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長老の孫息子 サシャは、邪悪な妖術師 ベルガマスコ を投票先に選びました。
― 前夜 ―
[食事を終えたあと、フランツへ軽く挨拶をしてから食堂を出る。入浴するまでの空き時間を利用して、騎士団と防衛の有志に声をかける。
既にチャールズ>>1:276とクレステッド>>1が伝えてくれた話が、カスパル>>4まで伝わっているため、人々の協力体制はばっちり整っていた。]
皆さん、ありがとうございます。
では何でもいいので、聖地に関する情報を教えてもらえませんか?もしかしたらその中に、魔物を西側へ集めるための作戦のヒントとして使えるものがあるかもしれません。
[一丸となって聖地を守りたいと願う人々と、その熱意に感謝しつつ、あれこれ話を聞きまわっている内に、ひとつの話を聞きだした。]
[昨日ゲオルグが東の跳ね橋の修繕用として、材木を買い付けに行ったのだそうだ>>0:33。そのとき湖畔から魔物が襲い掛かってきたのだと。]
んーなるほど。
――だったらその話を利用して、魔物襲来に備えて東の跳ね橋を点検していたら、危険な箇所が見つかったので、西よりも東を重点的に防御するという話を流そう。可能なら、キサンの町から妖術師の目を逸らすことができれば、もっといい。
ゲオルグのおっちゃんたちが材木買っているところを見られているし、そんなに不自然には思われないはずだ。
[思いつきを口にして、皆にどうかなと意見を求めていると、騎士の一人が声をかけてきた。]
「それはいい方法です。
妖術師ベルガマスコはプライドが高いという噂があります。二度もローズマリー姫に跳ね付けられて、かなり気分を害しているはず。明日こそは絶対に負けられないと、全力で襲い掛かってくるでしょう。
こちらの裏をかけると分かれば、食いついてくる可能性は高いです」
[その後押しにより、作戦の方向は決まった。
早速東の跳ね橋付近へ、樽(ただし中身は水)が聖地の外から見えるよう大量に並べる。これは全て囮なので、カスパルが用意してくれた油入りの樽>>4は、クレステッドの別働隊によってキサンへ運び込まれたり>>9、塀の内側へ隠すように配置されたりした。
更に物々しく武装した守護騎士を夜中配置し、東を重点的に警戒している様子を演出することが決まる。
無事話し合いを纏めてから、共同浴場へ行き一日の疲れと汗を流した。
もちろんそこで顔を合わせた人々へも、根回しと協力の要請を行う。**]
― 前夜・有志の集まりにて ―
[防衛についての話し合いには、多くの人々が参加していた。
その中の一人、様々な仕事をこなす青年>>14の意見へ、フランツの幼馴染である宿屋の跡取り息子>>24がそう思うと肯定を返す。]
「攫った人質を聖地の真ん前で磔にしてきたから、恐らく自己顕示欲が強く、自分は賢いと自負しているのだろう、ベルガマスコって奴は。ましてや年を取ると、自分の性格や失敗の原因を反省し、次に生かすことはなかなかできなくなる。
君が言うように、派手な餌を上手くまいてやれば、食いつくに違いない」
[それに続いて、ローズマリー姫を守ってベルガマスコの近くへ近づいた守護騎士も声を上げた。]
「奴は姫が姿を現した途端、たちまち気を取られていました。その隙をつけたので、無事クレステッド殿を奪還できたのです。
悪しき存在と取引を行い、やっかいな妖術を使えるようになっているとはいえ、皆で一致団結すれば絶対に負ける相手ではない。必ずや聖地に平和を取り戻すことができると信じています!」
[その言葉に、集まった人々からおおっ!と同意を返す。あたりが静まるまでしばし待機してから、満を期して口を開いた。]
皆さん!オレは見ての通り、まだ子供です。大人と比べればできることは少なく、学ぶべきこともたくさんあります。
それでも聖地を、聖地に関わりを持つ人たちを守りたい気持ちは、皆さんと変わりないと自信を持って言えます。そのために、他の方たちと一致団結し、協力し合って、明日の妖術師の攻撃を退けたいと強く願っています。
[ここで一旦言葉を切り、大きく深呼吸をしたあと、両手を胸の前で組んで腹から声を出す。]
明日は正念場です。
戦いに参加する方もしない方も、今夜は全員で勝利と皆の無事を祈りましょう。邪悪な存在に、この聖なる地を決して渡してはなりません!
