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― 自室、ベッドの中 ―
[最初に、優しくしてくれたのが嬉しかった。
不安だったときに優しくしてくれた人が、ネットの向こう、自分が一方的に知っていた人で、浮かれてしまったのかもしれない。
──歌が、聞きたかったんだ。もっと。
これは、どういう気持ちなんだろう。
暗闇に包まれて、考える]
迷子の商人 イェンスは、ランダム を投票先に選びました。
/*
>>1:77がホント、イェンス勝手に動いてたから、自分でも予想外でどうしようかと…。何襲ってんだよ…!!
……取り敢えず寝よう。
*/
[ふるりと瞼を揺らし、ゆっくりと目を開く。
潜り込んだまま顔は出さずに、耳だけをシーツから出して、辺りの気配を伺う。
誰かの気配があるのなら、耳を揺らして、下手な寝たふりをするだろう。
既に誰の気配も無いと判断したなら、そろりとベッドから抜け出して、洗面台へ向かうだろう。
鏡を見て、酷い顔だなと自嘲して、冷たい水で顔を洗う。
──ジークに謝りに行こう。
取り返しのつかないことをしてしまった自覚はあるけど、せめて一言謝りたい。
そう決意して、ジークを探しに部屋の外へ。まずはジークの部屋へ向かって、扉を控え目なノックするだろう]
[ふるりと瞼を揺らし、ゆっくりと目を開く。
潜り込んだまま顔は出さずに、耳だけをシーツから出して、辺りの気配を伺う。
誰かの気配があるのなら、耳を揺らして、下手な寝たふりをするだろう。
既に誰の気配も無いと判断したなら、ベッドから抜け出して、洗面台へ向かうだろう。
鏡を見て、酷い顔だなと自嘲して、冷たい水で顔を洗う。
──ジークに謝りに行こう。
取り返しのつかないことをしてしまった自覚はあるけれど、せめて一言謝りたい。
そう決意して、ジークを探しに部屋の外へ。まずはジークの部屋へ向かって、扉を控え目にノックして。少し待って、何も反応が無ければ船の中、ジークを見つけるまで虱潰しに歩き回るだろう]
/*
不意打ちで薬飲ませて無理やり自分の物にしようとしたことに罪悪感いっぱいだよ!!
なんでこんな重い奴になったんや…[頭抱え]
*/
[声をかけられて>>11、バッと勢いよく声の方へ顔を上げた。声をかけてきた人物がシュナウザーだと確認すると、ホッとしたように息を吐いた]
あぁ、酷い顔だろ…。
[力無く笑って視線を彷徨わせて、何度か口を開きかけては閉じるを繰り返し、暫くたって漸く話出した]
──俺は人として、してはいけないことをやってしまったんだ…。
ジークを知っているか?背の高い、銀色の髪の男だ。もし見かけたら教えてくれないだろうか?
[心配そうに自分を見るその視線が、今は酷く痛く感じた。
目線を逸らして、自分の表情が見られないように俯いて。
謝らなくちゃいけないんだ、と呟いた]
どうしてそういうことをしたのか、か…。
[ポツリ、呟いて]
──きちんと、全部言うよ。
[励ますように優しく背中を叩かれて>>13。顔を上げて、
ありがとう、と一言お礼を言って泣きそうな顔で微笑んだ]
心配かけてすまない。
もう少し、向こうの方も探しに行ってくる。
[また後でと手を振って、廊下の向こうへ歩き始めた*]
[笑い声が聞こえて振り返る。
逢いたいと思っていた相手がそこに見えた。
言いたいことは色々あったはずなのに、いざ目の前にすると、頭が真っ白になった。
そんなとき、ジークの問いが聞こえて。
ローゼンさんから、俺が割り当てられたのは
どんな心境で、ジークに薬を飲ませたのか
──あの薬を飲んだジークが、どうなって、しまうの、か。
息がし辛かった。震えそうになる声を必死で抑えて、口を開く]
俺が、ローゼンさんに割り当てられたのは、絆を結んで、運命を変質させる…そんな役だ。
運命なんて、そんな大事なものを俺が勝手に変えてしまって良いのか、俺はとても悩んだ。
ジークが飲んだ薬、あれは婆さんが作った魔法薬で、飲ませた相手に恋をする、らしい。
詳しいことは俺も知らない、知らないけど、どうしたら効果が切れるのか、婆さんなら知ってる筈だから、この船旅が終わったらすぐに聞くから、だから…──
[ヒュッと息を吸い込んで、ジークを見上げる]
今だけで良いから…、俺を好きで居て欲しい……っ!
