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― 探査衛星展示ブース ―
[くまを探しながら人の合間を縫い、探査衛星の展示ブースまでやってくる]
……外宇宙探査衛星かぁ。
[近々打ち上げが決まっている外宇宙調査のための衛星。
くま帰還にも関わるもの]
うーん…
[もし寂しいのだとしたら、と探査衛星のホログラフを見詰めながら考える。
帰りたくないからなのか、帰りたいからなのか。
どちらなんだろう、と思考が巡った]
[そうしてしばしホログラフを見詰めていると、視界の端、ミリアムの足元直ぐに動くものを見つける]
………くま君?
[視線を向けると、先程までのミリアム同様、探査衛星のホログラムを見上げるくまが居た。
ミリアムはそっとその傍にしゃがみ込む]
ね、くま君。
皆心配してるよ?
…「怖い」って、何があったの?
[捕まえるのではなく、先ずは”声”を届けようと。
手は伸ばさずに首を傾げ、ホログラフを見上げるくまの横顔に声をかけた]
もしかして、寂しいの?
[次いで問いかけるのは、カークとの会話で浮かんだ疑問。
何か聞けたなら原因の解決も見込めるかと思ったのだが]
──── あっ、
[くまは一度ミリアムを見た後、何も言わずにブースの奥へと駆けて行ってしまう。
思わず手を伸ばすも、腕を掴もうとした手は空を切って。
ミリアムが立ち上がった頃にはブースの機材の陰へと姿を消してしまった]
くま君……
[はふ、と息を吐いて、目撃情報を伝えるために端末を取り出す]
あれ、メール?
[いつの間にかメール>>1:194が届いており、緩く瞳を瞬いた。
中を覗けば、カークからの追加指示が書かれている]
あー……休憩……。
[ぐぅ、とお腹が鳴った]
…………何かお腹に入れてから再開しよう。
[誰かに聞かれてなきゃ良いな、なんて思いながら、返信に休憩する旨と探査衛星展示ブースでくまを目撃した旨を書いて送信した*]
情報部広報課伍長 ミリアムは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
― イベント会場内 ―
[念のため探査衛星の展示ブースを隈なく探したが、くまの気配は無く。
空腹もピークに差し掛かってきたため、出店ブースへと足を向ける]
…あら?
[その途中、子供達に囲まれる姿>>19を見つけた。
誰なのかに気付けば、囲まれる理由も容易に知れる]
― イベント会場内 ―
[お仕事、と言いながらも楽しそうなメレディス>>22に返るのはやはり笑み]
えぇ、実は昼食がまd《ぐぅぅぅ〜…》
[問いの答えに重なる音。
微笑ましさに油断した結果だった]
……まだ、食べてないもので。
[「なんかきこえたー」「はらのおと?」「でっけー」などと子供達に口々言われる。
何も今鳴らなくても、と思いながら言い直した*]
― イベント会場内 ―
[うぅ、と羞恥に顔を赤くしていると、メレディスが子供達を窘め始めた>>33。
子供達にヒーロー視されている彼の言葉は絶大で、あれやこれやと上手く纏めてしまう。
良いお返事の後に解散の様相が見て取れ、こちらにもバイバイ、と手を振って来る子達にミリアムも手を振り返していた]
えぇ…休憩自体は早めに取ってたんですけど、模擬戦を見に行ってたので昼食は後回しにしてたんです。
……それに、お昼は一緒に、って約束してたので。
あっ、ありがとうございます。
[何気に惚気ながら差し出された金平糖に感謝を向けて、袋の中から一つ拝借する。
口に含むと優しい甘さが口いっぱいに広がり、自然とホッとした笑みが零れ出た*]
― イベント会場内 ―
[カークを示唆される>>38と、えぇ、と頬を染めたまま頷いて]
…でも、くま君のことも心配なので。
昼食は、いつでも一緒に出来ますから。
[災難と言う言葉には同意しながらも、今やるべきことはそっちだと、半ば割り切ったような様子で口にした]
そうなんですよねぇ…。
私もさっき探査衛星の展示ブースでくま君を見つけたんです。
衛星のホログラフを見ていたところに声をかけたら、逃げられちゃって…。
……そう、ですね。
寂しいのかな、なんて思ったりもしたんですけど、聞いても答えてもらえませんでした。
[くまが切なく見える>>39ことには同意を示して、自分が思ったことと問いかけた結果も口にする]
出来る限り力になってあげたいんですけどね。
