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こっちもデフォがヴェルザンディてw
さて、付喪神を積極的に捕まえる気が無いので動きに悩むわけだが。
目標の一つだった各務さん遭遇は果たしたしなぁ。
後はヴァイスヴァルト女王に目通りはしておきたいところか。
でもレトに会うのも面白そうではある。
レトの方はロスリンでも接触してみたいのだよなぁ…。
とりあえず明日にしよう眠い。
― 湖上庭園 ―
[宮殿内は付喪神捕獲の邪魔になりそうだったから、私は再び湖上庭園の一つに出た。
ここに居ても付喪神は出て来そうだったが、中よりは少ないだろう]
そう言えば、あの時の傘はどこへ行ったのだろうな。
[他の者を驚かせて回っているのだろうか、などと考えながら視線を巡らせていると、渡り廊下の屋根の上に人影>>1:78を見つけた。
器用に屋根の上を駆けているのをしばらく眺める]
身軽なものだな。
[そう言えば合同事業を共にした半妖の青年もかなり身軽であったな。
あれだけの動きが出来るならば、彼もアヤカシの血を持つ者なのだろうか。
彼が魔精霊と呼ばれる存在であることを知らぬ私は、そんなことを考えながらしばらく彼に視線を注いでいた**]
シンシャ王国第一王子 カナンは、ランダム を投票先に選びました。
― 湖上庭園 ―
[視線を投げていた人物が私の方へと跳躍してくる>>6。
その身軽さから私は彼をますますアヤカシの血を持つ者として見ていた]
……白坊?
[投げかけられた言葉>>7には覚えが無い。
疑問を浮かべていると、相手からその人物についての説明が入った。
例の合同事業で苦楽を共にした青年を意味しているとのことだった]
そうか、彼と知り合いだったか。
彼は壮健かな?
ここに着いてからはまだ会うことが出来なくてね。
私はシンシャ王国第一王子、カナン・ユウゲツだ。
よろしく見知りおき願う、シェンラン殿。
[相手の名乗りに私も名乗り、握手を求める]
王宮内に居ては邪魔になるかと思ったのでな。
言ってしまえば、避難して来たのだ。
[問いに対してはやや軽さを交えた言葉で返した]
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見直すと口調定まってないなぁ…。
ロスリンは勝手に動くタイプだから楽なんだがな。
カナンはキャラが降りてきてないかも知れん。
― 湖上庭園 ―
海上警護か…では式典が終わるまでは会えそうにないな。
元気そうで何よりだ。
[半妖の青年の近況を聞いて、思わす笑みが零れる。
きっと警備しながら欠伸などしているのだろうな。
更に突っ込まれている様子まで容易に想像出来る。
握手には幾許かの間があったが、レトは距離を詰めて応じてくれた>>21。
……随分と冷たいな。
アヤカシの血の影響か何かなのだろうか。
不思議には思ったが、改めて口にすることでも無いと私は考え、問いかけはしなかった。
けれど、不思議そうに握手した手を見遣る仕草は隠せていない]
あぁ。
一度、空を舞う古書を捕まえはしたんだが、逃がしてしまったしな。
[各務さんとの会話の末に逃がした、が正しいが、あのまま所持していてもいずれ逃げられていた気がするため、大して差はあるまい。
付喪神対策についてはレトの言葉に同意の首肯をし、あまり変わらない、と言う彼の言葉に笑いながら「そうなのか」と返した]
[そんな会話の中、レトの視線が私の顔に突き刺さるような感覚を受ける]
…私の顔に何かついているかい?
