身に染みる感化に甘いとも。
だから、敢えていつもはぐらかした。
神の為でなく、野茨公の為ではなく、誰が為でなく。
自身が為に戦う彼を、いつか見てみたかったから。]
(-128) 2014/02/22(Sat) 23:01:36
[聖女を護る騎士然と、嘗ての友と対峙する男。
耳で拾った囁きに、少しだけ笑みを噛むと、言葉には答えなかった。
女の子相手に嘘を吐くなんて、沽券に関わる。
彼女の祈り>>286を背負い、
笑んだバルタザールに瞳を揺らす。>>287
近づいてくるもう一つの光も感じながら、>>288
右腕を重力に任せたまま、床を蹴った。
バルタザールとの距離を一気に消化し、眼前まで。]
(298) 2014/02/22(Sat) 23:06:44
[いつか、を考えることはしなかった。
義務の果ての未来など、どうせ知れている。
だが、己を強くと掻きたてる義務が無くば。
その仮面が落ちてしまえば。
己が散々見ない振りをして、
知らない振りをしてきたソマリと言う、
本当の男が追いかけてくる。
本心を踏み躙り、貴族として強く佇む己へ。
血の徳を超えた、運命がやってくる。]
(@6) 2014/02/22(Sat) 23:16:26
[名も知らぬ、顔も知らぬ彼女は、己の心を知っている。
本当の、唯の男である自分を、彼女だけが知っていた。]
(@7) 2014/02/22(Sat) 23:17:03
この世界で唯一人、君を屠るのは俺だ。
俺は、俺の剣を揮うぞ!バルタザールッ!
[応と答えるが如くの声。
誰かの為に下ろされる剣とは本質から違う。
お互いに足りないものを補い、お互いに欠けるものを持つ雌雄。
上から降り注ぐ一太刀を迎える曲刀。>>303
彼の眼前で踏んだ急停止に背が撓り、
左足を引いて、重い剣筋を受け止めようか。
軋んだ金音を聞くと同時に、
身を反らす反動を利用して、右足を持ち上げる。
彼の体勢崩し剛力を削ぐべく、腹部へと靴裏から一蹴を放った。]
(310) 2014/02/22(Sat) 23:26:33
[1]
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