[その方法が分からない、と小さく苦笑を零した**]
― イベント会場内 ―
やっぱり先ずは捕まえるのが先決ですかね。
[答えを聞く前に逃げられてしまうならそうするしかないか、と。
メレディスの言葉>>45>>46に頷きを返す]
はい、お腹に入れないと体力も続きませんし。
……えぇ、そうですね。
[確信を持っての言葉>>47には、言われるだろうなぁ、と思わず苦笑が零れた。
出店ブースへと歩き出すメレディスに続き、ミリアムも足を向ける]
― 出店ブース ―
良い匂い、何にしようかなぁ。
[漂う香りに再び腹が鳴りそうで。
鳴らないでー、と祈りながらいくつかの出店を物色する]
甘いものよりはちゃんとお腹に入れたいかな。
[そうは思うものの、どれも美味しそうでつい目移り。
結局は再び匂いに負けた焼きそばとアイスティーを手に席を探し始めた*]
― 出店ブース ―
[見つけてもらえないかくれんぼは寂しいと言う言葉>>51に至極納得する。
見つかるまでの間、隠れる側はずっと独りだ。
そんなのは寂しすぎるから、必ず見つけようと決意を新たにする]
あっ。
[席を探して少しして、クレープ屋の傍にカーク>>52が居ることに気付いた。
あちらも気付いたようで、こちらに声をかけてくる]
えぇ、今から休憩するところよ。
…カークはもう休憩終わり?
[少しくらいは一緒に居られないかと窺うように問うた*]
[カークが居る席が人数分空いているようだったため、その隣へと着席して]
クレープじゃ足りなそうね…。
少し食べる?
[美味そう>>59と言われたのに問い返し、焼きそばを箸で摘みあげる]
はい。
[焼きそばを覗き込むカークの口元へと焼きそばを運んだ*]
[ぱく、と箸に食いつく様子>>63に目元を緩めて]
でしょう?
良い匂いがしてたから、絶対美味しいと思ったの。
[零れた感想に笑みと頷きを返して、ミリアムもまた焼きそばを口へと運んだ]
美味しいー。
[左手を頬に当てて至福の表情]
あっ、カルディナールロート少尉、また後程!
[同じく一瞬メレディスのことを忘れていたものの、立ち去る姿には声をかけておいた*]
[もぐもぐと焼きそばを食べ進めながら、カークの言葉>>78を聞いて、咀嚼していた口の中の物を飲み下してから頷きを返す]
うん、会えて良かった。
一緒に食べるのはまた次の機会もあるんだから、気にしないで。
今はくま君探してあげないと。
[優先すべきことがあるのだから、と求めすぎはしない。
カークが気にしすぎないよう理由をつけて言った後、埋め合わせについても諾を返した]
[そんな会話の合間、カークに通信が入った>>79ようで、彼がそちらの対処をしている間はもくもくと焼きそばを口にする]
…くま君居たの?
[それが一段落する頃に問いかけて、焼きそばの口直しにアイスティーを啜った。
程なくしてミリアムの端末にも位置情報が届く*]
うんっ。
[言葉にはなっていないが、意図するものは通じた。
カークの言葉>>84に頷いて、残る焼きそばを消費し始める。
その合間に、もうちょっと食べる?とカークに箸で摘んだ焼きそばを運ぶのは最早お約束**]
― 出店ブース ―
[焼きそばを食べ終わりアイスティーも飲み切って、後片付けをするとカークへと向き直る]
バトルフィールドだったよね。
行こう。
[目的地を確認し、カークと共に移動を始めた。
急ごうと早足にはなるものの、背が低いために背が高い人の通常程度の速度しか出ていない*]
カルディナールロート少尉が?
そっか、もう直ぐくま君見つかるのね。
[カークの様子>>98からは確信に似たものを感じる。
時間の問題、と言う彼に頷き、歩調を合わせてもらいながら移動した。
気遣いが嬉しくて自然と笑みが浮かぶ。
加えて、急がない様子はメレディスを信頼しているが故のもののようにも見えた*]
うん…くま君には、直球の方が良いんじゃないかな。
回りくどく言うと余計に混乱しそうだし。
真っ直ぐに伝えた方が良いと思う。
[説得に関するカークの意見>>108には同意を向けた。
あれこれと考えすぎていたりする時は、シンプルな言葉が一番効く。
それは身を以て体験したことでもあったりする。
だからきっと、直球で向かい合うメレディスは結構適任なのではと思っていた*]
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