情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[ 術を解いて戦禍を駆け抜ける
イースは大丈夫だろうか、
走りながらもチラ、と後ろを振り返った
その先でイースが凄まじい熱と光に
呑まれるのを見た
――と同時に爆発の余波で吹き飛ばされ
壁に当たり息が詰まった ]
やった、のね…
[ その光の中からイースが無事に出てくるのを見てほっと一息。
胸元の赤い実には気付かないけれどイースを大切に思う人の力が、イースを護ったのだろう、と。
床が小刻みに揺れ始めるのにも気付かぬままに、しぱらく放心したように座り込んでいた
ごめんね、
また心配かけちゃったね。
もっと強くならないとな…
[ 駆け寄ってきたアルフレッドに苦笑まじりの謝罪を。
普段より幾分素直なのは、それだけ心配をかけてしまった事を分かっているからだ
果てしなく大きな壁を乗り越え、また誰一人欠ける事無く会えたことに安堵したせいか、力が抜けてしまったようで。
アルフレッドに支えられ影の竜の元へ ]
あれ、この竜…
[ 先ほどの戦いで影から形作られた筈の竜は
確かな質感を持って其処に存在していた
思わず王子の方を見るが、当人も困惑気味のようで。
ならば私の方で今分かることは無いだろう
力強い羽ばたきに身を任せ、ゆっくりと魔王城へ向けて舞い降りてゆく ]
ええ、帰りましょう
混沌の満ちた世界に。
[ 多くの想いが渦巻き
時に不協和音を奏でながら日々変化する世界へ
――だからこそ美しい世界へ* ]
― 回想:風の丘に眠りしは ―
[ イースの計らいで人の世界に触れた後、少女は人里離れた花園に足を向けていた。
イースの細くて長い指にはきっと花がよく似合う。
蝶と戯れつつ穏やかな風の導くままに。
人里離れたそこに” 風の丘 ”はあった。
人間の居住地よりはエルフたちの世界に近いそこは、今は穏やかな風精と花のみが息づく世界。
かつて住んでいたであろう人の存在を示すものは、幾つも並んだ墓標だけであった]
不思議。
初めてきた場所なのに、どこか懐かしい。
私の風の精も喜んでいるみたい
[ 普段は滅多に顔を出さない筈なのに、穏やかな風の吹くこの地に着いた途端に喜びの色を示しながら飛んで行ってしまった。
苦笑を浮かべながら、どこか懐かしい香りを楽しんでいると―― ]
―――ッ!
[ 突然の強風に尻餅をついた。自然の風ではない。
己に馴染みのある風の衝撃波の一種だが、それを放った相手が戦いに慣れていない事だけはよく分かって。
体のあちこちから赤が舞い、瞬く間に癒える傷にさえも気付かぬままに、茫と相手の顔を見つめていた。
そこには鏡と見紛う程によく似た顔を持つ少女が居た。
“……カヤ?”
少女の唇が紡ぐ己の名に、自然と涙が零れた ]
[ 彼女は生き別れていた双子の姉だった。
何度も何度も、”風の丘”を訪れては色々な事を話した。
力を悪用されるを恐れ閉鎖的な一族であった事。
反面エルフ族とは友好的であり助け合う仲であった事。
放浪するエルフに声を掛けたこともあった事。
ちょっとした行き違いから魔族に戦いを挑み、…そして敗れた事。
生き別れた双子の姉妹。二度と離れまい、そして二人で平和に生きてゆこうと誓った。
イースにも話すことは出来ない。
結局、故郷の花束と共にイースの元に残したのは
“今までありがとう”
…そんな他愛もない書置きだけだった ]
[ 未熟さ故に襲撃から姉を護ることは出来ず。
哀しみと怒りの炎を胸に抱いて故郷を後にした
強化の術により朽ちることの無いそれは、今も姉と共にひっそりと眠っているのだろう* ]
/*
半端な時間にこんにちは
高速で駆け抜けた後に何人か起きてたようで、ちょっと笑っちゃいました
出すかすごい迷いましたが、もしかしたら故郷の人がイースに声を掛けた事もあったかもしれない?的なアレです
/*
\魔王様ー!!/\魔王様ー!!/
魔王様の国作りにはそんな訳が!
どちらが悪いでなく、ただ主張が合わないんですねぇ
/*
いつの間にか寝落ちてましたね
フランちゃん夜中に来てたのね!お疲れ様です!
私もまだ降りただけなので、気負わずごゆっくり〜!
/*
割り切れないから魔族を嫌う、情を捨て切れないから心から嫌うことも出来ない、どうしようもない感じ
ぐだぐだ悩みつつ、だからこそフランや勇者の進んでいける強さに憧れているのかもですねぇ
/*
わーい、イースは補完ありがとうございます!
魔族を捨て人間として生きる選択をした現在がある以上、イースから見たら本当そうですよねぇ…(出すか迷ったのもソレ)
“貴女が”にグレードアップした事と、大切に思ってくれていた事に中の人が大変ニコニコしています、ありがとう!
戦闘軸はまた夜に**
/*
フランとクロートの過去素敵…!
フランの言葉は何故か安心感があって、自然と慕いたくなるのだよね。\お姉さま!/
とても好き!
影を出たアルフレッドの戦いもかっこよくて胸熱…!
それぞれ個性は違えど、皆格好良くて強くて可愛いの、本当ずるくないですか…[デロデロ溶けてる]
ログ見つつ、どう動こうか迷いつつ、カクカクしてますので消えたらお察しください*
私は貴方たちを否定する気はない。
…けれど、勇者の«想い»を
妨げさせはしないわ
[ スゥ─ ッと双眸を眇め
矢を番えると魔王の刃を見据えた
様々な想いを抱え、それでと譲れないものを一条の矢に託し
─────金色の光が王の剣へ走った*]
/*
こんばんは!
切られたい、に笑いつつ、ちょっとバタバタしていて着席遅くなります、のでこの後は静観の構え
*
/*
〆はちょっと間に合いそうに無い…
ので、ひとまずお疲れ様でした!
楽しい村をありがとうございました!
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新