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まず、少佐。
一歩離れて考えてみると、お前のことがよくわからない。
重要な局面では現場から離れていることが多いからな。
ただ、口数としては多い。
エクソシストの能力を使用する価値はある。優先順位としては、他の奴らの発言を聞いてから考えたい。
ツィスカ。
能力者が揃ってソマリを人間だと言った。
お前はこの時、「少しだけほっとした」と言っている。
俺も前日、不安だったんだ。
誰を信じたらいいかわからなくて、意見をまとめる奴がいなくて、心底不安だった。
だからソマリが人間だとわかった時、同じように安堵を感じたよ。
感覚を共有できることが即ち人間の証明だとは思っていない。
それでも少しでも共感できた奴を今は疑う気分にはならないな。
ソマリ少尉殿。
俺は、まぁ…。
ディークの一件では、あんたを信用してない。
あー、この辺りは皆スルーしてくれ…。
この事件が終わるまでは休戦だ。今は、不本意だが、頼りにしている。
…不本意なんだからな!?
この隊は冷静な奴が少なくて意見をまとめるのは大変だと思う。
先導して議題や意見を集めてくれれば助かる。
マーティン。
重要な情報を調べてきてくれて、ありがとうな。
あと、昨日の超能力者を募った時の発想な。
あれは俺には浮かばなかったから、聞いた時はハッとしたぜ。
それでも、俺と違う面に懸念を抱いていたことには「違う視点を持った人物」とは思ってる。
まだお前のことはわからん。じっくり意見を聞きたいと思っている。
率先して能力を使う必要性は、今はないかな…。
リエヴル大尉殿。
失礼を承知で申し上げる。正直、少々気になっている人物ではある。
あなたの発言を思い出しているんだが…。
隊員への気遣いと自身への美しさへの発言以外に目立った発言が見られないんだ。
純粋に、初動が遅いタイプなだけかもしれないが…。
★あなたはこの隊の中に気になる人物はいるか?
オズ。
お前とは長い付き合いだな。心情的には信頼してるんだぜ。
ただ、だからと言ってお前だけ省くわけにもいかん。お前にも失礼だからな。
意見や考え方の表出は、まだわからない。
ただ、ちょっと確認したいことがあってな。
>>251
★お前はこの日、
強い味方を犠牲が出ていない状況で作っておきたくて
マーティンとソマリを能力行使の候補に挙げたのか?
それとも、逆の意味か?二人を疑ってたのか?
俺の読解力の問題かもしれん。すまない。
…能力者を申告した奴らの件は、また後に。
今日はマリーを襲うことになるかもしれない。
今の俺に何ができる?
どちらが偽者ともつかない超能力者の片方だ。
どうせ襲撃しなくとも処刑されるだろう…。
それなら…。
それなら、俺は…。
俺の手で…。
ユーリエも大分混乱しているようだな。
あいつは少佐としての立場もあれば
吸血鬼としてもこだわりも持ってる。
しかしこだわりの矛先がいまいちわからん。
あいつなりに考えがあってのことなんだろうが…。
意図を明確にしないからな。
まぁ、まだここに来て日が浅いからな。
もうしばらくしたら明確になるか…?
この隊はまだそれほどまとまりがない。
先行した意見に乗る奴もいるだろう。
どちらを推してもいいと思うぜ。
ただリエヴルなら俺が疑っている部分もあるから
関係性のラインを疑う材料にされる可能性がある。
他のメンツが乗ってきたら一緒になって乗っかるか
マーティンを攻めるか…。
ユーリエは意見あるか?
なるほどな、そうすると、
お前が占いたいと思う相手、ということだな。
うん、いいんじゃないか。
俺は先に隊員への印象を提出しているから
乗っかってやれないが…。
はっはっはっは。
占いじゃないな、エクソシストの能力だったな…。
個人的な意見だが…。
マーティンはムードメーカーだし
比較的口数が多いから、処刑には持って行きづらい。
狙うなら他の奴でいいと思う。
処刑リエヴル、能力行使マーティン…。
あたりで狙えないだろうか?
積極的に能力行使対象にしていいと思うぜ。
なんだ、案外マーティンが処刑対象に挙がるんじゃないか。
しかし状況が別れたな…。
人間と思っている奴と吸血鬼を疑ってる奴とが居る。
俺は「人間と思っている」側にいる立場だから
意見は変えづらいな。
さて、どうするか…。
マーティンの進言は、
ボディガードを主張しているのだろう。
敢えてここを襲撃から外そう。
そうすれば明日の処刑は恐らくマーティンだ。
そうだな…。
「正体がつかみにくい」
「言葉数が少ない」
リエヴル大尉はどうだ?
救済に使いたいお前の気持ちには矛盾しない。
マーティン処刑の流れなら昨日の能力行使希望を撤回して
リエヴルに変更することの説明も出来る。
頭がパンクしそうだ。
マーティンは確かに不可解なことが多い。
だが気になってるんだ…。C・フォン・ビルケー氏の診断書が。
俺は、マーティンの処遇については、明日でも遅くはないと思っている。
…。
結局、俺が「わかりにくい」という印象で特に残ったのは
リエヴル大尉とオズワルドだ。
俺は、診断書を提出したマーティンと
オズがやり合ってるのが凄く気になってる。
お前らの正体を見極めたい…。
【能力行使希望 オズワルド】
【処刑希望 リエヴル大尉】
大尉…。すまない。
他に…明確に疑える奴がいないんだ…。消去法だ。
准尉 カークは、准尉 マリエッタ を能力(襲う)の対象に選びました。
…。
襲撃の結論は、わかった。
俺も…。腹を括ろう。
譲らん。
俺はけじめをつけたい。
俺がマリーを襲撃する。
お前らにはやらせん!!!!
准尉 カークは、一等兵 ツィスカ を投票先に選びました。
俺は吸血鬼になってから、仲の良い奴は作らないようにしていた。
人間にとって、俺はただの殺人者だ。
そんな俺の傍に、人間の屈託のない笑顔はあまりにも眩しすぎた。
いつの頃からか、殺気すら漂わせて、周囲に人をよせつけないようにしていた…。
それなのに、なぁ。マリー。
お前は、そんな俺を恐れもせず、ごく普通に話しかけてきやがった。
仲良くなろうって感じでもない。
完全に、俺の評価に「無頓着」って感じなんだよな。
お前はいつだっていつも通りなのに、不思議と俺の心にぐいぐい入ってきやがる。
拒絶していたはずが、いつの間にかお前は俺にとってかけがえのない友になっていた…。
と、思ってたんだけど、ね。
参ったな、いつからなんだろうな。
俺はそれ以上の感情をお前に抱いてたみたいだ。
お前は変わらず、誰に対してもフラットなのにな…。
俺の気持ちなんて一切気が付いてないんだろう。
…そこが好きなんだ、マリー。
気付いてくれなくて構わない。
お前はいつだって、そうして皆に平等に笑っていてくれれば、それで…。
それでいいと…。
…。
さて、そんな気持ちも今日でおしまいだ。
俺は、俺を救ってくれたお前に、牙を向く。
恨んでくれ。呪ってくれ。
無頓着なんてやめてくれ。
全力で俺を、俺を、憎んでくれ。
だってなぁ、マリー。
俺はお前を噛みたくないんだ。
噛みたくない、噛みたくない、お前を失いたくない…。
愛してるんだ、マリー…。
なのに、なのに、…。
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