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……ま、ここでこれ以上言っても、多分行きつく先は平行線、だな。
それに、お前さんが本当に話さなきゃならんのは、俺じゃない。
[誰、と明言はしないが、言わんとする所は伝わるか。
脇差を左に持ち替えつつ、突き立てた太刀の柄に手をかける。
そのまま、動く事はしない。
それは、引くなら追いはしないが、この場を譲る気もない、という意思表示。//]
……そっか。
[ぽつり、零れた言葉>>145に浮かべたのは苦い笑み。
それが、人を生かす力になるのは──知らないわけでも、ない。
だが、それを言葉にする事はなく]
……んなもん、言われなくたってわかってらぁな。
[俺の前に、という言葉。>>146
その物言いに、これが覇王の気質ってヤツか、と思いつつ、ダンクラードが馬上に上がるまでそのまま動かず。
それがなされると同時、こちらも立ち上がった。
大小二刀を両手に提げ、ふらつきながらも、自陣営の方へと下がる]
……状況、端的に。
[支えるべく近づいてきた兵に問うのは、橋近辺の戦況。
崩れそうになっても、なお。
銀灰は、未だ、閉じるを自身に許さない。//]
― サクソー川/橋の北側 ―
[短い時間ですっかり馴染んだ声>>152が響く]
……あー。
あのおっさんには、確かめねぇと、ならねぇんだった……。
[戦友がどうなったのか、を。
一方が来て、一方が来ない。
その理由は察してはいるが、問わずにはおれないから。
が、問いを投げるより先、こちらに近づく騎影>>158が見えて]
……っ……おっちゃん……。
[それが誰か、を認識した瞬間、少しだけ安堵に声が滲んだ]
……わり、結構やられてる。
んでも、『あっち』も正念場っぽいからな。
こっちが崩れるわけにゃ、いかねぇ。
[あっち、とかこっち、とか。
何を意味するかの説明もしないまま、そんな言葉をなげかけた。//]
正規軍剣士 クレステッドは、平原の民 エディ を投票先に選びました。
……オクティ。
[声にできる限り、痛みの陰を映さぬようにと気を配りつつ、呼びかける]
今、ダンとでくわして、やり合った。
[告げる内容は、ごく端的な状況報告]
あいつ、ほんと。
変わってねぇわ。
いろんな、意味で。
[前後を完全飛ばした、要点だけの話し方。
それが、余裕のない時の癖なのは、知られている事だろうけれど。*]
― サクソー川/橋の北側 ―
まーな。
元々、色々ぎりぎりではあったけど……。
[状況報告を聞きつつ、は、と一つ息を吐く。
ついで、思いだしたのは、届いてはいたが目まぐるしさに後回しにしていた伝令の内容。>>2:5]
……森の方も、なんかあったんだっけ。
ま、今はそっち見てる余裕もないけどな。
[攻防の決着がつかなければ、手を出す余裕もない、と苦笑して]
……ん、そだな。
やる気は衰えてねぇ……まだまだ、行ける。
[どちらにしろ、引く後ろはない。
ここで折れる訳にはいかないから、返すのは頷き。
銀灰はふ、と、北へと移ろい、すぐに目の前へと戻る。
向こうはどう動くか、それを見定めるために。**]
ああ、真っ向から勝負吹っかけられてな。
……さっすがに、お断りするわけにもなー。
[冗談めかした口調で告げた後、は、と一つ息吐く気配が落ちる]
でも、変わった部分もある。
……前よりも、地に足がついたっつーか、なんつーか。
ま、一筋縄じゃいかねぇわ、ほんとに。
[相対して、刃交わして感じた事をそのまま伝え]
それでも、さ。
あいつ、お前と話す気自体はあるみたいだぜ?
ま、そのためには前に立て、とか。
言いぐさは相変わらずっつーかなんつか、だったけど。
[軽い口調を維持して綴れたのは、そこまで。
語気強まった問いかけ>>=3に、う、と短い呻きが上がった]
……あーと。
とりあえず、五体は満足だ。
あと、骨はいってねぇ。
[怪我をしていない、なんて言っても多分バレるし、していないはずがない状況なのは察しているだろうから、そう告げる]
このっくらいは、無茶の内に入らねぇよ。
……刀が振れるうちは、問題ねぇ。
[実際には、両腕共に傷ついて、色々と辛いのだが。
虚勢半分、そう告げる。
後で怒られるなー、というのは、わかり切っているのだが。**]
― サクソー川/橋の北側 ―
……ま、先々まで考えてるってのは、当たり前か。
[次の一手、という言葉>>202には、と息を吐く。
北から、湿原へと動く視線。
あちらの警戒に残した組からの連絡は来ていたか、とそんな事をふと考えた後]
そりゃな。
自分より年上が多いってのに、腑抜けた事は言えねーよ。
[飄々と笑う>>203のに、こちらも微かに笑んで返す。
意地張り半分、本音半分の軽口は、自身に言い聞かせる部分も少なからず、ある]
[そんな、見た目は軽いやり取りの後。
敵陣はどう出るか。
それを見極めるべく視線向けた北の方]
……ん。
[この位置からでは、仔細ははきと見えない。
だが、そこにある空気は伝わってきて。
僅か、銀灰を細めた。**]
[鉦の音が響く。
それが何を意味するかは、敵陣の動きが示していた]
追撃はしねぇ。深追いすればこっちが不利になる。
それに……。
[どうするのか、と問われたなら、返すのは端的な指示と]
俺たちの目的は、ここを護る事で、あちらさんの殲滅じゃねぇ。
余計な血が流れるのは、オクティだって望まねぇだろ。
力だけで勝てばいい、ってな単純な事やってるんじゃねぇんだから。
