情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
/*
おつかれさまでした。
ゆるゆるが過ぎる出没具合でしたが、村であけおめ言えたので満足です。
[正面に座るトールは、手を頭の後ろで組むなどしてくつろいだ様子だ。
分かっているとでもいいたげな笑みを軽く睨んでおく。
伝声管からは変わらず賑やかな声が聞こえていた。
問いに答えも返ってきたが>>2:11、知っている場所かどうかは判然としない。]
おいしいもの、ですか。
[リクエストを受けて、すこし考える。]
そうですね…。
新年ですから、ガレット・デ・ロワの用意があったはずです。
丸いパイのお菓子ですね。
[せっかくだからと、普通に使える伝声管から艦の厨房に連絡を取って、持ってきてくれるようにと頼む。]
[風景映す伝声管の向こうでは、子供たちの前に食べ物が現れたらしい。
魔法……。という顔になったが、そういう世界なのだろうと理解しておく。
つまりたぶん、海は繋がっていない。]
せっかくですし、私たちもワインなど開けましょうか。
実はオルヴァルの白を持ってきているんです。
[持参していたボトルをテーブルに置き、勝手知ったるとばかりに戸棚からオープナーとグラス二つを取り出す。]
ウルケルの方からきたデーツなどもありますが、
皇后様からお届け物などある頃合いですよね。
[首都からの連絡便が到着したのは知っているんですよ、と皇帝に笑み向けた。]
[支度調えるうちにガレット・デ・ロワも届けられ、グラスには淡い金色みを帯びた液体が注がれる。]
では、新しい年と、みなさんのおいしいものに。
乾杯――。
[グラスを掲げて、元気な声に唱和した。*]
/*
考えてみると、オルヴァルの白とか、ややこしい発言ですね。
(ベルギービールの名前を地名にする弊害というやつですか。)
今年は正月があっという間に終わってしまった気がします。
もう少し休み長くてもいいのに……。
[出された小箱の中を見て、笑みはさらに柔らかくなる。]
お上手ですね。
食べるのが惜しくなりそうです。
これは陛下かな。
これなどは私に似ていませんか?
[皿の上にクッキーを並べて、力作をたっぷり鑑賞した。*]
/*
他のみなさんは肉や餅でお食事なのに、私たちはお菓子でワインですよ。
単に、料理が思いつかなかったんです。はい。
今年のフェーブは*蓮華*を象ったものだと聞いていますが、
間に合っていれば、試作艦の模型かもしれません。
[水の中を進む船のデザイン案は、最近できあがったばかりだ。]
もちろん、模型をさらに簡略化したもの、ですが。
引き当てられれば、開発が進むかもしれませんね。
[澄ました顔でガレットを切り分け、一切れ差し出した。*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新