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―カフェ―
[別の物が食べたいと思うも、やはりそこまで食欲が湧かなくて*ロティ*を千切りながら頬張る。
どこからともなくヒソヒソと囁く声が聞こえるが気にするものか。
するとリュカがやってくるのが見えた。この後どうなるかなどお構いなしの様子だ]
廃棄、か……。
[戸惑いが無いわけではない。一見するとただのヒトなのだ。ただ、今彼女が身に纏う日常は今の自分にはあまりにも異質で――]
……戻るか。
[目を逸らし、席を立った]
―会議室―
[一度自室に戻り、シャワーを浴びて戻り、誰もレコーダーを使っていないのを見計らって再生する。
まだそれほど日が経っているわけではないのに、これが日常と化している]
んー……アリーセは皆バグに見えない、のか。
纏めることに困ってるならどこがどう、と言う風に掘り下げたりはできるかな?
アリーセの話を聞いてても素直そうということくらいしか感じ取れなくてね。
[レコーダーに吹き込んで置こうとしたところでアリーセが言っていたと思われる糖分、小粒のチョコが目に入った。
有り難くもらうことにして一粒口の中に**]
ローレルのアリーセへの質問、前日のアリーセの発言の中に答えはあるんだけどね。
普段なら橋渡しする所だけど、今回はしてあげない[くすっ]
[更に聞き進めているとローレルが自分の言葉をかみ砕けないでいるようで、眉を下げてどう伝えたものかと悩む]
うーん、これはあくまで展開予想をした上で想定に想定を重ねただけのものだからなぁ。
一応「秘密」とこれ見よがしに言っちゃったからどう思ってたのか伝えるのも兼ねたら余計拗らせちゃったみたいだね。
判定を出された人がバグか非バグか分らない。
これはその状況だけで見るとそうだね。
ただ「バグだった」と判定を出すというのは状況を動かすための行動でもあるし、判定を出された人の行動も情報となる、度胸のいる行為だと思うんだ。
だから、1度でも処断を免れればいいのであれば適当な所に理由をつけて無難に非バグと出すと思ったということ。
[その後の話には首を横に振り]
「その状況にしなかった」バグ仲間としてアリーセと言ってるんじゃないよ。
「その状況に出来なかった可能性が拭えない」のがアリーセと言っているんだ。
ついでに言うと、想定はあくまで想定。
状況が動けば意見は変えたから、例えリュカが騙ってアリーセに非バグと言ったとしても、他が怪しくなければ私はリュカを希望しただろう。
これはIFの話だから、色々突き詰めすぎると妄想に域に入ってしまうけど。
[溜息とともに片手で頬杖を付き]
まあ、バグ達がどこまでそういう想定を読んでいるのか、はたまた読んでいないのかということなんだよね。
「その状況に出来なかった可能性」を挙げるなら、騙っても相方が逃げ切れるほどの位置ではないということ、相談が行きとどかないなど考えられるね。
それに当てはまる、且つ他のメンバーがリュカに騙らせないというのが想像付かないというのもあって、アリーセに目が行ってるわけだ。
んー……これで伝わるだろうか。**
一応私も男だからね。それくらいの身長差があってもおかしくないんじゃないかな?
実際ジェリー小さそうだし()
[抱き着くだけなら好きにさせる構え]
さて、もう一度マーティン襲撃確認[指さし]
[フェリクスのそれぞれの印象をふむふむと聞いていたが、彼のコーヒーを見てコーヒーの概念が崩れそうになった]
人から見える自分と、自分の思う自分って違うことよくあるから謝る必要は無いんだけどね。
スキャナーを隠せるよう心がけてはいたつもりだよ。昨日は。
[ローレルからの問いに]
「しなかった」となるとこれが全員に当てはまりそうなんだよね……。
情報を落とさないという意見がしっくりきすぎて。疑える相手を多く残すというのは確かに有効手段だ。
ただ、今のアリーセを見てると疑える相手を多く残すどころか疑えて無い様子だし、ここからは外れそうだね。
このパターンだと非常に面倒だと思う。言ってる事の裏をどこから探ればいいのか……。
[その記録されてる量の扱いに悩むようにレコーダーをとんとんと叩き]
マーティンに騙されてる、か。そういえばそうだ。
[くすっと苦笑。そして訂正された内容に対し]
ふむ、一応ローレルに関しては私も警戒しながら見てたんだけどね。
ん、今で纏めておこうか。
実を言うとローレルが「リュカがバグと判断されて都合がいい」という想定を持ち出した時に、私が自分から「リュカに最後に入れた」という情報を持ち出したのはローレルの反応を見る為だったんだよね。
これだけ色々聞き込んで皆に質問しまくってる彼女がこれだけ分かりやすい要素を取りこぼしてるのが気になって。
けど、全く気にしないどころか、フィオンに私を売り込んでるんだよ。懐柔には行き過ぎだし、お取り置き感が無いので大丈夫だろうと思うんだ。
[フィオンのぼやきに顔を上げ]
うん?「情報を出さないでいられるからこの状況は不自然ではない」と言ったのが関係ないと思ってるというのは、疑う要素にならないかってこと?
納得しすぎて全く気にしてなかったな……。
で、フェリクスを聞き返せてないからちょっと黙るよ。
[レコーダーを聞き返そうと思ったところでフィオンの声が聞こえ]
え……騙るかどうかの話ってそんなに簡単に決まるものなの……?
[今まで可能性色々考えてた自分はなんだったのだろうと思わずぼやかずにはいられなかった]
[若干聞き返すのを諦めた様子でローレルのダイナミック死に反応]
ん、んー……ローレル以外の人がバグなら、リュカに騙らせて適当な人に非バグと言わせれば、ローレルを陥れられたんじゃないか、と、思ってたのがあったから、ダイナミック死には考えが及んでなかったな……。
だからこそこの二人が仲間だと、騙ってバグと出すのも非バグと出すのも後々の状況の影響を考えるとしづらかったのかな、と。
[色々と説明が足りてないなと反省]
[アリーセの話に耳を傾け]
ふむ、名乗り出たら襲撃できなくなってしまって、情報を増やし続けることになるから止めたということかな。
「本当の事を言い続けるわけにもいかない」と言うけど、どこかで偽の判定を出すというのは無いのかな?
[フェリクスの騙りの想定に笑いを堪えつつ]
これがリュカとアリーセの会話だとしたらアリーセがおろおろしてそうなイメージになるね。「騙る?騙らない?大丈夫?」とか。
面倒は、そうだよねぇ……。
[続くローレルの声に]
仲間候補警戒したから反応見ようとしたりしたんじゃないか……。
[リュカが騙るなら、アリーセの判定を出してたというローレルの予想を咀嚼]
ふむ、スキャナーがスキャン先に決まったら自由ということになってたから、そこはどうとでも理由は付けるんじゃないかと思ったんだよね。
スキャンされたバグが騙るのって、1回でも処断免れて無実の人を1度でも貶めればいいのだろうから。
[気づいたように時計を見て]
あれ……もうこんな時間……。
希望は出すとか言いながら出せてないね。マーティンの自由でいいんだけどさ。
結果は出ないんだろうけど、私としてはやはり状況を詰めても話し聞いててもアリーセが一番見えてこないからアリーセでお願いしたいね。
フェリクスもちょいちょい聞き返してるんだけど、あっぴろげで筋通ってるし。
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