[この話を最後に集会は解散となった。集まった人々からそれぞれの固い決意を感じ、有意義な時間を持ててよかったと満足しながら共同浴場へと移動した。*]
― 翌朝 ―
[今日も夜明け前に起床して、必要な準備を全て終わらせた。
そして日の出と共に塀を一周し、昨日フランツに宣言した通り襲撃の様子を確認し、魔物と一戦交えた人々から詳しい情報を得る。]
聖地の南側は、予想していたよりも襲われた跡が見られなかった。魔物を目撃した人も戦った人も、北側の壁や門の近くが最も多かったから、きっと川との合流地点で行った火計のお陰で、水中の魔物がかなり倒せたからだろう。
でも今日は、合流地点にはわざと何も配置しない。東側の堀へ移動したり、跳ね橋に近づいたりしようとする魔物たちが現れたら、それだけを迅速に叩くのどうだろうか?
[近くにいる人へ意見を求めれば、チャールズの従弟・リアンが教えてくれた。それなら騎士団へ協力を要請し、適切な人材を配置してもらえばいいだろうと。]
うん!それいいね。早速騎士団と皆さんにお願いしに行こう。
[リアンの言葉へ賛成してから、早速聖殿へ顔を出して、作戦の概要>>32について伝える。
希望通りの人材が配置された直後、まるで狙っていたかのように第一弾の魔物が、東の跳ね橋へ向かう掘やその周辺から姿を現した。]
「かかれーっ!」
[昨日よりも魔物たちは機動力を増していたけれど、一匹も東の跳ね橋へは近づけない!と宣言するほどの勢いで、先発隊がすさまじい攻撃を繰り出す。]
今現れた魔物たちが、聖地の戦略や配置を知るための偵察隊で。裏をかくために西側へ本格的な攻撃を仕掛ければいいなと思うけれど――どうだろう?
[緊張の余り両手の拳を強く握り締めながら、今は魔物たちの動向を見守る。*]
― 聖殿 ―
フランツのにーちゃん!おはよう。
[今朝考えた作戦を元に騎士団へ人材派遣の要請に訪れた際、声をかけてきたフランツ>>37へ手を振りながら挨拶をしたあと。塀の周囲から判断した昨日の襲撃の傾向>>32を、なるべく簡潔にまとめて説明する。
すると、フランツが西側に向かうと申し出てくれたので、ありがとうと頭を下げた。]
もし作戦通りに妖術師や魔物たちが動けば、援軍が来るまで西側はすごく攻撃されると思う。でもにーちゃんが詰めてくれるなら安心して任せられるから、そう言って貰えてすごく嬉しい。
西側に敵を集めることに成功しても、援軍が来る前に突破されちゃったら意味ないしさ。
だからすごく頼りにしているけど、暴れるのはほどほどにしといた方がいいかも。
でないと、こっちの獲物が少なくなったじゃねーか!って、チャールズのおっちゃんやゲオルグのおっちゃん、そしてクレステッド様が物足りなく思うかもしれない。
[抱いている緊張を和らげるために、そんな軽口を交えつつも。万が一東側に敵が回ったときのことを考えて、自分はまず東側の様子を確認しつつ、戦いの流れ次第でどこへ移動するか、臨機応変に対応する予定だと説明した。*]
― 聖殿 ―
[昨日、川で火計を行った騎士>>46から声をかけられた。慌てて背筋を伸ばして返事をする。]
は、はい!よろしくお願いします。
[カスパルの隣に騎士から、”こちらは我ら騎士隊の指揮官をされている方です。”と紹介されて、途端に緊張してしまった。それほど重要な立場の人が自ら出撃すると言ってくれるとは予測していなかったから。]