ジークの声を、もっと、近くで聞いて居たいと思ってしまったんだ……。
[懺悔にも似た、懇願するような声だった]
/*
ここで一つの問題が発生。
右っぽい、までならあるけど完全に右は初めてかつ、えっとえっと、【エロル初めてCO】
エロルは殴り合いという格言を思い出すんだ…!!
*/
そ、──っ!
[そんな事じゃない、そんな軽いものじゃない、と否定の言葉はふいに重なったジークの唇に飲み込まれて。
一体何が起きたのかを理解する前に、柔らかくあたたかい何かが唇を割って侵入する。
驚き身体が跳ねて、思わず綴るように服を掴んだ。
口内を荒らしている物がジークの舌だと、混乱する頭で理解すると何かがぞくりと込み上げて来て。
目を閉じて舌の感覚に集中すると、喉の奥に留まるような、そんな声にならない声が時折漏れた。
そうして、暫くたって離れていった唇に少しの寂しさを感じつつ。ゆっくりと目を開けて、口の中に残るどちらの物とも分からない唾液をゴクリと飲み込む]
[酔ったような、はっきりしない頭で状況を整理しようとしているときに、聞こえたジークの言葉に目を見開いた]
なっ、え…!?
[ジークが自分を選んでくれていたという事実に、期待するように胸が高鳴った。
──そういう意味では無いかもしれない、と自戒しながら。
それでも今は、同じ気持ちなんだと思うと、思わず涙がひと粒こぼれ落ちた]
ありがとう、ジーク…。
[罪悪感を心の奥へしまい込んで。せめて今だけは夢を見させて欲しいから、こぼれ落ちた涙は嬉しさからだと自分に言い聞かせて誤魔化すように抱き付いた]
/*
イェンスが女々しい!!これ気を付けないと窓にこもるやーつー!!
そしてこれはまだエロルじゃないね、大丈夫だ。
ツンデレしたかったのに、イェンスがヤンデレデレでつらい。あと受け身ってどうしたら良いか分からない。
しかし罪悪感だらけのこのイェンスがこれ以上自分から迫れる筈も無く…!!
*/
/*
とりあえず、表に顔出すために表でもジークに謝ろう。
そしたら表で普通に他の人とも話せる。(表面上は)
*/
― 図書室 ―
[どれだけ船内を歩き回っただろうか。
スマートフォンに表示させた地図を頼りに探し回って、もしかして避けられているのだろうかという不安が頭を過ぎる。
半分諦めながら、扉に手をかけ中を覗き込むと奥の方に銀色が見えた。
静かな夜の図書室に、目当ての人物は居た]
あ、……ジー、ク。
[一瞬、逃げたくなってしまった足をその場に踏みとどめて、そして近くへ歩んで声をかける。
彼が気付いて振り返ったなら、その瞬間に頭を深く下げて、
すまない!!
と大きな声で謝罪をするだろう。
そうして頭を下げたまま、再び口を開いて]
本当に、すまない。あの時、俺は少しおかしかった。
その、本当に迷惑をかけてしまい…!
…ゆ、許しては、貰えないだろうか?
[頭を下げたまま、次々と出てくる言葉>>31がグサリと心にささる]
うっ…!…うぅ"!
[遂にはうわぁああ、とその場に頭を抱えて崩れ落ち、震える声でもう一度
申し訳ない、と呟いた後がばりと頭を上げて矢継ぎ早に話し出した]
あの、その、これからジークの望むだけ、喉の薬を作って送る!他に欲しい魔法薬があれば、俺の用意出来る範囲なら用意するし、あぁ、他、他に何か…!