[観察するような視線>>22に、私は首を傾げ問いかけた]
― 湖上庭園 ―
あぁ、その時を楽しみにするとするよ。
[大将>>32、と言うのが誰かは直ぐには思い浮かばなかったが、半妖の青年の上司であるのは確かだろうな。
何はともあれ、式典が終わるまで待つとしよう]
何かあってはいけないから追いかけているのだろう。
大切なものがどこかに行ってしまったら慌てもするさ。
[想いを募らせて動き出すのなら、大切にされたものがほとんどだろう。
レトの話>>33を聞きながら、私は推測していたことを口にする。
それにしても、達観しているとでも言うのだろうか。
レトの思考は付喪神を追いかけている人達と少し異なっているように思う。
けれど付喪神側の思考ともまた違う。
何だろうな、この僅かな違和感は]
[問いかけには否定>>34が返った。
けれど続く言葉に私は一度眼を瞬かせる]
持ち上げるなど……何の話をしたのやら。
この騒動が起きていなかったら、と言うことは。
普段はこの王宮には居ないのか?
[未だレトの正体を知らぬ私はまた別の問いを投げかけた]
― 湖上庭園 ―
そうだろう?
必死にもなるだろうさ。
[理解を得られた>>41ことに私は笑みを返した。
しかしやはり違和感は拭えない。
どこかもやもやとしたものを抱えたまま会話をしていると、その理由の欠片となりそうな言葉>>42が齎された]
その姿をしていない…?
君は、半妖では無いのか?
[半妖の青年が何を持ち上げていたのかも気になったのだが、それよりも気になる単語が出て来てしまい、聞きそびれてしまう。
思い込んでいた事柄を口にして、私は何度か瞳を瞬いた]
― 湖上庭園 ―
『半分アヤカシ』…?
[半妖ではなく、半分アヤカシ。
楽しげに言うレトの様子>>45に、私の頭は混乱していた]
いや、余りに軽がると屋根を駆けたり飛び跳ねたりしていたものだから、彼の青年のように半妖だと思っていたのだ。
そうではないとなると……君は、一体。
[私は精霊に精通しているわけでもなかったから、全く予想が出来ずに居た]
― 湖上庭園 ―
人間でも、と言うか…。
何と言うのだろうな、身のこなしが違うように見えたのだ。
[>>48 そこは感覚的なものであるため、上手く言葉に出来ず私は少し困ったような表情をした]
ユウレン王については、噂はかねがね。
騎竜師でもあられるのだから、身体能力が高いのは道理だろう。
[どんな噂かと言われれば、中央で行われていた騎竜師の大会等の表立ったものに限るが、その実力は私の耳にも届いている。
ただ、私は王としての彼しか直接お目にかかれたことが無いため、評するにも推測でしか言えなかった]
[そんな会話の最中、楽しげにしていたレトの表情が一変する>>49。
告げられた内容は私でも伝承として耳にしているもの。
彼の見せる冷たさを含む表情と、先程感じた手の温度が重なり、私の中にすとんと落ちた]
……君が私を騙す利点はあるかい?
なるほど、伝承に在る魔精霊なら、これまでの会話も合点がいく。
[付喪神に対する態度も然り。
人ではなく、アヤカシともまた違った態度であったのはそのためか、と私は一人納得する。
正体を告げた後に再び一変した表情>>50と共に投げられた問いには、信じることを示唆する言葉を紡ぎ、私は笑った**]
― 湖上庭園 ―
頻繁に使う機会があるのも困りものだと思うのだが…。
[噂を聞く限りは動き回ることが好きなようだから、そんな思い>>57になるのは分からないでもないけれど。
王が出る事態にならないのが一番であるため、私は話を聞いて思わず苦笑していた]
[騙す利点がないわけではない>>58と聞いて、私は「そうなのか?」と軽く返す。
次いで、正体を明かして恐れ戦かれるかと期待していたらしいと聞き、私は伝承についてを思い出した]
伝承に於いては、私の祖先と強く対立していたのだったか。
如何に言い伝えられていようと、私にとっては遥か彼方の出来事。
世は移り、新たなる変化も齎されている。
君とて、かつてのまま、と言うわけではないのではないか?
