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>>201
間の使い方が上手いから見てて後光幻視するし尊いし意味が分からない。尊い。ダメだロールが書けない((
[ 果たしてこの時。
激動の時勢に絵を描いていたとしたら
どんな絵が描きあがったことだろう。
絵には心が現れる。
嬉しい時、悲しい時、不機嫌な時。
世情ほど千々に乱れた心のままで
嘗て欲しいと言われたような
純朴な絵を描くことが出来ただろうか。
答えは……言うまでもない。
人に見せるなど更に以ての外。
特に隠し事をしている相手ならば尚更に。 ]
あまりよろしくはありませんね。
不穏な噂があちこちで聞こえますよ。
中には…国王陛下が誰かに殺されたとか、
その犯人は軍部の人間では、なんて
物騒な噂話ばかりです。
生活で困っているという話は
特段…聞いていませんが……、
民の殆どが国の行く末のことを
心配しているようでしたよ。
[ 尋ねられるまま>>197に答えて
その他に見聞きした事もついでに加えておく。
つまりは、自分で吹聴した話。
すでに文書の真偽についてや
国王暗殺の下手人についての推測も
ラメールの民の間に広まっていると。 ]
……あまりに変わり過ぎて怖いんです。
[ ぽつり。小さく呟いて、
考え込むように目を伏せた。 ]
[ 小娘一人の噂話で
此れほど民の間に不穏が広まることが。
人の心の移ろいやすさが。怖いと思っていた。 ]
一月も前は穏やかな街だったのに
たった一人、人が居なくなっただけで
此れほどまで雰囲気が変わってしまう。
[ ぱちりと一つ、
ローレルは瞬きをして彼の人を見つめる。 ]
…ウェルシュ殿下、貴方は
国王陛下がラメールの民に殺されたと
もしもそんな真実が明るみに出たとしても
民を愛すことが出来ますか?
"真実"を受け入れることが出来ますか?
[ "何も知らない画家"
という体の不安の色が浮いた双眸で。 ]
[ 問いかけに言葉は返ったのか、
話の折り目にでもと焼き菓子を勧めれば
ありがとうと礼の言葉が返る。>>198
手渡すには少しだけ遠い位置。
ある時から隣に並ぶのを意図的に避けてきた。
近すぎる距離は迷いを生む気がして。
焼き菓子の行方を見届けることもせず、
話題を逸らすように昔の話を持ち出した。
想定外だったに違いない。>>199
嘗ての御転婆娘は悪戯めかしてふふりと笑む。 ]
とっくに気付かれているものだと思っていましたよ。
[ 微かに温かみを帯びる頬の赤みには
気付かれていなければいいと思いながら、
複雑な表情で紡がれる言葉>>200を
暫らく促すことはせずに待っていた。 ]
……ボクの絵を…ですか?
[ 漸く出てきた言葉に首を捻って
小さな音>>200の続きを追うように
首を傾げて尋ねてみようかと。
個人的に肖像画を描いたことはあるけれど
それを持っていると表現するかどうか…
と、てっきり仕事の話のつもりで。 ]
………… え …、?
[ あの時の。>>201
そう聞こえてしまえば
『絵』が仕事で描いたものではないと
察するに余りある。…むしろ。
思い当たるものは一つしかなくて>>161 ]
――… ええと、
こういう時は素直にお礼を
言った方がいいんでしょうけど…
[ 照れた相手を言及する前に、
自分も照れていたら苦労はない。
依頼してもらえれば幾らでも…とか、
あんな古い絵はもう捨てたと思って、とか、
口の中で言葉を捏ね繰り回すこと数秒。 ]
……ありがとうございます
[ 漸く小さく小さく感謝の言葉を呟いた。
その時ばかりは離れてしまった
離してしまった彼との距離を一時忘れられた。 ]
[ …けれど、直ぐに。
現実に呼び醒まされる時が来る。
気に病まないで欲しいと伝え、触れた
指先の八割は残酷な嘘で出来ている。>>202
喩え相手がどれほど
伸ばされた指先を温かいと感じていても。 ]
( …覚悟はしていたはず…だった。 )
[ 他者を踏みにじる覚悟。
つまりは自分だけの平穏を得る覚悟。
どこまでも自分のための利を求めるなら
後悔なんてすべきではないのに。
こんな顔をして欲しくはなかった。なんて。
ローレルには最早感じる権利すらないのに。 ]
[ ぎり、と痛む
胸底の痛みに知らず拳を握って、 ]
――――――…… …… っ 、
[ 立ち上がる姿>>203に
反射的に声をかけそうになる。
何を言おうとしたのだろう。
…何が、言えるというのだろう。
答えは――何も。
出来るのは只、
去り行くようなら背を見送ることだけ。 ]
[ 嘗ては当たり前のように交わしていた
再会の約束もすることのないまま。** ]
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この村はあれだね、
誰かを巻き込んで喋ってるか、回想してるか、誰かを巻き込んで喋ってるかのどれかだね。
概ね誰かを巻き込んで喋っているよね。
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画家のロールがぎっちり詰め合わせの関係でお返事くれる人にもぎっちり詰め合わせが移ってたまにスンマセンってなる!