[それでも宣言の中に聖地を守る責任感と意思を感じて、この人へ作戦を話すことができて良かったと思っていると。突然誉められて、慌ててしまう。]
[それでも宣言の中に聖地を守る責任感と意思を感じて、この人へ作戦を話すことができて良かったと思っていると。突然誉められて、慌ててしまう。]
あ、えと、誉めてくださって、とても嬉しいです。
その言葉を聞いてくださった騎士団の皆様へもお礼を言いたいと思っていました。川が危ないと聞いて、すぐに堀との合流地点へ火をつけてくださったお陰で、聖地の南側では思ったよりも被害が少なかったことが確認できたんです。
ありがとうございました。こちらこそ今日もよろしくお願いします。聖地と聖地に関わる全ての人々を守るため、全力を尽くします。
[丁寧に頭を下げたあと、東の跳ね橋へ向かうカスパルへ”どうかご武運を。”と声をかけながら見送った。*]
[フランツから恥ずかしいと>>47を聞いたときは、そうなのか?と少し驚いて首を傾げたものの、頼んだと言われれば、すぐに破顔一笑した。]
うん、そうだね。魔物の動きが想定外だったときとか、事態が急に動いたときとかに、皆へ連絡を取ったり新しい作戦を伝えたりする必要がでてくるかもしれない。大変そうだけど、頑張る!
[フランツに信頼されると嬉しいしやる気がものすごく出てくると、表情にも態度にも素直に表す。
だから軽口に対して返ってきた笑みに答えるときには、すっかり余裕を取り戻していた。]
うん、分かった。そっちも任せてよ。皆いい人ばかりだから、話せば理解してくれると思う。
……そういえば、ゲオルグのおっちゃんとこのお弟子さん。良く分からないけど、昨日は大変だったみたいだもんね、食堂で愚痴ってたし。にーちゃんがそう言う気持ち、分かる。
[少し真顔で頷いたあと、西門へ向かうフランツの背中へ”頑張ってー!”と手を振った。*]
[第一弾の魔物たちが騎士団によって追い散らされた>>56との知らせが届いた。]
良かった、思っていたよりも簡単に撃退できて。
でも、まだ油断は禁物だよな?あの幻術氏のじーさん、「明日をセーファ滅亡の日としてくれる」>>1:147なんて言い出したからには、全くの無策ってことはないだろうし。
[チャールズの前で吐き捨てたという、去り際の一言を気にしながら、従者へ”これから西側に動きがあるかどうか確認してきて。魔物が本格的に攻めてきた場合は、すぐ知らせてほしい。”とお願いして、物見台へ送り出した。**]
― 東の跳ね橋近く ―
[何でも屋を営む青年と入れ替わる形で物見台へ登った従者が、西門で敵との戦闘が始まった>>70>>74との知らせを持って戻ってきた。
しかも今日現れた魔物は手ごわくなっている>>75、湖の上空が不自然に暗くなっている>>0等の情報が、”良からぬ奴らに力借りる時〜>>64”という話と共に伝わってきて、思わず眉をしかめる。]
力を借りる、か。だとしたら、昨日より魔物を強くなったのは、そのせいかもしれない。
オレ、ちょっと見てくる。
[そう告げて、馬を借りるべく跳ね橋近くで待機している騎士団へ声をかけようとすれば、チャールズの従弟・リアンに”危険だから駄目です!”と止められた。]
へーきだって。もし何か問題があれば聖地にすぐ戻る。
それに妖術師のじーさんも、聖地に総攻撃を仕掛けている最中に、わざわざ湖まで偵察に来る物好きな奴がいるとまでは想定してないだろうから。そういう意味では、危険は少ないんじゃないかな?