[本質は変わらぬとしても、取り巻く環境が変われば僅かなりとも変化はあるはず。
少なくとも、目の前に居る人物が今、私と敵対するようには見えなかった]
過去に囚われて一方的に君を敵対視する気は無いよ。
私は、私自身の眼で見たものを信じる。
[言い切って相手の反応を見た後、話題を変えるように前置かれた言葉>>59に、私は意識を切り替える]
違和感?
私にとっては目の前で繰り広げられる光景自体が違和感のようなものだからな…。
これと言って気付いたものは…──
[無い、と言おうとしたその時。
私の腰に在る雷霆丸が何かを訴えるように小刻みに振動した]
……………
[言葉を途切れさせたまま、しばし沈黙が落ちる]
[確かに私は怪異には疎い。
知らぬうちに何かが起きていても気付き難いだろう。
私自身に起きていても気付かない可能性は大いにある]
……えぇと。
[動かないと思っていた雷霆丸に意思が宿っている可能性に驚くべきなのか、私自身に影響が起きていることに驚くべきなのか。
もしかすると私にではなく、雷霆丸に影響が出ているのかもしれない。
様々考えてしまったために驚くよりも混乱が先に出て来た]
詳細は分からないが、『何か』は起きているようだ。
[返すことが出来たのはとても曖昧な言葉]
― 湖上庭園 ―
[ユウレン王周りに関して>>67は、そうだな、と苦笑を維持して。
祖先とのあれこれ>>68についても少しだけ苦笑が零れた。
建国時から女王が立つことになっているが、その理由の一端がそこにある気がしたからだ]
古参は頭が固いからなぁ…。
国も世界も、いつまでも昔のままじゃあないのに。
[年寄り連中の話題になると、ついいつも思っている愚痴が零れ落ちた。
本当に彼らは言葉で言っても伝わらない。
頑なに自分達の考えが正しいと信じ込み、聞く耳を持たないことも多々ある。
そんなことを考えていたら、いつの間にか表情が半目になってしまっていた]
君も何か異変が?
これもまた、何かしでかしたと言う者の仕業なのかな…。
[ぽつ、と呟いて視線を雷霆丸へと落とす。
今はもう何の反応も無い]
他にも影響があるかは、確かめた方が良いだろうね。
何かしら解決法が見えてくるかもしれない。
[頭を掻くレトに視線を戻しながら、私は同意を示した]
― 湖上庭園 ―
[簡単には変わらない>>79、それも分かる部分ではあるのだが。
変化を望む側としては、もどかしいことこの上ない。
とは言え、ここで問答しても仕方が無いことであるため、この話題はそれで打ち切り。
力の大元についてをレトから聞いた>>80]
色々と絡み合っている、か…。
その辺りの精査に関しては私は力になれないな。
……雲外鏡?
あぁ、各務さんか。
[各務さんと何か因縁でもあるのだろうか。
分かりやすく会いたくなさそうな様子に疑問は浮かんだが、事態収拾を差し置いて会いたくない、と意地を張ることもあるまい]
承知した、何が起きてもおかしくはない、と心に留めておこう。
そちらも気を付けて。
[中へと向かうレト>>81に返して、その姿を見送った]
― 湖上庭園 ―
あぁ、少し前に。
…元は、精霊?
………そうか、それで。
[レトの言葉>>84で抱いていた疑問が一つ解けていく。
本人からは得られなかった答えを意外なところで得た]
妖精っぽいとは感じ取っていたようだよ。
[感じるところ、にはそう返し、続く声>>85は是を返しておく。
来た時のように湖面の岩を跳び行くレトの動きは変わらず軽やかだ。
あっという間に離れて行った相手の姿が見えなくなると、私は息を吐きながら空を見上げた]
…全てが終わった後に、更に会合がありそうかな。
[事態の収拾、式典の開催。
それらを終えた後に、今回のことについての話し合いが為されそうな予感がする]
……外交はそこまで得意ではないのだがなぁ。
[視線を下へと戻して頭を掻く。
母であるシンシャ女王ならば、ここぞとばかりに吹っかけるのだろうが…。
少しだけ気を重くしながら、私は小さく息を吐いた]
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