…─── ありがとう、ローレル。
[囁くほどの声は、いつかの内緒話のように耳を掠めて。]
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>>231
これはボクのSAN値が削れる一言だなあ…って
殺されたのを知っているのにそれでも民を愛すると、それが貴方の答えなのですね?(病み真顔)、という感じ…
― 立ち去る人を見送る前の僅か ―
[ 見解が紡がれるのなら、
相槌を打ちながら聞いて>>230
核心に至る質問を投げかけた、後。 ]
…そう、ですか。
[ 国王は病死であった、と告げた
ヘーゼルの瞳の中には動揺の色はない。
偽ることへの罪悪感も。>>231
…「民を愛し続ける」と
放った言葉への迷いも。
まるで凪いだ海上のように静かな瞳に
何事もなく応えるにはあまりに。
この宮廷画家は多くの嘘を吐き過ぎていた。
そうですか、と、もう一度言って目を伏せる。 ]
[ 信じて欲しいのだと言えること>>165
信じていると言葉にすること。>>231
ローレルには果てなく高い壁を
易々と超えていく強さ。
嘗ては眩しいと眺めるだけだった。>>0:188
けれど、今ではそれすら叶わない。
向けられた視線の一つですら、
耳を掠める囁き声の温度ですら
何においても胸を痛めずには居られないから。
それは罪悪感すら過ぎた深い不安。
全てが終わった後にすら>>232
きっと払われることの二度とない
底なし沼のように果てのない暗い
[ どす黒く渦を巻くいろに蓋をして、
…それでも時折、漏れ出したものが
笑い合っている時にもちくりと刺さる。
何も知らない嘗ての自分で在れたなら。
平穏の失われる恐怖を忘れたままで在れたなら。
そんな後ろ向きに願いごとが
どれほど愚かしいと知っていながらも
たった今、この時だけは。と願う。
騒ぎに決着が着いた後、
きっと二度と訪れることのない時。
もしかしたら最後かもしれないと思えば。 ]
どういたしまして。
[ 内緒話のように過ぎ行く囁き声に
刹那、驚きで目を瞠るけれど ]
――… 此方こそきみと会えて嬉しかったよ。
[ 親しい相手と接する時のような
崩した言葉遣いの囁き声と共に
心の底からの柔らかな微笑みで応えた。 ]
[ 去り行く人を見送った後。
人の気配が無くなった東屋で
宮廷画家は紙袋から茶菓子を一つ取り出して
徐に齧りながら東屋の小棚に手をかけた。 ]
ボクは……
貴方のように人を無条件に信じられない。
…裏切られる前に裏切って生きてきたから。
[ 呟き、取り出すのは
いつか買ってあった小さな小瓶。
誰に使うと決めているわけではない。
只、いつでも使えるように、と
懐奥深くにこっそりと忍ばせ、
茶菓子と画材の補填を終わらせたら
行く宛もなく、東屋を後にしたのだった。* ]
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ちょっとこう、
落ちる人と全然絡めてないのでお話し出来たらなあと思うけどでもこの宮廷画家という外側のポジション以下省略!
あし、あしたはがんばる…
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