[視線を彷徨わせながら、他に自分に出来ることは何だろうと考える。相手は反応を楽しんでいるということに、気付いてはいないようだ]
[背中へ回された腕の温もりに幸せを感じていると、睫毛を舐められて、ふいの慣れない感触に思わず
う、と小さな声が漏れた。
泣くつもりはなかったし、…我慢はしなくていい、と言いかけて言葉を飲み込む。
──ジークが正気に戻ったとき、思い出して不快に思うんじゃないか。
そんなことが頭を過ぎった。
キスの時点でアウトかもしれないけれど、戯れで済む程度でいようと、そう考えて]
べ、つに泣くつもりはなかったし、俺は可愛くないぞ…。
[本心を隠すように俯いて、頭をこすりつけながらそう言った。
そのままの体制でジークの自分は背信者だという告白を聞いて、案外律儀な人だなぁと少し笑いが込み上げた]
はは、人の事を真面目だなんだと言うが、ジークこそ隠し事が嫌だなんて、真面目じゃないか。
は、ふふ。
ああ、そうだ、気付いてるとは思うが俺には此処以外何もないと伝えておこう。
今の俺はもう、ジークと絆があるだけの只の人だ。
[いきなりの笑い声>>34に驚いてジークを見た。
そして少し考えて漸く、からかわれて居たのだと気付いてカァッと頬を赤く染めた]
なっ、ジーク…!!
[怒鳴りかけるも、元々の原因は自分だと思い直し、ジークの謝罪には気にするなと一言返した。
なかなか笑いが収まらぬ様子に、恥ずかしさから
あぁクソ、と心の中で悪態をついて、時間が過ぎ去るのを静かに待った]
喉、治ったのか。…ど、う、いたしまして。
[その治った理由が昨日のあの事件だというのだから、複雑な気分でお礼の言葉を受け取り。
差し伸べられた手に、ため息をつきながら手を伸ばして立ち上がり、誘われるままに隣へ座った]
そういえば、何を読んでいたんだ?
[なんて聞きながら、先ほどまで読んでいたであろう本を覗き込んだ]
[頭を撫でられ>>37、耳を不満げにピクピクと動かし、
おいそれ二度目だぞ、癖か?子ども扱いか?
なんてムッスリと。
聞こえた「狼獣人」の言葉に一瞬身体が固まる。
思い出すのは、ローゼンさんからのメッセージだった]
ローゼンさんの、あのメッセージ…何なんだろうな。
この船に、狼獣人に見える人なんて、
[そこまで言って、向けられたページを見て言葉が止まった]
は、なんだよ、これ。
…俺達も狼獣人になるかもしれない、ってことか?
[衝撃に顔を歪めて、ジークを見上げた]
[不安そうに覗き込むジークに、うっ、と声が詰まり]
……き、気持ち悪いなんて!思う訳ないだろ馬鹿っ!!
[思わず、本音が爆発した]
そもそも!その薬を無理やりジークに飲ませたのは俺だ!原因は全部っ、俺で!
だからっ、ジークがそんな心配する理由なんて、ないだろう!心配なのは、俺の方だ…!
今は気持ち悪くなくても、きっと後で後悔、するんだぞ…。
[耳をピンと立てて怒鳴るような勢いで言葉を口にしていた。
段々冷静になって、声は小さく、耳も下がっていくけれど、言い切るまでは止まらず。ああまたやってしまった、と落ち込んだ]
[子どものようなキスが振ってきて、それがまるで、愛おしげなキスに感じてしまって、先程の深いモノより恥ずかしく思えた。
もうどんな顔をすればいいのか分からなくなって、ただただ頬を赤く染めてジークの顔を睨み付けた]
真面目な人は自制心がある、なら、俺も真面目じゃないぞ。
あの行動も、今も、まるで自制心なんか無いじゃないか。
[自分よりもデカい男が、上目遣いで此方を見ている。
この人は、どれだけ俺の心を揺さぶる気なんだろう。頭を抱えたくなるが、それを耐えて]
こ、恋人、だ…!ジークの…!
[搾り出すような声でそう言った]
[もう何を言っても無駄だと悟り、されるがままに撫でられ。
耳の根元のこそばゆさに頭をフルフルと振った]
[独壇場、その言葉に考え込むように視線を落とし、本を見やる。
狼獣人にかじられると同じく狼獣人や、狼獣人へ従う者になる事がある…。それならば、]
この船の上で無事でいるには、このどちらかに該当していなきゃ駄目って、こと、か…?
[ローゼンさんは何を考えて居るのだろう。ゾワリと訳の分からない恐怖を感じて、耳の毛が逆立った**]
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