[しれっとした口調でそんな返答をすれば、幼い頃からの付き合いで性格を熟知している従者が、しかしですねと渋るリアンの間に割って入ってくる。]
「諦めましょう。この方は一度言い出したら、こちらの話を絶対聞きゃしないんですから。
何、我々が護衛として一緒に行けば大丈夫です。もしも手ごわい敵が出たら、問題があったらと仰った言葉の責任を取らせるため、有無を言わさず聖地へ戻ってもらいます」
[リアンを説得しているのか、自分をけしかけているのか、よく分からない言葉を口にする従者へ、オレのことよく理解しているじゃんと笑顔を浮かべた。
その後多少もめたが、何とか説得した騎士団から借りた馬を走らせて、湖方面へ向かった。同行者は従者とリアン、そして若い騎士二名だ。]
― キサン湖湖畔 ―
[材木集積場よりも聖地から離れた、人が滅多に足を踏み入れない場所。そこに奇妙なものが設置されていた。じっくり観察すると、真っ黒い布で覆われ、供物を捧げた祭壇に見える。しかも禍々しく危険な雰囲気が漂っていた。]
あれ、なんだろう?
[気になって近寄ろうとした瞬間、直立歩行する亀のような大型魔物が二匹現れた。すかさず騎士が前に出て攻撃を仕掛けたけれど、防御力が高く、簡単には倒せそうにない。]
魔物に守らせているところを見ると、幻術師にとって大切なものらしいな。
[騎士たちに加勢するよう従者とリアンへお願いしてから、背中の長弓を取った。]
― 聖地 ―
[毒の鞭を振り回す魔物の出現>>85との急報が、チャールズを通して伝えられる>>91と、解毒剤の用意のため、聖地はにわかに慌しくなった。]
「毒オコゼ>>86にやられたんだって?!分かった、すぐに怪我人をこちらに回してくれ」
[知らせを受けて駆けつけた医者が、解毒剤を鞄に入れて西門へ向かう。
すぐに鞭で受けたケガの近くを布でしばり、毒が全身に回らないよう応急手当を施された騎士が西門から聖地の中へ運び込まれてくる。*]
― キサン湖畔 ―
[祭壇へ向かって矢をつがえても、魔物が激しく攻撃を繰り出してくるせいで、なかなか狙いを定められない。リアンと従者、騎士たちで一匹につき二人がかりで戦っているというのに、防御するだけで精一杯なのだ。]
こうなったら、オレも助太刀して、先にこいつらを倒した方がいいか?
[そう呟いた直後、懐に入れていたクレステッドから貰ったポプリの小袋を思い出した。枕元へ置いて眠りについたら、幻術師を退け平和を取り戻した聖地で皆が笑っている夢が見られた、霊験あらたかな品だ。]
この夢は、絶対に実現させる!
[強い決意を込めて、ポプリを魔物たちへ投げつける。初めて嗅ぐ匂いに動揺している間に、矢を続けて三本打ち込んだ。]
[すると亀の魔物は、明らかに動きが鈍くなった。]
「敵が弱くなったようだ、あとは任せてくれ!」
「サシャ様はあれを完全に壊してください!」
[リアンと従者が口々に叫ぶ中、弓からチャールズに注文したロングソードに持ち替えて駆け寄り、気合の掛け声と共に祭壇を勢い良く両断する。]
はあっ!
[一瞬黒い霧が噴出したが、あたりに充満することなくたちまち消えていった。それと同時に、陰っていた湖の上空の一部が晴れた。]
よし、最大の目標は果たせたみたいだ!魔物は放置して、すぐに聖地へ戻ろう!
[弓とロングソードを背負い、湖畔まで一緒に来てくれた人たちへ声をかける。
馬にまたがって走り出すと、亀の魔物たちはこちらを追いかけられず、その場でふらふらしている。**]
― →聖地 ―
[走り出してすぐに右腕に軽い違和感を覚えた。剣を振り下ろした祭壇に何か術がかけられていたのかもしれないが、それはほとんど頓着せず、これから進むべき道だけを真っ直ぐに見据えた。]
このまま西門へ向かおう。
[現在最も激戦となっているだろう場所を告げれば、それに応じるが如く付き添ってくれている4人も馬の足を速める。]
[川に沿って南下していくと、だんだん生臭い臭いが強くなってくる。いよいよ皆が戦っている場所に近づいてきたと考えていると、ざわざわとうごめく魔物の背中が確認できるようになった。]
はっ!
