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―幽界―
[クララによって命を落とした>>2:191彼は、今まで見たこともない空間で目を覚ます。
ただ広大で、何の色もないと思えばたまに虹色の輝きを見せ。]
地獄にしちゃあ…………恐ろしくねえな?
[周りを見渡せば、人間の姿が浮かんでは消える。
どうやら自分と同じく、死者の姿がいくつもあるらしい。
もともと人口の少ない村。たかだか5年しか住んでいない自分にしてみれば、死者の中に知った顔は多くなかった。
自分に興味を示すものも、今のところ居ないようだ。
真下を注意深く見れば、島で起こっていることも見える。
ただ、触れることは出来ないようだ。恐らく声も届かないのだろう。]
……ま、少しは動いてみるかね。
[周りに注意しつつ、近場を飛び回る。
そのうち、誰か知ったものの姿が見つかるだろうか**]
[下界の様子を見ながら幽界を漂っていると、ふと、誰かに呼び止められる。
俺のことを知ってる奴がここに居るとはねえ……などと思い振り向いてみれば、つい3日前に酒を酌み交わした男がそこにいるではないか>>+2]
……なんでえオットー。
……人狼にやられたにしちゃ、穏やかじゃねえか。
…………あぁ?いやちょっとまてよ……
[そう言って彼は下界を凝視する。
パン屋を見れば……穏やかな顔で息絶える、オットーの姿>>2:184。
ただ、その心臓にはナイフが突き刺さっている>>2:157
暫く、考えこむ様子を見せ……]
………驚いたぜ。
アンタも自殺志願者だったとはねえ……
[何か、確信があるようで。問うというよりは、指摘するというような口ぶりだった]
[オットーの返答>>+4を聞き。
やはりか、とばかりに頷いた。
オットーが如何なる思いで、自分を殺させることを選んだのか、それは解らないが。
騙しているのかもしれないという彼の疑惑。
安らかな彼の死に様。
それを見比べれば、なんとなく想像はついた。]
………ま、なんだ。
……こっから見える限り、他の連中はまだ生きてるみてえだし。
……死にたがりの老人から先に死ねたと思やぁ、……良かぁねえが、最悪じゃねえ。
そうは思わねえかい?
[自分もオットーも老人というにはあまりに早すぎる歳であることは、無論オットーも解っているだろうが。
とはいえ、自分たちより若い者しか、今の島に居ないのも事実で。だからあえて、こう告げた]
[ディーターも自殺したのか、という彼の問>>+5には直接は答えずに……]
……もう隠す必要もねえかな。
すぐにゃあ信じちゃくれねえと思うけど。
俺の本当の名はカイ・エーベルト。
大陸ではそれなりに名の知れた悪党さ。賞金が付くくらいには、よ。
ただ、俺は俺以上の悪党からしか盗らねえで、心から絶望する奴が出ねえように生きてきたつもりでいたんだが……
[それから……クララの名前を出すかどうか、彼女の目のことを明かすかどうか悩んで……結局出さないことに決め]
まあ、そんなナメた考えにバチが当たったんだろな。うまく行ってなかった。
だから……なんだ?
この状況下なら、人狼であるように思わせて殺されちまっても……
……しょうがねえだろ?
[色々と秘匿したために、話としては繋がっていないのは解っているが。
それでも、根本的なところ。断罪を求めたということは伝わっていると信じて教えた]
[言い終えて、はっとした表情を見せ]
ああ……そうそう。
俺の今の名前はディーター、ディーター・ギルマン。
島の漁師のディーターだ。
……それで、いいよな。
[そう言って同意を求める]
[オットーの笑み>>+9には、笑みで答える。]
……ああ、そうさせてもらおう。
……最低でも、人狼から村を守るのを放棄した分……どんな結末だろうが、ちゃんと見届けにゃなるまいよ。
[それが俺たちの責任だろう、と。]
ああ、まったくもって罰当たりだ。
……おめえの罪は知らねえが、まあ死にてえくらいには重かったんだろうしな。
[オットーの言葉は……そう言ってくれることを期待していたとはいえ。有り難いものではあって。]
悪いな、今まで黙っててよ。
よろしく。ありがとよ。
[そういえば、同じように片手を差し出し、固く握手を交わす]
[笑顔で応えてくれるオットー>>+12。
――ああ、本当にこいつはいい隣人だ。]
……ありがとうよ、そっちもな。
……そーいや酒あるなら欲しいな。
[オットーの一言にそう思いつくと。
よく見たらゲルトがいるではないか>>+2。しかもなぜか枕を持っている]
ようゲルト。久しぶり。
ちと聞きてえんだが、おめえ、その枕どこから……?あ?いつの間にかあった?