[追わぬ選択肢の理由。
相対していようとも、同じ国に生きる者。
その血が無為に流れる事を友は望まないだろうし、何より]
あんなモン、見せられちまっちゃなあ……。
[絶叫と共に駆けて行った姿。
邪魔はできない。
そう思わせるだけのものが、そこにはあった。**]
俺だったから、か。
……ははっ……否定できねぇかも、それ。
[相対した自分に彼が投げた言葉>>2:435を思い返し、く、と笑う。
思えばあの言葉があったから、変わってない、と感じたのだった、と思いつつ]
ああ……何も考えずに突っ込んでても良かった頃とは、違う。
あいつもあいつで、自分の背負うべきものがある……その上で、動いてるってのが、見えた気がした。
[対峙の中で見たものを思い返す。
一筋縄ではいかないな、と改めて思わせたものに思いを馳せたのは、刹那]
ま、そこは、な。
[先に話ができれば、というのは少なからず思う事。
けれど、それを容易く選ぶような気質ではない──とも、思うから]
……ああ。
ま、ただ話す、ってわけにゃあいかねぇだろうし、色々と面倒もあるだろうが。
やってやらねぇと、な。
[友がそれをなせるように。
そのために、自分がやるべきを果たす、と。
密やかな決意はわざわざ言葉にはせず]
……あー……。
[最後通告の如き呟きには、何も言えず]
…………わかった。
[ただ、それだけを、返していた。*]
― サクソー川/橋の北側 ―
……ん、そーだな。
あいつが戻ってくりゃ、状況もだいぶ変わるし。
[コリドラス>>291に頷き返しつつ。
ほんの一瞬だけ、銀灰が遠い所を彷徨った。
が、それは一瞬の事、青年はすぐに表情を改めて]
ん、わかってる。
無駄に長引かせるわけにはいかねぇからな。
[既に、撤退の動きは出ているが、いずれにせよ長引かせるわけには行かない、と。
近くにいた兵に、全軍に戦闘停止、追撃なし、の号を伝えるように、と指示を出し、それから]
……帰らせる前に、と。
[撤退する敵は追いはしない。
けれど、問いたい事はある。
銀灰が向かうのは、副将たる巨漢]
……おっさん!
ツェル、は。
[投げかけたのは、短い問い。
返る返答は如何様か。
それがどんなものであれ、青年は真っ向からそれを受け止めて]
……あちらさんが引いたら、負傷者の収容急げ。
敵も味方も関係ねぇ、動けねぇやつぁ全員まとめて医療班送りにしろ。
……あ、言うまでもねぇが、あちらさんの武装は解除しろよ。
[一つ息を吐いた後、指示を追加する。
もし撤退に取り残された敵兵がいるならば、武装解除の後に同じく手当てをするように、とも付け加え]
……死者に対しても、扱いは同じだ。
いいな?
んな奴はいねぇと思うが。
死者を冒涜するような真似したら、ぶん殴るってのを、徹底しろ。
[そこは譲れぬ事だから、といわんばかりに念を押した。//]
……オクティ?
[指示を出した所に届いた声。>>=12
内容は喜ばしい事だが、声音が硬い。
要点だけを伝えるそれに感じるのは、違和感]
……そっか、了解。
こっちも、どうにか護りきれそうだぜ……あちらさん、引き始めてる。
[こちらも現状を端的に伝え、それから]
……何があった?
[問いかける声音は、柔らかいもの]
……あー……余裕ねぇなら、戻ってきてからでも構わんぜ。
[それはそれで、先にこちらが大変なことになる気もするが。
こんな時、無理に聞き出さずに、本人が話せるようになるまで待つのは昔からの事。*]
……ん、わかった。
じゃ、後でな。
……みんな、待ってるから、な。
[みんな、と。
先に告げた時よりも、人数は減っているがそれでも。
ここにいる皆が帰りを待っているのは確かな事だから、そう告げる]
[砦を抜ける時に、何かあったのだろう、と。
問わずとも、その位の予想はつく。
だからこそ、今は深く問わない。
心配は心配だが、それに囚われていられる時ではないのだから]
……その代わり。
吐き出す時は、全部吐けよ?
[しれっと付け加えた一言は、思いっきりどの口が、と突っ込まれそうなものだった。*]
― サクソー川/橋の北側 ―
……ん、ああ。
そーいや、そうだな。
[コリドラスの進言>>320に、ひとつ瞬く。
いわれてみれば、というか、独自の風習というものには、色々と覚えがある。
そも、自身の父の弔いの時がそうだった。
今から12年前。
父リカルドが病に伏し、息を引き取った時。
周囲は辺境伯に従い、その道を支えた者として丁重にに弔う、と言ってくれたのだが当時まだ少年だった青年は、全力でそれを拒否した。
自身が死したなら、『一族』としての弔いを。
それが、父の何より望みだったから──色々と暴走気味に周囲の気づかいを跳ね除け、父の遺言を通したのだった]
……っかし、なあ。
そういう事にも気ぃ使う……ってのは、当然だけど。
予め、確かめなきゃなんないくらい、距離、あるんだな。
[医療班と、弔いを担当している班に向けて伝令を飛ばした後、は、と息を吐く]
……色々、多難だねぇ……。
ま、それでも。
……そんな距離も、埋めてかねぇと。
何度も繰り返す事になるだろうからな。
[それを思えば、厭う事ではないだろうから、と。
今はまだ遠い友を思いつつ、呟いた後]
……っと……おっちゃん、しばらくここ、任せていいか?
ツェルんとこ。
行ってきてぇんだ。
[橋の方へと視線を転じて、問いかける。//]
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