[ひづめの音に気付いて振り返る大型の魔物の目に、先制の矢を打ち込んだ。大きな音を立てて倒れた仲間を見て、周囲が騒然となる。]
お前たちの相手はオレだ!遠慮せずかかってこい!
[大きく叫んで注意を存分に引く。人間の言葉では表現しがたい不思議な鳴き声?を上げながら、魔物たちがこちらへ向かってきた。]
(かかった!)
[声には決して出さないままにやりと笑い、魔物に向かって馬を走らせる。]
[一部が突出する形で飛び出した敵に、左右から騎士が一人ずつ突っ込む。まるで突然視界へ飛び込んできたような人間たちからの攻撃を受けて、周囲はたちまち混戦状態に陥った。
昨日より強化されているが、予想外の動きに弱いらしい。後方からの攻撃を全く想定しておらず、どちらかといえば行軍から遅れがちな魔物が集まっていたことも原因の一つのようだ。]
こいつらは全滅させる必要はない!
かかってくる奴だけを適当に相手して、前に進むことだけを考えよう。
[そんな指示を出しながら、馬上から矢を撃ちまくる。その背後を守るように、リアンと従者が続いた。]
[やがて地に転げた幻術師の背中が見えてきた>>137。]
何やってんだ?あのじーさん。
[遠目からだったのではっきりしないが、背中に右手を回しているようだ。
どうも怪しい。
そう思うや否や、ベルガマスコの右手目掛けて素早く矢を放った。
当たるか当たらないか、自分でもさすがに自信が持てない距離だったけれど、迷いとかためらいとかは一切ない。妖術師の目論見を崩すことができれば、今はそれで十分だと思っていた。*]
[クレステッドの宣言と共にベルガマスコが成敗された>>146。
右手は矢で射抜けたけれど、何かを投げつけていたところも見えていたので、駆け寄ったあと馬から下りて、心配そうに尋ねる。]
変なものがクレステッド様の方へ飛んでいきましたけど、大丈夫ですか?
[すると背後から大型の魔物が腕を振り上げ襲い掛かってきた。]
「サシャ様、危ない!」
[すかさず従者が割って入ろうとしたけれども、その剣が魔物へ届く前に、相手は突然崩れ落ちる。攻撃が当たってもいないのに、元の魚へ戻って地面の上で跳ね始めた。*]
[問題ないと応じるクレステッド>>159を見ながら、ほっと胸を撫で下ろした。]
それは何よりです。間に合って良かった。
クレステッド様、妖術師に見事な止めを入れてくださってありがとうございました。
[その直後、カスパルにかけられた言葉>>161に頬を染めた。]
さっきの矢は、自分でもとっさに射たもので――正直自信はなかったのですが、当てることができて幸運でした。きっと聖地を想う皆さんの心と、絶対に勝つと信じる強さが後押ししてくれたのだと思います。
妖術師を追い詰めてくださって、ありがとうございました。
[二人の騎士に向かって頭を下げたあと、自分がここにいる理由を簡単に説明する。]
無事西側へ魔物たちをおびき寄せられるか、物見台へ従者を送り出したところ。湖の上空が暗くなっていることに気付いてくれたのです。
怪しいと思って湖畔へ向かい、そこで祭壇らしきものを発見して破壊してきました。
[それがどんな役割をしていたかまではさすがに分からない。でも、少なくとも悪い結果はもたらしていないのだろうとは思っている。]
どうやら湖の生物もどんどん元の姿に戻っていきますね。
[魔物がどんどんと消えていく様をしばし観察してから、クレステッド>>160とカスパル>>161へ、はい!と元気に返事をした。]
妖術師の脅威は去ったのだと早く伝えたいです。
[もちろん高らかな宣言にも、皆に合わせておう!と声を上げる。
それから殿をクレステッドに任せて>>160、聖地へ向けて引き上げた。]
[チャールズが聖殿を見上げているところへ、ようやく従弟のリアンが合流する。
医者から解毒治療を行った>>165との知らせを受けて、あわててチャールズを探していたのだ。自分がいない間に何があったどんな魔物にやられたのかと、しばらく質問責めを続けた。**]
長老の孫息子 サシャが「時間を進める」を選択しました
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