[と、ゲルトの回答を聞く。足元を見るが、今のところ酒は見当たらない。]
……そのうち見つかるかもしんねえな、うん。
[天国でも地獄でもなさそうな「死後の世界」。どうやら、これまでの常識は捨てたほうが良さそうだった]
[そしてオットーと同じく、下界の様子を見下ろす。>>+13
こちらは、表情は殆ど動かず。目を閉じて、しばし黙した。]
………残酷なもんだねえ………。
まあ、俺もアンタも人狼じゃねえって時点で、誰が人狼でも……残酷な結末しかねえだろうけど、さ。
[これも仕方ないのか、と言わんばかりの。若干捨鉢な口調で。
無感情に下界を眺めている**]
[哀しい目でクララ>>64を見れば、ため息一つ]
……ったくよ。
アンタは人殺しなんて根本的に向いてねえんだからやめとけって言ったじゃねえか……
……村を滅ぼしてまで人狼を生かしてえって理由はわかんねえけど、よ……
[醒めた表情で、独り言のように]
[下界の皆の姿を、哀しい目で見守る。]
……なあオットー。
……これ、………どうなるのが、いいんだろうな。
[正解などないのが解っているから。
意味のない問いかけであるのだけど。
必要なのは答えではなくて、ただの会話なのかもしれない]
/* 今更ですが >>2:206 は「腕ごと」っていうつもりで居ました…… >>72
最初首にしようかまよったんですがさすがに首ごと持ってくのはどうやるんだ?と思ったので腕ということに */
[滅ぼし合うしか道はないのか、と。彼は言う>>+18]
………さあな。
[結局、手を出せる立場に居ないのだから。]
願うことは出来るだろうけどよ。
決めんのは、あいつらさ。
[淡々と。下界を眺めながら]
………寂しいねえ。
[オットーほど真剣に願っているように見えないのは。
見てきているものの違いゆえか、性格の違いなのか、あるいは]
[オットーはゲルトに問う>>+19。やはり気になるのは同じことか>>+14、と]
……まあ、ちゃんと考えてみなきゃなるめえか。
……まだ、話さなきゃならねえことは多そうだし。
ただ……
[下界を見てから]
……来る奴次第でもありそうだけど、な。……
[クララの態度とペーターへの言葉を眺め。>>99
……ふむ、と頷き。]
なあオットー。
こうなっちゃ、俺たちはもう眺めるしかねえし……
[軽く笑ってオットーに言う]
賭けしねえか?クララ嬢ちゃんが、ヨアヒム殺せるかどうかさ。
俺はあいつは絶対ヨアヒムを殺せねえ方に賭けるが、どうするね。
……賭けるモンが問題だな。魚でもありゃいいんだが。
[オットーの願いの言葉。本心から言えば……共感も出来るわけで>>+24]
まあ……な。
そう願うよ……本当に。
[それが儚い願いであることを知っているからか。
……だから、ディーターの言葉は、真剣味のないものに聞こえるだろうか。
賭けへの意見>>+25については、こちらも笑い]
……考えることは同じ、ってかい。
……まあ、そうだろうな。死にたくねえ相手を殺せるような連中じゃねえさ……。
ただ……
[対峙する人狼と、相手が人狼だと解っている人間。
パメラとペーターについては、予測できない。
そう言いかけて………]
いや、なんでもねえ。
[……止めた]
[念とやらの結果によって出てくる、………リュスティック >>+26。
まさかの真顔での提案に目を点にし、1秒置いて。
腹を抱えて大笑い。]
[笑いを抑えてから、一旦深呼吸して]
……そいつは飲むもんじゃねえなあ。
[と、軽く突っ込んでおいて。
こちらはこちらで、とても自然な動作で、いつのまにか出していたドライ・ジンの瓶をラッパ飲みしているわけだが。
もう1本出していたらしく、それをひらひらさせながら]
……要るかい?
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